「ゴルフをやると体が痛い!」
「なかなか改善しないけど、病院に行くべき?」
このようにゴルフの怪我で悩んでいませんか?
コンタクトスポーツではなく、自分でペースをコントロールできるゴルフは、幅広い年齢に親しまれるスポーツです。
しかし、意外にもゴルフは反復動作が多く、怪我も多いのが事実です。
体に痛みを感じても運動不足が問題と感じ、適切な対処をされていない方が多いです。
ゴルフでの怪我を放置したり、間違った対処法を行うと医療機関での治療が必要になる危険なケースもあります。
でも安心してください。
正しい原因と適切な対処法を知れば、痛みを改善することができます。
本記事は、体と痛みの専門家である理学療法士がゴルフでの怪我の原因と対処法について解説していきます。
当院は、今回ご紹介する体の痛みを即時的に改善することができる筋膜リリース専門店です。
今すぐ痛みをどうにかしたいという方は、ゴルフの怪我や痛みを今すぐ取るなら理学ボディをご覧ください。
目次
ゴルフで怪我が多い意外な理由
そもそもなぜ自分のペースでできるゴルフで怪我が起こってしまうのでしょうか?
まずゴルフで怪我が多い意外な理由について解説していきます。
- 間違ったスイングを行っている
- 体の使い過ぎによって痛みが起こる
- 体が硬くて無理な動作になっている
多くの場合、上記のような理由で痛みが起こります。
ゴルフはスイングフォームや練習方法など人によって方法はさまざまです。
そのため痛みが起こる場所も個人差が多く、原因も異なります。
すでに痛みで悩んでいる方は、痛みの場所と原因を少しでも明確にすることが改善への近道です。
ゴルフの怪我が起こりやすい6つの部位
ここからは、ゴルフでの怪我にはどんなものがあるか部位別でご紹介していきます。
今回ご紹介するケースは以下の6つです。
- 首の痛み
- 肩の痛み
- 肘の痛み
- 手首の痛み
- 背中の痛み
- 腰の痛み
現在、痛みで悩んでいる方は、痛みを確認しながら見てみましょう。
後ほど部位別に適切な対処法もご紹介していきます。
ゴルフの首の痛み
「スイング直後に首が痛い」
「頭を残すように意識してスイングすると痛い」
ゴルフでの首の痛みは、上記のような場面で良く起こります。
ゴルフでの痛みのほかに以下のような症状はありませんか?
- デスクワークが多い
- 普段から姿勢が悪いといわれる
- 朝、首元がだるい
- 目が疲れやすい
上記のような症状がある方は、ゴルフのみでなく普段の体の使い方が痛みの原因かもしれません。
一方そのような症状がなくゴルフでのみ痛みがでる場合は、後ほどご紹介する原因と対処法を参考にしてみてください。
ゴルフの肩の痛み
「クラブを振り上げる時に肩が痛い」
「ボールを打ったあとに肩が痛い」
ゴルフでの肩の痛みは、上記のような場面で起こりやすいです。
ゴルフ以外でも以下のような症状はありませんか?
- 普段から肩を上げる時に痛い
- 重い物を持った時に肩が痛い
上記のような症状がある方は、普段から肩が炎症を起こしているかもしれません。
ゴルフの動作によって痛みが強く出る場合は、ゴルフ肩(スイングショルダー)になっている可能性があります。
詳しい原因と対処法については後ほど解説していきます。
ゴルフの肘の痛み
「ゴルフ中、肘の内側が痛む」
「手打ちやダフリがなかなか変わらない」
ゴルフでの肘の問題は、上記のような特徴があります。
以下のポイントに当てはまる方は注意が必要です。
- 薬指や小指の感覚が鈍くなったり、痺れたりする
- スイング時に肘の内側が痛くて力めない
- 物を持ち上げたりタオルを絞るような動きで痛む
上記のような症状がある方は、変形性肘関節症や上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)の可能性があります。
練習量が極端に多くなっていたり、安静にしている時は痛みがないという方は、ゴルフによる怪我の可能性が高いです。
後ほどご紹介する原因と対処法を参考にしてみてください。
ゴルフの手首の痛み
「スイングの時に手首が痛い」
「ダフリや手打ちなどのミスショットが多い」
上記のような方は、手首に問題があるかもしれません。
ゴルフでの手首の痛みの特徴として、クラブを握った時に下記のことが考えられます。
- 手首の親指側が痛む…ドケルバン病の可能性がある
- 手首の小指側が痛む…TFCC損傷の可能性がある
上記のような方は、ゴルフによって腱鞘炎になっているかもしれません。
後ほどご紹介する原因と対処法を参考にしてみてください。
ゴルフの背中の痛み
「スイングの際に背中が痛くて力めない」
「練習後にいつも背中が痛くなる」
ゴルフでの背中の痛みは、上記のような場面で起こりやすいです。
ゴルフで背中に痛みを感じている方は、いかに当てはまるかもしれません。
- 胸郭出口症候群
- 筋筋膜性疼痛
普段から姿勢が猫背、背中が硬い、腰痛がある方は上記の問題を起こしやすいため注意が必要です。
