こんにちは、青山筋膜整体 理学BODYの木城 拓也です。
昨年開業する際に、ブログ仲間で心理カウンセラーの今泉さんから『CHANCE』という本を勧められました。
この本、めちゃくちゃ面白かったんですよ!
いわゆる成功哲学の本なのですが、なんとちょうど私と同じ名前で同い年の『たくや』が、整体院を開いて成功していくというストーリー。
ここまで似ていると運命を感じずにはいられませんでした。
とても勉強になりました。
ただ今回はこの本の内容とは別に、どうしても1つ気になったことがあります。
それは本のストーリーの中で、主人公のたくやが中盤で何度も口にしていた言葉です。
『整体院の院長はダサい』
これです。
正直私にも、このたくやくんが言いたいことはわかります。
『エンジニアとして独立しました』
とか
『人材派遣業で起業しました』
の方がよく知らないけど、なんかかっこいいですもん。
それに比べると、整体師とか治療家ってなんかこう、かっこよくないイメージですよね。
…ダサいですよね涙
何でなんですかね?
なんとなく世間的にそんなイメージがあることには薄々気づいてはいましたけど、改めてあの本を読んだ時に、言葉として突き付けられて若干傷つきました。
でも私が今から『エンジニア』にも『人材派遣会社社長』にもなれそうにないし、なるつもりもないので、
『整体院や治療家=ダサい』のイメージを今後変えてやりたい。って思うんです。
整体院や治療院はそんなに、ダサいのか?
薄々感じてはいたけど、この本を読んでから本当にそんなに整体院や治療院はダサいのか?
と気になってきたので、周りの友人達に整体院・治療院イメージ調査を行っていきました!
すると、だいたい▼のような回答が多かったです。
ということで、これをざっと集計してみました。
- 胡散臭い ←とにかくこれが1番多い
- ボキボキやられそうで怖い
- 先生がおじさん
- 爽やかさがない
- 白い服 ←ん?これは何?だからなんだよ?笑
- 治らなそう
- 値段が高い
- 柔道部 ←これもだからどーしたよ?
- 高圧的な人が多い
こんな感じの回答が多かったです。
まあ大方予想通りですね。
ここまではまだギリ納得できます。
でもAmazonの『CHANCE』のカスタマーレビューで、とんでもないのを見つけました。
流石にこれは全面否定させていただきたい。
10分¥10000とかも増えてます。←って聞いたことねーわ
まあ〜お金の事しか、考えていないのが、殆どの治療家さんなので ←お金の事だけ考えたら他のことしてます。もっと稼げる仕事たくさんあります。
とまあ突っ込みだしたらキリがないので、ここら辺でやめておきます。
てか、この人はなんか治療家に恨みでもあるのでしょうか?
そんなこんなで、整体院や治療院のイメージって結構ひどいな・・・、と凹んでしまいました。
なんでこんなイメージがついてしまったのか?
私の結論としては、治らないところが多いからではないか?という事です。
今、整体院や治療院の数はコンビニの数より多いと言われています。
これだけあれば、誰しも1回や2回は整体院や治療院で施術を受けたことがあると思います。
ここで全員自分の症状が何回か通って治っていれば、胡散臭いとはなっていないと思うんです。
むしろ、すごく感謝してもらえるはずだし、多少顔が悪くても治療家の先生ってかっこいいってなると思うんです。
新人時代の母との会話が忘れられない
昔私がまだ理学療法士として駆け出しの頃に、母に聞いたことがあります。
お母さんはなんで歯が痛かったら必ず歯医者に行くのに、膝が痛くてもどこにも治療を受けに行かないの?
私
だって虫歯は必ず治るけど。膝はどーせ治らないじゃん
母
これすごく悔しかったのを覚えています。
当時は私自身まだ新人で、母を治すことができなかったのもそうなんですけど、それよりもこの時点で私は色々研修にも行っていたので、神のように治せる凄い先生が世の中には何人もいることを知っていました。
この先生たちは本当にいつも勉強されていて、めちゃくちゃかっこいいんです。私もいつかこうなりたい!!そう思って必死に勉強している時期でした。
でも母が何度か通ったところは全然治らなくて、
もう母の中では
治療=治らない
になってしまっていました。
うちの母親は、東京に住んでいるどこにでもいるごく普通のおばさんです。
なのでおそらく、母が思っている治療のイメージと、世間のイメージはそれほど違わないんだろうなと思います。
まずここを変えないといけない、、、
そう改めて思いました。
結論
私自身年々良くできる確率は高くなってきてはいますが、
自信を持って全員完璧に治せていると言えるか?
と聞かれると、
まだまだ全員完璧に治せているとは言えないです。
やっぱりたまにうまくいかないこともあります。
なので当たり前のことですが、もっともっと技術を磨いて
最小限の回数で圧倒的に患者さんの主訴を改善できるようになって
ダサいなんて言わせない、めちゃくちゃかっこいい治療院経営者になります。