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姿勢が悪いを改善できない原因と治し方!

不良姿勢

こんばんは、理学療法士の資格を持った青山のパーソナルトレーナー木城です。

突然ですがこのように背中が丸まり、首や手が前に出た座り方でパソコンをしたりしていませんか?

 

この座り方を続けていると肩こりや腰痛の原因になります!

「それはわかってるんだけどねー」

「なかなか治せないのよねー」

そんな方が多いと思います。

 

私もそうでした。

わかっていても直らない。これには理由があります。

今日は不良姿勢の弊害と、直らない理由について書いていきたいと思います。

 

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悪い姿勢ってどんな姿勢?

たとえばこんな座り方してませんか?

不良姿勢2

オフィスでよく見かけるこの姿勢。

これが何故よくないかを知っていますか?

 

人間は本来、骨同士が重なり合って、骨が骨を支えています。

極端な話、筋肉や靭帯がなくても、骨だけあれば立っていられる、座っていられる、というのが理想です。

骨の上にしっかり骨が乗っかっていれば、よけいな筋肉は働きません。

筋肉は体を動かす時にだけ機能すればよいのです。

ですが、上写真のような座り方では、骨だけでは座っていられません。

もしこの姿勢のまま骨だけになると、まず首から上はそのまま床に落下してしまいます。

そこで、

頭の重さ×前に出た首の長さ(距離)

の力を肩甲骨や鎖骨から首にかけてついている筋肉達が支えています。

悪座位姿勢

常にこんな姿勢でいれば、そりゃあ肩もこります。

つっぱった筋肉が、神経や血管を絞扼することもあるでしょうし、頚椎の位置がズレることだってあるでしょう。

腰の後ろの靭帯は伸びっぱなしで、腰痛の原因にもなります。

崩れた姿勢で座ると腰痛になってしまう理由や、すでに痛みで困っている人に向けた対処法は以下の記事に記載しています。

 

他にもいろいろなところで弊害があります。

ここでは、とにかくこのような姿勢がよくないということだけわかっていただけたらと思います。

 

なぜこの姿勢なかなか治らないのでしょう?

肩こり

「姿勢が悪いのはわかってるけど、治らないから困ってるんだろ!」

この記事をご覧のみなさんは今こう思ったと思います。

 

そうなんです。

たいていの方は姿勢が悪いから肩がこったり、腰が痛くなることはわかっているんです。

でも治らない。それはなぜか?

姿勢がなかなか治らないのには大きく分けて3つの理由があります。

①筋節の増加と減少

ここからは少し専門的な話をさせていただきます。

筋節(サルコメア)

『筋節』とは筋肉を構成する細胞のようなもので、この筋節が縦にズラーっと並んで筋肉になります。

筋節の話はまたあとから出てくるので、とりあえず今は▲のことだけ覚えておいてください。

次に、

筋肉というのは伸ばされすぎている状態でも、縮まりすぎている状態でも、力を100%発揮できないようにできています。
※この力が発揮できないというのは体を動かす時の話です。

長さ張力曲線

▲の図を見ていただくと、筋の長さが100%の時、活動張力(動いているときの力)はピークを示していることがわかると思います。

逆に少しでも筋の長さが100%を上回ったり、下回ったりすると活動張力(動いているときの力)は100%発揮されません。

(静止張力というのは、止まっているときの力のことです。これは伸びていれば伸びているほど力が出ているのですが、今回はややこしいのでこれについては無視してください)

たとえば、▼の猫背のNさんの体を見てみてください。

猫背の人の筋肉

これがずっと続いているとすれば、猫背のNさんの胸の筋肉はおそらく縮まっていて、背中の筋肉はおそらく伸ばされていますよね?

そうすると、上で述べたように筋肉を動かすときに100%の力を発揮できなくなります。

それでは困ってしまいますね。

そこでさきほど説明した、『筋節』の数を体は勝手に調整するようになります。

たとえば猫背のNさんはもともとは姿勢がよくて、背中に100個、胸にも100個の筋節があったとします。

でもNさんはキャリアアップのために転職して、デスクワークの生活習慣になってしまいました。

すると首肩を前にして座る猫背の姿勢でいる時間が増えてきます。そしてそれがやがて定着してくると、

Nさんの胸の筋肉K君が

「俺の筋肉縮まってきて力出しづらいから、筋節30個減らそー!」

背中の筋肉Kちゃんは

「えー、私は逆に伸ばされて力はいらないから、筋節30個増やそー!」

と言って、力を維持するために、筋節の長さをそのままにして、筋節の量を減らしたり増やしたりします。

こうして筋節の量が胸70個、背中130個で筋節1つひとつの長さは変わらないという状態ができあがってしまいます。

こうなると今度はここでNさんがいくら猫背を意識だけで治そうと思っても、筋節の数自体が変わってしまっているのでなかなか戻りません。

見かけ上のいい姿勢は、今のNさんの筋節レベルで考えると、今度は長さが合わないということになるためです。

さっき胸70個、背中130個で長さ均等の状態にしてしまいましたから。

「じゃあ同じ時間いい姿勢にしてたらいいんですね?そうしたらまた筋節は数を調整してくれますよね?」

まあ理論上はそうかもしれません。

ただ、そんなにずっといい姿勢で仕事できますか?疲れませんか?集中できます?

