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股関節が左だけ痛い原因と自分でできる対処法を理学療法士が解説

 
股関節が 左だけ 痛い
この記事を書いている人 - WRITER -
玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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この記事を読んでいるあなたは以下のような事を思っていませんか?

  • 股関節が左だけ痛い・・
  • なんで左だけ痛いんだろう?
  • 股関節が左だけ痛い原因は?

 

確かに股関節が左だけ痛いって不思議ですが、実は結構あるんです。

 

でもなんで左の股関節だけ痛いんだろう?原因は?って思いますよね!

 

これには実はしっかりとした原因があるんです。

 

具体的には以下の5つが、左の股関節だけ痛い時に考えられます。

  1. 変形性股関節症
  2. 臼蓋形成不全
  3. 鼠径部痛症候群(グロインペイン)
  4. 坐骨神経痛
  5. 筋・筋膜性疼痛症候群

 

と言っても、近年になって股関節が左だけ痛い別の原因もわかってきています。

 

それを知らないと股関節の痛みを治すことは難しいどころか、ずっと治らないですので、この記事で股関節が左だけ痛い原因について理解していただければと思います。

 

また、記事の最後には実際に自分でできる対処法についても解説をしているので、実際にやってみていただき、効果を実感してみてください!

 

股関節が左だけ痛い時の原因

股関節が 左だけ 痛い

股関節が左だけ痛い時の原因は、様々な事が考えられます。

 

一般的に言われている原因

股関節が左だけ痛い時の原因は以下の内容です。

 

股関節の前側内側が痛い時

  • 変形性股関節症
  • 臼蓋形成不全
  • 鼠径部痛症候群(グロインペイン)

 

股関節の後ろ側外側が痛い時

  • 坐骨神経痛
  • 筋・筋膜性疼痛症候群

 

まずはこれらについて簡単に解説をしていきます。

 

変形性股関節症とは?

変形性股関節症を簡単に言いますと、股関節の骨と骨がぶつかって痛い状態です。

 

これはレントゲンを撮ることで確実にわかります。

 

変形性股関節症は、脚の骨(大腿骨)と骨盤との間にある軟骨が磨り減り、炎症、そして痛みを発症させる病気です。

引用:変形性股関節症をあきらめない

 

 

臼蓋形成不全とは

臼蓋形成不全とは、股関節の構造的な問題で股関節が浅い人のことです。

 

股関節が構造的に弱いので、もともと負担がかかりやすい特徴があります。

 

これもレントゲンを撮る事でわかります。

 

臼蓋形成不全とは、「臼蓋」が小さいことを指します。

引用:臼蓋形成不全症 〜「股関節の作りが悪い」病気〜

 

鼠径部痛症候群(グロインペイン)

グロインペインを簡単に言うと、股関節の前側の筋肉の硬さによって、股関節を曲げたり後ろに伸ばす時に痛みを出します。

 

基本的には筋肉の問題である事が多いので、適切な施術を行うことで改善する可能性が高いです。

 

体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の低下による拘縮や骨盤を支える筋力(安定性)低下による不安定性、体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が出来ず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。

引用:鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

 

 

坐骨神経痛とは

簡単に言うと、お尻を通る神経が圧迫されて痛みや痺れを出す事です。

 

人によっては股関節の後やおしりの奥などに痛みが出ます。

 

坐骨神経は人体のなかでもっとも太く、長い末梢神経で、腰のあたりから爪先まで伸びています(図1参照)。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部(尻)、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、 ピリビリとしたしびれ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。

引用:つらい痛みを改善したい

 

 

筋・筋膜性疼痛症候群とは

簡単に言うと、筋膜が硬くなり股関節に痛みや違和感を出します。

 

筋膜は股関節の前にも後にも横にもあるため、股関節の様々な場所に痛みが出る可能性があります。

 

筋膜性疼痛症候群とは、筋肉と筋肉の間の膜である「筋膜」が原因となって痛みを引き起こす病気です。特に、筋膜が厚くなったり、滑りが悪くなったりすることによって引き起こされるとされています。これは長年の間、「原因不明の痛み」とされてきました。それはレントゲンで痛みの原因を発見することができないからです。

引用:筋膜性疼痛症候群とはどんな病気?原因が分からなかった痛みの正体

 

一旦まとめると・・

このように、股関節が左だけ痛む原因は多く考えられますが、変形性股関節症や臼蓋形成不全についてはレントゲンなどで簡単にわかるため、病院でレントゲンを撮った時にお医者さんから言われるはずです。

 

そのため、おそらくこの記事を読んでいるあなたの痛みは、変形性股関節症や臼蓋形成不全ではない可能性が高いです。

 

となると、股関節が左だけ痛い原因は以下の3つになります。

  1. 鼠径部痛症候群(グロインペイン)
  2. 坐骨神経痛
  3. 筋・筋膜性疼痛症候群

 

この3つは別々に考える事もできますが、全てにおいて共通している部分があります。

 

それが、筋膜が硬くなると上記3つの症状が出る可能性がある!と言う事です。

 

よくわからないですよね?

