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寝不足によるめまいや吐き気!原因は本当に睡眠不足?対処法や特徴について解説

寝不足によるめまいや吐き気!原因は本当に睡眠不足?対処法や特徴について解説

監修者について

この記事を監修している人:木城 拓也(理学療法士免許所有)

理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。

木城先生

寝不足の朝、めまいや吐き気の症状に悩まされたことはないでしょうか。

睡眠不足による体調不良からめまいや吐き気につながることがありますが、ときに思わぬ病気が隠れている可能性もあります。

本記事では、睡眠不足がめまいや吐き気などを引き起こす原因や、寝不足とめまいの関係性、対策なども解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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寝不足のときにめまいや吐き気がする原因は?

寝不足のときにめまいや吐き気がする原因は、以下のとおりです。

  • 頭痛
  • 身体のバランスが崩れる
  • 三半規管の働きが正常に行われない
  • 起床時の血圧や血糖値の急激な変動
  • 不規則な食事や栄養不足

寝不足によって身体のバランスが崩れ、めまいや吐き気などの不調が現れます。

また、三半規管がうまく機能しないことが原因となり、めまいや吐き気の症状が起こる場合があります。

寝不足は、内耳ないじにある三半規管にも大きく影響するため、本来であれば平衡感覚を調整してくれるはずの役割が行われません。

また起床時の体調にも大きく影響するため、普段から睡眠時間や食生活には気を配る必要があります。

 

ストレスも関係ある?

睡眠不足は、ストレスも関係しています。

ストレスは、交感神経を高ぶらせやすくなるため感情のコントロールが難しくなり、怒りや悲しみなどの感情が大きく表れることがあるでしょう。

それによって血圧や心拍数が急激に上昇し、めまいや吐き気といった症状を引き起こします。

めまいを防ぐためには、ストレス管理や適切な休息を心がけることも大切です。

 

寝不足とめまいの関係について

寝不足とめまいの関係には、どのような関連があるのでしょうか。

  • めまい
  • 吐き気
  • 頭痛

これらの睡眠不足により引き起こされる原因について解説します。

 

寝不足がめまいを引き起こす理由

寝不足がめまいを引き起こす理由は、以下のとおりです。

  • 睡眠不足による疲労
  • 睡眠不足による疲労
  • ストレス
  • 貧血によるふらつき
  • 血圧の低下
  • 心臓への負担増加
  • 心拍数の不規則な変化

寝不足がめまいを引き起こす理由には、睡眠不足による疲労やストレスの影響があります。

自律神経が乱れることにより、交感神経や副交感神経が適切に働かず血圧の調整機能が乱れてしまいます。

特に低血圧の方は、立ち上がる際に血圧が一時的に下がる場合があり、立ちくらみやぐるぐるとした回転性のめまいが起きることがあるため注意が必要です。

また貧血の場合も、めまいが起こりやすくなります。

さらに睡眠不足によって心臓の負担が増えたり、心拍数が不規則に変化してしまうと動悸が起こり、めまいの原因にも関与する場合があります。

 

寝不足が吐き気を引き起こす理由

寝不足が吐き気を引き起こす理由は、以下のとおりです。

  • 疲労感の増加
  • 血糖値や血圧が不安定になる
  • 身体の正常な機能を乱す
  • ウイルスや細菌に感染しやすくなる
  • コルチゾールの分泌増加による胃酸の分泌量の増加

寝不足によって、翌日に疲れやだるさが残ってしまい日中も疲労感が残るようになります。

そのため体内のさまざまな部位の機能が乱れ、うまく作用しないことが起こります。

たとえば、血糖値や血圧が不安定になり、コルチゾールの分泌の増加に伴い胃酸の分泌量が増えることにより、吐き気を引き起こしやすくなるでしょう。

また免疫力低下によるウイルス感染で、感染性胃腸炎などの吐き気を伴う病気に感染しやすくなるため注意が必要です。

 

寝不足が頭痛を引き起こす理由

寝不足が頭痛を引き起こす理由は、以下のとおりです。

  • 睡眠周期が乱れによる脳の機能や血流の悪化
  • ストレスや緊張による筋肉の緊張
  • 免疫機能の低下

寝不足によって睡眠周期が乱れてしまうと、脳の機能や血流が正常に働かなくなる可能性があります。

睡眠周期の乱れにより、血圧の乱れや脳内の化学物質のバランスが崩れて頭痛を感じる場合があります。

また寝不足は、ストレスや筋肉の緊張を引き起こすきっかけの一つです。

特に首や肩周りの筋肉がこわばり血流が阻害され、頭痛を引き起こす場合があります。

さらに睡眠不足は、免疫機能の低下を引き起こすことがあります。

免疫機能の低下によって体内の炎症が増え、神経組織や血管に影響を及ぼすこともあるため注意しましょう。

頭痛のなかでもこめかみが痛くなる原因や対処法についても解説しています。

ぜひご覧ください。

 

病気が隠れている可能性はある?

