横向きに寝ると腕がしびれる人は多くいます。
しかし、病院や整体に行っても治らない人は多くいます。
実際に病院や整体で、
- 寝方が悪い
- 筋肉が硬い
- 神経が圧迫されている
などと言われ、いろいろな治療をすると思いますが、結局治らない人が多いです。
なぜ?横向きに寝ると腕がしびれる症状は治らない人が多いのでしょうか?
それは、寝方や筋肉の硬さ以外に根本的な問題が隠れている人が多いからです。
これに気づかないとずっと治らない治療を続ける事になり、時間もお金も無駄にしてしまいます。
これは本当にもったいないですし、私たちも今までそのような人をたくさん見てきました。
もっと早く当院に来ていれば、もっと早く、無駄なお金を使わずにすんだのに・・
そのように強く思うため、この記事で横向きに寝ると腕がしびれる原因や治し方について解説していきます。
横向きに寝ると腕がしびれる時に考えられる病気

横向きに寝ると腕がしびれる人が病院に行くと、以下の診断をされる事が多いです。
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頸椎症性神経根症
- 胸郭出口症候群
もちろん、これだけでなく、頸肩腕症候群や手根管症候群などと診断される人もいます。
1.頚椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは首の骨の間にある椎間板というクッションに負担がかかる事で、しびれを引き起こします。
背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が主に加齢変化により後方に飛び出すことによって起こります。30~50歳代に多く、しばしば誘因なく発症します。
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2.頸椎症性神経根症
頸椎症性神経根症は、首の骨から出ている神経が圧迫される事でしびれが出ます。
加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、脊髄からわかれて上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。
この首の神経は、首を横に倒す時に圧迫されやすくなるため、横向きに寝ると腕がしびれるやすくなります。
3.胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は、首の横にある筋肉の間を通る神経や血管が圧迫されたりする事で症状が出ます。
首の横にある神経は、首を右に倒すと圧迫されやすくなるため、横向きに寝ると腕がしびれやすくなります。
上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
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横向きに寝ると腕がしびれる原因

ここまでは横向きに寝ると腕がしびれる時に考えられる疾患名について解説をしました。
今まで、横向きに寝ると腕がしびれる原因はヘルニアだったり神経が圧迫されていると考えられてきましたが、近年になってヘルニアなどの問題があっても痛みやしびれにはほとんど関係してない事がわかって来ています。
実際に、これは腰の椎間板のデータですが、痛みがない人でも椎間板に問題が起きている人はたくさんいます。
- 20代では37%
- 50代では80%
- 80代では96%
繰り返しになりますが、これは痛みがない人のデータです。
痛みがなくても椎間板に問題があるのが普通なんです。
つまり、レントゲンやMRIで見つかるような問題は、症状に直結していない事が多いんです。
なので、ヘルニアなどを手術しても治らない人はとても多いです。
でも、何が本当の原因なのでしょうか?
それは、筋膜である事がわかってきています。
筋膜がしびれの本当の原因?
筋膜は名前の通り、筋肉を包んでいる膜です。

しかし、実は筋膜は神経も包んでいるんです。
ですので、筋膜が硬くなっている人は筋肉の問題はもちろん起こりますが、神経の問題も起こりやすくなります。
もちろんしびれも起こります。
ですので、横向きに寝ると腕がしびれる人で筋膜が原因になっている人も多いんです。
筋膜が硬くなる原因
では、筋膜はなぜ硬くなってしまうのでしょうか?
それは、今までの人生で経験した不調や痛みなどが関係しています。
具体的には、過去に以下のような事を1度でも経験していれば、その場所の筋膜は硬くなっています。
それは、10年前だろうが20年前だろうが同じです。
- 骨折やヒビ
- 何かしらの手術
- 肩こり・腰痛
- 肩や肘、手首の痛み
- 喘息
- 気管支炎
- 肺炎
- 盲腸
- 十二指腸潰瘍
- 胃腸炎
- 逆流性食道炎
もしくは何かしらの運動やスポーツで体を使いすぎたりしている場合などです。
これらを1つでも経験していると、その場所の筋膜は硬くなり繋がっている腕や首の問題を引き起こすので、横向きに寝ると腕がしびれる症状が出やすくなります。
なので、基本的には硬くなった筋膜をほぐす事が腕のしびれには効果的な事が多いです。
横向きに寝ると腕がしびれる時の対処法

横向きに寝ると腕がしびれる人は、筋膜をほぐす事で改善するケースが多くあります。
筋膜をほぐす場所は、あなたが昔不調を感じていた場所の周りを中心にやりましょう。
胸周りのマッサージ
以下の経験を1回でもした事がある人は、胸回りのマッサージをしましょう!
- 喘息
- 気管支炎
- 肺炎
- 盲腸
- 十二指腸潰瘍
- 胃腸炎
- 逆流性食道炎
胸回りは以下の場所が硬くなりやすいため、以下の場所を3〜5分くらいマッサージするようにしましょう。

腕のマッサージ
以下の経験を1回でもした事がある人は、腕のマッサージをしましょう!
- 骨折やヒビ
- 何かしらの手術
- 肩こり・腰痛
- 肩や肘、手首の痛み
腕のマッサージについては以下の動画でやる場所を解説しています。
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
それでも治らない時は
今回紹介した対処法で腕のしびれが改善する人もいれば、あまり変わらない人もいると思います。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
治らない病院や整体に行って無駄な時間やお金を使うのはもったいないですし、手術などの不安も抱えて欲しくないです。
実際に、当院には横向きに寝ると腕がしびれる人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内にしびれが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
あなたは、しびれが改善したら、
- どれだけ楽になりますか?
- すごい嬉しくありませんか?
- 気持的にも楽ですよね?
私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!