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筋膜リリースは腰痛に効く?その理由からやり方まで徹底解説!

監修者について

『腰が痛くて重い』

『腰が硬くて動かしづらい』

このような悩みは、一刻も早く解決したいですよね。

 

痛みや硬さの原因の一つは筋肉・筋膜の硬さにあると言われています。

その硬い筋肉・筋膜をほぐす方法として最近話題になっているのが”筋膜リリース”。

 

筋膜リリースって腰痛にも効果があるの?

と疑問に思う方も少なくはないかと思います。

 

ズバリお答えします。

実は、ほとんどの腰痛の硬さや痛みは筋膜リリースで改善することができるんです

 

特に、「痛みをすぐに治したい」という方は、専門店での施術をおすすめします。

 

本記事では、筋膜リリースの腰痛への効果について、筋膜リリースの専門家である当院のスタッフが解説します。

 

記事の後半ではセルフ筋膜リリースの方法を解説します。

ご自身で筋膜リリースを試してみたい方は、こちらから読み進めてください。

 

筋膜リリースで腰痛改善はできる?

結論から言うと、ほとんどの腰痛の硬さや痛みは筋膜リリースで改善することができます

なぜなら、腰痛の多くは筋膜に原因があるからです。

 

筋肉を包み込んでいる膜のことを筋膜と呼びます。

腰はさまざまな動きができるよう、たくさんの筋肉・筋膜が周りを囲んでいます。

体を痛みなく、柔かく動かすためには、筋膜の滑りの良さが不可欠です。

 

筋膜リリース」は、筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐす方法です。

腰痛の多くは筋膜に原因があるため、この筋膜リリースによって痛みが解消される方が多いのです。

 

なぜ筋膜リリースが腰痛に効くの?

では、なぜ筋膜リリースが腰の痛みに有効なのでしょうか?

その理由を、順に紐解いていきましょう。

 

腰痛の原因の多くが筋膜の問題

腰痛のほとんどは、筋肉を包んでいる筋膜の硬さが影響しています。

 

怪我で筋肉を傷めてしまうと、同時に筋膜も傷ついてしまいます。

そして、筋膜が修復される過程で、他の筋膜とくっついてしまうことがあります。

また、同じ姿勢を長く続けると、筋膜の滑りが悪くなり硬くなってしまいます

病気デスクワークなどで長時間同じ姿勢を取る方、猫背など悪い姿勢の方は注意が必要です。

 

これらの原因で筋膜に問題が生じると、筋肉がしっかりと伸び縮みしなくなります。

そのため、腰を動かす時に詰まるような感覚や痛みが出やすくなります。

 

筋膜の捻れや滑りの悪さが治る

筋膜が原因の痛みは、筋膜リリースで改善することができます。

筋膜リリースでは、筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐします。

筋膜の捻れや滑りの悪さが解消されることで、痛みも軽減されていきます。

 

筋膜の捻れや滑りの悪さが解消されると、腰痛の再発予防にも繋がります。

腰痛に対して、ストレッチやもみほぐしマッサージを行うことも一つの方法です。

ただし、これらは筋膜へのアプローチではありません。

即時的な効果はあっても、時間が立つとまた元に戻ってしまうことが多いのです。

 

これに対して筋膜リリースは、捻れたり滑りの悪さが筋膜をほぐして整えます。

そのため、即時的な効果も長期的な効果も期待ができます

 

筋膜の改善で全身の柔軟性もアップ

さらに、筋膜リリースは筋肉の柔軟性を引き出し関節の可動域を拡大する効果が期待できます。

 

筋膜リリースで筋膜をほぐすと、筋膜に包まれている筋肉の動きも良くなります。

筋肉の柔軟性が引き出されることで、関節の可動域(動かせる範囲)が拡大します。

 

筋膜リリースによって全身の関節の可動域が拡大できれば、腰にかかる負担が減り、腰痛のさらなる予防にも繋がります。

 

筋膜リリースは自分でできる?

腰痛に対して、筋膜リリースが有効な理由を解説してきました。

ここまで読んで「筋膜リリースを自分でやってみたい!」と思った方も多いでしょう。

 

腰痛に対する筋膜リリースは、自分でもできるのでしょうか?

 

結論から言うと、腰痛の筋膜リリースは自分でもできる場合・できない場合があります

 

ご自身の腰痛の症状が安静にすると落ち着いたり姿勢を変えて痛みが治まるのであれば、筋膜が原因の可能性があります。

この場合は筋膜リリースが効果がある可能性が高いため、下記のセルフ筋膜リリースを試してみてください。

 

一方、腰痛の原因が筋膜でない場合には筋膜リリースは効果的ではありません。

一例には、癌や内臓の病気、炎症が挙げられます。

 

以下の特徴がある場合は、注意が必要です。

  • 姿勢を変えても腰痛が続く
  • 安静にしているのに痛みが強くなる
  • 熱がある
  • 直前に転んで腰をぶつけた
  • 炎症性の病気や癌の既往がある

痛みを我慢せず、まずは医療機関で医師の診断を仰いでください。

 

また、関節の変形(変形性腰椎症やリウマチ)に応じて筋膜も歪んでいる場合があります。

痛みの原因が筋膜由来と関節由来の両方にある、という状況です。

このような場合は、医師や専門家の元で筋膜リリースを行うと良いでしょう。

 

お近くの筋膜リリース専門店はこちらから探してみてください。

 

