- 足の付け根(股関節)が左だけ痛い・・
- なんで左だけ痛いんだろう?
- 股関節が左だけ痛い原因は?
こんな悩みを抱えていませんか?
特に痛めた覚えもないのに、股関節の左だけ痛いなんて疑問ですよね。
しかし、これにはしっかりとした原因があります。
それは、主に以下の5つです。
- 変形性股関節症
- 臼蓋形成不全
- 鼠径部痛症候群(グロインペイン)
- 坐骨神経痛
- 筋・筋膜性疼痛症候群
そして、近年では、股関節が左だけ痛い別の原因もわかってきています。
それを知らないと股関節の痛みを治すことは難しいどころか、
ずっと治らないためこの記事で解説していきます。
また、記事の最後には実際に自分でできる対処法についても解説をしているので、
実際にやってみてください!
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
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目次
股関節が左だけ痛い時の原因


股関節が左だけ痛い時の原因として、
一般的には言われている以下の5つの疾患
- 変形性股関節症
- 臼蓋形成不全
- 鼠径部痛症候群(グロインペイン)
- 坐骨神経痛
- 筋・筋膜性疼痛症候群
について、まずは簡単に解説をしていきます。
1.変形性股関節症
変形性股関節症はいわゆる、股関節の骨と骨がぶつかって痛む状態です。
これはレントゲンを撮ることで確実にわかります。
変形性股関節症は、脚の骨(大腿骨)と骨盤との間にある軟骨が磨り減り、炎症、そして痛みを発症させる病気です。
※変形性股関節症かどうか見分けがつかない方は下記の記事のチェックリストを見ながら、あなたの症状と照らし合わせてみてください。
2.臼蓋形成不全とは
臼蓋形成不全とは股関節の構造的な問題で、
股関節が浅い状態です。
股関節が構造的に弱いので、もともと負担がかかりやすい特徴があります。
これもレントゲンを撮る事でわかります。
臼蓋形成不全とは、「臼蓋」が小さいことを指します。
※臼蓋形成不全の診断がついている方は、下記の記事の注意事項や対処法を先にチェックしてみましょう。
3.鼠径部痛症候群(グロインペイン)
少し難しい名前ですが、グロインペインは簡単に言うと、
股関節の前側の筋肉の硬さによって股関節を曲げたり後ろに伸ばす時に痛みが生じることです。
基本的には筋肉の問題である事が多いので、
適切な施術を行うことで改善する可能性が高いです。
体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の低下による拘縮や骨盤を支える筋力(安定性)低下による不安定性、体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が出来ず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。
※グロインペイン症候群の原因や痛みの対処法について、詳しい内容は下記の記事にわかりやすくまとめています。
4.坐骨神経痛とは
よく聞く坐骨神経痛を簡単に言うと、お尻を通る神経が圧迫されて痛みや痺れを出す事です。
人によっては股関節の後やおしりの奥などに痛みが出ます。
坐骨神経は人体のなかでもっとも太く、長い末梢神経で、腰のあたりから爪先まで伸びています(図1参照)。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部(尻)、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、 ピリビリとしたしびれ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。
引用:つらい痛みを改善したい
※坐骨神経痛の症状の特徴、痛みの原因や対処法については下記の記事にわかりやすく記載しています。
5.筋・筋膜性疼痛症候群とは
簡単に言うと、筋膜が硬くなり股関節に痛みや違和感を出します。
筋膜は股関節の前にも後にも横にもあるため、
股関節の様々な場所に痛みが出る可能性があります。
筋膜性疼痛症候群とは、筋肉と筋肉の間の膜である「筋膜」が原因となって痛みを引き起こす病気です。特に、筋膜が厚くなったり、滑りが悪くなったりすることによって引き起こされるとされています。これは長年の間、「原因不明の痛み」とされてきました。それはレントゲンで痛みの原因を発見することができないからです。
※筋膜が原因の痛みの特徴や、痛みの対処法について、筋膜施術の専門家である当院の施術内容もふまえて以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
一旦まとめると・・
股関節の痛みにまつわる疾患5つを解説しました。
しかし、実際どれが原因なのか、少し分かりにくいかと思います。
そこで、あなたの股関節が痛む原因とその可能性を一旦まとめてみると、、、
考えられる原因は3つに絞ることができます。


変形性股関節症や臼蓋形成不全についてはレントゲンなどで簡単にわかるため、
病院の診察時にお医者さんから言われます。
そのため、おそらくこの記事を読んでいるあなたの痛みは、
変形性股関節症や臼蓋形成不全ではない可能性が高いです。
となると、股関節が左だけ痛い原因は以下の3つになります。
- 鼠径部痛症候群(グロインペイン)
- 坐骨神経痛
- 筋・筋膜性疼痛症候群
この3つは別々に考える事もできますが、
全てにおいて共通している部分があります。
それは、筋膜が硬くなると上記3つの症状が出る可能性がある!と言う事です。
よくわからないですよね?
簡単に言うと以下の流れです。


