ゴルフ肘はテーピングでは治らないって知っていましたか?
ゴルフ肘になった人は、病院などに行く人が多いですが、お医者さんに以下のような事を言われる事が多いです。
- テーピングをして様子をみましょう!
しかし、テーピングをしてる時は少しましでも、テーピングを取ったら痛みが出ますし、完治はしない人が多いです。
そして、テーピングで治らないと、以下のように言われる人が多いです。
- ゴルフをやめないと治らない
- 湿布を貼って様子をみましょう!
- マッサージをしましょう!
- もう少し様子をみましょう!
しかし、結局ゴルフ肘は治らない人が多いです。
なぜ?お医者さんの言う通りにしているのに、ゴルフ肘が治らないのでしょうか?
それは、そもそもゴルフ肘はテーピングやマッサージでは治らないからです。
そんな事あるんですか?と思う人もいると思いますが、実際にテーピングやマッサージなどではゴルフ肘が治らない人が多いです。
それだけでなく、近年になってゴルフ肘の最新の原因もわかってきているので、この記事で解説をしていきます。
記事の後半では、実際に自分でできる対処法も解説していますので、実際に試していただき、効果を実感してみてください!
ゴルフ肘とは
まずはじめにゴルフ肘について解説をしていきます。
ゴルフ肘について
ゴルフ肘は、基本的にゴルフをしている人が肘の内側を痛めた時に呼ばれる名前です。
ゴルフ肘とは、「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」というスポーツ障害のひとつです。ゴルファーに多く見られる病気であることから、「ゴルフ肘」や「ゴルフエルボー」と呼ばれています。
また、ゴルフ肘は様々な呼ばれ方をしたりします。
わかりやすくいますと、肘が痛くなった時にその人がどんなスポーツをする人なのか?で呼び方が変わります。
- ゴルフをしている→ゴルフ肘
- 野球をしている→野球肘
- テニスをしている→テニス肘
- 何もしていない→テニス肘か上腕骨内側上顆炎
なので、人によって診断名が変わります。
ゴルフ肘の原因
ゴルフ肘の原因は以下のように言われています。
無理なスイングのしすぎや、ダフリ、手首や腕の使いすぎからくる疲労の蓄積から、この付着部が炎症をおこして、痛みを伴うゴルフ肘となります。
ゴルフ肘になってしまう原因としては、下記のように無理なスイングを続けることで発生してしまうと言われています。下記のようなスイングをするゴルファーはゴルフ肘になりやすいので気をつけましょう。
- クラブを握る手がかなり力んでいる
- ダフリが多い
- スイング時に肘が突っ張った状態で振り抜いている
- 体全体を使わずに手打ちの状態になっている
引用:ゴルフ肘のおもな原因は?
もちろん、これはゴルフをやっている人の場合であり、ゴルフをやっていないけどゴルフ肘と言われた人は、以下のような原因が言われています。
- 使いすぎ
- 筋肉が硬い
ですので、これらに対して治療をしていく事が多いです。
ゴルフ肘の治療法
今まではゴルフ肘に対してこの4つの治療がされていました。
1.サポーターやテーピング
サポーターやテーピングをすることで、肘にかかる負担を減らす事ができます。
ちなみに、ゴルフ肘のテーピングはこんな感じの方法があります。
STEP01
セラポアTM テープ撥水を貼る際は、体の前で肘(ひじ)を90°に曲げます。
STEP02
1本目
親指の付け根から肘(ひじ)の外側(上)まで引っ張りながら貼ります。
STEP03
2 本目
手首の関節に沿って内側から外側へ圧迫を加えて巻いていきます。
STEP04
3 本目
前腕の最も太い部位に内側から外側に向けて圧迫を加えながら1 周巻きます
STEP05
これでセラポアTM テープ撥水は完成です
引用:腕・肘(ひじ)
しかし、あくまでもサポーターやテーピングは負担を減らすためのものなので、治すためのものではないんです。
実際に、サポーターやテーピングでゴルフ肘は治らない人が多いです。
2.ストレッチ
ストレッチは肘についている筋肉を伸ばして筋肉をほぐす効果があります。
そのため効果がありそうな気もしますが、ストレッチをしても治らない人が多いです。
なぜでしょう?
