当院の新型コロナ対策

【膝が蹴り出すときに痛い】考えられる3つの原因疾患と対処法

膝が蹴り出す時に痛い

そんな時、真っ先に何を思い浮かべますか?

そのうち治るかな・・・

と放置する方もたまにいらっしゃいますが、『そのうち治る』の根拠はありますか?

大切な関節を守って、正しく動かせるように予備知識をつけておく事は大切です。

今回の記事では、蹴り出す時に膝が痛む場合の原因と対処方法について記しました。

是非最後までご覧ください。

 

※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。

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【膝が蹴り出すときに痛い】のは危険?

膝の痛みを抱えたままでは、思うようにパフォーマンスを発揮できませんよね?

 

’’膝の痛み’’というとサッカーや陸上のイメージが多いかもしれませんが、実際は膝を使わない競技の方が珍しいです。

 

とはいえ、サッカーやキックボクシングなどの下半身中心の競技において、膝の怪我のリスクは増大します。

それはなぜか、『蹴る』という動作を細分化して考えてみましょう。

何かを『蹴る』とき、私たちは膝を一気に伸ばします。
そして、対象物に足が当たった瞬間、いきなりストップが掛かり、また衝撃も加わります。

足を使う競技の場合、これが何回も繰り返されていきます。

そう考えると、膝には結構な負荷がかかってるように思いませんか?

実際に、膝の怪我が原因で競技を引退してしまう選手も沢山います。

 

膝は筋肉や靭帯での作りが複雑な関節なので、怪我を放置して長引かせないようにしたいところです。

特に大会や大事な試合前になると体のコンディションは大切です。

 

患部の軽い炎症で収まっていれば大丈夫なのですが、その判断を正しく行うためにも

普段とは違う違和感を感じた時には専門家に相談しましょう。

 

【膝が蹴り出すときに痛い】3つの原因疾患

膝が蹴り出すときに痛む代表的な3つの原因疾患は以下の通りです。

ジャンパー膝
オスグッド病
鵞足炎ガソクエン

これらの疾患はいずれも膝の怪我ですが、同じ膝でも痛めてる部分が靭帯、骨、筋肉と微妙に異なります。

怪我の種類によって、その経過や対処方法も異なります。

それぞれ特徴を紹介していきますので、皆様の症状と照らし合わせながらご覧ください。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

ジャンプ動作やダッシュ動作が多い競技で多発する事から、ジャンパー膝と呼ばれています。

膝のお皿の下にある膝蓋腱に炎症が起こった状態です。

ジャンパー膝という名前ですが、サッカーやキックボクシングなどの膝に負担のかかる競技でも多くみられます。

 

年齢としては競技による負荷が増大するため、中学生〜高校生の男子が1番多いです。

 

最初のうちはスポーツに影響はありませんが、重症になってくると膝蓋腱の断裂を起こすケースもあります。

  • 思い切って跳べない
  • しゃがめない

これらが痛みによって生じるのが、ジャンパー膝の特徴です。

その場合は手術による治療が必要になりますので、悪化する前の処置が必要です。

 

オスグッド病

オスグッド病は成長期に多い病気です。

 

膝のお皿から数センチ下の部分、脛骨粗面(ボコッと出てる部分)での痛みが発生します。
痛みの部分は骨ですが、骨折ではありません。

  • 常時の痛みはない
  • スポーツの時や直後に痛みを感じやすい
  • ピンポイントで膝の下が痛い

上記がオスグッド病の特徴です。

膝蓋腱炎と痛みの場所は近いですが、腱と骨の違いなので明確に異なります。

しかしながら、スポーツ直後で腫れが大きい場合は見分けがつきにくくなるので注意です。

診断は特徴的な上記症状と同部の圧痛や隆起である程度可能ですが、X線(レントゲン)検査を行うことで確定します。

参照元:日本整形外科学会  

 

