最近流行りの筋膜リリースには、実はやっていけないタイミングがあるのをご存知でしょうか?
筋膜リリースをやるタイミングは、運動の前後やお風呂に入った後などさまざまですが、ケースによってはやってもいい時、やってはいけない時があります。
この筋膜リリースのタイミングを間違えてしまうと、いくら頑張っても効果が得られないどころか逆に悪化してしまう事もあります。
最適なタイミングで行ってこそ、効率的に最大の効果につながります。
そこで、この記事で筋膜リリースの
- やってはいけないタイミング
- やるべきタイミング
について筋膜施術に精通した理学療法士がわかりやすく紹介していきます。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
さらに、痛みを今すぐどうにかしたい方に向けて、あなたの痛みに効く具体的な筋膜リリースの方法をLINEから無料でお伝えしています。ぜひご活用ください。
筋膜リリースとは?


筋膜リリースを簡単に言うと、筋膜をほぐす事です。
そもそも筋膜は筋肉を包むように存在しており、筋膜が硬くなると筋肉も硬くなりやすくなります。
ですので、そもそも筋肉が硬くなくても筋膜が硬いと筋肉にも悪影響が出てしまうので、近年では筋膜をほぐす筋膜リリースが注目されてきています。
効果
筋膜リリースの効果としては、以下の3つです。
- 筋肉がほぐれる
- 痛みの改善
- 姿勢の改善
筋膜リリースをすることによって筋肉などの硬さほぐれたり、筋肉が正常に機能するようになります。
ですので、筋肉がほぐれるのはもちろん痛みや姿勢も改善される事が多いです。
そして、そもそも筋膜が硬くなると筋肉にも異常が起こりやすくなることがわかってきているため、筋肉よりも筋膜を積極的にほぐすという考え方が主流になってきています。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由や具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
そんな効果的な筋膜リリースですが、やるべきタイミングとやってはいけないタイミングがありますので、次で解説をしていきます。
筋膜リリースをやってはいけないタイミング


筋膜リリースをやってはいけないタイミングの解説をしますが、ここで言う筋膜リリースというのはフォームローラーを使った筋膜リリースのことです。


筋膜リリースは色々な種類があるため、他にも筋膜をほぐす方法はあるのですが、
今回はフォームローラーを使った筋膜リリースをやってはいけないタイミングについて解説します。
体が冷えている時
筋膜リリースをやる強さにもよりますが、フォームローラーを使った筋膜リリースをやる場合、体が冷えている時は特に注意が必要です。
そもそも一般的なフォームローラーを使ってやる筋膜リリースは、以下の理由などで筋肉を痛めやすいです。
- 体重を多くかけてしまう
- 長時間ぐりぐりしてしまう
そして寒い時は筋肉などの柔軟性が低下しているため、体が冷えている状態で強く筋膜リリースをすると、筋肉や筋膜などの組織を痛めてしまいやすくなります。
そして、筋肉や筋膜などの組織を痛めてしまうと逆に硬くなってしまいますので、体が冷えている時に筋膜リリースはやらない方がいいです。
せめて軽く走ったりアップしたりして体を温めた状態でやるようにしましょう!
運動直後
運動直後は筋肉が損傷していたり、炎症が起きていたりすることもあるので、積極的に筋膜リリースをするのはおすすめできない時もあります。
特にフォームローラーを使って強めにやる筋膜リリースなどは、運動によるダメージを悪化させてしまう可能性があるので、やるとしても軽めにしたほうがいいです。
逆に運動直後は軽めにストレッチをしたり、冷たい水をかけてアイシングしたりする方が効果的な人もいます。
もちろんどの程度の運動をしたのか?などにもよって、最適なケア方法は変わるので、色々試してみるといいと思います!
運動の前
運動の前のタイミングで筋膜リリースをやるのは効果的と思われていますが、これには落とし穴があります。
というのも、運動前は筋肉をほぐしすぎてはいけない事が近年になってわかってきています。
今までは、運動前はしっかりストレッチなどで筋肉をほぐしていましたが、運動前のタイミングで筋肉をほぐしすぎてしまうと、筋肉がリラックスしすぎて力を発揮しにくくなってしまうんです。
そんなこともあり、運動前のタイミングでしっかり筋膜リリースでほぐすのは逆効果になってしまう可能性があります。
毎日激しくする
筋膜リリースは毎日軽くやるなら問題はありません。
しかし、毎日激しくやる場合は注意が必要です。
というのも、フォームローラーなどで筋膜リリースをする場合
どうしても筋膜だけでなく筋肉にも強い刺激が加わってしまいます。
※筋膜リリースのやりすぎで生じる危険な症状や、適切な頻度の目安は下記の記事に詳しく記載しています。
筋肉や筋膜にも負担が掛かり痛めてしまいやすくなるので、毎日激しめに筋膜リリースをするのはおすすめできません。
毎日やるなら軽めにするのがおすすめです。
筋膜リリースをやるべきタイミング


