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ツボで腰の痛みを和らげる方法を解説!6つのツボで腰痛を撃退!

腰が痛くて座っていられない。

腰が痛くて立っていられず、長時間の立ち仕事ができない。

このような悩みをお持ちの方、とにかく腰の痛みを和らげる方法が知りたいと思いますよね。

そんな方におすすめなのが、ツボをほぐすことです。

ツボを探して押すだけなので、ストレッチや筋トレのように手間がかかったりやり方が分からないといったことがないので、誰でも方でも簡単にできます。

腰の痛みに効くツボの場所と押し方さえ分かればすぐにでも実践できます。

そこで、今回は腰の痛みを和らげるためのツボ、効果的なツボを押す方法をはじめ、腰が痛い時に考えられる事まで解説していきます。

 

腰の痛みがある時に考えられる事

腰の痛みがある時に考えられる事としては以下の3つです。

  • 筋肉の痛み
  • 関節の痛み
  • 椎間板ついかんばんの痛み

それぞれ解説していきます。

 

筋肉の痛み

筋肉が原因の痛みは筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐんと呼ばれています。

関節が原因の痛みも筋肉の問題が先にあって、関節に問題が起こるので、広い意味ではほとんどの方がこの筋筋膜性疼痛症候群に当てはまるでしょう。

筋筋膜性疼痛症候群(Myofasical pain syndrome, MPS[エム・ピー・エス])とは、いわゆる「筋のコリ」による症状をきたす、世界中で一般的な病気です。

■参照元:一般社団法人日本整形内科学研究会

筋のコリとあるように、筋肉のコリやこわばりが原因となって起こるような痛みのことを指します。

何故、筋肉のコリやこわばりで痛みが起こるのかと言うと、理由は大きく2つあります。

  1. 血流が悪くなる
  2. 痛みを感知するセンサーが反応する

1つは、血流が悪くなることによる痛みです。

筋肉には酸素や栄養を送るために血管が通っています。

筋肉のコリやこわばりによって、血管は圧迫され、血流が悪くなります。

血流が悪くなると、発痛物質と呼ばれる痛みを発生させる物質が放出されるため、そこで痛みを感じてしまいます。

腰の筋肉でこわばりが起きて血流が悪くなり、発痛物質が放出されると、腰が痛くなるというわけです。

もう1つは、痛みを感知センサーが反応することによる痛みです。

筋肉をはじめ、皮膚や骨、靭帯などには、痛みなどの刺激を感知する侵害受容器しんがいじゅようきと呼ばれるセンサーが備わっています。

たとえば、皮膚をつねると、このセンサーがつねった刺激を感知し、脳へその刺激を伝えることで痛いと認識します。

腰の痛みで考えると、腰の筋肉が偏った姿勢や動きによってこわばると、硬く緊張するので、それをセンサーが感知して痛みとして感じるのです。

 

関節の痛み

背骨と背骨の間には椎間関節ついかんかんせつと呼ばれる関節が左右に1つずつ存在しています。

この椎間関節の障害で変形性脊椎症へんけいせいせきついしょうと呼ばれるものがあり、これが腰の痛みを引き起こす可能性があります。

変形性脊椎症とは、椎間板と後方の左右一対の椎間関節により脊柱の動きが可能になっていますが、これらが退行変性した状態を言います。

■参照元:公益社団法人日本整形外科学会

簡単に言うと、加齢や慢性的に脊椎に加わった負担で、脊椎の一部が変形することで、脊柱の動きを制限したり、神経痛が出たりすることを言います。

椎間関節の周りには、神経のほかにも上述したような痛みを感知する侵害受容器も多くあるので、腰を曲げ伸ばしする動きや体重が加わることで負担がかかると、痛みを引き起こす可能性があります。

 

椎間板の痛み

背骨と背骨の間には、背骨に加わる衝撃を和らげて負担がかかりすぎないようにする椎間板ついかんばんと呼ばれる組織があります。

本来であれば、この椎間板が背骨に加わる動きや体重による負担を和らげてくれますが、椎間板に問題が起こることで腰の痛みを引き起こす腰椎椎間板ようついついかんばんヘルニアと呼ばれるものがあります。

腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板の変性により繊維輪せんいりん(椎間板の外側の部分)が破綻し、椎間板内部の髄核ずいかくが脱出して硬膜管こうまくかん(神経が入っている管)を圧迫することで脊髄せきずい圧迫症状(脊髄が圧迫されて出る症状:下肢のしびれや感覚の低下、筋力低下など)が出現します。

■参照元:公益社団法人日本整形外科学会

簡単に言うと、椎間板の一部が背骨を通っている神経を圧迫してしまうことで、痛みやしびれ、筋力低下などを引き起こすことを言います。

腰から出ている神経は、足の筋肉や皮膚の感覚も支配しているので、痛みも腰だけではなく、おしりや太もも、すね、ふくらはぎにまで引き起こされる可能性があります。

また、尿や便の排泄を司る神経もあるため、上手く尿が出なかったり、尿意や便意があいまいになってしまうといった症状が起こる可能性もあります。

 

ツボとは

そもそも、ツボとは東洋医学では五臓六腑ごぞうろっぷの異常が滞る場所とされています。

そこを鍼や灸、マッサージをして整え、滞っている異常を解放することで、体の不調を改善できるというものです。

ツボは全身に数多く点在しており、それぞれに効果が出やすい症状があります。

たとえば、眼精疲労や頭痛、めまい、肩こりなど、様々な症状に対応しているツボが存在します。

腰の痛みも例外ではなく、腰を含めて背中やおしりの痛みに効果のあるツボもあるので、上手くやれば腰の痛みを和らげることも不可能ではありません。

今回は腰の痛みに効果のあるツボをいくつかピックアップして紹介します。

即効性もあるので、是非1つ1つ試してみてください。

 

腰の痛みを和らげるために効果的なツボ

腰の痛みを和らげるために効果的なツボは以下の6つが挙げられます。

  • 大腸兪だいちょうゆ
  • 腎兪じんゆ
  • 太衝たいしょう
  • 腰腿点ようたいてん
  • 委中いちゅう
  • 承山しょうざん

それぞれ解説していきます!

 

大腸兪

体の後ろ側で、骨盤の一番上の部分を左右で結んだ線上にあります。

背骨から指2本分横にいった所に位置しています。

このツボは、腰の痛みにも効果がありますが、便秘や下痢、お腹の不快感を和らげることにも効果があります。

 

腎兪

大腸兪よりも上に位置しています。

ウエストくらいの高さで、背骨から指2本分横にいった所に位置しています。

体のだるさ、特に腰や脚のだるさに効果があります。

また、めまいや耳鳴り、女性では月経不順や月経痛にも効果があります。

 

太衝

足の甲側で、親指と人差し指を根元までたどっていき、丁度交わる部分に位置しています。

血流を促し、冷えを改善するのに効果的なツボです。

肉体的な疲労、精神的なストレス、眼精疲労、肝臓の疲労などに効果があります。

 

腰腿点

手の甲側で、人差し指と中指の骨を根元までたどっていき、丁度交わる部分が第一腰腿点とされています。

そして、中指と薬指の骨を根元までたどっていき、丁度交わる部分が第二腰腿点とされています。

腰の痛みのほか、太ももの痛み、胆石痛、腎結石痛、前立腺の術後の痛み、生理痛、便秘にも効果があります。

 

委中

膝の裏側で、丁度真ん中に位置しています。

腰や背中の痛み、しびれに効果があるほか、変形性膝関節症をはじめとする膝の痛み、ふくらはぎのつるような感じやむくみにも効果があるとされています。

 

承山

ふくらはぎの丁度真ん中辺りに位置しています。

腰の痛みや坐骨神経痛からくるおしりや太もも、ふくらはぎの痛みに効果的です。

また、足のだるさやむくみ、こむら返りにも効果があるとされています。

 