むしろそれができないから猫背になったんだと思うんですよ。

なので、もちろん姿勢を意識することも大事ですが、このように1度猫背が定着してしまうとそれだけではなかなか治りません。

そこでこれを効率よく直すために運動やストレッチが必要なのです。これについてはまた後程書いていきます。

②筋膜がコリ固まっている(高密度化)

筋膜

筋膜は筋肉よりも表層にあり、全身をウエットスーツのように覆っている膜のことです。

最近やっとテレビで取り上げられるようになってきたので知っている方もいるかもしれません。

この『筋膜』が高密度化といって、簡単に言うとコリ固まった状態になることで姿勢を治しづらくしています。

筋膜による不良姿勢

ちょっとわかりずらくて申し訳ないのですが、この黒タイツが全身を覆っている筋膜だと思ってください。

ガムテープの部分が筋膜が固まっている部分です。

この状態で背中を伸ばそうとしても、筋膜がピーンと張ってしまい背中を伸ばしていられませんよね。

こういった筋膜のコリ固まりは、骨折や手術、筋肉の使い過ぎ、偏った姿勢などが原因で、どなたにでも起こる可能性があります。

③関節が固まっている(拘縮)

猫背のおばあちゃん

極端な話ですが▲のおばあちゃんの背中が本人が意識しただけでまっすぐになると思いますか?

おそらく難しいと思います。

 

トレーニングやストレッチをしてもなかなかきびしいでしょう。

 

それはなぜか?

高齢者は特に、関節自体が固まっているケースが多いです。

こうなってしまうと、筋肉や筋膜の硬さを取り除いても、関節自体が硬くて反ることが出来ないかもしれません。

 

これらの問題を解決して姿勢を改善するためには

姿勢を改善するためには、やみくもに腰を反って胸を張っているだけではダメで、上であげたような問題を一つひとつ改善していく必要があります。

①筋節が増加or減少してしまっている問題に対して

筋トレ

姿勢を改善するためには、筋節の減ってしまった筋肉には筋節を増やす必要があり、

逆に筋節の増加した筋肉は、筋節を減らす必要があります。

筋節を増やすためには

筋節を増やすためには、軽い負荷で長い時間、持続的に伸張刺激を与えなくてはなりません。

また、筋節は筋と腱の移行部(筋肉の端の方で骨とくっつくところ。例、アキレス腱等)で作られるといわれているので、そこを集中的かつ持続的にストレッチしていきます。

筋節を減らすためには

筋節を減らすためには、見かけ上長くなってしまった筋肉に対して、長い時間正しい収縮を持続させなければなりません。

一般的なものでは、ピラティスや正しいコアトレーニングなどを行うとよいと言われています。

②筋膜のコリ固まりに対して

筋膜のコリを解決する方法は大きく分けて2つあります。

自分で筋膜専用のセルフストレッチを行う

筋膜ストレッチ①筋膜ストレッチ②筋膜ストレッチ③

通常の筋肉を伸ばすストレッチでは、筋膜を正しく伸ばすことはできません。

筋膜を伸ばすためには、筋膜専用のストレッチが必要です!

筋膜のストレッチについて詳しく知りたい方は

首都大学東京理学療法士・医学博士の『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』を見ていただければよいかと思います。

 

また、当店では効果的に痛みを改善出来るよう、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。

2022/9/20 修正済みの画像
筋膜の専門家直伝の方法を、ぜひお試しください。

 

コリ固まった筋膜を取り除く施術を受ける

治療

自分で筋膜ストレッチをしたけどあまり成果がでないという方は、すでにコリが強すぎて伸ばすだけではコリを解消することができなくなってしまっている可能性があります。

そういった場合は、専門家の施術を受けた方が良いかもしれません。

 

実際どんな施術をするの?

どんな効果があるの?

なぜ痛みが取れるの?

など、施術についての疑問は下記の記事でお答えしています。

 

③関節が固まっている(拘縮)問題に対して

胸椎

関節が固まってしまっているケースは、自分で何とかしようと思っても難しいです。

関節というのは、ただ骨と骨が単独でくっついているだけではなく、

骨と骨は関節包という袋に包まれ、周囲には靭帯や神経、血管などさまざまなものが混在しています。

自分でむりやりグイグイ動かしたりするのは危険です。

そのため、1度近くの信頼できる専門家に相談することをおすすめします。

 

私のパーソナルサロンでは姿勢を本質的に改善する施術やトレーニングを行っています

セルフストレッチ

この記事を読んでくださっているみなさんは、自分の姿勢が悪いということは、すでに十分よくわかっているかと思います。

ですがなぜそうなってしまっているのか?本当の原因はなんなのか?何をすればよくなるのか?はあまりわからないという方が多いと思います。

私のサロンでは、理学療法士として培った知識・経験を総動員し、あなたの姿勢を分析します。

そしてあなたの姿勢が悪くなってしまった本当の原因を見つけ出し、あなたに最もあった姿勢改善方法をお伝えさせていただきます。

「とりあえずテレビや雑誌に載っている体操やストレッチをやってみたけど、なかなか姿勢が改善しない」

「整体やスポーツジムにも行ってみたけど、ほとんど成果が得られなかった」

という方、お役に立てるかもしれません。

姿勢改善をあきらめてしまう前に、一度私にご相談ください。


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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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