なので股関節が左だけ痛い時の原因は、
硬くなってしまった筋膜が悪さをしている可能性が高いです。
股関節が左だけ痛い時の治療法


股関節が左だけ痛い時の一般的な治療法は3つあります。
- ストレッチ
- 筋トレ
- 筋膜をほぐす
治療院などで、ごく一般的に言われるのが①ストレッチと②筋トレです。
しかし、すでに試したけど良くならなかったという人も多いと思います。
それもそのはず、そこには意外な落とし穴があるんです。
1.ストレッチでは完璧に改善しない人が多い
股関節が痛くて病院や整体に行くと、
- 筋肉が硬いからです
- 筋肉のストレッチをしましょう
と言われるのがほとんどです。
そして、言われた通りに股関節などのストレッチをしますが、
ほとんどの人が治らないのが現実です。
もちろん筋肉のストレッチで股関節の痛みが治る人もいます。
それはそもそもの痛みの原因が筋肉である人のケースです。
しかし、原因が筋膜だった場合はいくら筋肉をストレッチしても治らない事が多いです。
この原因を間違ってしまうと、。
筋肉をストレッチしても治らない人は筋膜をほぐす事が必要になります。
2.筋トレでも完璧に改善しない人が多い
ストレッチ以外でよく言われるのが、
- 筋肉が足りないと痛くなる
- 股関節を鍛えましょう
といった筋トレです。
確かに説明は理にかなっている風に感じますが、
いくら筋トレをしても股関節の痛みが治らない人が多いです。
それは、先ほどと同様に、そもそも単なる筋力の低下が原因ではなく、
筋膜の硬さが原因で筋力が弱くなっている人が非常に多いからです。
多くの人は筋膜をほぐすと筋肉の状態もよくなるので、力が出やすくなる人が多いです。
3.筋膜をほぐすのが現代では1番効果的
ここまで読むと、今まで一般的だった
ストレッチや筋トレなどの治療法では治らない人が多い事がわかって来たと思います。
そして、筋肉ではなく筋膜が原因である人が多いと言う事もわかって来たと思います。
実際に当店にも筋膜が原因で股関節が痛くなっている人が多く来られており、
多くの人は筋膜の硬さをほぐす事で股関節の痛みが改善します。
このように、股関節が痛い原因は筋膜である事が近年ではわかってきています。
左の股関節だけ痛い時の本当の原因は筋膜


股関節が痛い原因は筋膜である人が多い事がわかったけど、
そもそもなんで左だけ痛いの?って思いますよね!
それは、過去に左半身の筋膜が硬くなるような出来事があった可能性が高いです。
筋膜が硬くなる原因については以下のように言われています。
筋膜は様々な原因で変性する。外傷、廃用、循環不全による運動不足、反復運動、長期間にわたる不良姿勢などは膠原繊維束のねじれによって筋膜に高密度化を生じさせ、最終的に脱水が生じて基質を硬くゲル状にしてしまう。
引用:筋膜マニピュレーション
簡単に言うと、
以下のような事が人生で1度でもあると、
筋膜は硬くなると言う事です。
- 軽い怪我(捻挫など)
- 骨折、ヒビ
- 手術
- 固定(ギプスやサポーターなど)
- 使いすぎ
- 内科的な不調
そのため股関節が左だけ痛い人は、
上記のような事が過去に左半身であった可能性が高いです。
もっと細かく言うと、
以下の内容を1つでも経験した事があれば、
あなたの筋膜は確実に硬くなっています。
- 捻挫
- 膝の痛み
- 腰の痛み
- 肉離れ
- 骨折、ヒビ
- 靭帯を伸ばした、痛めた
- 手術
- ギプスやサポーターでの固定歴
- 胃もたれ
- 便秘、下痢をしやすい
- 逆流性食道炎
- 胸のモヤモヤ感
- 喘息、気管支炎
- 心臓系の不調
- 婦人科系の不調
これに当てはまらない人は、
単純な使いすぎも考えられます。
なので、これらに当てはまる人は
その過去の不調によって左半身の筋膜が硬くなっており、
左の股関節だけに痛みが出る状態になっていると思います!
つまり、左半身で硬くなっている筋膜をほぐすと、
左の股関節の痛みが改善する可能性が高くなると言う事です。
ここで気になるのが「どうやって筋膜のほぐすのか?」ですよね。
まさにこれが当店で行っている筋膜リリースなんです。
ここでは実際に筋膜リリースの効果をその場で実感してもらうため、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。


ぜひ、下記のボタンから試してみてください。
続いては、実際の改善例を紹介します。
股関節が左だけ痛い人の改善例


1週間後につくばマラソンを控えていたAさん。
練習中に、股関節の奥?股関節の付け根?らへんが痛くなってしまいました。
今まではいくら走ってもこんなことはなかったので、初めての感覚で少し怖いです。
すぐ良くなるかと思っていましたが、数日しても痛みはほとんど変わりません。
今は歩くときに若干痛いです。
あとは、股関節を曲げても痛いです。
少しなら無理して走れなくもなさそうだけど、42Kmは厳しそうです。
もうつくばマラソンが来週に迫っているので、かなり不安です。
なんとかなりますか?
とのことでした。
股関節に出る痛みをチェック
Aさんの左股関節の痛みを実際にチェックしていきました。
腰を後ろに反ると左股関節に痛みが出ました。