ツボをほぐす方法

ツボをほぐすための方法ですが、おもに以下の4つあります。

  • 押す
  • お灸
  • 温める

それぞれにメリットやデメリットがあるので、ご自身に合った方法で試していただければと思います。

それぞれ解説していきます。

 

押す

これは道具もいらず、ツボの場所が分かればどこでも場所もとらずにすることができるので、個人的には一番自分でもやりやすい方法ではないかと思います。

効果的なツボの押し方としては、以下の点に注意してツボを押してみてください。

  • 指の腹で垂直に押す
  • 気持ち良い強さで押す
  • 力任せに強く押さず、軽く押す
  • 5秒くらいかけてゆっくりと押していき、ゆっくりと戻す
  • 押せば押すほど良いわけではなく、1日5回程度にしておく
  • 押した後にあざになっていたり、痛みがある場合は押し過ぎなので注意

ツボはピンポイントに存在しているため、見つけるのが難しいです。

見当違いの場所を押しても十分な効果は得られません。

ツボを見つけるポイントとしては、押すと体の奥の方にジーンと届く感じがして、痛いけど不快ではないような感覚があります。

感じ方には個人差があるので、一概には言えませんが、これを目安にツボを探して押してみてください。

 

ツボに対する鍼治療は、ツボに対して鍼を刺すという方法です。

鍼治療による効果としては、鍼による刺激が自律神経や免疫の働きなどに作用することで、筋肉の緊張を和らげたり、血液やリンパ液の流れを良くすることで、自然治癒力を高める効果が期待できます。

また、鍼を通して微弱の電流を流すことで、表面だけでなく深層の筋肉を刺激して緊張を和らげたり、神経への血流を良くすることで、神経の過活動を抑える効果も期待できます。

 

お灸

もぐさと呼ばれるヨモギの葉の裏にある白い綿毛からできたものを使う方法です。

もぐさをツボの上に置き、火を点けて温めることでツボに刺激を与え、血流を促します。

効果としては、まず温めること自体が血流を促し、むくみの改善に繋がりますし、血流が悪い部分をピンポイントで狙って温めることができるというメリットもあります。

さらに、もぐさにはシネオールという成分が含まれており、消毒、殺菌、鎮静、鎮痛作用があるとされており、痛みを和らげたり、リラックス効果も期待できます。

 

温める

これはお灸と少し内容が被ってしまいますが、お灸は準備に手間が必要だったり、火を使うのでやけどや家事の危険性も少なからずあります。

そういった手間やリスクが嫌な方は、カイロでツボを温めたり、お風呂で浴槽に使ってツボごと体全体を温めるという方法も効果的でしょう。

カイロであれば、ツボの細かい位置が自分では分かりにくくてもツボ周辺をまとめて温めることができます。

お風呂で温める方法もツボの位置まで見つけられなくても良いですし、ツボの場所がある程度分かれば入浴しながらツボをほぐすことでさらに効果を高めることも期待できます。

 

理学ボディのおすすめ

腰の痛みに関わるツボを押しているが中々治らない、ツボの他にもストレッチや筋トレをしているが治らないという方は理学ボディで施術を受けることがおすすめです。

理学ボディでは、最短で痛みを改善させることにこだわっており、筋膜という組織に対して施術を行います。

筋膜は筋肉を覆っている膜状の組織で、筋膜が硬くなると筋肉の柔軟性が低下、筋力が発揮しにくいなどが起こります。

筋膜の硬さのある場所はピンポイントで存在しているため、ストレッチでは中々ほぐすことができません。

ツボをほぐしたとしても、筋膜の硬さまではほぐすことはできません。

もし、筋膜の硬さが痛みに影響しているのなら、ストレッチやツボをほぐしていても中々改善することは難しいでしょう。

ですが、筋膜の施術に精通している理学ボディのセラピストなら、ピンポイントの硬さでも見つけることができます。

もし、腰の痛みが治らなくて困っているという方は、ぜひ理学ボディにお越しいただき、筋膜の施術を受けてみてください。


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