

整体や病院に行き、お医者さまやリハビリの先生に言われたとおりにしても、なかなか痛みが改善しないのがモートン病。
実は、それには意外な原因があったんです。
モートン病の方は、ある部分の筋膜が硬くなっていることがほとんどです。
そして、その部位を適切にマッサージするだけで痛みが改善しています。
実際に当院での施術では、おおむね3回以内の施術でモートン病の痛みが改善しています。
適切なマッサージができれば、あなたの痛みも改善する可能性が高いでしょう。
本記事では、筋膜施術の専門家である理学療法士が、モートン病に効くマッサージをわかりやすく紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んで実際にその効果を実感していただければ嬉しいです!
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行なっております
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モートン病とは?
モートン病とは、合わない靴を履いていたり、中腰の作業を長時間行なったりするのが原因で起こる神経障害のことを言います。
ハイヒールを履く中高年の女性に多く見られ、靴の中で足の骨に歪みが生じます。それが原因で、骨と骨の間に付着している筋肉とその周囲の神経を圧迫してしまうんです。
その圧迫された筋肉と神経が、歩く際に足に負荷をかけ、痛みを引き起こします。
モートン病の原因


モートン病は、画像のように指の間にある靭帯の部分で、神経が問題を起こしてしまうことによって痛みを生じます。
人によっては神経腫ができ、足が膨らんでいる方も。
(※神経腫とは神経にできるコブのようなものです)
引用:健美整骨院・整体院
ここで注意すべき点が、たとえ足の間に神経腫ができていても、それが全ての原因ではないということです。
なぜなら、神経腫があってもなくても痛みがある方、ない方などさまざまだからです。
実際に神経腫があっても痛みが完全になくなる方も多くいます。
つまり、神経腫の存在はあくまでもモートン病の痛みを引き起こす要素の一つに過ぎず、神経腫が原因で必ず痛みが生じるわけではないんです。
※そのほかモートン病の詳しい解説や、モートン病に似た症状が出る疾患や見分け方については、以下の記事でわかりやすく解説しています
※特に歩くと痛みが生じるという方は、痛みの対処法について以下の記事でわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください
モートン病の一般的な治療法
では、モートン病の一般的な治療法をみていきましょう。
病院でのモートン病の治療法
病院での治療の場合、以下のような治療法が挙げられます。
- 湿布
- 痛み止めの処方
- ステロイド注射・ブロック注射
- 手術
病院ではまず、保存療法として湿布や痛み止めを処方し、負担のかからない靴を履いて安静にするように指導されるでしょう。
なかなか痛みが治まらない場合は、ステロイド注射やブロック注射で痛みの緩和を図り、さらにひどい場合は、痛みの原因となっている部位の摘出手術を行う場合があります。
治療院でのモートン病の治療法
整骨院などの治療院の場合、以下のような治療を行います。
- 患部の冷却や温熱治療
- 電気治療
- テーピング固定
- 患部のマッサージ
治療院での一般的な治療法は、患部のアイシングや温熱治療、電気治療などです。そのほか、足底(足の裏)の周囲の筋肉をマッサージして痛みの緩和を図ります。
また、普段の生活がままならないほどの痛みがある方に対しては、なるべく負担のかからないようテーピングを行います。
モートン病に効く筋膜マッサージ


上述したモートン病の治療法は、あくまでも保存治療で根本の改善には至りません。
つまり、一時的に痛みが緩和したり、楽になったりしても、その痛みを引き起こしている原因の改善ができていないので、また繰り返す可能性が高いでしょう。
それを聞いて、
じゃあモートン病の原因から改善できる本当の治療法は?
と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、当院が行なっている筋膜のマッサージです。
筋膜のマッサージでモートン病が改善する!
と聞くと、信じられない方が多いのではないでしょうか。
しかし近年、筋膜の硬さが原因でモートン病を引き起こすことが明らかになってきています。そのため、実際に筋膜をマッサージすることで、モートン病が改善するケースがかなり多いんです。
これから紹介するマッサージを、騙されたと思ってぜひ行なってみてください。
マッサージする部位を、以下にまとめます。


コツとしては揉むのではなく、少し圧を加えながらさするようにマッサージしましょう!


