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めまいで吐き気がする!原因と対処法・予防方法を紹介!

めまいで吐き気がする!原因と対処法・予防方法を紹介!

監修者について

この記事を監修している人:木城 拓也(理学療法士免許所有)

理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。

木城先生

「よくめまいがする」

「めまいがすると気分も悪くなってしまう」

いつも通りに過ごしていたのに、突然めまいやそれに伴う吐き気の症状が出ることがあります。

めまいは起床時の低血圧や頭痛、耳鳴りなどの症状が原因で起きることもあれば、女性の場合だと生理時期のホルモンバランスなどもありさまざまです。

症状によっては、頻繁に吐き気や頭痛を伴うめまいが起きる場合もあるため、決して甘くみてはいけない症状です。

本記事では、めまいの原因やめまいが起こる病気、症状が起きたときの対処法について解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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どうしてめまいが起こるのか?

めまいが起こる原因の一つに、内耳ないじの問題が考えられます。

内耳は、平衡感覚を調節する役割を果たしており、その内耳に異常が起きたときにめまいを引き起こします。

この内耳によるめまいの発症は、頭痛や耳鳴りといった症状と関連している場合もあるため注意が必要です。

また生理中のホルモンバランスの変化により、めまいを経験する方もいます。

ホルモンバランスの変化には、十分な休息や栄養バランスの見直しが有効です。

朝起きた直後は、血圧や血糖値が低下している場合がありめまいを感じる方も多いでしょう。

また一晩中同じ体勢で寝ていることで、内耳の液体が動かなくなりめまいを引き起こす場合がありますが、ゆっくりと起き上がり身体を動かすことでめまいの軽減が可能です。

 

めまいの種類は大きく分けて3つある

めまいの原因は、大きく分けると3つあります。

  • 浮動性
  • 回転性
  • 一過性

それぞれ順番にみていきましょう。

 

1.浮動性

浮動性のめまいは、脳が原因によるものでおもに耳の内部にある平衡感覚を制御する器官である内耳によって引き起こされます。

このめまいが起こると、足元がおぼつかずふらつきが起こり、手首や口元が痺れたり、ろれつが回らなかったりなどの症状が出ることもあります。

浮動性のめまいの特徴は、以下のとおりです。

  • 突然のめまい
  • 頭の動きに反応
  • 内耳の問題に起因する

 

 突然のめまい

浮動性のめまいは、突然現れることが多く安静にしていてもなかなか収まらないことがあります。

これによって、軽度の不安定感を経験する場合があります。

 

頭の動きに反応

浮動性のめまいは、頭の位置や動きに敏感です。

頭を動かしたり、身体を起こしたりすると症状が悪化し頭痛を伴う場合もあります。

 

内耳の問題に起因する

浮動性めまいは、内耳の前庭器官にある石灰質結晶の異常な動きによって引き起こされます。

これは、ベニー病や良性発作性頭位めまい症などの状態と関連しているためです。 

 

2.回転性

回転性のめまいは突発的に、まるで周囲が回り出したかのようにぐるぐると目が回る感覚になる症状です。

自身の身体や周囲の物体が回転していると錯覚し、平衡感覚を失うといった症状がみられます。

おもな原因として、内耳が炎症を起こすなどの問題があり、他にはバランス感覚を司る構造である前庭器官の異常や、内耳感染症、内耳結石、メニエール病などが挙げられます。 

回転性のめまいが起こると、歩行困難や立ちくらみ、吐き気、嘔吐などの症状が現れることもあるため注意が必要です。

治療法としては、症状の原因に応じた内科的または手術的なアプローチが取られる場合があります。

 

3.一過性(立ちくらみ)

一過性のめまいは、自律神経の乱れが原因のものが多く、立ち上がったり、急に動いたりしたときに一時的に血圧が下がることによって引き起こされます。

この状態では、頭がクラッとする感覚やふらつく感じがありますが、数秒から数分で自然に治まることが多いです。

ときには、動悸息切れが生じることもあります。

一過性のめまいは、以下のような原因によって引き起こされます。

  • ドラッグやアルコールの摂取
  • 高温の環境
  • 着衣過多、特に首や胸を締め付けるような衣服
  • 過度な運動や運動不足
  • 過労やストレス
  • 飢餓や脱水症状
  • 内耳の異常や平衡感覚の問題

一過性の立ちくらみの場合は通常休むことで治まりますが、慢性的なめまいや頻繁な立ちくらみの場合は医師に相談することが重要です。

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めまいを起こす病気はあるの?

