ゴルフで生じる指の痛みに悩まされていませんか?
ゴルフで指が痛くなるの?
何かの病気かな?
もしかして打ち方が悪いのかな?
痛みが出ると様々な不安で心配になってしまいますよね。
でも意外とゴルフで起こる指の痛みに悩まされている人は多いんです。
我慢できる程度の痛みだと、ついつい
「もう少し様子を見てみるか・・・」
とそのままにしておきがちですが、いつまで経っても良くならないどころか、どんどん悪化しクラブを握るのも辛くなってしまうかもしれません。
では、どうすれば良いのか?
痛みを取るには何から手をつけるべきなのか?
今回はゴルフで指が痛くなる時に考えられる事から、原因と対処法までをわかりやすく解説します。
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ゴルフで指が痛い時に考えられる事
ゴルフで指が痛い時に考えられる事は以下の4つです。
- 衝撃による痛み
- 筋肉の痛み
- マメの痛み
- ばね指
それぞれ順に解説していきます。
衝撃による痛み
ゴルフのスイングでは指に衝撃が全て集中します。
特にパームグリップと呼ばれる手のひらを使った握り方に比べ、フィンガーグリップと呼ばれる指を使った握り方では指に衝撃が集中しやすいです。
ボールを打つインパクトの瞬間にかかる衝撃が毎回指に加わり、それを繰り返すことで指の痛みにつながります。
また、特に初心者の方では打つ際に、芝にグラブのヘッドをぶつけてしまい、その衝撃も指にとっては大きな負担となります。
他にも、ボールをヘッドの真ん中で捉えられていないと、本来と違った部位や方向へ力が加わるので、それも指を痛めてしまう原因になりかねません。
筋肉の痛み
手のひらには左右それぞれ10以上もの筋肉が存在しています。
これらは手内在筋と呼ばれるものです。
グリップを握ってスイングするには、それら手内在筋も働いています。
指の痛みは手内在筋のいわゆる筋肉痛である可能性があります。
特に初心者の方では、重いグラブを慣れないスイングで全力で振っているので、筋肉には当然疲労が蓄積します。
それを超えてスイングした結果、筋肉痛という筋肉の痛みにつながるのです。
単純にやりすぎということも考えられますが、握り方がおかしかったり、インパクトがずれていることも原因になります。
それぞれ指に偏ったストレスが加わり、それを繰り返すことで痛みを起こしやすくなると考えられるでしょう。
マメの痛み
筋肉も原因の1つですが、皮膚にマメができることで痛くなる可能性もあります。
マメは皮膚に摩擦などの刺激が繰り返し加わることで生じる水膨れの1つです。
マメができるということは、そこにそれだけ偏ったストレスがかかっている証拠でもあります。
ばね指
指を曲げる腱が浮き上がらないように押さえている靭帯性腱鞘と呼ばれるものがあります。
この靭帯性腱鞘の近くの指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。
その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、腱鞘炎になり、さらに進行すると引っかかりが生じばね現象が起こります。
参照元:公益社団法人 日本整形外科学会
症状としては、腱鞘と腱の間で炎症が起こり、腫れや熱感、痛みを伴います。
さらに、進行すると指が動かない状態になることもあります。
手の使いすぎやスポーツによって発症することも多いので、ゴルフも例外ではありません。
親指あるいは中指の付け根に腫れや痛みがあり、指の動かしにくさがあれば、ばね指の可能性があります。
※バネ指の原因や痛みの対処法、当院での施術の改善例など下記の記事でもわかりやすくまとめています。
ぜひ覗いてみてください。
ゴルフで指が痛くなる原因
ゴルフで指が痛くなる原因としては以下の3つがあります。
- グリップの仕方が悪い
- 指に負担がかかりすぎている
- 筋肉が硬くなっている
それぞれ解説しますので、自分はどれに当てはまるか考えながら読み進めてみてください。
グリップの仕方が悪い
グリップの持ち方は上述したように、主にパームグリップとフィンガーグリップの2種類あります。
パームグリップは、グリップに対して指を直角になるように手のひらで握る方法。
フィンガーグリップは、グリップに対して指が斜め上を向くように指で握る方法です。
指が痛くなってしまう方はフィンガーグリップの場合が多く、スイングやインパクトの瞬間に指にかかるストレスから痛みが出ている可能性が高いです。
また、握りが甘いとスイングやインパクトの瞬間に手の中でグリップがずれ、それも指の痛みを作る原因となります。
指に負担がかかりすぎている
スイングするには、毎回指に力を入れてグリップを握らなければいけません。
それを何回も繰り返すと、指には少なからず負担がかかります。
ボールをインパクトする瞬間や失敗して地面を叩いてしまったりすると、その度に指には衝撃が加わって負担となります。
指に力を入れるのは筋肉なので、使えば使うほど疲労が溜まりますし、使いすぎは筋肉の痛みを起こします。
握りが甘いままスイングを繰り返したり持ち方がおかしいと、マメができて痛くなります。
スイングを繰り返すことで、指で腱鞘炎が怒る可能性もあります。
このように、指に負担をかけ続けることが痛みの原因になります。
筋肉が硬くなっている
上述したように、手内在筋が指の曲げ伸ばしに関わっています。
これらが硬くなっている状態でグリップを握る、スイングするという動作を繰り返すと、通常よりも筋肉へかかる負担が大きくなります。
筋肉は適度な柔軟性があるからこそ、適切な力を発揮できますが、硬すぎたり柔らかすぎると上手く力を発揮できません。
特に硬くなっていると、曲げ伸ばしする際に動かしにくいので、そのまま無理に動かすことが負担になります。
※他にもゴルフによって生じる手首・肘・腕まわりの痛みでお困りの場合は、合わせて下記の記事を覗いてみてください。
