当院の新型コロナ対策

寒くなると腰痛になる人は〇〇が原因です。

 

  • 寒くなると腰痛になる
  • 冬になると腰痛になる

 

このように、寒くなると腰痛が出やすくなる人や悪化する人は多くいます。

 

確かに寒くなると体が固まりそうな感じがするので、腰痛になったり腰痛が悪化する理由もわかります。

 

しかし、なぜ?寒くなると腰痛になるのでしょうか?

 

これについては、病院に行ったりしても「寒さで体が硬くなるから」などと言われるくらいで、明確な原因や対策法を教えてもらえない事が多いです。

 

それではいつまでたっても腰痛は治らないですし、どんどん悪化してしまう可能性もあります。

 

実際に痛みは長引けば長引くほど治りにくくなりやすいため、少しでも早く腰痛を改善する事が大切です。

 

ですので、この記事で寒くなると腰痛になる原因と対処法について解説をしていきます。

 

寒くなると腰痛になる時に考えられる事

寒くなると腰痛になる時には、以下の2つの事が考えられます。

 

1.元々あった痛みの悪化

寒くなると腰痛になる人は、元々あった腰痛が悪化する人や過去にあった腰痛が悪化する人が多いです。

 

具体的には、以下のような物を過去に経験している人が多いです。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症
  • 坐骨神経痛
  • 梨状筋症候群

実際に、これらの痛みを元々持っている人や過去に経験している人は、冬になると腰痛になったり悪化する人が多いです。

 

2.体の柔軟性の低下

寒くなると体の柔軟性は低下します。

 

これは実際に科学的にも求められていますし、あなたも経験した事があると思います。

 

暖かい時は体が柔らかくなりますが、寒くなると体は硬くなってしまうんです。

 

ですので、腰痛になったり過去の痛みが再発したりする人が多くなります。

 

しかし、なぜ?寒くなると体は硬くなるのでしょうか?

 

寒くなると腰痛になる理由

寒くなると体の温度が低くなり、体が硬くなりやすくなるため、腰痛になりやすくなります。

 

温度が下がるから

また、寒くなると体が硬くなると言っても、寒くなる事によって硬くなったり悪影響を受けるものは以下のものがあります。

  1. 筋肉
  2. 筋膜
  3. 神経

 

1.筋肉

筋肉は温度によって筋力や柔軟性が変化するため、基本的には温度が下がると柔軟性や筋力は低下し、温度が上がると柔軟性や筋力が向上します。

 

実際に、ウォーミングアップなどで体を温めたりする事で体の動きやすさの向上や柔軟性向上を自覚している人も多いと思います。

 

それくらい筋肉は温度によって状態が変化しやすいです。

 

2.筋膜

筋膜は筋肉を1本1本包んでいる膜です。

 

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この筋膜がある事によって、筋肉は束になった形を保つ事ができますし、うまく周りの組織の間を滑り合って動けます。

 

しかし、この筋膜はヒアルロン酸という成分などでできているため、温度によってヒアルロン酸の粘稠度が変わります。

 

具体的には、暖かい時はヒアルロン酸がサラサラになるのでスムーズに筋膜は滑り合う事ができます。

 

逆に寒い時は、ヒアルロン酸がドロドロになるため筋膜はスムーズに動きにくくなり、滑り合う動きも悪くなります。

 

すると、筋膜は筋肉を包んでいるため、筋膜の滑り合う動きが悪くなると筋肉の滑り合う動きも悪くなってしまうため、筋肉の動きにも悪影響が出てしまいます。

 

その結果、筋力や柔軟性が低下するため、寒いと腰痛になりやすくってしまいます。

 

3.神経

神経も寒くなると動きや滑りが悪くなってしまいます。

 

具体的には、神経自体も筋膜に包まれている関係や、神経が筋肉や筋膜の間を通っている事が関係しています。

 

ですので、寒くなって筋肉や筋膜の動きが悪くなる事で、包まれている神経の動きや滑りも悪くなってしまうため、腰痛などを引き起こしやすくなってしまいます。

 

 

寒くても腰痛にならない方法

ここまで読むと、寒いと腰痛になる理由がなんとなくわかってきたと思います。

 

そして、腰痛になりにくなる方法は大きく分けて2つあります。

 

1.腰を温める

筋肉や筋膜、神経は寒さで温度が冷えてしまうと硬くなって腰痛を引き起こしやすくなります。

 

ですので、単純ですが腰を温めると寒くても腰痛になりにくくなります。

 

それだけでなく筋膜は全身繋がっており、下半身の筋膜が硬くなる事でも腰痛になりやすくなってしまうため、下半身も冷やさないように温めると効果的です。

 

温める方法としては、以下の内容があります。

  • カイロ
  • ヒートテック
  • 室温の調整
  • 体をこまめに動かす

 

2.筋膜をほぐす

先ほど、寒くなると硬くなるものとして以下の3つを紹介しました。

  1. 筋肉
  2. 筋膜
  3. 神経

しかし、この3つには共通している事があります。

 

それは、筋膜が硬くなると、筋肉も神経も全てに悪影響が出るという事です。

 

逆にいうと、筋膜をほぐして柔らかい状態にしておく事で、寒くなっても筋肉や神経に悪影響が出にくくなるんです。

 

ですので、実際に寒くなると腰痛になる人は、筋膜をほぐす事で腰痛が改善する人がたくさんいます。

 

逆に、筋膜が硬い状態のままだと、いくら体を温めても腰痛が治らない人が多いです。

 

実際に、寒いと腰痛になる人は以下の場所の筋膜をほぐす事で腰痛が改善する人が多いので、あなたもやってみてください。

 

 

腰痛に関する記事や実際の改善例はこちらにありますので、この後に読んでみてください。

 

それでも腰痛が治らないあなたへ

今回話したように、寒くなると腰痛になる原因を理解し適切な対処法やマッサージを行う事で、腰痛の症状が改善する可能性が高くなります。

 

しかし、もちろん自分でやるのは限界があり、思うように腰痛が改善しない人もいると思います。

 

実際に当店にも寒いと腰が痛くなる人が多く来られますが、多くの人が1〜3回程度の施術で改善していきます。

 

もちろんあなたも1〜3回以内に100%改善するとは言えません。

 

しかし、病院や整体に通ったり、自分でストレッチするよりは早く改善できる自信があります。

 

ですので、少しでも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。

 

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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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