めまいや吐き気、頭痛がする原因は寝不足からくることが多いですが、脳の病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。

めまいや吐き気、頭痛をおもな症状とする脳の病気は、以下のとおりです。

  • 脳炎
  • 脳梗塞
  • 脳腫瘍
  • 脳出血
  • くも膜下出血
  • 急性硬膜下血腫

これらの病気は、何の前兆もなく突然めまいや吐き気、頭痛が襲ってきた場合などには病気も疑いましょう。

強い痛みやめまいは、寝不足による自律神経の乱れではなく脳の病気が関係していることも多くあります。

たとえば、朝方に起こる頭痛は脳腫瘍の可能性があるなど、同じ症状でも気をつけなければなりません。

ほかにも朝に吐き気や頭痛が現れる場合は、食事や睡眠のパターン、ストレスなどの要因も関係している可能性があります。

突然の強い痛みや吐き気、めまいなど違和感を感じた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

寝不足によるめまいの対策について

寝不足によるめまいの対策は、以下のとおりです。

  • 寝不足の解消
  • ストレスの発散

順番にみていきましょう。

 

寝不足の解消

寝不足によるめまいの対策の1つ目は、寝不足の解消が効果的です。

寝不足の解消法を5つ紹介します。

  1. 睡眠環境の改善
  2. 睡眠リズムを整える
  3. ストレス管理
  4. 適切な食事と運動
  5. 市販薬の服用

 

1. 睡眠環境の改善

快適な睡眠環境を整えることが重要です。

静かで暗い部屋、快適なマットレスや枕、適切な室温など、良質な睡眠のための条件を整えましょう。

毎日同じ時間に寝る習慣を作ることが大切です。

睡眠の前にリラックスする習慣や、スマートフォンやパソコンの使用を避けるなど、睡眠の質を向上させるための習慣を取り入れることも有効です。

 

2.睡眠リズムを整える

寝不足の解消法の一つとして、睡眠リズムを整えましょう。

睡眠リズムが乱れている方は、そもそも寝不足になってしまう可能性が高いといえます。

また仮に眠れたとしても、睡眠の質が低くこまめに目が覚めたり、疲れが取れなかったりすることもあります。

そのため不規則な生活を避け、できるだけ規則的なリズムで生活して睡眠リズムを整えましょう。

 

3. ストレス管理

ストレスは良い睡眠を妨げる要因の一つです。

日々のストレスを軽減するために、リラクゼーション法やストレス解消法を活用しましょう。

 

4. 適切な食事と運動

バランスの良い適切な食事や定期的な運動は、睡眠を改善する助けになります。

睡眠前には過度な食事や飲酒を避け、軽い運動やストレッチを取り入れてみましょう。

 

5.市販薬の服用

寝不足を解消する方法として、市販薬の服用することも選択肢の一つです。

医療用医薬品と同じ、強い睡眠作用のある成分が入った薬は市販薬にはありませんが、

覚醒物質であるヒスタミンをブロックして、緩やかに眠気を導く市販に睡眠薬はあります。

市販の睡眠薬で全く寝れない方は、一度医療機関を受診することもおすすめです。

 

ストレスの発散

寝不足によるめまいの対策の2つ目は、ストレスの発散です。

ストレスの発散方法を5つ紹介します。

  1. 適度な運動を行う
  2. 趣味に没頭する
  3. 人と交流する
  4. マインドフルネスや瞑想を取り入れる
  5. ストレスを発散する方法を見つける

 

1. 適度な運動を行う

運動はストレスを解消する効果があります。

ウォーキングやヨガなどの軽い運動から始め、無理のない範囲で行いましょう。

 

2. 趣味に没頭する

好きなことや興味のあることに時間を使うことで、心をリラックスさせられます。

読書や絵を描く、音楽を聴くなど、自分に合った趣味をみつけましょう。

 

3. 人と交流する

友人や家族との会話や交流は、心の安定につながります。

自分の悩みを話したり、笑い合ったりすることでストレスが軽減されます。

 

4. マインドフルネスや瞑想を取り入れる

マインドフルネスや瞑想は、集中力を高めて心を落ち着かせる効果があります。

短時間でも効果があるため、毎日の習慣に取り入れてみましょう。

 

5. ストレスを発散する方法を見つける

適切な方法でのストレス発散も大切です。

お風呂にゆっくり入ったり、マッサージを受けたりするなど自分に合った発散方法をみつけましょう。

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対策をしてもめまいが起こる場合は病院を受診する

さまざまな対策を試してもめまいが起こる場合は、早めに病院を受診しましょう。

めまいが起こる原因が必ずしも寝不足とは限りませんが、実際に脳や内耳の病気が原因でめまいが発生していることも認識しておく必要があります。

めまいが何度も起こる場合は、メニエール病の可能性があります。

メニエール病は、内耳の疾患でめまいや耳鳴り、難聴などの症状が現れます。

一般的にはめまい発作に備えて安静にする、塩分の取りすぎを避ける、ストレスを軽減するなどの対策を行いますが、それでもめまいが続く場合は病院を受診しましょう。

メニエール病は進行性の疾患であり、放置すると症状が悪化する可能性があります。

そのためめまいが続く場合は、早めに病院を受診して適切な治療を受けることが大切です。

早期の診断と治療によって、症状の軽減や進行の遅延が期待できます。

 

この記事のまとめ

めまいや吐き気の症状は、寝不足によるホルモンバランスの乱れ、身体の中の調整機能がうまく働かないことで発生する場合があります。

寝不足が原因であれば、睡眠環境を整えてストレスをため込まないように対策することで改善が期待できます。

しかしめまいの症状は、メニエール病や脳の病気が原因となって起こっている可能性もあります。

あまりにも症状が続く、悪化していると感じる場合には、早めに専門家に相談することが大切です。

理学BODYでは、硬くなった筋肉や筋膜へアプローチすることにより、症状の改善や予防を行います。

痛みが落ち着かない、自分での改善が難しいと感じるときには、ぜひお気軽にご相談ください。

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