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生理前に腰痛が必ずひどくなる女性の改善事例

 
生理前のひどい腰痛改善事例
この記事を書いている人 - WRITER -
木城拓也
理学療法士の国家資格を保有しています。 2011/4〜2014/ 3まで『医療法人社団慶優会 増本整形外科クリニック』、2014/12〜2017/12まで『医療法人社団明由会 今給黎整形外科クリニック』で理学療法士として勤務していました。 イタリアの医者と理学療法士が考案した『筋膜マニピュレーション』という国際コースを2016年8月に全て修了しています。 2018年10月より『青山筋膜整体 理学BODY』を開業し、筋膜調整により体の痛みで悩んでいる方に施術を行なっています。
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生理前になると腰痛がひどくて

仰向けで寝ているだけで痛いんですよ・・・

なんとかなりませんか?

そんな相談をされることがあります。

正直私は男なので生理痛やそれに関する痛みを体験したことはありません。

ただ、セラピストとしてそういった女性の体の痛みとは日々向き合っています。

その中で最近施術をさせてもらった友人から、改善事例としてブログに載せて良いと許可をもらったので、今回は

『生理前にひどくなる腰痛』

に対して施術を行った話を掘り下げて書いていきます。

一般的に言われている生理前に腰痛がひどくなる原因

Kさんの話に入る前に、ここでは生理前に腰痛がひどくなることに対して一般的に言われている原因について書いていきます。

ホルモンバランスが乱れる

生理前になると、『プロゲステロン(黄体ホルモン)』と『エストロゲン(卵胞ホルモン)』の2つの女性ホルモンの分泌量が入れ替わるのですが、その時に体のバランスが崩れやすくなります。

ホルモンバランスが乱れると月経前症候群(PMS)が引き起こされて、その症状の1つとして腰痛が現れることがあります。

血液循環が不足する

生理前は子宮に血液が集中するので、体や特に骨盤内の血行が悪くなってしまいます。

腰周囲の筋肉への血流も悪くなるので、腹筋背筋群の筋緊張が変化して、腰への負担が増加して痛みを引き起こす可能性があります。

プロスタグランジンの分泌

生理前になると、『プロスタグランジン』と呼ばれる物質が徐々に分泌されていきます。

この『プロスタグランジン』は生理中に経血を排出するための子宮収縮を促す働きになっているのですが、この子宮収縮に伴う痛みを感じることがあります。

通常腹痛を感じることがほとんどですが、稀に腰痛を感じることもあります。

メラキシンの分泌

リラキシンは関節間に付く靭帯をゆるめる働きがあります。

これにより骨盤の関節(仙腸関節)がゆるむと、それにより痛みが発生したり、その周りを支えている筋肉の負担が増えて痛みが出たりすることがあります。

私の筋膜の施術

私の行っている施術では、上で書いたようなホルモンバランスやメラキシン・プロスタグランジンの働きが原因になっていたとしても、そこに直接施術を行うことはしません。

ただし筋膜を介してそれらの原因を改善できると考えています。

これに関してはここに書いていくと長くなってしまうので書きませんが、私が行っている『筋膜マニピュレーション』という治療手技は、生殖器系の障害や、内分泌系(ホルモンなど)の障害に対して筋膜の施術を行い、改善がみられたという公式での報告があります。

そしてそれに対しての医学的な根拠や施術方法も確立されています。

筋膜の施術に関しては▼に詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。

筋膜の施術とは?

また、『生理』は女性であれば必ず起きるものです。

なので女性であれば上で書いたようなホルモンや血液循環の問題はほとんどの方で起きていることかと思います。

「生理くるけどホルモン出ません。メラキシンもプロスタグランジンも出ません。」って人はいないはずです。

それでも『生理前の腰痛』は出る人と出ない人がいます。

これは、筋肉や筋膜、関節にもともと問題があって、それにプラスして生理前で上で述べたような環境になることで、腰痛が誘発されているというケースが多いと思っています。

なのでしっかりと筋肉や筋膜、関節の状態を整えてあげることで、『生理前の腰痛』は改善できると考えています。

Kさんの基本情報

長野県にお住いの理学療法士のKさん。28歳。

Kさんとは学生時代の病院実習が一緒で、今でもたまに連絡を取り合う仲です。

そんなKさんの悩みが

『生理前になると必ず腰痛がひどくなること』

でした。

薬を飲んでも効かないし

周りの理学療法士に何度か治療をしてもらったけど、ほとんど変化がない

とのことでした。

今回は東京に用事があるため、ついでに一度体を診てくれないかと連絡があり、私が施術をすることになりました。

痛みについて伺うと

寝返りで痛くて、生理前になるとうつ伏せで寝ているだけで痛い

腰の力が抜けない

腰を後ろに反る方向に動かすと痛い

と言っていました。

生理前 腰痛 反ると痛い

▲が実際に腰を後ろに反ってもらった時の様子になります。

ここで腰が痛いらしいのですが、全然後ろに反れていないのがわかります。

これがどの程度改善したかについては、この記事の最後に動画を載せていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

Kさんの筋膜の状態

Kさんの筋膜の状態をみていくと、Kさんはお腹周りに筋肉の硬い所が集中していました。

Kさんの筋膜

硬くなっているところの量が結構多かったで、今回一度では取り切ることができませんでしたが、

お腹と骨盤中心に7箇所ほど治療をさせていただきました。

結果

まずは▼の動画をご覧ください。

その場ではほとんど痛みはなくなり、後ろにもかなり反れるようになりました。

後日連絡して調子を聞くと、後ろに反ったときの痛みはまだ少しあるけど、仰向けで寝れるようになった。

とのこと。

感じとしては、まだ硬くなっている筋膜が残っていたので、この後何度か施術を行っていけば完治にもっていけそうです。

ただ長野に住んでいるため、続けて施術ができないのが残念なところです。

年に何度かは東京に来るようなので、その都度治療して改善できればと思います。

終わりに

生理前だから仕方ない

我慢するしかない

そう思っていませんか?

生理前にひどくなる腰痛は筋膜の治療で改善できる可能性があります。

1度気軽にご相談ください。

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木城拓也
理学療法士の国家資格を保有しています。 2011/4〜2014/ 3まで『医療法人社団慶優会 増本整形外科クリニック』、2014/12〜2017/12まで『医療法人社団明由会 今給黎整形外科クリニック』で理学療法士として勤務していました。 イタリアの医者と理学療法士が考案した『筋膜マニピュレーション』という国際コースを2016年8月に全て修了しています。 2018年10月より『青山筋膜整体 理学BODY』を開業し、筋膜調整により体の痛みで悩んでいる方に施術を行なっています。
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