腰を左に倒しても痛みが出ました。


歩く時に体重がかかるだけで痛みがあるようで、
歩くだけで痛いのにマラソンを走るのはとても不安とのこと。


他にも寝ながら左股関節を動かしても痛いし、
可動域も狭くなっているとのことでした。




Aさんの股関節はこのような状態でした。
Aさんの筋膜をチェック
次にAさんの筋膜で硬くなっている場所がないか、硬さをチェックしていきました。
すると、以下の場所に筋膜の硬さが確認できました。
- 足首
- ふくらはぎの内側・外側
- モモの内側・外側
- 臀部
- 股関節の前側
このように、痛いのは左の股関節でも
筋膜が硬い場所は股関節以外に多くあります。
※右側になっていますが、左側の間違いです。


これでは、いくら股関節をストレッチしても治らない理由がわかります。
次はこの硬い筋膜をほぐしていきました。
その結果、
Aさん「だいぶ良くなりました!痛みはほとんどなくて、さっきを10だとしたら今2ぐらいです!」
とのことでした。
ただ、1週間後にフルマラソンということで、2回目の予約を入れてくれました。
2回目の筋膜調整
2回目に来てもらった時点でほとんど痛みはなくなっていました。
Aさん「あれから木城さんの言っていた通りに、3日後から急になんともなくなりました。何故なんですか?」
筋膜調整では、硬くなった筋膜内のヒアルロン酸を炎症反応による熱で溶かしています。
その炎症反応は生理学的に72時間ぐらいは持続するので、日が経てば経つほど良くなるケースが結構あるんです。ということで、股関節の痛みはなかったのですが、念のために1回目でチェックしきれなかった痛い足とは反対足の右足の筋膜もチェックしていきました。
すると、
右の膝と股関節周りにも硬さがありました。
ここを入念に筋膜調整した結果、
股関節の痛みが改善されました。
詳細は以下の動画をご覧ください。
Aさん「痛み0です!今日は可動域もめちゃくちゃ広がりました!!」
と喜んでいただけました。
股関節が左だけ痛い時の正しい治療法


ここまで読むと、股関節が左だけ痛い原因は
筋膜である事がわかってきたと思います。
ですので、左の股関節の痛みを治すには、
硬くなっている筋膜をほぐす事が必要です。
今回は自分でもできる筋膜のマッサージをお伝えしますが、
先にお伝えしたいのは自分でやるのは限界があると思ってください。
偉そうな事を言いたい訳ではないのですが、筋膜をほぐすのってかなり難しいんですよね、、
僕たちも本格的な勉強を外国の先生から何日間もかけて学んでおり、
習得するまでにかなり長い期間と努力を必要としたので簡単ではないです。
やらないよりはいいですし、症状が軽ければ改善する可能性もあるので、
1度は自分で試してみようと言う方は以下を参考にしてみてください!
足のマッサージ簡単やり方とポイント
ほぐす場所は単純で、過去に不調があった場所から優先的にほぐすようにしてください。
マッサージの基本のポイントは以下の3つです。
- 時間は1箇所5分程度で
- 硬い場所や滑りが悪い場所を探す
- 悪い場所は押すと痛い事が多い
以下では、足のマッサージのやり方について画像の1〜12の番号順に動画で解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください!


※右側になっていますが、左側の間違いです。
①足首の内側
②土踏まずの内側
③ふくらはぎ〜スネの内側にかけて


※右側になっていますが、左側の間違いです。
④モモの内側(膝寄り)
⑤モモの前側(やや外側寄り)
⑥モモの内側(股関節寄り)


※右側になっていますが、左側の間違いです。
⑦足の甲の外側
⑧かかとの外側
⑨ふくらはぎの外側周辺


※右側になっていますが、左側の間違いです。
⑩モモ裏の外側周辺
⑪お尻の真ん中
⑫お尻の外側
それでも左の股関節の痛みが治らない人


これらの場所をマッサージして
左の股関節の痛みが軽減するなら続けましょう!
変わらない人は自分では限界があると思います。
当院にも左の股関節が痛い人が多く来ますが、
1〜3回程度の施術で改善するケースが多いので、
治らない場合は私たちを頼ってください。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
多くの人は、股関節が痛いのを我慢して生活や運動をしており、
どんどん状態が悪くなるだけでなく
どんどん治りにくくなってしまっています。
その結果、最後は手術になってしまう人も多いので、
少しでも早い状態のうちからしっかりとした施術を受けて治して欲しいです。
もちろん整体は当院だけではないので、
あなたがいいと思った整体に行くのがいいと思います。
私たちはあなたの股関節の痛みが治ればそれでいいので、少しでも早く治ることを願っています。
もし、私たちが力になれる時は全力で対応させていただきます。
他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしてください!