怪我や交通事故などで整骨院に通っていると、このように悩むことはありませんか?
「別の整骨院に行ってみたいけれどどうしたら良いだろうか…」
「整骨院を変えたいが、保険を使った場合はできるのだろうか…」
この記事では、何らかの理由で整骨院を変えたい場合に失敗しない方法を解説します!
特に同じ月に今すぐ整骨院を変えたい場合は注意が必要です!
保険診療中に整骨院を変える場合の注意点や、治療効果を高めるための治療院の選び方を解説します!
もし、辛い痛みをいますぐ改善したい方は痛みに特化した整体院「理学ボディ」にご相談ください!
同じ月に違う整骨院に通うことはできる?
結論から言うと、同じ月に他の整骨院に通うことは可能です。
しかし、違う整骨院に通う前に気をつけてほしいポイントがあります。
- 保険診療か自費診療か
- 何を基準にして整骨院を決めるのか
保険適応で整骨院に通っている場合は特に注意しましょう。
同月に同じ診療目的で複数の整骨院を受診すると、一箇所の整骨院でしか保険診療を受けることはできません。
どちらか片方、もしくは両方が自費診療であれば同じ月に複数の整骨院に通うことは可能です。
詳しくは次の項で解説します!
保険上は問題ないとしても整骨院を変えるときは、なぜそこに通うのか基準を明確にしましょう。
目的にあった整骨院を選ばなければ体の悩みの解決が遠のく可能性があります。
自分に合った治療院を選ぶポイントは記事の後半で解説します。
同じ月に違う整骨院に行く2つの注意点
同じ月に違う整骨院に通いたい場合、以下の二つの問題が起こる場合があります。
- 保険が使えないケース
- 施術が大きく異なるケース
特にすでに健康保険の適応を受けて整骨院に通っている場合は要注意です。
自分が当てはまるかどうか確認しましょう。
保険が使えないケースがある
整骨院では保険適応となるケースと、保険適応外で自費診療になるケースの2種類があります。
保険適応になるケースは痛めた原因がはっきりしている、急性期の怪我の場合です。
以下のものが当てはまります。
- 捻挫
- 打撲
- 骨折(*)
- 脱臼(*)
- 負傷原因が明確なぎっくり腰
(*)骨折・脱臼については医師の指示が必要
このようなケースで健康保険を利用して整骨院に通っている場合は最初の整骨院でしか健康保険は使えません。
一方、慢性的な痛みやコリ、後遺症などは保険適応外です。
保険適応外のケースは自費診療になります。
保険適応になった場合は、病院を受診するのと同様に健康保険が利用できます。
初診の際は初診料と合わせて1,500円〜2,000円程度、2回目以降は500円〜800円程度の値段相場です。
(※3割負担の場合で解説しています。)
しかし、保険が適応されず全額自費診療になると治療内容によっては高額になる場合があるので注意が必要です。
自費診療の場合は一回で安くても5,000円程度、高いと1万円以上する場合があります。
整骨院独自の料金設定になるので事前に調べておくと安心です。
保険診療を受けている場合は、「ひと月に保険診療で通える接骨院は一箇所のみ」なので注意しましょう。
翌月になれば違う接骨院で保険適応での施術も可能となります。
しかし、前提として保険適応の施術は「急に怪我をした場合」に限ります。
怪我が治って慢性的な痛みの対処のために通うことは保険適応外になる可能性があります。
慢性的な痛みの治療のために違う整骨院に通いたい場合は、初診時にそのことを伝えましょう。
保険適応になるかどうかは一律で決まっています。
すでに通っている整骨院で健康保険の適応外と判断された場合、違う接骨院も同じように基本的に自費診療になります。
ごく一部ではありますが怪我の延長と偽って慢性的な肩こりなどに対する治療を保険で行う整骨院があります。
その場合、後日全額請求される可能性があります。
単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。
参考:厚生労働省
後で困らないように、診療費用に疑問がある場合は、整骨院のスタッフにしっかりと確認しましょう!
施術の内容が大きくことなるケースがある
保険適応になるか、自費診療になるかで施術の内容も変わります。
外傷や怪我による保険適応の場合は、どの整骨院でも怪我の部分を整復(元の位置に戻すこと)したり、テーピングによる固定をすることが多いです。
一方、自費診療の場合はその整骨院独自のメニューですので施術内容はさまざまです。
自費診療の一部にはこのようなものがあります。
- カイロプラクティック
- 運動療法
- 骨盤調整
- ストレッチ
- リラクセーション
また、保険診療なのか、自費診療なのか、施術メニューに明確に書いてある整骨院を選ぶこともトラブル予防に大切です。
同じ月に違う整骨院へ|選び方の5つのポイント
では、同じ月に違う整骨院へ通う場合、「どのようなポイントに注意して治療院を選べば良いの?」と疑問に思う方もいると思います。
その場合は以下の5点を考えましょう。
- 施術の目的を明確にする
- 自分に合った施術があるか確認する
- 整骨院だけでなく整体院へ視野を広げる
- 治療院の実績や資格を確認する
- 金額だけでなく効果重視で選ぶ
では、具体的に解説します!
施術の目的を明確にする
選び方の1つめのポイントが施術の目的を明確にするということです。
「施術の目的って?治すことじゃないの?」
と思ってしまいますよね。
ここでは、わかりやすく「足首の捻挫をしてしまった」という例をあげて説明していきます。
足首の捻挫をしてしまい、
「歩けないほど腫れたり痛みが出ている訳でないけれど、スポーツを継続したいのでどうにか対処をしてほしい」
というケースはよくあると思います。
ここで多くの場合は整骨院に行ってみてもらい、応急処置などをしてもらうと思います。
しかしその後、
「応急処置はしてもらったはけれど、なんとなく痛みが残っていて慢性化している」
というように、
- 当初の目的:「捻挫の応急処置をしてほしい」
- 今の悩み:「痛みを取りたい」
が変わってしまったうことってよくありますよね。
そして、このようになかなかよくならないとなると、当然他の治療院を当たってみたくなりますよね。
ただ、このケースで他の整骨院に掛かろうとした場合、同じ部分の施術となるため保険診療は適応されません。
全額、自費となる訳です。
となると、本当に痛みの治療に特化した店舗にみてもらうのがより大切になってきます。
この時がまさに「施術の目的を明確にする」タイミングとなります。
そもそも、整骨院では柔道整復師という国家資格をもったスタッフによる施術が受けられます。
柔道整復師とは、接骨院、ほねつぎ、整骨院のエキスパートとして、広く様々な場面で活躍し、厚生労働大臣免許のもとで打撲・捻挫・挫傷(肉ばなれ)・骨折・脱臼などに対する施術をする職業の正式名称です。
柔道整復師は上記の通り、打撲・捻挫・肉離れ・骨折・脱臼に対する施術のエキスパートです。
しかし、それ以外の慢性的なものへのアプローチは専門外である可能性もあります。
また、整骨院に通い始めた当初は捻挫による痛みの一番の原因だったと思います。
しかし、捻挫した足をかばうために体の使い方が変わって負担が増してしまって、慢性的な痛みが残っている可能性も考えられます。
その場合は痛みに特化した整体院など他の店舗が適切となるケースがあるということです。
当院のように、体の専門家である理学療法士が日常生活などのアドバイスもできて、筋膜リリースマッサージの施術で短期間に痛みの除去ができる整体院もあります。
当院では、痛みや体のお悩み一回の施術で変わる事例が多数あります。
一例を紹介します。
このように痛みや動きのお悩みの真の原因を探るとすぐに改善するケースがあります。
もし、慢性的な痛みがある場合は一度ご相談ください。
この後の「今すぐ痛みをどうにかしたい方へ」も見ていただければさらに詳細を記載しております。
自分に合った施術があるか確認する
整骨院に通う目的を明確にしたら、その目的にあった施術が受けられるところを選びましょう。
整骨院で施術をする柔道整復師は捻挫・打撲・肉離れ・骨折・脱臼に対する施術のエキスパートです。
怪我の初期に整復(骨や関節を元に戻すこと)をした後のケアとして以下の3つがあります。
- 手技療法
- 物理療法
- 運動療法
手技療法であるマッサージ、物理療法である電気治療、運動を取り入れた治療は整骨院によって違います。
しかし、整骨院で行うマッサージなどは基本的には怪我を治すためのもので、慢性的な痛みに対応するものではありません。
しかし、自費診療に力を入れているもところも増えており、慢性的なお悩みに対する以下の特徴を併せもつ整骨院もあります。
- マッサージや整体
- 姿勢・骨盤矯正
- 鍼灸
HPや口コミなどで整骨院の特徴や得意とする施術を確認しましょう。
自分で調べてもよくわからない場合は直接電話やメールなどのお問い合わせがおすすめです。
ご自身の今の状態と悩みを話して、どのような施術があるのか相談すると、より自分に合った整骨院を見つけやすくなります。
整骨院だけではなく整体院へ視野を広げる
整骨院で怪我の初期の治療の後に、違う治療院を探す場合は整体院も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
「整体ってなんか怪しい…。」と思われるかもしれません。
整骨院と整体院は開業する上で大きな違いがあります。
整骨院は柔道整復師の資格を持っていないと開業できません。
それに比べて整体院は特別な資格がなくても開業できてしまいます。
資格がいらないので技術に差があり「整体院は怪しい・効果がない」という口コミや印象が生まれます。
しかし、理学療法士などの資格を持ったスタッフが運営する整体院や、実績や評価が高く安心できる整体院も多数あります。