それは、筋肉が原因ではないからです。
なので、原因ではない筋肉をいくらストレッチしてもゴルフ肘の痛みは治りません。
3.マッサージ
マッサージもストレッチと方法は異なりますが、筋肉をほぐすための治療法です。
しかし、これもストレッチと同様で、そもそも筋肉が原因ではないためゴルフ肘の痛みは治りません。
4.体外衝撃波療法
最近になって体外衝撃波療法がゴルフ肘に使われる事が増えました。
体外衝撃波療法は、機械で発生させた衝撃波を肘の痛い場所に当てて組織の修復を促進します。
しかし、あくまでゴルフ肘で痛い場所は痛い場所であって、根本的な原因の場所ではないため、いくら組織の修復を促進しても根本的な原因は解決されないので治りません。
ゴルフ肘はテーピングで治らない
ここまで読むと、ゴルフ肘はテーピングなどをしても治らない人が多いと言う事がわかってきたと思います。
- でも、なぜ?治らないのか?
- どうやって治せばいいのか?
などが気になると思います。
ですので、次はゴルフ肘の本当の原因や最新治療について解説をしていきます。
ゴルフ肘の原因は筋膜
結論から述べますが、近年になってゴルフ肘は筋膜の硬さが大きく関係している事がわかってきています。
なので、いくら筋肉をマッサージしたりほぐしても、ゴルフ肘が治らない人が多いんです。
ちなみに筋膜と言うのは、筋肉を1本1本包みながら全身を包んでいる組織です。
ですので、もちろん肘の筋肉も筋膜に包まれていますし、肘の筋膜は指や肩の方まで繋がっているため、痛いのは肘だとしても原因は肘と繋がっている指や肩などの筋膜である事も普通にあります。
そのため、肘が痛いからと言って肘だけにアプローチしても治らないんです。
なので、ゴルフ肘は肘のマッサージやテーピングでは治らない事が多いんです。
ここまで読むと、なんとなくゴルフ肘は肘のマッサージをしたりテーピングをしても治らない人が多い事がわかってきたと思います。
でも、実際にイメージしにくいと思いますので、次は実際の改善例を紹介させていただきます!
実際の改善例
今回紹介するAさんは2回の施術でゴルフ肘が改善しました。
ゴルフ肘のAさんの改善例
Aさんはゴルフが趣味の30代男性で、
最近痛みでゴルフが楽しくできなくなってきたということで、当院に来られました。
当院に来る前は、病院の先生に
- ストレッチをやりましょう!
- もう少し休みましょう
などと言われて治療をしていましたが、全く治らなかったみたいです。
それだけでなく、次に行った接骨院でマッサージをしても治らなかったみたいです。
Aさんのゴルフ肘の今の状況を伺うと、
- クラブを振ると痛い
- 今は最後まで伸ばすだけでも痛い
- 肘を伸ばして体重をかけると痛い
とのことです。
次は、Aさんの体で筋膜が硬くなっている場所を探しました。
すると、以下の場所で筋膜が硬い場所が見つかりました。
このように痛いのは肘ですが、筋膜が硬くなっている場所は肘から離れた場所にもたくさんあります。
これを見ても肘の周りに原因がない事がわかると思います。
実際に、この硬くなっている筋膜をほぐした結果、2回の施術で痛みが改善しました。
このように、ゴルフ肘は繋がっている筋膜をほぐす事で改善できるケースが多いです。
さらに、当院は3回以内での改善を目指しており、ゴルフ肘であれば3回以内の施術で改善できるケースが多いです。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
ゴルフ肘の人が硬くなっている事が多い場所
痛いのは内側でも外側が硬くなる事でバランスが崩れ、内側に痛みが出ている人も多いので、やってみてください!
ゴルフ肘が治らないあなたへ
ここまでやってみて、ゴルフ肘が変わる人もいれば、あまり変わらない人もいます。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
実際に当院には、ゴルフ肘が治らずに続いている人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
あなたは、ゴルフ肘が改善したら、
- どれだけ楽になりますか?
- すごい嬉しくありませんか?
- 気持的にも楽ですよね?
私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!