当院の新型コロナ対策

グロインペイン症候群は治るのか | よくある症状・原因・改善方法を徹底解説

 

普段の生活の中でこんな痛みで悩んだことありませんか?

  • 朝起き上がろうとすると足の付け根が痛い
  • 走ったり歩く時に股関節が痛い
  • 椅子に座っていて立ち上がる時に鼠径部が痛い

股関節の痛みはグロインペイン症候群や鼠径部痛症候群そけいぶつうしょうこうぐんと呼ばれます。

一度なると治りにくいという特徴がありますが、中々治らない方は股関節以外の問題が関係している可能性があります。

グロインペイン症候群は股関節の障害なので、股関節が関係するのは当然ですが、股関節が悪くなるのは股関節以外の関節や筋肉が関係することも多いです。

もし、股関節以外に問題がある場合、股関節のストレッチやマッサージをしていても良くならないのは想像できますよね。

そこで、今回はグロインペイン症候群が治らない場合の理由とどうしたら治るのかについて解説します。

 

グロインペイン症候群の症状と完治までの期間

ここでは、そもそもグロインペイン症候群とは何なのか、一般的にはどれくらいで良くなるのかを解説します。

 

グロインペイン症候群の症状

症状としては、ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。

参照元:公益社団法人 日本整形外科学会

鼠径部と言うのは、ビキニラインの真ん中辺りで、ちょうど股関節がある位置を指します。

鼠径部以外には、下腹部や内もも、坐骨ざこつ睾丸こうがんの後ろなども痛くなることがあります。

サッカー選手に多く見られ、一度なると治りにくいのが特徴です。

何らかの原因で可動性、安定性、協調性に問題が生じたまま、無理にプレーを続けると、体幹から股関節周辺の機能障害が生じやすくなります。

参照元:公益社団法人 日本整形外科学会

ですが、サッカーをしていなくても痛くなる時は痛くなります。

サッカーをしていなくても、股関節や骨盤、腰の動きが悪い、あるいは筋力が弱いと、歩いたり走ったり、立ち座りや起き上がったりする時に股関節に負担がかかり、グロインペイン症候群になる場合があります。

 

グロインペイン症候群が治るまでの期間

 

一般的には2ヶ月程度で治るとされていますが、2ヶ月で治る方もいれば、半年かかる方もおられます。

治る人は2ヶ月くらいで治りますが、実際には2ヶ月経っても半年経っても治らず、悩んでいる方も多いです。

ただ、2ヶ月で治った方も何もせず自然に治ったわけではなく、多くは適切なリハビリを受けた結果です。

ですが、リハビリを受けたとしてもあまり良くならない場合もあり、そんな場合に股関節以外の問題を考える必要があります。

 

グロインペイン症候群の原因

中々治らないグロインペイン症候群の原因の1つは、股関節以外の問題が関係しているから。

股関節の痛みなので、股関節が痛みに関係しているのは間違いありません。

ですが、股関節自体の問題と股関節以外の問題に分けて考える必要があります。

ここでは、股関節自体の問題と股関節以外の問題に分け、以下の3つの原因を挙げました。

  • 股関節へ負担が多くかかっている
  • 股関節の筋肉が硬い
  • 体幹が硬い

それぞれ解説します。

 

1.股関節へ負担が多くかかっている

当然ですが、股関節へ負担が多くかかると、股関節に痛みを起こします。

日常的に歩くあるいは走る機会が多い方、スポーツをしている方は股関節に負担がかかりやすいです。

特にサッカーでシュートを打つ際は、足を後ろへ大きく振り上げ、思いっきりボールを蹴りますよね。

この時、股関節には前後に大きく、かつ、素早い動きが強く加わります。

そういった動きを繰り返すと、筋肉に小さな傷がついたり、炎症を起こしたりします。

サッカーでは、そのような動きが多いため、股関節にとっては負担になるのです。

 

2.股関節の筋肉が硬い

股関節は骨盤のくぼみに、大腿骨頭だいたいこっとうと呼ばれる球状に近い骨がかみ合ってできています。

球状なので、自由に動きやすい関節である反面、不安定で上手くコントロールできないと痛みを起こしやすいとも言えます。

股関節は後ろ側は筋肉が分厚く安定しているのですが、前側は筋肉が後ろに比べると少なく不安定という特徴があります。

その特徴から、股関節後ろ側のお尻の筋肉が硬くなると、骨頭を前側に押し出してしまい、股関節が上手くかみ合わなくなってしまう場合があります。

それが原因で、股関節の前側で骨と骨がぶつかり合って痛みが起こる可能性があります。

 

3.体幹が硬い

股関節の動きは、何も股関節だけで動くわけではありません。

例えば、サッカーでボールを蹴る際に足を大きく後ろへ振り上げる時。

股関節を支点に太ももが後ろへ動くわけですが、この時、股関節の動きと一緒に骨盤は前側へ傾き、腰は反り返っています。

つまり、股関節の動きは、股関節、骨盤、腰の動きが組み合わさってできているわけです。

そうすることで、股関節だけに負担が集中することなく、負担を他の関節に分散することができます。

ですが、この時、体幹、つまり、腰の動きが硬い場合、股関節を同じ角度動かそうと思うと、腰の動きの悪さの分を股関節で補わないといけません。

なので、腰が硬いと股関節や骨盤が大きく動く必要があり、その分股関節にとって負担が大きくなってしまうのです。

 

グロインペイン症候群が治らない人が多い理由

どうやってグロインペイン症候群を治すのかを知る前に、治らない理由を知っておくべきです。

何故なら、これを知らないと、一時的に良くなっても再発する可能性がありますし、再発した時に何で痛くなったのか分からないからです。

治らない理由を知った上で、治すためのことを考えることが最短で治すための方法です。

 

1.安静にできないことが多い

どんな怪我でも当たり前のことなのですが、安静を守れていない場合が多いです。

痛みがあるということは、少なからず痛い場所には何らかの負担がかかっているということ。

その結果、体が悲鳴を上げて痛みという形で警告しているのです。

スポーツをしている場合、休んでいて他の仲間に遅れをとってしまうとか下手になってしまうといった焦りがあるかもしれません。

仕事をしている場合、忙しくて休めないから、いつもと変わらず動いてしまうということもあるかもしれません。

ですが、まずは安静にしないと良くなるものも良くなりません。

今安静にしたら良くなるのに、安静にしないがために数週間、数ヶ月、1年以上経っても痛みがあるという方もおられます。

それで、結局スポーツができなくなったり、仕事を満足にできなくなっては本末転倒です。

まずは、何よりも自分の体を優先し、安静にすることを考えましょう。

 

2.股関節だけにアプローチしているから

グロインペイン症候群は、股関節の痛みなので、上述したようにお尻の筋肉の硬さ、あるいは太ももの筋肉の硬さに対してストレッチやマッサージをすると、痛みが和らいで良くなっていく場合もあります。

ですが、その場合はたまたま股関節だけの問題だったというだけで、これも上述したように腰の硬さが股関節に負担をかけているのなら、腰の硬さを何とかすることを考えないと、いつまでも股関節は痛いままでしょう。

股関節のストレッチやマッサージをしていても中々治らない方は、腰や膝など股関節以外の部分にも着目してみましょう。

 

グロインペイン症候群を治療する方法

ここが今回のテーマの本題です。

先にグロインペイン症候群が治らない理由を知った上で、治すための対策をするので再発するリスクは少ないはずです。

ここまでで解説した通り、股関節自体への対策と股関節以外への対策を組み合わせることで、治す可能性を高めることができます。

股関節へ負担をかけている股関節以外の問題に対する対策、痛みが出ている股関節自体の問題への対策、これをしっかりすることで治る確率を高くすることができます。

ここでは、グロインペイン症候群への対策として以下の3つを挙げました。

  • 股関節のストレッチ
  • 腰のストレッチ
  • 膝のストレッチ

それぞれ解説します。

 

1.股関節のストレッチ

お尻のストレッチ
  1. 椅子に腰かける
  2. 片足の足首を反対側の膝の上に乗せる
  3. 膝に乗せた足の足首と膝を抱える
  4. 膝に乗せた足のすねと胸を近づける
  5. そのまま10〜20秒キープする
内もものストレッチ

四つ這いになる両手を前につき、膝をできるだけ離してつくそのまま前後に動き、股関節を深く曲げたり戻したりする

 

2.腰のストレッチ

  1. うつ伏せになる
  2. 手を顔の横に置く
  3. 手で床を押して、体全体を持ち上げる
  4. お腹が伸びる感覚が得られるまで持ち上げ、10〜20秒キープする

 

3.膝のストレッチ

  1. 立った状態から両手で後ろから足首をつかむ
  2. 足首を持ったまま、膝を伸ばす
  3. 膝裏が伸びる感覚が得られるところで10〜20秒キープする

 

まとめ

グロインペイン症候群は、股関節の痛みを起こす病気ですが、股関節だけが悪いわけではありません。

股関節が悪いからという固定概念に捉われて、股関節の問題だけを考えていると、中々良くならず痛みが長引いてしまうことも少なくありません。

股関節の動きには、骨盤や腰など股関節以外の部分の関わりも大きいです。

体は各関節や筋肉がそれぞれ連動して動いていており、一か所に負担が集中しないような上手い作りになっています。

なので、グロインペイン症候群になってしまった場合、まずは安静を優先に考え、その上で股関節の問題とそれ以外の問題の両方に目を向けて痛みと向き合ってみましょう。


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ABOUT US

木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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