整体院は整骨院と異なり、慢性的なコリや体の不調・痛みの改善や姿勢矯正などを目的としています。

慢性的な痛みがつらくてケアしたい場合は整体院へ通うことも視野に入れてみてください。
しかし整体院もたくさんあるので選び方がわからなくて悩みますよね。
整体院を選ぶポイントは以下の2点です。
- 施術するスタッフの経歴
- 効果実績
各治療院をどのような人が運営しているかを調べましょう。
経歴や資格の有無、実績、顔写真がわかると安心です。
整体院の選び方につきましては下の記事も参考にしてください
また、効果や実績をわかる範囲で調べることも大切です。
後述しますが、長く通う前提の整体には注意した方が良いです。
なかなか体の悩みが解決しない可能性があります。
痛みに悩んでいる場合は、痛みの改善に特化した整体院を選びましょう。
筋膜マッサージというやり方で、痛みを起こす本当の原因に対してアプローチします。
整体の知識のみでなく医療的な知識も豊富な理学療法士が施術するので最短で痛みの改善が見込めます。
治療院の実績や資格を確認する
治療院を選ぶ場合は実績や資格も調べましょう。
ホームページや口コミはネットで簡単に見ることができます。
ホームページを見るポイントとしては以下の項目に注目しましょう!
- 院長が施術するのか
- どのような施術に力を入れているのか
- しっかりと改善した実績があるか
- 通わせる前提ではないか
整骨院の院長が施術をする店舗は、店舗責任者でもあるので納得のいく施術をしている可能性が高いです。
また、しっかりと院長の経歴や顔写真が載っているところは施術に対して責任と自信があると言えます。
実績として実際の改善効果をしっかりとホームページに明記しているところを選びましょう。
長期間通わせる前提の整骨院でには注意が必要です。
回数券を最初に購入するように促す場合は、その回数分通うかどうかを慎重に判断しましょう。
そのような整骨院は効果よりも利益を追求している可能性があります。
途中で通わなくなった場合の返金制度などを確認して、金額や効果に納得が出てから回数券の購入を検討しましょう。
金額だけでなく効果重視で選ぶ
整骨院に通う目的は、怪我や体の不調・痛みを改善するためという方が多いと思います。
つまり、あなたの悩みを解決することが治療院のゴールになります。
一回の治療費が安くてもなかなか体の調子が良くならなければゴール達成とならず通い続ける必要が出てきます。
長期間通い続けることで逆にお金をたくさん使ってしまったり、貴重な時間を治療に費やしてしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、しっかりと最短で治療効果を実感できる整骨院を選びましょう。
回数券メニューがあらかじめ用意されている整骨院は「長く通わせる」前提になっていることが多いので、痛みや不調をすぐに改善したい場合は避けましょう。
リラクセーション目的で定期的に利用するのであれば回数券はお得な場合もあります。
自分が通う目的と生活スタイルに合わせて、金額に見合った施術ができる接骨院を選びましょう。
今すぐ痛みをどうにかしたい人へ
整骨院で治療をしていたけれど、慢性的な痛みが続いて辛い場合は、違うところに通ってみたくなると思います。
特に「痛みを今すぐどうにかしてほしい!」「何回も通っていられない!」と痛みが辛いと藁にもすがる思いですよね。
その場合、ぜひ候補として考えてほしい整体院が「理学ボディ」です。
理学ボディで施術するのは医療現場での経験も豊富な理学療法士です。
筋膜リリースという手法を用いて、痛みの根本的な原因にアプローチできます!
筋膜リリースとは、体全体をボディスーツのように覆う筋膜にアプローチして短期間での痛みの改善を目的とした施術です。
当院のイメージが湧きにくいという方は、動画つきのこの記事もご覧になってください。
お近くの店舗はこちらから探せます!
ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
同じ月に違う整骨院に通いたい場合には、同じ部位の同じ怪我で複数の整骨院で保険診療を受けられないことに注意しましょう。
複数の整骨院に通うことはできますが、保険診療が可能なのは一箇所の整骨院のみです。
違う整骨院でも保険診療を受けたい場合は翌月になってからにしましょう。
整骨院を変えるときは、どのような目的で通うのか、自分に合った施術内容かどうか、実績や効果はしっかりしているか、などに注目して選びましょう。
また、一回の施術の金額は安くても、長期的に通うと総額が高くなってしまうこともあります。
金額ではなく効果を重視した整骨院や整体院を見つけましょう。