膝の痛みは筋トレで治しましょう!
あなたは、病院や整体でこのようなことを言われた事がありませんか?
でも、膝の痛みは筋トレでは治らないって知っていましたか?
実際に筋トレをしてみて、膝の痛みは完全に治りましたか?
症状が軽い人は筋トレなどの運動でも治るかもしれませんが、おそらく9割の人は治っていないと思います。
なぜ?膝の痛みは筋トレでは治らないのでしょう?
それは、膝の痛みに対する考え方が間違っているからです。
簡単にいうと、今までは膝の筋力が弱いと膝が痛くなると考えられていましたが、現代では違う事がわかっています。
実際に、筋トレをしても膝の痛みが治らない人はたくさんいます。
そんな中、近年では膝の痛みに筋膜という組織が大きく関係している事がわかってきました。
実際に、膝の痛みがある人は筋膜がかなり硬くなっており、その硬い筋膜をほぐす事で痛みがその場で改善します。
ですので、この記事では最新の膝の痛みの治し方をあなたにお伝えできればと思います。
記事の後半では、実際に自分でできる膝の痛みの治し方も解説していますので、実際にやってみて効果を実感してみてください!
当院には膝に痛みがある人が多く来られますが、多くの人がすでに症状が進行しており、昔みたいに歩く事ができない人もいます。
話を聞くと、お医者さんに膝の筋トレをしましょう!と言われ、言われた通りに筋トレをしていた人も多くいます。
しかし、筋トレで治るどころか悪化する人がたくさんいます。
もっと早く正しい対応ができれば、、
と何人の人に思った事がわかりません。
ですので、あなたもこの記事を読み、正しい知識が届くと嬉しいです。
膝が痛い時に言われる事
膝に痛みがあって病院に行くと、以下の5つのどれかを言われる事が多いです。
- 半月板損傷
- オスグッド病
- ランナーズニー(腸脛靱帯炎)
- 鵞足炎
- 変形性膝関節症
1.半月板損傷
半月板損傷を簡単に言うと、膝の間にある半月板と言うクッションが損傷して痛みを出している事です。
しかし、この半月板はちょっとやそっとの損傷では、痛みに全く関係ないって知っていましたか?
基本的にお医者さんは、
- 膝が痛い
- MRIで半月板の損傷が少しでもある
場合は、半月板損傷という診断名をつける可能性が高いです。
これは医師として普通の事なのですが、
この損傷している半月板が膝の痛みに関係あるか?
と聞かれたら、多くの人は痛みと関係ないんです。
だって半月板が損傷しているんですよ?
って思う人も多くいると思います。
しかし、実は半月板は加齢や激しい運動で多くの人が損傷しているんです。
でもどうでしょう?
ほとんどの人は、半月板が損傷していても膝の痛みがありません。
つまり、『半月板が損傷している=膝が痛い』ではないんです。
例外として、以下のような症状が出る人は、半月板が痛みを出している可能性が高いです。
- 膝の曲げ伸ばしができなくなってしまう
- 歩けないくらい強い痛みがある
しかし、それ以外の人は別の原因が膝の痛みを引き起こしている可能性が高いです。
2.オスグッド病
オスグッド病は、走る動作やジャンプ動作などを繰り返しているうちに膝の下に付着する筋肉が骨を引っ張ってしまい、痛みを出します。
膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
3.ランナーズニー(腸脛靱帯炎)
膝の外側に痛みがある人は、ランナーズニーと診断される事も多いです。
腸脛靱帯炎はランニングによる膝障害の代表です。原因は膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して炎症を起こし、疼痛が発生します。
この痛みを出しているのは、腸脛靱帯と呼ばれる靱帯です。
靱帯は筋肉や筋膜と密接に繋がっているため、筋肉や筋膜の状態が悪いとランナーズニーのような痛みを引き起こします。
4.鵞足炎
膝の内側の少し下が痛い人は、鵞足炎と診断される事があります。
この鵞足という物は3つの筋肉でできているため、筋肉や筋膜が硬くなる事で膝の痛みを出しやすくなります。
そのため、筋膜をほぐす事で改善が可能です。
5.変形性膝関節症
膝に痛みがある人の多くは、変形性膝関節症と診断されます。
しかし、変形性膝関節症の場合は、以下の画像でいうグレード0,1,2では骨が当たらないため痛みは出ません。
引用:変形性膝関節症とは
でも、膝が痛い人の多くは、この変形が原因と言われたりしますよね?
となると、膝の痛みは何の痛みなのでしょうか?
