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【半月板損傷】ランニングで膝が痛いのは半月板損傷ではない

 
半月板損傷 ランニング
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玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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ランニングをしていたら半月板損傷になってしまいました!

当院に来られたKさんはそのような事を言っていました。

詳しく話を聞いてみると、Kさんは趣味でランニングをしているのですが、2ヵ月前から少しずつ膝の痛みを感じるようになり、病院に行ったみたいです。

そこでMRIを撮った結果、半月板の損傷があったため、半月板損傷という診断名をつけてもらいました。

 

なので、Kさんも自分はランニングで半月板損傷になってしまい、膝が痛いのは半月板損傷の影響と思い込んでしまっています。

しかし、Kさんの痛みは半月板損傷の痛みなのでしょうか?

私には2つの事を疑問に感じました。

ですので、この記事では、

  • ランニングで半月板損傷になるのか?
  • あなたの痛みは半月板損傷の痛みなのか?

などについて、理学療法士が解説をしていきます。

 

半月板損傷について

半月板損傷 ランニング

まずはじめに半月板損傷について、基礎的な部分の確認をしておきます!

 

半月板損傷とは

半月板損傷は、膝の骨と骨の間にあるクッションのような役割をしている物です。

半月板は膝の内側と外側にあるため、どちらか片方を損傷する事が多いです。

半月板損傷は、膝関節内にある半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態です。

引用:半月板損傷とは?

基本的には、各種検査やMRIなどで損傷しているかの確認をします。

 

半月板損傷になる原因

半月板損傷が起こる場面は、明らかな原因がある事がほとんどです。

例えば、

  • 膝をひねったタイミングで損傷
  • ジャンプの着地をしたタイミングで損傷
  • 人とぶつかった時に損傷

などです。

半月板損傷は、体重が加わった状態で膝をひねったり、衝撃が加わったりすることで起こり、前十字靭帯損傷に合併することもよくあります。

引用:半月板損傷とは?

特に、半月板は普通に立ったり走っている時には負担がそこまでかからず、膝を大きく曲げた状態の時に負担がかかるため、膝を曲げている状態で膝をひねってしまった時などに損傷します。

 

半月板損傷になるとどうなるのか?

半月板損傷になると、以下のような症状が出ます。

  • 歩くだけでも膝が痛い
  • 膝の曲げ伸ばしができない
  • 膝に水がたくさんたまる

半月板が損傷すると痛みが生じ、運動時痛や膝を曲げ伸ばしした際の引っかかり感といった症状が出現します。ひどい場合には膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、激痛のため歩けなくなることもあります。

引用:半月板損傷とは?

ですので、基本的には半月板損傷で膝が痛い人は、明らかに何かおかしい!と自覚している人が多いです。

 

ランニングで半月板損傷になる事はありえない?

半月板損傷 ランニング

ここまで半月板損傷に関する内容を書きましたが、あなたの膝の痛みと比較してみてどうでしょう?

なんか違いませんか?

多くの人は、上記の内容に当てはまらないのではないでしょうか?

 

それも、そのはずです。

ランニングで半月板損傷になって膝に痛みが出る可能性は限りなく低いからです。

つまり、あなたの膝の痛みは半月板損傷の痛みではない可能性が高いです。

でも、実際に半月板は損傷していますよ!

って思うかもしれません。

確かに、あなたの半月板は損傷しています。

でも、その程度の損傷は多くの人で起こっているんです。

 

具体的には、

  • 運動をしている人
  • 年齢が高い人

などは半月板が損傷しています。

でも、ほとんどの人は膝が痛くありません。

なぜなら、その程度の損傷では膝が痛くならないからです。

 

もし、本当にあなたの半月板が損傷しているのであれば、以下の内容にたくさん当てはまるものがあるはずです。

  1. 明らかに膝に衝撃が加わったタイミングがあった
  2. 歩くだけで痛い
  3. 膝の曲げ伸ばしができない時がある
  4. 膝に水がたくさんたまる

逆に、これらに当てはまらない場合は、半月板損傷の影響で膝が痛いわけではないので、安心してください!

実際にKさんも半月板損傷の影響で膝が痛いわけではなく、施術にて膝の痛みは普通に改善しました。

 

ランニングで半月板損傷と診断されたKさんの例

半月板損傷 ランニング

まずはじめにKさんの状態を整理します。

 

Kさんの状態

Kさんは2ヵ月前から少しずつ右膝の痛みを感じるようになり、明らかに膝を痛めたタイミングはありませんでした。

痛みに関しては、普通に歩いたりしている時には全く痛くなく、3キロくらい走ると痛みが出てくるとの事でした。

この時点で、半月板損傷による痛みである可能性は低い印象です。

でも、半月板損傷による痛みでないとしたら、何による痛みなのでしょうか?

それは、筋膜であるケースが多いです。

 

Kさんの膝の痛みは筋膜

実際にKさんは筋膜をほぐす事で、膝の痛みが改善しました。

しかし、筋膜とは何なのでしょうか?

筋膜は筋肉を包むように全身繋がっている薄い膜です。

半月板損傷 ランニング

Kさんはこの筋膜が硬くなっている影響で膝に痛みが出ていたのですが、なぜKさんの筋膜は硬くなっていたのでしょうか?

それは、使いすぎや過去の怪我です。

具体的には、

  • 走り過ぎ
  • 昔の捻挫
  • 昔の骨折やヒビ
  • 昔の手術

などのような、昔にあった痛みなどの不調です。

これらが1つでもあった場合は、痛みは治っていても筋膜の硬さはずっと残っているんです。

そして、筋膜は全身に繋がっているため、長い年月をかけて繋がっている筋膜も硬くなっていきます。

そうなると、怪我の数年後に繋がっている他の場所が痛くなったりするんです。

 

実際にKさんも5年前に同じ側の足首の捻挫をしており、筋膜が硬くなるきっかけがありました。

 

実際に施術をした結果

実際にKさんの筋膜で硬い場所を探し見ると、以下の場所で硬い場所が見つかりました。

半月板損傷 ランニング

このように、痛いのは膝ですが、筋膜が硬い場所は足首〜モモの内側にかけて広範囲にありました。

ですので、この硬い筋膜を1つ1つほぐしていきます。

 

すると、1回だけの施術で長距離を走っても痛みが出ない状態まで改善する事ができました。

ですので、Kさんは1回施術しただけで、無事ランニングに復帰できました。

もちろん私は施術で半月板を触っていませんし、半月板の状態は何も変わっていません。

つまり、Kさんの痛みは半月板ではなく筋膜だったんです。

 

Kさんが硬かった場所

Kさんは以下の場所の筋膜が硬くなっており、この場所は他のケースでも硬い事が多いので、あなたもマッサージしてみてください!

※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。

 

今回のKさんの例は1回の施術で痛みを改善する事ができましたが、他のケースでも平均して1〜3回の施術で痛みが改善するケースが多いです。

ですので、あなたの膝の痛みも数回の施術で改善できる可能性が高いです。

私の膝の痛みは半月板損傷なのかな?などと気になる場合は、気軽にお問い合わせしてください!

 

 

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玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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