筋膜リリースを自分やるときの意外な注意点

最近ではよく書籍やネットの記事で”セルフ筋膜リリース”が紹介されています。

ご自身で筋膜リリースができたら、日頃のケアが出来てとても良いですね。

でも、気をつけなければならない注意点があります。

意外かもしれませんが、ゴリゴリほぐすのはNGです。

詳しくみていきましょう。

 

強さや負荷量に注意

筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と呼ばれることがあります。

この言葉のせいなのか、筋膜リリースは”強い力でゴリゴリほぐすもの”というイメージをもたれていることがあります。

ですが、やみくもに強い力ではがそうとしても、筋膜はリリースされません。

 

筋膜は体の中で何層にも重なっていますが、一番浅い層は皮膚の真下にあります。

そのため、ときには弱い力でも十分に筋膜リリースができます。

このときゴリゴリしてしまうと、効果がないだけではなく、逆に正常な筋膜を壊してしまいます

無理に筋膜をはがす(壊す)と、その時は気持ちよさを感じたり動きが良くなったように感じます。

ですが、壊れた筋膜が修復される過程で、再び筋膜がくっついてしまいます。

これを何度も繰り返すと、なめらかな筋膜が硬くなってしまい、より一層体が動かしにくくなります。

 

ご自身で実施する場合、刺激の強さは、気持ち良いと感じる圧で行うようにしましょう

 

やりすぎに注意

また、痛みのある場所だけをむやみにゴリゴリし続けるのも良くはありません。

 

やりすぎてしまうと、皮膚の下で内出血を起こしてしまい、あざになることがあります。

これは、逆に正常な筋膜を壊してしまっています

壊れた筋膜が修復される過程で、再び筋膜がくっついてしまいます。

これでは、いつまで経っても治りません。

 

筋膜リリースは症状と体の状態を評価し、不調の根本を見極める必要があります。

力任せにゴリゴリほぐすのは絶対にやめましょう。

 

筋膜リリースで腰痛を改善する方法

ここからは『セルフ筋膜リリースで腰痛を治したい!』という方のために、腰痛の方のためのセルフ筋膜リリースの方法を解説します。

 

まずは、全てのセルフ筋膜リリースの手順を確認しましょう。

  1. 筋膜の硬い部分(コリ)を見つける
  2. コリの場所を3〜10分間前後刺激する
  3. コリが複数箇所ある場合は、他の部分で①②を繰り返す

注意点したいポイントは刺激の強さです。

セルフ筋膜リリースにはゴリゴリとした強さは必要ありません

なぜなら、強すぎる刺激は正常な筋膜まで壊してしまうからです。

 

また、コリの部分は痛みセンサーが過敏になっているため、軽い圧でもかなり痛みを伴います

刺激の強さは、気持ち良いと感じる圧で行うようにしましょう

 

では、腰痛をお持ちの方が硬くなりやすい筋膜のポイントと、リリースの方法をお伝えします。

 

おしりのセルフ筋膜リリース

腰痛がある方は、おしりの筋膜が硬くなっていることが多いです。

おしりには大臀筋などおしりを覆う筋肉があります。

デスクワークで長時間座りっぱなしの方坐骨神経痛に悩む方は積極的にケアしたい部位です。

 

以下の手順で行います。

おしりのセルフ筋膜リリース

  1. 手の付け根を骨盤のてっぺんに当てる
  2. 指をおろしたときに指先で硬い骨を触る
  3. 硬い骨の3cmくらい後ろを上下にマッサージする

 

太ももの外側

太ももの外側も、腰痛のある方が硬くなりやすい筋膜です。

太ももの外側は足を開く外転筋があります。

外転筋が硬くなると、片足立ちのバランスが悪くなったりおしりや腰の痛みに繋がったりします。

これらの症状が気になる方は積極的にケアしたい部位です。

 

外もものセルフ筋膜リリース

  1. 太ももの半分より膝より手の付け根を膝のお皿の上に当てる
  2. もも裏の筋と真横の筋の間に指を入れる
  3. 指を入れた場所をマッサージする

 

今すぐどうにかしたい痛みでお困りの方へ

今回紹介した筋膜リリースで、腰痛が改善する人もいればしない人もいると思います。

痛みが改善する場合は継続していただけたら良いですが、痛みが改善しない場合はセルフケアには限界があるかもしれません。

 

筋膜はいくつもの層になって全身を覆っており、時に互いに影響を及ぼします。

そのため、腰痛の原因がふくらはぎの筋膜にある、ということもあります。

自己判断で正確に原因を特定することは難しいです。

 

また、むやみに強い力でリリースを行おうとすると、かえって筋膜の損傷に繋がってしまいます。

専門家であれば、全身の筋膜の状態をみながら、時には症状がある部位から離れた筋膜にアプローチすることができます。

ご自身でのケアに限界を感じたら、私たちプロを頼ってください。

 

私たち理学ボディは全員が理学療法士という国家資格を取得しており、医学的知識をもとに施術します。

私たちは筋膜に特化した施術(筋膜リリース)を行います。

そして3回以内に卒業できることにこだわっています。

もちろん、全員が1〜3回の施術で改善するわけではありませんが、他の整体や病院に行くよりは少ない回数で改善できる自信があります。

ですので、なかなか腰痛が改善しない人は、一度ご相談いただければと思います。

 

理学ボディは北海道から九州まで店舗を展開しています。

症状にお困りの方は、一度お近くの店舗にご相談ください。

 

まとめ

今回は、筋膜リリースは腰痛に効果があるのかについて、その理由や注意点を解説しました。

ご自身のケアは逆効果にならないよう、ゴリゴリを避けて行うようにしましょう。

また、症状の根本治療を望むときは、是非私達専門家を頼ってください。


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