対処法としては、ストレッチやマッサージが特に効果的です。
より詳しい内容は下記の記事をご覧ください。
ゴルフの腰の痛み
「スイングで体を捻るときに腰が痛い」
「ボールを拾う際にかがむと腰が痛い」
ゴルフによる腰の痛みは、上記のような場面で起こりやすいです。
ゴルフで腰の痛みを感じる方は、普段の生活でも腰痛を感じている方が多いです。
以下のような症状がある方は、腰の疾患がある可能性があり注意が必要です。
- 腰を曲げる・反らす・捻る動きで腰が強く痛む
- 臀部から足にかけてしびれを感じる
ゴルフによる腰の痛みは、反復した動作が悪影響を及ぼすことが多く正しく対処することがとても重要です。
対処法としては、腰回りの柔軟性を高めるためのストレッチやスイングフォームを見直すことが効果的です。
ゴルフの怪我で病院に行くべき危険なケース
ここでは医療機関への受診が必要な危険なケースについて解説していきます。
おもに以下のような症状がある方は、整形外科のある医療機関へ受診することをおすすめします。
- 炎症反応がある場合…痛みの部位が赤く腫れ、熱をもっている
- 神経症状がある場合…おもに手や足にしびれがある
- 痛みが3日以上続いている…組織への損傷の程度が強い
- 骨折や打撲の場合…強い圧痛や動かすと強い痛みがでる
ゴルフの首の怪我|原因と対処法
普段から首に痛みがない方は、ゴルフによって首を痛めている可能性が高いです。
ゴルフでの首の怪我には、以下のものが考えられます。
- 筋肉による痛み…筋筋膜性疼痛
- 関節による痛み…椎間板や椎間関節の問題
- 神経による痛み…頚椎症性神経根症
首を痛めてしまう原因として、よくあるのが頭を残そうと意識しすぎてしまう場合です。
大きなスイングの中で、首を固定するためには瞬間的に大きな力を必要とします。
グリップする力が右側と左側で差がある場合は、首の痛みも左右差が起こりやすいため注意が必要です。
痛みの対処法としては、痛みが強い場合は安静、他にはストレッチやマッサージが効果的です。
もっと首の痛みについて知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
ゴルフの肩の怪我|原因と対処法
ゴルフのスイングの時に肩が強く痛む場合は、ゴルフ肩(スイングショルダー)になっている可能性もあります。
ゴルフでの肩の怪我には、以下のものが考えられます。
- ゴルフ肩(スイングショルダー)
- 肩関節周囲炎
- 腱板断裂(損傷)
肩を痛めてしまう原因として、肩周辺の筋肉が硬い、肩に負担の掛かるスイングフォームになっていることが考えられます。
上記にある肩関節周囲炎は、肩回りの組織の炎症が原因となり痛みを引き起こす疾患です。
中年以降、特に50歳代に多くみられ、その病態は多彩です。
関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることがおもな原因と考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。
引用:日本整形外科学会
肩関節周囲炎とは異なり、肩に力が入らない、手を上げる時に肩からジョリジョリと音がする場合は、腱板断裂の可能性があります。
腱板断裂の背景には、腱板が骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという解剖学的関係と、腱板の老化がありますので、中年以降の病気といえます。
明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きます。男性の右肩に多いことから、肩の使いすぎが原因となってことが推測されます。断裂型には、完全断裂と不全断裂があります。
若い年齢では、投球肩で不全断裂が起こることがあります。引用:日本整形外科学会
クラブを大きく振り上げる動作や体幹のひねりが不足していると肩には大きな負担となり痛みが起きてしまいます。
痛みの対処法として、肩まわりの柔軟性をしっかりと確保しておくこと、スイングフォームを修正することがとても大切です。
正しいスイングフォームや肩の痛みについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ゴルフの肘の怪我|原因と対処法
ゴルフの最中や練習前後で肘が痛くなる場合は、内側上顆炎(ゴルフ肘)になっている可能性もあります。
内側上顆炎とは、手首や肘を使いすぎることによって発症するケガの総称。肘の内側にある内側上顆に過度な負担がかかり、炎症を起こすため痛みが生じます。ゴルフで無理なスイングをしすぎた場合に発生することから、ゴルフ肘とも呼ばれます。
症状としては、手首を曲げたりひねったりする動作のときに、肘や前腕の内側に痛みを感じるのが特徴です。特に手首を手の平側に曲げると痛みが強く出ます。
引用:痛みwith
ゴルフでの肘の怪我には以下のものが考えられます。
- 変形性肘関節症
- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
肘を痛めてしまう原因として、練習量が過度に多く肘の曲げ伸ばしを過度に繰り返したり、ダフった時の衝撃が肘へ負担となっていることが考えられます。
グリップを強く握ってしまったり、腋が開いている、練習前後のストレッチケアの不足なども肘への負担を増やしてしまいます。
痛みを出さないためには、正しいフォームに見直すこと、プレー前後でしっかりとケアをすることが効果的です。
より詳しい対処法については、下記の記事をご覧ください。
ゴルフの手首の怪我|原因と対処法
ゴルフをプレー中やグリップを握った時に痛みを感じる場合は、腱鞘炎になっているかもしれません。
ゴルフでの腱鞘炎は以下のものがあります。
- 手首の親指側が痛む…ドケルバン病
- 手首の小指側が痛む…TFCC損傷
それぞれわかりやすく解説していきます。
ドケルバン病は、手首の親指側にある腱が腱鞘と呼ばれるトンネルで炎症を起こした状態を指します。

母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
特に手背第1コンパートメント内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じやすいです。引用:日本整形外科学会
TFCC損傷とは、手首の小指側にあるTFCCと呼ばれる腱と靭帯の総称部が摩擦などで炎症を起こした状態を指します。

手関節部の強い衝撃や手関節への過剰な負荷の繰り返しにより起きるので、野球やテニスなどのスポーツが原因となることが多い。また、転倒や作業中の外傷による靱帯損傷や、手関節の酷使によっても同様なことが起こりうる。
引用:医療法人南川整形外科
手首を痛めてしまう原因として、練習量が過度に多かったり、手打ちを繰り返し行うことがあります。
痛みを出さないためには、グリップを強く握りしめすぎない、スイングの際に手首を返さないなどの方法が効果的です。
下記の記事では、さらに詳しい対処法をご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフの腰の怪我|原因と対処法
ゴルフのスイングの時に腰が痛むという方は、腰に原因疾患があるかもしれません。
ゴルフで起こる腰の怪我には、以下のようなものがあります。
- 腰椎分離症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 筋筋膜性疼痛
腰を痛めてしまう原因として、肩回りが硬くスイングの際に大きく腰を捻ってしまう、間違ったスイングフォーム、過度な練習量があげられます。
痛みを出さないためにしっかりと準備運動を行う、スイングフォームを見直す、ストレッチなどが効果的です。
下記の記事ではより詳しい内容をご紹介しています。
ゴルフの怪我や痛みには筋膜リリースが効果的?
ここまで部位別にゴルフの怪我と危険なケースについて解説してきました。
今回ご紹介したゴルフによる痛みは、多くの場合改善することが可能です。
ご紹介したセルフケアでも効果的ですが、さらに効果的な方法があります。
それは筋膜に対する介入、筋膜リリースです。
当院では国家資格である理学療法士が、筋膜リリースを用いて数多くの方を施術してきました。
具体的にどのような施術をしているのか?
どのような効果が期待できるのか?
気になる方は下記の動画をご覧ください。
いかがでしょうか?
下記の記事ではさらにより詳しく、施術を受けた方の改善例をご紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフの怪我や痛みを今すぐ取るなら理学ボディ
すでに痛みでお悩みの方で、今すぐ痛みを取りたい!という方は、ぜひ理学ボディにご相談ください。
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ゴルフでの痛みは、スイングの問題やもともとの体の硬さが関係していることが多く、一人で見直すのは難しいです。
セルフケアで試行錯誤しながら練習を続けるのは大変な時もあると思います。
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まとめ
今回は、ゴルフの怪我の原因と対処法、危険なケースについて解説してきました。
まとめるとゴルフの怪我は、部位別で症状や原因が異なりますが、多くの場合は改善することが可能です。
しかし、ゴルフは競技の特性上、痛みの出方も個人差があり適切に対処するのは難しいです。
ぜひプロの目線で痛みを正しく見極め、痛みを即時的に改善してみませんか?
「気持ちよくゴルフをプレーしたい!」
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そんなあなたのために、理学ボディはご相談をお持ちしております。