当院の新型コロナ対策

膝を伸ばすと足首がロックしてしまう母の改善事例

こんばんは、表参道で青山筋膜整体 理学BODYという治療院を経営しています、木城拓也です。

 

この仕事をしていると、ごくたまに出会うのが

 

「膝がロッキングして曲げ伸ばしできなくなってしまった」

 

「足首が急に固まって動かない」

 

などと訴える方です。

 

そして

 

「これって何が起きているんですか?」

 

と聞かれます。

 

一般的には

  • 半月板が損傷して挟まってしまいロッキングする
  • 関節ねずみ(関節遊離体かんせつゆうりたい)が膝や足首の関節に挟まって関節が固まったように動かなくなる
  • 関節が変形しているから
  • 軟骨がすり減っているから

などと言われています。

 

これらが本当だとすると、ほぼ外からの治療は不可能で手術するしかないということになりそうですよね。

 

だって損傷した半月板は元に戻せないですし

関節ねずみを取り除くには内視鏡で取り除くしかありません

関節の変形も骨の変形なので治せませんし

減ってしまった軟骨を増やすこともできません

 

じゃあ手術以外治す方法はないんですね?

 

いいえ!けっしてそんなことはありません。

 

もちろん手術しないと治らないケースもありますが、手術は最後の手段にしてもらいたいです。

 

私の母親は4年前から『膝を伸ばすと足首がロックしたように固まって動かない』という状態だったのですが、先日1度の筋膜調整で足首のロックして固まる症状が治りました。

 

今回はその前後での動画も撮ってあるので、この記事では足首がロックしたように固まる症状改善の一部始終を報告させていただきます。

 

同じような症状の方は手術に踏み切る前に一度読んでいただきたいです。

 

母親を施術することになった経緯

 

先日久しぶりに実家に帰ったら母親に

そういえばあんたの新しい表参道のお店見に行くから、ついでに私の膝と足首治して

全然いいけど足首なんか痛かったっけ?

木城

痛くはないんだけど、膝伸ばすと足首がロックされたように固まって動かなくなるんだよね。4年ぐらい前から・・・

え、4年!?なにそれ?なんで今まで言わないの?

木城

スポーツ整形に3か月ぐらい通っても無理だったし、あんたにこれが治せるとは思わなかったから(笑)開業するぐらいだから、どんなもんか1回ぐらい診てもらおうじゃないか!

どんだけ息子を信用してないわけ?笑

木城

ということで母親の謎の『足首ロックして固まる現象』を治すべく施術をすることになりました。

母の足首ロックして固まる現象の経緯

母親のロッキングを解除するにあたり、まずどういう経緯でそうなったのかを聞いていきました。

以下、母談

まず11年前にバドミントンで左膝の前十字靭帯を切ってる。

けど手術せずにそのまま放置。当時あんたの学費稼ぐのに忙しかったからね。(ありがとうございますby息子)

 

膝はグラグラだったけど、それからもバドミントンは続けてた。

 

そうしたら5年前くらいからなんか膝伸ばすと足首がときどきスムーズに動かなくなってきて・・・

 

そん時はそんなに気にしてなかったんだけど、

 

4年前にバドミントンしてたら捻って、それから膝がすごい腫れて痛くて2~3週間びっこひいて歩いてた。

 

そん時はあんたに連絡したけど、忙しくて予定合わなくて、そうこうしている間に勝手に治った。

 

けどその後から、膝を伸ばすと足首が全く動かなくなったね。

 

あれからスポーツ整形に行ったり、整骨院に行ったりしたけど全く変わらないね。

 

4年前からずっとこのまま。

 

と、話してくれました。

 

かあさん、今まで4年も気が付かずにごめん!!笑

 

ということで気合いが入りました。

 

母親の足首がロックして固まる現象の今の状況

 

さっそく母親の足首がロックして固まる現象とはどういうことなのか、細かく聞いていくと

 

膝を伸ばした状態のまま足首が曲がらないの。筋肉が硬くていかないとかじゃなくて、なんか急にロックがかかったみたいになるんだよね。膝を曲げてれば足首も全然普通に動くのに

よくわからんからちょっとやってみて

木城

ということで実際にやってもらうことに

 

▼にその時の様子を撮影した動画がありますのでそちらをご覧ください。

 

動画を見ていただけるとわかると思うのですが、膝を伸ばした状態だと本人曰く足首がロックされたようにほとんど動かなくなってしまいます。

 

これはなんでなのか?

 

正直私にも正解はわかりませんでした。

 

ただし、今までにも似たようなロックされたように足首や膝が固まる症状の患者さんを経験し、筋膜調整で改善してきた経験があるので、それほど心配はしていませんでした。

 

足首がロックしたように固まって動かなくなる母親の筋膜の状態

 

さっそく母親の筋膜の状態をチェックしていきました。

 

すると過去に前十字靭帯を損傷している関係か、膝周辺に筋膜の硬さが集結していました。

 

なのでこの膝周辺~足首にかけての筋膜を中心に筋膜調整を入念に行っていきました。

 

足首がロックしたように固まって動かなくなる母 筋膜調整後

 

筋膜調整前後を比較した動画を作成しましたので▼をご覧ください。

 

 

筋膜調整により、母の4年間何をしても治らなかった『膝を伸ばすと足首がロックられて動かなくなる』謎の症状は無事改善されました!

 

~2週間後~

 

症状が戻っていないか確認のために母に電話してみました。

その後調子どう?

木城

全然なんともない!ロックされない!あの4年間は何だったんだろう。凄い!

少し息子見直したでしょ!

木城

でも右の股関節はあいかわらず痛いんだけど!ついでにそっちも良くなるかもしれないって言ってたけど、全然ダメじゃん。早く治してよ

・・・

木城

ということで、次は母親の股関節を治療することになりました。

 

終わりに

 

今回、筋膜調整以外は特に何の治療もしていません。

 

一般的にロッキングや関節が急に固まることに関して言われているような

  • 半月板が損傷して挟まってしまいロックされる
  • 関節ねずみ(関節遊離体かんせつゆうりたい)が膝や足首の関節に挟まってロックする
  • 関節が変形しているから
  • 軟骨がすり減っているから

 

これらが間違っているとは思いませんが、こういった状態だからもう手術しかないと医者に言われている方がいたら、

 

手術に踏み切る前に、1度筋膜調整を試してほしいです。

 


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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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