鵞足炎

鵞足炎とは膝の下側にある滑液泡カツエキホウと呼ばれる袋に、筋肉が摩擦を起こして炎症になってる状態です。

  • 縫工筋ホウコウキン
  • 半腱様筋ハンケンヨウキン
  • 薄筋ハッキン

これらの筋肉をまとめて鵞足と呼びます。

アスリートに非常に多い怪我であり、膝の曲げ伸ばしを繰り返す競技で多く発症します。

 

鵞足は膝の安定性を保つために重要であるため、放置しておくとO脚になったり、変形性膝関節症に移行してしまうケースもあります。

  • 歩いたら膝の内側が痛い
  • 階段を登る時に膝の内側が痛い

これらが症状の特徴です。

炎症さえ抑えれば回復も早いので、早めに治療しましょう。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

名前にもある通り、ジャンプやダッシュなどの動作によるオーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。

選手側の問題としては、筋力不足、筋力のアンバランス、骨の成長と筋の伸びとのアンバランス、からだの柔軟性不足、アライメント不良などが挙げられ、練習や環境の問題としては、オーバートレーニング、選手の体力や技術に合わない練習、不適切な靴、硬すぎたり軟らかすぎる練習場などが挙げられます。

参照元:日本整形外科学会  

スポーツが盛んな10代の男子に多くみられる疾患です。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)の原因

ジャンパー膝はキック動作やジャンプの着地を繰り返す事によって発症します。

繰り返される衝撃により、膝蓋腱(大腿四頭筋から繋がる)に微小な傷ができ、そこが炎症を起こしてしまいます。

 

ダッシュ、ストップ、切り返しなどの動作で膝が内側に捻られる(knee-in)の癖がある選手はジャンパー膝を発症するリスクが高めです。

 

また、股関節の硬さも原因となり得ます。

理由としては、股関節がまともに動かない分、膝へ負荷が集中してしまうからです。

 

ジャンパー膝(膝蓋骨炎)の対処法

ジャンパー膝を発症した際には、まず原因となる動作や筋肉の状態を探る必要があります。

 

また、ジャンパー膝は膝蓋腱の炎症です。

極端な話、安静にしておけば症状は改善します。

 

一時的に炎症が落ち着いたとしても、原因となる動作や筋肉の状態を改善しなければ、同じように怪我を繰り返してしまいます。

 

特に、膝蓋腱への負担を減らすためにも、大腿四頭筋のストレッチと筋力強化は必須です。

  • 痛みが強い時期は、ジャンプや急なストップ動作を中止する
  • 痛みが出る部分を積極的にアイシングする
  • サポーターやテーピングで筋肉の動きをサポートする

 

ジャンパー膝は早めに対処すれば回復も早いので、悪化させないようにしましょう。

 

オスグッド病

オスグッド病とは、太ももの前面にある筋肉が成長しきっていない膝のお皿の下骨の一部を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。

 

スポーツ中に痛み発する事が多く、レントゲンで骨の欠片が写る場合もあります。

防ぐのは難しいかもしれませんが、症状を抑える方法はあります。

  • 膝のお皿の下骨が突き出てくる
  • 膝のお皿の下あたりが赤く腫れる、熱を持つ、痛みがある
  • 運動をすると痛み、休むと治る

このような症状が出てきます。

 

オスグッド病の原因

オスグッド病には原因となる要因が2つ存在します。

骨の成長が未熟ある

10代半ばになると、クラブなどでスポーツ活動が盛んになります。

この時期は、成長期と重なるので、軟骨が骨に変わっていく時期です。

しかし、筋肉や腱などの部分は骨と同じように成長できないため、成長期は大腿四頭筋の柔軟性が低下して、硬くなります。

また、成長期の骨には、骨が成長するのに必要な骨端核こったんかくが沢山存在しているため、比較的強度が弱い状態です。

 

使いすぎで、軟骨に負荷をかける

膝を曲げたり伸ばしたりする動作は、膝前面にある大腿四頭筋および付着する膝蓋腱が脛骨を引っ張ることによって行われています。

成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、

未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

 