 

簡単に言うとこのような流れです。

  1. 筋肉や神経は筋膜に包まれている
  2. その筋膜が硬くなる
  3. 筋肉や神経の問題が起こる
  4. 関節の動きも悪くなる
  5. 股関節の痛みが起こる

と言う事なんです。

 

なので股関節が左だけ痛い時の原因は、硬くなってしまった筋膜が悪さをしている可能性が高いです。

 

左だけ痛い時の原因

でも、そもそもなんで左だけ痛いの?って思いますよね!

 

それは、過去に左半身の筋膜が硬くなるような出来事があった可能性が高いです。

 

筋膜が硬くなる原因については以下のように言われています。

 

筋膜は様々な原因で変性する。外傷、廃用、循環不全による運動不足、反復運動、長期間にわたる不良姿勢などは膠原繊維束のねじれによって筋膜に高密度化を生じさせ、最終的に脱水が生じて基質を硬くゲル状にしてしまう。

引用:筋膜マニピュレーション

 

簡単に言うと以下のような事が人生で1度でもあると、筋膜は硬くなると言う事です。

  • 軽い怪我(捻挫など)
  • 骨折、ヒビ
  • 手術
  • 固定(ギプスやサポーターなど)
  • 使いすぎ
  • 内科的な不調

そのため股関節が左だけ痛い人は、上記のようは事が過去に左半身であった可能性が高いです。

 

もっと細かく言うと、以下の内容を1つでも経験した事があれば、あなたの筋膜は確実に硬くなっています。

  • 捻挫
  • 膝の痛み
  • 腰の痛み
  • 肉離れ
  • 骨折、ヒビ
  • 靭帯を伸ばした、痛めた
  • 手術
  • ギプスやサポーターでの固定歴
  • 胃もたれ
  • 便秘、下痢をしやすい
  • 逆流性食道炎
  • 胸のモヤモヤ感
  • 喘息、気管支炎
  • 心臓系の不調
  • 婦人科系の不調

これに当てはまらない人は、単純な使いすぎも考えられます。

 

なので、これらに当てはまる人はその過去の不調によって左半身の筋膜が硬くなっており、左の股関節だけに痛みが出る状態になっていると思います!

 

股関節が左だけ痛い人の改善例

1週間後につくばマラソンを控えていたAさん。

 

以前一度別のイベントの仕事でお会いしたことがあり、知人が紹介してくれたこともあって、Facebookのmessengerで連絡をくれて私のサロンに来てくれました。

 

以下、Aさん談

練習中に、股関節の奥?股関節の付け根?らへんが痛くなってしまいました。

今まではいくら走ってもこんなことはなかったので、初めての感覚で少し怖いです。

すぐ良くなるかと思っていましたが、数日しても痛みはほとんど変わりません。

今は歩くときに若干痛いです。

あとは、股関節を曲げても痛いです。

少しなら無理して走れなくもなさそうだけど、42Kmは厳しそうです。

もうつくばマラソンが来週に迫っているので、かなり不安です。

なんとかなりますか?

とのことでした。

 

股関節に出る痛みをチェック

 

Aさんの左股関節の痛みを実際にチェックしていきました。

 

すると腰を後ろに反ると、左股関節に痛みが出ました。

 

ランニング 股関節 痛み

 

腰を左に倒しても痛みが出ました。

ランニング 股関節 痛み

 

歩く時に体重がかかると股関節に痛みがあるようで、歩くだけで痛いのにマラソンを走るのはとても不安とのこと。

ランニング 股関節 痛み

 

他にも寝ながら左股関節を動かしても痛いし、可動域も狭くなっているとのことでした。

ランニング 股関節 痛み

ランニング 股関節 痛み

 

Aさんはこんな感じで股関節に痛みが出ている状態でした。

 

Aさんの筋膜をチェック

次にAさんの筋膜で硬くなっている場所がないか、硬さをチェックしていきました。

 

すると、以下の場所に筋膜の硬さが確認できました。

  1. 足首
  2. ふくらはぎの内側・外側
  3. モモの内側・外側
  4. 臀部
  5. 股関節の前側

 

このように、痛いのは左の股関節でも筋膜が硬い場所は股関節以外に多くあります。

ランニング 股関節 痛み

 

そしてこの硬い筋膜をほぐすようにしていきました。

 

その結果、

Aさん「だいぶ良くなりました!痛みはほとんどなくて、さっきを10だとしたら今2ぐらいです!」

とのことでした。

 

ただ、1週間後にフルマラソンということで、まだまだこれだと不安だったので、マラソンの2日前に予約を入れてくれました。

 

2回目の筋膜調整

 

2回目は、来てもらった時点でほとんど痛みはなくなっていました。

 

Aさん「あれから木城さんの言っていた通りに、3日後から急になんともなくなりました。何故なんですか?」

 

筋膜調整では、硬くなった筋膜内のヒアルロン酸を炎症反応による熱で溶かしています。その炎症反応は生理学的に72時間ぐらいは持続するので、日が経てば経つほど良くなるケースが結構あるんです。

木城

 

ということで、股関節の痛みはなかったのですが、念のために1回目でチェックしきれなかった痛い足とは反対足の右足の筋膜もチェックしていきました。

 

すると、

右の膝と股関節周りにも硬さがありました。

 

ここを入念に筋膜調整した結果、股関節の痛みが改善されました。

 

詳細は以下の動画をご覧ください。

 

Aさん「痛み0です!今日は可動域もめちゃくちゃ広がりました!!」

と喜んでいただけました。

 

股関節が左だけ痛い時の対処法

ここまで読むと、股関節が左だけ痛い原因は筋膜である事がわかってきたと思います。

 

ですので、左の股関節の痛みを治すには、硬くなっている筋膜をほぐす事が必要です。

 

今回は自分でもできる筋膜のマッサージをお伝えしますが、先にお伝えしたいのは自分でやるのは限界があると思ってください。

 

偉そうな事を言いたい訳ではないのですが、筋膜をほぐすのってかなり難しいんですよね、、

 

僕たちも本格的な勉強を外国の先生から何日間もかけて学んでおり、習得するまでにかなり長い期間と努力を必要としたので、、

 

でも、やらないよりはいいですし症状が軽ければ改善する可能性もあるので、1度は自分で試してみてください!

 

ほぐす場所は単純で、過去に不調があった場所から優先的にほぐすようにしてください。

  • 時間は1箇所5分程度です。
  • 硬い場所や滑りが悪い場所は悪い場所である事が多いです。
  • 悪い場所は押すと痛いですが、続けて大丈夫です。

 

※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。

 

下半身のマッサージポイント

股関節 左だけ 痛い

①足首の内側

②土踏まずの内側

③ふくらはぎ〜スネの内側にかけて

 

股関節 左だけ 痛い

④モモの内側(膝寄り)

⑤モモの前側(やや外側寄り)

 

⑥モモの内側(股関節寄り)

 

股関節 左だけ 痛い

⑦足の甲の外側

⑧かかとの外側

⑨ふくらはぎの外側周辺

 

股関節 左だけ痛い

⑩モモ裏の外側周辺

⑪お尻の真ん中

⑫お尻の外側

 

上半身のマッサージポイント

⑬おへその周辺

⑭胸の真ん中

⑮胸の前側

⑯脇腹

股関節 左だけ 痛い

 

 

それでも左の股関節の痛みが治らない人

これらの場所をマッサージして左の股関節の痛みが軽減するようであれば、自分で続けましょう!

 

変わらない人は自分では限界があると思います。

 

当院にも左の股関節が痛い人はよく来られており、1〜3回程度の施術で改善するケースが多いので、治らない場合は私たちを頼ってください。

 

多くの人は、股関節が痛いのを我慢して生活や運動をしており、どんどん状態が悪くなるだけでなくどんどん治りにくくなってしまっています。

 

その結果、最後は手術になってしまう人も多いので、少しでも早い状態のうちからしっかりとした施術を受けて治して欲しいです。

 

整体は当院だけではないので、あなたがいいと思った整体に行くのがいいと思います。

 

私たちは、あなたの股関節の痛みが治ればそれでいいので、少しでも早く治ることを願っています。

 

 

他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。

この記事を書いている人 - WRITER -
玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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