私って変形性股関節症なのかな?
股関節に痛みや動かしにくさを感じたことがある人は、自分は変形性股関節症なのかな?と思ったことがあるのではないでしょうか?
変形性股関節症って聞くと、
- 治らない
- 手術が必要
などと思って不安になる人も多いです。
実際に私も今まで変形性股関節症の人をたくさん施術してきました。
その中で、変形性股関節症の人に特有の症状があることや、整体で治る変形性股関節症の症状、整体で治らない変形性股関節症の症状がある事もわかってきました。
ですので、この記事では、変形性股関節症の症状をセルフチェックできるだけでなく、あなたの変形性股関節症はどの程度の重症度なのかも、可能な範囲でお伝えさせていただきます。
それだけでなく、自分でできる対処法も可能な範囲でお伝えさせていただきますので、実際に試してみてください!
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
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当院には変形性股関節症の人が多く来られますが、多くの人がすでに症状が進行しており、昔みたいに歩く事ができない人がほとんどです。
もっと早く対応ができれば、、
と何人の人に思った事がわかりません。
ですのであなたもこの記事を読み、早めの来院に繋がると嬉しいです。
変形性股関節症の症状チェック


まずは、変形性股関節症の症状をセルフチェックしましょう!
あなたは、以下の内容にいくつ当てはまるものがありますでしょうか?
- あぐらができない
- 足の爪を切るのが大変
- 少し歩くだけなら痛くない
- 歩くと股関節が常に痛い
- 安静にしていても股関節が痛い
- 股関節が痛くて足をつくことができない
- レントゲンで股関節の変形を言われた
- 股関節の変形が進んできている
この中で、1つでもチェックがつく人は変形性股関節症である可能性が高いです。
と言っても、変形性股関節症にも重症度があるので、大きく3つに分けることができます。
- 初期
- 進行期
- 末期
ごく初めでは関節がきゃしゃであったり変形しているだけですが、関節症がすすんで初期関節症になると、関節の隙間が狭くなったり、軟骨下骨が硬くなったりします。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分の関節軟骨は消失し、その下にある軟骨下骨が露出します。引用:日本整形外科学会 変形性股関節症
そして、この3つのどの段階かによって、
整体で治る可能性が高い変形性股関節症なのか?
手術が必要な可能性が高い変形性股関節症なのか?
が大まかに分かれます。
なので、先ほどチェックした内容を忘れないうちに、この記事を読み進めてください!
整体で治らない変形性股関節症
先ほどチェックしていただいた症状のうち、4〜8に1つでも当てはまる人は、将来的に手術が必要になる可能性が高いです。
- あぐらができない
- 足の爪を切るのが大変
- 少し歩くだけなら痛くない
- 歩くと股関節が常に痛い
- 安静にしていても股関節が痛い
- 股関節が痛くて足をつくことができない
- レントゲンで股関節の変形を言われた
- 股関節の変形が進んできている
というのも、4〜8の症状については、筋肉や筋膜が問題で痛みが出ているというよりも、単純に変形性股関節症の影響で、骨や関節が痛みを出している可能性が高いからです。
と言っても、この4,5,6においては、短期間だけで治る可能性もあるため、この症状が長い期間続いていない場合は、手術なしでも改善する可能性はあります。
しかし、4,5,6の症状が長い期間続いている場合は、将来的に手術が必要になる可能性が高い印象です。
整体で治る変形性股関節症
逆に、1〜3の症状の症状にチェックがつく人は、整体で治る可能性が高い変形性股関節症です。
- あぐらができない
- 足の爪を切るのが大変
- 少し歩くだけなら痛くない
- 歩くと股関節が常に痛い
- 安静にしていても股関節が痛い
- 股関節が痛くて足をつくことができない
- レントゲンで股関節の変形を言われた
- 股関節の変形が進んできている
というのも、1〜3の症状については、骨や関節が痛みを出しているというよりは、筋肉や筋膜が硬くなったり負担がかかる事で痛みを出している可能性が高いので、整体で治る可能性は高いんです。
なので、変形性股関節症と言っても症状によって大きく2つのタイプに分ける事ができます。
ですので、まずはあなたの症状が整体でも治る症状なのか?整体では治らない可能性が高い症状なのか?をチェックしておきましょう!
整体で治る変形性股関節症は筋膜が原因


ここまで読むと、変形性股関節症でも筋肉や筋膜が原因で痛みが出ている人もいると言う事がわかってきたと思います。
実際に、関節などの変形がそんなにないのに股関節の痛みが出る人は、筋膜が硬くなている人が多いです。
本当の原因は筋膜
股関節に痛みが出る人は、股関節と繋がっている筋膜が硬くなっている人が多いです。
というのも、人の体は筋膜という薄い膜で包まれているため、足の先から頭のてっぺんまでが筋膜で繋がっているんです。


なので、股関節が痛いからといって、股関節周辺の筋肉が問題になっている訳ではなく、以下の場所の筋膜も股関節の硬さの原因になります。
- 足首
- 膝
- 臀部
- お腹
- 胸
もちろん、股関節の周りの筋膜も少しは硬いのですが、膝や足首や骨盤周りの筋膜が硬くなることで、股関節周りの動きが悪くなったり、痛みが出たりしている人が圧倒的に多いです。
じゃあ、硬くなっている筋膜をほぐせば、股関節の痛みは治るんですね!
その通りです!
ただし、この硬くなっている筋膜の場所は人によって違います。
近年では筋膜をほぐすのが1番効果的な治療
関節の変形がそこまでないけど股関節に痛みがある人は、股関節と繋がっている筋膜をほぐすことで痛みが改善するケースが多いです。
しかし、筋膜が硬くなる場所は人によって違います。
足首をよく捻挫する人は足首周りの筋膜が硬くなりやすいですし、膝を手術している人は膝の筋膜が硬くなりやすいです。
歩き方だって人それぞれ違います。
ですので、ここでどこの筋膜をストレッチやマッサージしたら治ります!と断言することはできません。
ただし、股関節から離れたところにある筋膜を、1つ1つしっかりと検査していけば、股関節の痛みの本当の原因になっている筋膜を突き止めることができます。


そしてその本当の原因の筋膜をほぐすことで、痛みなく走ることができるようになります。
※当店では効果的に痛みを改善出来るよう、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
実際の改善例


ここまで読むと、症状によっては変形性股関節症でも痛みが改善する可能性が高い事がわかったと思います。
でも、実際に股関節の痛みが治るイメージが浮かばない人もいると思いますので、実際に股関節に痛みが出ている人が施術によって改善した例を紹介します。
股関節が痛いAさん
1週間後につくばマラソンを控えていたAさん。
以前一度別のイベントの仕事でお会いしたことがあり、知人が紹介してくれたこともあって、Facebookのmessengerで連絡をくれて私のサロンに来てくれました。
練習中に、股関節の奥?股関節の付け根?らへんが痛くなってしまいました。
今まではいくら走ってもこんなことはなかったので、初めての感覚で少し怖いです。
すぐ良くなるかと思っていましたが、数日しても痛みはほとんど変わりません。
今は歩くときに若干痛いです。
あとは、股関節を曲げても痛いです。
少しなら無理して走れなくもなさそうだけど、42Kmは厳しそうです。
もうつくばマラソンが来週に迫っているので、かなり不安です。
なんとかなりますか?
とのことでした。
股関節に出る痛みをチェック
Aさんの股関節の痛みを実際にチェックしていきました。


すると腰を後ろにそろうとすると痛みが出ました。


腰を左に倒しても痛みが出ました。


歩く時に体重がかかると股関節に痛みがあるようで、歩くだけで痛いのにマラソンを走るのはとても不安とのこと。
他にも寝ながら股関節を動かしても痛いし、可動域も狭くなっているとのことでした。




Aさんはこんな感じで股関節に痛みが出ている状態でした。
Aさんの筋膜をチェック
次にAさんの筋膜で硬くなっている場所がないか、硬さをチェックしていきました。
すると、以下の場所に筋膜の硬さが確認できました。
- 足首
- ふくらはぎの内側・外側
- モモの内側・外側
- 臀部
- 股関節の前側
このように、痛いのは股関節でも筋膜が硬い場所は股関節以外に多くあります。


そしてこの硬い筋膜をほぐすようにしていきました。
その結果、
Aさん「だいぶ良くなりました!痛みはほとんどなくて、さっきを10だとしたら今2ぐらいです!」
とのことでした。
ただ、1週間後にフルマラソンということで、まだまだこれだと不安だったので、マラソンの2日前に予約を入れてくれました。
2回目の筋膜調整
2回目は、来てもらった時点でほとんど痛みはなくなっていました。
Aさん「あれから木城さんの言っていた通りに、3日後から急になんともなくなりました。何故なんですか?」
筋膜調整では、硬くなった筋膜内のヒアルロン酸を炎症反応による熱で溶かしています。その炎症反応は生理学的に72時間ぐらいは持続するので、日が経てば経つほど良くなるケースが結構あるんです。
ということで、股関節の痛みはなかったのですが、念のために1回目でチェックしきれなかった痛い足とは反対足の右足の筋膜もチェックしていきました。
すると、
右の膝と股関節周りにも硬さがありました。
ここを入念に筋膜調整した結果、股関節の痛みが改善されました。
詳細は以下の動画をご覧ください。
Aさん「痛み0です!今日は可動域もめちゃくちゃ広がりました!!」
と喜んでいただけました。
実際にマッサージした場所
今回Aさんにはこれらの場所をマッサージしました。
股関節に痛みが出る人は、この場所の筋膜が原因になっているケースが多いので、参考にしてください。
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
変形性股関節症は早めの施術を


変形性股関節症は、少しずつ症状が進行していく事が多いです。
そして、筋肉や筋膜の硬さがある人は症状の進行が早くなりやすい印象もあります。
なので、変形性股関節症の症状が少しでもある人は、早い段階でケアをした方が進行を遅らせたりする事がしやすくなります。
ですので、変形性股関節症の症状に1つでもチェックがつく人は、早めのケアをオススメします。
当院にも変形性股関節症の人が多く来られますが、多くの人がすでに症状が進行しており、昔みたいに歩く事ができない人がほとんどです。
もっと早く対応ができれば、、
と何人の人に思った事がわかりません。
ですので、あなたにも早めの来院をオススメしています。