オスグッド病の対処法

膝のお皿の下の骨に痛み・腫れを感じた場合まずはアイシングをしましょう。

アイシングは氷水で10分ほど行うのが理想です。

基本的に患部を休めてください。

 

患部以外はトレーニングを続けることも可能です。
症状が初期であれば、練習を減らしたりすることで症状が治ります。

痛みを我慢して今まで通り運動を続けると、悪化して手術が必要になる場合もあります。

また、症状を悪化させないためには、大腿四頭筋を伸ばすストレッチが効果的です。

 

また、オスグッド病は軸足に起こるケースが多いです。

ジャンプ&ストップなどの動作は両足均等に行うなど、個人の身体能力や左右バランスを考えたトレーニングメニューを立てましょう。

 

鵞足炎

鵞足とは縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱が集まった場所で、鳥の足のように付着している事が名前由来となっています。

この付着場所で炎症が起きやすいと言われています。

痛みの場所としては、滑液泡と呼ばれる筋肉の滑走を助けるための部分に多くなります。

 

鵞足炎の原因

原因として以下の点が挙げられます。

  • 過度なスポーツ動作
  • 不安定な足元での運動、合わない靴
  • 膝の使いすぎによる滑液泡への摩擦

他にも痛風やリウマチも原因になり得ますが、1番多いのはスポーツでの発症です。

膝の安定性は筋肉と靭帯に依存してるため、そこの機能がうまく動かなければ、それが炎症や怪我として症状になります。

鵞足炎の原因は瞬間的な外傷よりも普段の使い方や疲労の蓄積が発症のリスクとして大きくなります。

 

鵞足炎の対処法

鵞足炎は正しく対処しなければ、半年ほど症状を引きづる方もいらっしゃいます。

鵞足部は3つの筋肉のどれか1つでも過度な負荷がかかると痛みが起こります。

痛みの原因は膝だけにあるわけではありません。

膝につながっている筋肉にも問題がある場合が多いので、膝に限らず股関節周りも治療していく必要があります。

 

膝がこわばったり、膝に不安感を感じる場合は膝の曲げ伸ばしの動きを広げてあげる必要があります。

膝に負担がかからないよう気を付けながらストレッチを行い、柔軟性を高めて膝の動きを広げていきます。

 

痛みから膝を動かす機会が少なくなると筋肉が萎縮し膝の曲げ伸ばしの動きが低下してしまうので要注意です

 

膝の痛みには筋膜リリースがおすすめ

膝の痛みは骨や腱、筋肉と場所は様々ですが、どの疾患においても筋肉の動きは重要な要素として関係してきます。

原因の場所を治すには、まず筋肉の不調改善が必須になります。

 

ストレッチやマッサージでも効果は得られるのですが、その効果を最大限に引き出す方法として、筋膜リリースを行います。

筋肉は筋膜と呼ばれる膜で覆われており、その筋膜が硬くなる事で筋肉の動きを阻害してしまします。

筋膜リリースは硬くなった筋膜をほぐし、筋肉のパフォーマンスを最大限に引き出します

 

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今すぐ何とかしたい痛みは専門家に相談しよう

自宅でのケアやメンテナンスも大切ですが、大切な試合や競技を休めない時には専門家に頼って治療するのも手段の一つです。

 

青山筋膜整体理学Bodyには理学療法士の国家資格を有した専門家しかいません。

あなたの身体の状態やバランスをみて筋膜リリースや、動作の修正を行います。

重症化してからでは間に合わないかもしれませんので、大事な局面であれば早めにきていただけると、治療もスムーズに進みます。

 

まとめ

以上、今回は膝が蹴り出すときに痛い場合の考えられる3つの原因疾患と対処法について記しました。

膝の痛みは放置しておくと長年に渡って後遺症となるケースもありますので、早期の発見と対策が必要です。

学生のうちは痛みなんて気にならないかもしれませんが、大人になってから後悔する話もよく聞きます。

競技を長く続けるためにも、これからストレスなく生活していくためにも痛みの治療は行いましょう。


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