軟骨!と思う人が多いとは思いますが、これは昔の考え方です。
というのも、現代では軟骨がすり減るのは痛みとは関係ない事がわかっているからです。
もし仮に軟骨がすり減っているのが痛みの原因であれが、軟骨は24時間ずっとすり減ったままなので、常に痛みがあるはずですし、歩いた時は毎回必ず痛むはずです。
でも痛みにも波があったり、痛くない時もあったりしませんか?
なので、軟骨は痛みには関係ないんです!
膝の痛みが筋トレで治らない理由
多くの人は、先ほど紹介した5つのことを言われたりしますが、それらの痛みは筋トレでは治らないです。
なぜなら、膝の痛みの原因は筋力ではなく、筋膜の硬さだからです。
実際に私たちは膝に痛みがある人を何人も見てきました。
その中で膝の筋力が弱い人はほとんどいなかったです。
むしろ膝の筋肉が強い人もたくさんいました。
実際に、膝の筋トレをすれば、2ヵ月もあれば筋力はついてきます。
つまり、筋トレを2ヵ月やれば膝の痛みが減っていくはずです。
しかし、膝が痛い人は筋トレを半年以上続けても痛みが治らない人が多くいます。
逆に、膝の痛みに関係している筋膜をほぐすことで、その場で膝の痛みが大幅に変わる人はたくさんいました。
それらを含めて、膝の痛みは筋トレでは治らない人がほとんどだと、私たちは感じています。
膝の痛みを筋トレ以外で治す方法
先ほど、膝の痛みは筋トレではなく、筋膜をほぐした方が治りやすいことを説明しました。
でも、筋膜と膝の痛みの関係ってイメージしにくいですよね?
なので次は、膝の痛みに関係している事が多い筋膜について解説をしていきます。
筋膜とは?
筋膜を簡単に言うと、筋肉を1本1本包んでいる膜です。
それだけでなく、靭帯や半月板、関節にも密接に繋がっているため、靭帯の痛みや関節の痛みなどを引き起こします。
なので、今までは膝の変形や筋力低下が問題と思われていた膝の痛みも、筋膜が深く関係している事がわかってきています。
さらに筋膜はこのように全身に繋がっています。
なので、膝の筋膜も足首や股関節、腰などにも繋がっているため、膝が痛いからと言って膝の筋膜が硬いとは限らず、膝と繋がっている足首の筋膜や股関節の筋膜が根本的な原因だったりします。
なので、いくら膝をほぐしたり、筋トレをしても大幅な改善は見込めない事が多いんです。
ここまで読むと、膝の痛みは筋トレよりも筋膜をほぐす方が治る可能性が高い事がわかってきたと思いますが、イメージしにくいと思いますので、実際の改善例を紹介させていただきます。
膝の痛みが筋トレ以外で治った例
膝が痛むという20代女性Hさんの話
小学校4年生の時に、膝が痛くなったんです。
その時は運動するときとか痛かったです。
お医者さんには筋トレをして治しましょう!
と言われて、筋トレしてましたが全く治りません。
今はしゃがんだり、階段の昇り降りをするとかなり痛いです。
正座をするだけでも痛いです。
とのことでした。
膝痛が治らないHさんの今の痛みの状態をチェック
Hさんに今の膝の痛みがどんな感じか見せてもらいました。
1、体重をかけて曲げると痛い
2、しゃがむと痛い
3、正座をすると痛い、特に正座する途中が痛い
とのことでした。
Hさんの筋膜の状態をチェック
次にHさんの筋膜の状態をチェックしていきました。
すると、このように痛みがあるのは膝ですが、筋膜が硬い場所は以下の場所です。
- 股関節の内側
- ふくらはぎの内側
- 足首の内側
これでは、いくら膝をマッサージしたり筋トレしても治らない理由がわかります。
筋膜をほぐした結果
Hさんの筋膜が硬くなっている足の内側の筋膜をほぐしました。
結果はこの動画をご覧ください。
今回のケースは、1度の施術で改善がみられました。
このように、筋トレでは全く治らない人でも、筋膜をほぐす事で改善する人は多くいます。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
膝に痛みがある人は、以下のマッサージをやってみてください。
あなたもここの筋膜が硬いとは限りませんが、膝が痛い人が硬くなりやすい場所です。
それでも膝の痛みが治らないあなたへ
今回紹介したマッサージなどで、膝の痛みが改善する人もいれば、あまり変わらない人もいると思います。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
実際に当院には、筋トレをしても膝の痛みが治らない人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
あなたは、膝の痛みが改善したら、
- どれだけ楽になりますか?
- すごい嬉しくありませんか?
- 気持的にも楽ですよね?
私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!