めまいを起こす病気は、以下のとおりです。

  • メニエール病
  • 突発性難聴
  • 若者にも多くみられる難聴
  • ライブハウスなどの大きな音による難聴

それぞれ順番にみていきましょう。

 

メニエール病について

メニエール病は、内耳全体の病気で内耳にある蝸牛と三半規管、耳石器が同時に異常合生じることにより起こる病気です。

内耳のバランスを調整する役割を持つ三半規管に問題が起こると、めまいや耳鳴り、難聴などの聴覚障害などの症状を引き起こします。

激しいめまいを伴った症状は突発的に現れ、強い回転性のめまいの場合は吐き気が生じ、嘔吐する場合もあります。

また、一度めまいが起こると1時間から2時間程度で症状が落ち着く場合が一般的です。

メニエール病の治療には、耳鳴りやめまいを軽減するための薬や、水分代謝を調整する利尿剤などの薬物療法が行われます。

症状が重い場合や薬物療法の効果がない場合には、手術治療が検討される場合もあるでしょう。

 

突発性難聴について

突発性難聴は、片方の耳が突然聞こえにくくなる急性の難聴で、原因はまだ明確には分かっていません。

耳鳴りやめまいを伴う場合や、回転性めまいが生じることもあります。

突発性難聴はメニエール病と似ていますが、めまいが何度も起こることはありません。

突発性難聴が起こった場合は、速やかに病院での治療を受けることで回復が期待できます。

  

若者にも多くみられる難聴

若者にも多くみられる難聴は、めまいを引き起こす症状の一つです。

難聴は、聴覚神経の損傷や耳の異常によって引き起こされる場合があります。

聞こえにくさや聞き取りにくさが一般的な症状です。

普段ヘッドフォンやイヤフォンを使用し、大きな音を直接聴いている若者が多くみられます。

大きな音を長期間聞き続けることは耳に悪く、ヘッドフォンやイヤフォンを使用する習慣を続けることは危険です。

長期間の使用により徐々に音が聞こえにくくなったり、頭痛やめまいがしたりなどのダメージを感じるようになることがあるため、注意しましょう。

 一方、高齢者においても難聴は一般的な症状です。

加齢によって耳の構造や聴力が変化するため、高齢者は難聴に悩むことが多いといわれています。

頭痛との関連も見られることがありますが、高齢者の難聴は加齢による自然な変化や環境的な要因に起因することが多いといえます。

難聴によってめまいや頭痛が引き起こされる場合、早期の診断と適切な治療が重要です。

また高齢者の場合は、定期的な聴力検査や耳の健康管理も重要です。

 

ライブハウスなどの大きな音による難聴

ライブハウスなどの大きな音による難聴は、スピーカーからの普段は聞かないような大きな音によって起こります。

難聴は時間の経過とともに回復しますが、この大きな音によって一時的な頭痛を引き起こすこともあります。

ステージやスピーカーに近づきすぎず適切な距離を保つことで、音の強さの緩和が可能です。

大きな音による頭痛や難聴は、短期的な影響だけでなく長期的な影響も考えられます。

そのため、自己保護のためにも注意が必要です。

いつまでも頭痛や難聴が続く場合は、医師に相談しましょう。

頭痛のなかでも、こめかみに痛みが生じた場合の対処法についても解説しています。

ぜひご覧ください。

 

めまい症状の対処法

めまい症状の対処法は、以下のとおりです。

  • 十分な休息を取る
  • 貧血の予防
  • 安静にする

めまいが起こる際には吐き気や冷や汗、動悸などが伴うことがあるため、めまいが起きたら落ち着くまで安静にすることが大切です。

頭を低くしてめまいが楽になる位置を探し、しっかりと休みましょう。

まためまいは、貧血やストレス、疲れなどさまざまな要素によって引き起こされます。

過度なストレスを感じている状態や、疲れた状態ではめまいが起こりやすくなるため十分な睡眠と休息を心掛けましょう。

突然立ち上がったり、動き出したりすることもめまいの原因になることがあります。

めまいが起こりやすい方は、突発的な動きはなるべく控えるようにしましょう。

 

この記事のまとめ

めまいは、脳や自律神経が原因となり耳鳴りや難聴、頭痛なども起こる症状です。

さらにメニエール病は、頻回なめまいや吐き気に悩まされたり、低血圧や生理期間のホルモンバランスの乱れが原因となったりと、さまざまな原因によりめまいが起きることが分かっています。

めまいは疲れやストレスなども原因となるため、日頃から疲れもストレスも溜め込まないことが大切です。

また貧血が原因となる場合もあるため、鉄分やビタミンBの摂取も心がけましょう。

めまいは身体の痛みとは直接関係がないようですが、健康に生活を送るうえで無視できない症状です。

どのような対策が自分に合っているのか分からずに困っているという方は、お気軽に当院へご相談ください。

理学BODYでは、硬くなった筋肉や筋膜へアプローチすることにより、症状の改善や予防を行います。

痛みが落ち着かない、自分での改善が難しいと感じるときには、ぜひお気軽にご相談ください。

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