ゴルフで指が痛い時の対処法
ゴルフで指が痛い時の対処法は以下の5つです。
- 正しいグリップの仕方を覚える
- ケアをしっかりする
- サポーターを着用する
- 指の保護をする
- フォームを見直す
それぞれ解説していきます。
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正しいグリップの仕方を覚える
上述したように、指に負担がかかりやすい握り方はフィンガーグリップと呼ばれる握り方です。
その握り方で指が痛くなる場合は、手のひらで握るパームグリップに変更してみるのも1つの手でしょう。
指で握る方法は、指にピンポイントで負担が集中しやすいのに対し、手のひらで握る方法は手のひらという面で握るので負担が分散しやすいです。
なので、指が痛くなってしまう方はパームグリップがお勧めです。
ケアをしっかりする
自分では気が付かなくても、知らず知らずに繰り返すスイングで指や筋肉には負担が溜まっています。
体が疲れたら睡眠するというのと同じで、指も使った後はケアをしてあげることが大事です。
痛みや熱感があれば、アイシングで冷やしてあげることも効果的です。
自分で行いやすいケアの例として、ここでは指のストレッチを紹介します。
手内在筋のストレッチ
手首の力を抜くことがポイントで、手首の力が上手く抜けていないと、手内在筋をストレッチしたいのに他の筋肉がそれを邪魔してしまいます。
なので、手内在筋のストレッチをする際は、必ず手首の力を抜いて行いましょう。
- 手首をだらんと力を抜く
- 手首の力は抜いたまま、人差し指〜小指を反対の手で反らす
- そのまま10〜20秒キープする
- 親指も同様に反らす
- そのまま10〜20秒キープする
指のマッサージ
手内在筋をストレッチでほぐしても、関節自体が硬くなっていると指にかかる負担は大きくなってしまいます。
指の周りには脂肪や筋肉が少なく、靭帯が関節を保護しています。
靭帯が硬くなると指の関節の動きを硬くしてしまうので、指の周りの靭帯をマッサージして指を柔らかくしましょう。
- 指の関節の横を反対の指でつまむようにする
- つまんだまま指に対して前後にぐりぐりとほぐすようにマッサージする
- 親指から小指まで各指の関節に対して行う
サポーターを着用する
サポーターなど指を守るための道具を上手く使用することも効果的です。
握り方やスイングの仕方、ケアの方法などは上手くできなかったりすることもあるかもしれません。
でも、サポーターはつけるだけなので、誰でも簡単にできる対処法の1つです。
サポーターには、親指を保護するタイプや小指と薬指をまとめて保護するタイプ、人差し指だけ保護するタイプなど様々です。
なので、自分により適したものを選ぶのが良いですが、とりあえず、痛みが出る指を守ることができるタイプを選択するのが良いでしょう。
指の保護をする
サポーターが種類が多すぎて分からなければ、痛い指にテーピングをするとかゴルフ用のグローブをするのも1つの手です。
グローブをつけるだけで指への衝撃を和らげるという効果もありますが、皮膚とグリップとの摩擦を和らげてくれるという役割もあります。
グリップと皮膚との間で摩擦が何度も起こるとマメができる原因にもなるので、グローブをつけてプレーすることも立派な対処法の1つです。
フォームを見直す
いわゆる、手打ちになっていると、指や腕にかかる負担が大きくなってしまう可能性が高いです。
それを改善するには、下半身からの力を上手く上半身へ伝えてスイングする必要があります。
右打ちの場合は、左の股関節を外ひねり、右の股関節を内ひねりすることを意識します。
さらに、腰ではなく、背中をスイングの方向へひねるように意識することで、効率良く下半身からの力を上半身、グラブへ伝えることができます。
鏡があれば今挙げたポイントを見ながら、なければ誰かに見てもらってフォームを見直すことで指への負担を減らすことができるかもしれません。
ゴルフで指に痛みが出た時の注意点
ゴルフで指に痛みが出た時の注意点は以下の2つです。
- 痛みが強くなる場合は途中で辞める
- 痛みが治るまで安静にする
それぞれ解説していきます。
痛みが強くなる場合は途中で辞める
ゴルフをした後に痛くなって、何日かあるいは何週間か休んでも痛みが良くならない場合、ゴルフをするのは辞めた方が無難です。
以下に当てはまる場合は、自分で判断せずに必ず整形外科を受診して医師の判断を仰いでください。
- 痛みがどんどん強くなっている
- 今まで感じたことのない痛みである
- 痛みのほかに痺れも感じる
- 指が動かせない
- ゴルフをした直後から急激な痛みを感じている
これには当てはまらないけど、心配であれば様子を見て、痛みが強くならないように体を休めるのが良いでしょう。
痛みが治るまで安静にする
痛みがある場合は、基本的に安静にするのが第一です。
痛みがそれほど強くない場合は、様子を見つつ上に挙げた対処法を試しながらゴルフをするのも良いですが、無理は禁物です。
中途半端な状態でゴルフをすると、握りやスイングがいつもと違う状態ですることになってしまい、変なフォームとなって余計に痛みを強くしてしまう可能性もあります。
それだと、かえって痛みが長引いてしまうことも考えられるので、痛みがあるうちは安静にしましょう。
まとめ
ゴルフで指が痛くなるのは、握り方やスイングのフォームの問題や指の使いすぎ、筋肉の疲労などが考えられます。
もし、握り方に問題があるのなら握り方を考え直さないといけませんし、ストレッチで筋肉をほぐしたり休息をとっても良くならないかもしれません。
大事なのは、自分が何で指が痛くなったのかを考え、原因に対して適した方法で対処することです。
本記事を読んで、ゴルフで起こる指の痛みについて知り、それに合った対処法を実践してみてください。
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