当院の新型コロナ対策

走るとふくらはぎが痛い原因はふくらはぎの筋肉ではありません。

走るとふくらはぎが痛い

 

走るとふくらはぎが痛い・・

 

少し前にEさんという男性から、このようなお問い合わせがありました。

 

詳しく話を聞いてみると、1ヶ月前から長い距離を走っていると、だんだんふくらはぎが痛くなってくるとの事です。

 

このような感じですと、走るとふくらはぎが痛い理由が肉離れではないため、実際に当院に来ていただく事にしました。

 

実際に当院には、Eさん以外にも走るとふくらはぎが痛いという人が多く来られます。

 

もちろん人によって症状などは様々ですが、共通している事が1つあります。

 

それは、病院や整体に行っても治らない事です。

 

病院や整体では、以下のような治療をしてもらう人が多いです。

  • マッサージ
  • ストレッチ
  • 痛み止め
  • 安静の指示
  • 筋トレ

 

病院によっては何も治療をしてもらえない場所も多くあるみたいです。

 

でも、結局走るとふくらはぎが痛いのが治らなくて、当院に来られます。

 

そして、私たちはある事に気がつきました。

 

それは、走るとふくらはぎが痛い原因は筋肉ではないという事です。

 

え?どういう事?って思いますよね。

 

でも、筋肉が原因ではないんです。

 

というのも、実際に海外でも走るとふくらはぎが痛い原因は筋肉ではないことがわかってきています。

 

そして、適切なアプローチをすることで、その場でふくらはぎの痛みは改善する人が多いです。

 

でも、これを知らない人は多いです。

 

なので、この記事を通して走るとふくらはぎが痛い本当の原因や治し方についてお伝えできればと思います。

 

記事の後半に自分でできる対処法も解説していますので、実際に試して効果を感じてみてください。

 

ふくらはぎの外側が痛む人は、腓骨筋腱炎の疑いがある人はこちらの記事もあ読んでください。

 

足首が痛む人はこちらの記事を読んでください。

 

走るとふくらはぎが痛い時に考えられる2つの事

走るとふくらはぎが痛い

走るとふくらはぎが痛い時には以下の2つの事が考えられます。

 

1.肉離れ

肉離れを簡単に言うと、筋肉がちぎれるように損傷する事です。

 

これは、思いっきり力を入れた時に筋肉が損傷する事が多く、自分で損傷したタイミングをはっきり覚えている事が多いです。

典型的なものは、スポーツをしているとき、ふくらはぎの内側の中央上部(上中1/3部)に痛みが生じます。大腿部に生じることもあります。体重をかけると痛むために通常の歩行が出来なくなります。

引用:日本整形外科学会 肉離れ

 

走るとふくらはぎが痛い原因が肉離れであれば、自分で損傷したタイミングを覚えているはずですし、痛みがかなり強いです。

 

ですので、走るとふくらはぎが痛い人の9割以上は、肉離れではありません。

 

つまり、他の原因と言う事です。

 

もしも、肉離れの可能性がある人は、医療機関の受診をオススメします。

 

 

2.筋肉の疲労

多くの人は筋肉の疲労である可能性が高いです。

 

単純にランニングでは、ふくらはぎなどの筋肉に負担がかかる事が多いため、運動量が多い人はふくらはぎにも負担がかかりやすいです。

 

ですので、走るとふくらはぎが痛い人の多くは筋肉の疲労である可能性が高いでしょう。

 

走るとふくらはぎが痛い原因と対処法

走るとふくらはぎが痛い

しかし、なぜ?走るとふくらはぎが痛い人痛くない人がいるのでしょうか?

それには3つの原因があります。

 

1.走り方の問題

走るとふくらはぎが痛い人に特徴的な走り方は2つあります。

 

①つま先から着地している

日本人のほとんとの人は、地面に足が着地する時は、かかとか足裏全体で着地をします。

しかし、一部の人はつま先から着地する方法で走る人がいます。

これは着地時の負担が減ると言われてはいるのですが、走り方の難易度が高いため、簡単にできる走り方ではありません。

ですので、しっかりとフォームが身についていない人は、ふくらはぎに負担がかかりやすくなってしまいます。

 

②地面を強く蹴りすぎている

特に初心者さんなどに多い走り方として、地面を強く蹴りすぎているという問題があります。

実際に走る時には、そこまで地面を強く押す必要はなく、強く押さなくてもしっかり前には進むため、ふくらはぎに余計な負担がかかってしまっている人が多いです。

 

ですので、地面はしっかり蹴るのではなく、軽く蹴る程度でも大丈夫です。

 

こちらの動画でも走り方について解説をしているので、見てください!