筋膜が硬い部位は押すとかなり痛みを感じますが、数分続けていると痛みは減っていくのでマッサージを行なっても問題ありません。
以下の動画を参考に、実際に行なっていきましょう!
モートン病の原因①.2-3指の間


まずは①の2-3指の間です。
この部位はモートン病のなかでも硬くなっている方が多いと言えます。
痛みを感じるのは足の裏側ですが、実は表側から触れる筋膜が硬くなって悪さをしていることが多いんです。
特に2-3指の裏が痛い方は、①の部位が硬くなっている場合がほとんどです。
モートン病の原因②.3-4指の間


続いて②の3-4指の間です。
この部位は①の次に硬くなっている方が多いと言えます。
特に3-4指の裏が痛い方は硬くなっている可能性が高いでしょう。
モートン病の原因③.4-5指の間


続いて③の4-5指の間です。
この部位は①や②の部位と比べると硬くなっている方は少ないですが、念のため硬さをチェックはしておきましょう!
モートン病の原因④.足の甲


最後は④の足の甲の部分です。
足の甲の部分は2-3指や3-4指の裏が痛い方が硬くなっている場合が多いと言えます。
痛みを感じる部位からは少し離れていますが、筋膜で繋がっているので、痛みに影響している可能性があるんです。
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モートン病が治らない方が行なっている治療


逆に、モートン病がなかなか治らない方が行なっている治療について解説します。
モートン病が治らない方は、以下の5つの治療を行なっている場合が多い傾向にあります。


- 湿布を貼る
- インソール
- テーピング・サポーター
- 注射
- ストレッチ・マッサージ
これらの治療法は、一見正しいように感じますが、実際は原因に対して効果的でない場合が多いことがわかってきています。
モートン病が治らない治療①.湿布を貼る
モートン病で病院に行くと、とりあえず湿布や痛み止めの薬を処方されることが多いです。
たしかに湿布や薬で炎症が治れば痛みも減るとは思います。
しかし、それは根本的な治療ではなく一時的な応急処置でしかないので、湿布や薬の治療だけで、モートン病は治らない場合がほとんどです。
モートン病が治らない治療②.インソール
インソールによって足への負担を軽減させて、痛みを緩和する方法もあります。
しかし、インソールも足への負担を一時的に軽減させるだけで、モートン病を治す根本的な治療法ではありません。
そのため、一時的には効果を感じるかもしれませんが、根本的にはモートン病が治らない場合がほとんどです。
モートン病が治らない治療③.テーピング・サポーター
テーピングやサポーターもモートン病の痛みを軽減する効果はあります。
しかし、この方法も一時的に負担を減らしているだけなので、モートン病が根本的に改善するわけではありません。
モートン病が治らない治療④.注射
さまざまな方法を行なってもなかなか症状が治まらない場合は、注射を打つのを検討することもあります。
しかし、そもそも注射に前向きではない方が多く、注射をしてもあまり症状が変わらないケースが多いので、あまり積極的には行われていません。
また、注射も一時的に痛みを押さえるだけで、根本的に問題を解決する治療法ではありません。
モートン病が治らない治療⑤.ストレッチ・マッサージ
足の指のストレッチや筋肉へのマッサージなどもモートン病の治療の一つとして行われています。
しかし実は、いくら筋肉をマッサージしても、モートン病に対して効果は薄いんです。
モートン病は足の指の間にある神経などが問題を起こしている場合が多く、その神経は筋膜に包まれているので、筋膜をほぐす必要があるんです。
つまり、筋肉のストレッチやマッサージなどではなく、筋膜をマッサージすることが、モートン病の根本的な解決につながります。
上述のモートン病に効く筋膜のマッサージを、ぜひ試してみてください!
マッサージでもモートン病が治らない方へ
先ほど紹介したマッサージをや行なってみて、モートン病の痛みが軽減するようであればぜひ継続しましょう。
なかなか症状が治まらない場合は、ご自身でマッサージするには限界があると思いますので、私たち筋膜のプロを頼っていただけると嬉しいです。
実際に当院にもモートン病の痛みで悩む方が多く来られますが、実際その多くが3回以内で改善しています。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、以下の記事でわかりやすく解説しています
気になることがあれば、お気軽にお問い合わせしていただければと思います。