先ほどは筋膜リリースをやってはいけないタイミングを紹介しましたが、やるべきタイミングもあるので紹介して行きます。
運動前
先ほど、運動前はしっかりほぐしすぎない方がいいと書きましたが、軽めにやる程度であれば問題はありません。
具体的には少し物足りないかな?と思うくらいがちょうどいい感じはします。
逆にほぐしすぎて力を発揮しにくくなるよりは少し物足りない方がいいですが
人によっては体がかなり硬かったりする人もおり
そのような人の場合は多少筋力が発揮しにくくなってでもほぐした方が、怪我のリスクや痛みを軽減できます。
なので、自分の状態やタイプに合わせてほぐし具合を選びましょう。
運動後
先ほど、運動直後は積極的にやらない方がいいと解説しましたが、運動をした数時間後などであれば、筋膜リリースで軽く体をほぐすメリットがあります。
基本的に運動をすることによって筋肉が緊張したり疲労物質が溜まりやすくなるため、運動の数時間後に筋肉を軽くほぐす目的で軽めにするのは効果的です。
筋肉がほぐれることで血流もよくなり、疲労回復が早く体もリラックスしやすくなります。
お風呂上がり
お風呂上がりのタイミングは体が柔らかくなっている関係で、筋膜リリースもやりやすくなっています。
人によってはお風呂上がりのタイミングは筋膜リリースではなくてストレッチなどをする人もいると思います。
どちらにしても、お風呂上がりに関しては効果的なのでおすすめできます。
おすすめの筋膜リリースを紹介


筋膜リリースには色々な種類があり、一般的に知られているのはフォームローラーを使った方法です。
しかし、これ以外にもオススメの筋膜リリースはあります。
※筋膜リリースの効果をその場で実感してもらうため、当店ではあなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
手を使った筋膜リリース
筋膜は人間の体を包むようにして繋がっていますが、ツボのように硬くなる場所があることがわかってきています。
そして、そのツボのポイントをほぐすことで、筋膜がほぐれやすくなることもわかっています。
逆に言うと、筋膜のツボ以外の場所をほぐしてもそこまでほぐれにくいです。
しっかりとしたポイントを抑えてほぐすことは、実はあなたの手を使って簡単にできるんです。
その具体的なやり方を以下でご紹介していきます。
オススメのポイント
ここではわかりやすいように動画を使っておすすめのポイントを解説していきます。
3〜5分程度を目安として以下の部位を手でほぐしてみてください。
※手が痛い人やうまく力が入らない人は、テニスボールを使うことも効果的です。
筋膜が硬い場所は押すと痛いので、痛い場所を探しながら行ってみましょう。
筋膜リリースで痛みを改善したいあなたへ
今回紹介した筋膜リリースでも痛みや不調が改善する人は多いです。
しかし、今すぐどうにかしたい痛みでお困りの方は一度専門家にみてもらうことをおすすめします。
実際に、筋膜の施術を専門的に行っている当院には様々な痛みや不調の人が多く来られています。
そして、その多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
ですので、私たちに任せてください!
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!