 

 

2.筋肉の問題

走るとふくらはぎが痛い人は、ふくらはぎの筋肉が硬い人が多いため、ふくらはぎの筋肉をマッサージしたりストレッチする事が多いです。

 

しかし、その場は少し良くなった気がしても、結局走るとふくらはぎが痛いのは変わっていない人が多いです。

なぜ、硬い筋肉にアプローチしているのに治らないのでしょうか?

 

それは、筋肉は根本的な原因ではないからです。

 

もっと根本的な問題が隠れているんです。

 

 

3.筋膜の問題

ふくらはぎの筋肉を硬くしてしまう根本的な問題が筋膜です。

 

筋膜は最近になって聞く事が増えた人が多いので、詳しく知らない人が多いかもしれませんが、筋肉を1本1本包んでいる薄い膜です。

走るとふくらはぎが痛い

筋膜を筋肉をかなり細かく包んでいるため、筋膜が硬くなる事で筋肉も硬くなってしまいます。

 

それは、例え筋肉に問題がなかったとしてもです。

 

つまり、筋肉に問題がなくても筋肉を包んでいる筋膜に問題があると、ふくらはぎの筋肉が痛くなってしまうんです。

 

さらに、筋膜は全身繋がっているため、走ると痛いのはふくらはぎですが、筋膜が硬い場所もふくらはぎとは限りません。

 

この写真を見て下さい。ふくらはぎの筋膜はこのように頭のてっぺんまで繋がっているんです。

 

走るとふくらはぎが痛い

引用:トリガーポイント

ですので、ふくらはぎが痛いからと言っても、根本的な原因になっている場所はふくらはぎとは限らないんです。

 

例えば、モモの裏やおしりなどの場所が硬くても、ふくらはぎに痛みが出ます。

 

実際に今回紹介するEさんも、この繋がっている筋膜が問題になってふくらはぎに痛みが出ていました。

 

これを知らないと、いくら筋肉をマッサージしたりストレッチしても治らないため、本当の原因になっている筋膜の硬い場所を見つけてほぐす必要があります!

 

と言われてもイメージしにくいと思いますので、実際の改善例を紹介します。

 

 

走るとふくらはぎが痛いEさんの改善例

走るとふくらはぎが痛い

Eさんは、1ヶ月前から走るとふくらはぎが痛い症状で悩まれていました。

 

具体的な症状は以下の通りです。

  1. 長距離を走ると痛くなってくる
  2. 走った翌日は歩くだけでも少し痛い

 

特に肉離れではない様子だったので、Eさんの体で筋膜が硬い場所がないか調べると、以下の場所で筋膜の硬さが確認できました。

  1. ふくらはぎの外側・内側
  2. モモの外側・内側
  3. おしり
  4. 足首

このように、痛みがあるのはふくらはぎですが、筋膜が硬い場所はふくらはぎ以外に多くあります。

走るとふくらはぎが痛い

 

ですので、いくらふくらはぎをマッサージしたりストレッチしても治らない理由がわかります。

 

実際にEさんは筋膜をほぐす事で、2回の施術でふくらはぎの痛みが改善しました。

 

このように、走るとふくらはぎが痛いケースでは筋膜が悪さをしている事が多いため、筋膜をほぐす事で1〜3回以内の施術で改善するケースが多いです。

 

当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。

 

 

筋膜の施術についての記事

 

実際にマッサージした場所

Sさんは以下の場所が硬くなっていました。

この場所は、走るとふくらはぎが痛い人が硬くなりやすい場所なので、積極的にマッサージする事をオススメします。

 

※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。

 

 

ふくらはぎの痛みが治らない人へ

今回紹介したマッサージなどで、ふくらはぎの痛みが改善する人もいれば、あまり変わらない人もいると思います。

 

あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。

 

実際に当院には、走るとふくらはぎが痛い人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。

 

もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。

 

ですので、私たちに任せてください!

 

少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!

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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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