- 野球で肘を伸ばすと痛い・・
- 肘が痛くて投げにくい・・
野球で肘を伸ばすと痛くなる人は、病院や整体に行く事が多いですが治らない人が多くいます。
よく聞く話としては、以下の内容があります。
- 湿布をもらっただけ
- ストレッチを教わっただけ
- マッサージしてもらっただけ
- 休まないといけないと言われた
あなたはどうでしょうか?
同じような事をやってもらったり、言われた事がある人もいると思います。
そして、なかなか治らなくて困っている人が多いのが現状です。
しかし、それでは困りますよね、、
野球を早くやりたいですし、思いっきりボールが投げられるようなりたいと思います。
特に学生さんや社会人の人は野球ができる時間が限られているので、なるべく早く改善させてあげたいです。
そう思ってブログを書いている事もあり、当店には野球で肘を伸ばすと痛い人が来られます。
そして、多くの人は1〜3回程度の施術で痛みが改善して、思いっきりボールを投げられるようになっていきます。
特に当店に来るような人は他の病院や整体に行っても治らなかった人が多いため、私たちが嬉しいのはもちろん、お客さんも喜んで帰っていただける事が多いです。
ですので、この記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです!
野球で肘を伸ばすと痛い時に考えられる事

野球で肘を伸ばすと痛い人は、2つのパターンがあります。
- 肘の内側の痛み
- 肘の外側の痛み
1.肘の内側の痛み
学生などの若い人は、上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘)が考えられます。
子供に起こる障がいです。肘の内側の骨の出っ張り部分(内側上顆といいます)の成長軟骨が障がいされます。
引用:野球肘
高校生以上の人の場合は、内側側副靭帯損傷が考えられます。
通常高校生以上で起こります。投球時の「牽引力」により内側の靭帯が引っ張られて損傷します。
引用:野球肘
それ以外では、肘の内側にある筋肉が痛みを出している事が考えられます。
そして、現実では骨や靭帯の問題が明らかにある人よりも、明らかな問題はないけど肘の内側の痛みが治らない人が多くいる印象です。
2.肘の外側の痛み
肘の外側の痛みの場合も、肘の外側にある筋肉が痛みを出している人が多いですが、まれに離断性骨軟骨炎(上腕骨小頭障害)と言う肘の軟骨が剥がれてしまって問題を起こしている人もいます。
年齢は10代に多く起こり、ひどくなると手術が必要になるケースもあります。
ひどくなると関節軟骨の一部がはがれて関節ネズミとなったり、肘が変形して動きが悪くなったりします。初期に発見されれば投球禁止で治り、手術はしなくてもすむ場合が多いのですが、末期になると手術が必要となり、手術をしても肘の動きの制限や変形が残ってしまうこともあります。
引用:野球肘
しかし、基本的には肘の外側の筋肉が問題になっているケースが多いので、安心してください。
野球で肘を伸ばすと痛い時の原因

野球で肘を伸ばすと痛い時の原因としては、以下の3つが一般的に言われています。
- 使いすぎ
- フォームが悪い
- 筋肉が硬い
1.使いすぎ
現代では少しだけましになってきてはいますが、まだまだ投げすぎな人が多いです。
特に、ピッチャーやキャッチャーなどはチーム事情もあって、1人の人がたくさん投げなければならない事が多いため、肘を痛めてしまう人が多くいます。
実際に、学生でも試合で100球以上投げてしまっている人は多くいますが、これは投げすぎと考えられています。
スポーツドクターなどが所属する日本臨床スポーツ医学会では【青少年の野球障害に対する提言】として「全力投球数は、小学生では1日50球以内、試合を含めて週200球をこえないこと。中学生では1日70球以内、週350球をこえないこと。」という見解を示しています。
2.フォームが悪い
肘を伸ばすと痛い人は、ボールを投げるフォームが悪い人が一定数います。
具体的には手投げであったり、開きが早い人です。
と言うのも、ボールを投げる時に使う筋肉は、肘の内側についているため、手投げなどで腕の力を過剰に使っている場合は腕の筋肉が硬くなりやすく、肘を痛める可能性が高いです。
しかし、ボールを投げるフォームが悪くても肘が痛くならない人も多くいるため、フォームはあくまで1つの要因で根本的な原因とは言えません。
3.筋肉が硬い
先ほども少し言いましたが、ボールを投げる時に力が入る筋肉はほとんどが肘の内側についています。
ですので、ボールを投げる時は肘の内側にある筋肉に負担がかかりやすくなり、どうしても筋肉が硬くなってしまう人が多いです。
かと言って、学生ではストレッチやマッサージを入念に行う習慣がない事が多いため、どうしても肘の内側の筋肉が硬くなりやすくなります。
その結果、肘を伸ばすと硬い筋肉が痛みを出しやすくなってしまうんです。
治りが悪い人は筋膜が原因?

ここまでは、野球で肘を伸ばすと痛い時の3つの原因について話しましたが、この3つの原因を改善しても肘の痛みが改善しない人も多くいます。
- 使いすぎ
- フォームが悪い
- 筋肉が硬い
しかし、なぜこの3つの原因を改善しても治らない人がいるのでしょうか?
それは、この3つが根本的な原因ではない人がいるからです。
逆に言いますと、この3つに当てはまる人でも肘が痛くない人はたくさんいるのが現実です。
では、この3つが根本的な原因ではない人は、何が原因なのでしょうか?
それが、筋膜です。
肘の伸ばすと痛いのは筋膜が原因?
最近になって、筋膜が肘の痛みに影響している人がいる事がわかってきています。
筋膜というのは、筋肉や靭帯を包むようにして全身繋がっている組織です。
そのため、今までは筋肉や靭帯が痛みを出していると考えられてきた痛みも、実は筋膜の硬さが根本に隠れている人もいるんです。
それだけでなく、筋膜は全身に繋がっているため、どこかの筋膜が硬くなる事で繋がっている肘にも悪影響を及ぼします。

具体的には、
- 手首
- 肩
- 胸
- 背中
などの筋膜が硬くても肘と繋がっているため、肘に痛みを出して野球肘の痛みになります。
昔は筋肉の硬さやフォーム、体の使い方が原因と考えられていた野球肘も、近年では全身に繋がっている筋膜が根本的な原因である人が多い事がわかってきています。
実際に、当院は日本でも最大級で最先端の筋膜の施術をしている整体ですので、全国から様々な人が来られています。
その中に、野球肘の選手もおり、多くの選手は筋膜をほぐす事で痛みが改善します。
もちろん、全員が筋膜が原因とは言えません。
しかし、肘を伸ばした時に痛い症状がなかなか治らない人は、筋膜が悪さをしている人が多い印象です。
そう言われてもイメージしにくいと思いますので、実際に肘の痛みの原因が筋膜だった男性の改善例を紹介します。
野球で肘を伸ばすと痛いK君の実例

今回紹介するK君は、肘を伸ばすと痛みが出る症状が半年治っていない選手です。
K君の詳細
K君は高校野球のピッチャーで、毎週2試合を投げているピッチャーです。
今までは肘が痛くなったことはなかったみたいなのですが、半年前くらいから少しずつ痛みが出てきてだんだん痛みが強くなってきているとのことです。
そして、現在はあまりボールを投げないようにしているとのことですが、肘の痛みは治っていないみたいです。
今までいろいろな病院や整体などに行ったりして色々な治療を受けてきたみたいですが、ほとんど痛みは変わっていないみたいです。
ですので、まずはK君の体で筋膜が硬い場所がないか調べていきました。
K君の筋膜を調べた結果
実際にK君の筋膜を調べた結果、以下の場所で筋膜の硬さが見つかりました。
- 手首
- 腕
- 胸
- 首

このように、野球肘と言っても筋膜の硬さは手首〜首まであります。
この場合は、肘が痛いからと言って肘だけにアプローチしても治らない事が多く、肘と繋がっている硬い筋膜をほぐす必要があります。
ですので、施術ではこの硬い筋膜をほぐしていきます。
その結果、1回目の施術で痛みが7割減りました。
しかし、まだ筋膜の硬さが残っている事もあり、痛みが3割残っています。
そして、2回目の施術は1週間後にしました。
2回目の施術では、残っている筋膜の硬さをほぐしました。
その結果、思いっきり投げても痛くない状態までK君は回復しました。
K君は喜びつつも、当院の施術を不思議がっていましたね。
でも、野球肘に限らず多くの人が筋膜をほぐす事で痛みが改善しています。
具体的には、1〜3回以内に痛みが改善するケースが多いです。
多くの高校球児は休みが少ないですし、練習も休めません。
なので、当院のように早い期間や少ない回数で改善できる整体は助かるみたいです。
ですので、当院は他院で治らない人以外にも、なるべく早く治したい人もたくさん来られています。
あなたも他院で治らないのであれば、当院の最新の施術を受けてみてください。
基本的に早ければ早いほど治りやすいため、長引かせずに早めに改善する方がいいです。
ですので、当日あなたに会える事を楽しみにしております。