寝違えてしまった・・・
寝違えで首が動かない
寝違えで悩む人は意外と多く、当院にも寝違えが治らない人が来られます。
人によって寝違えの状態は
- 寝違えたばっかりの人
- 寝違えが数日治らない人
- 寝違えが数週間も治らない人
など様々です。
でも、寝違えって
なんで治らないのか?
どうすれば治るのか?
結論から言いますと、
寝違えが治らない原因は筋膜が悪さをしているケースが多いです。
実際に、寝違えの痛みが治らずに整体に来られるケースは多いですし、適切な施術によってその場で痛みが改善するケースが多いです。
でも、なんで今まで治らなかった寝違えがその場で治るのか?
それは、寝違えは筋膜が悪さをしている事が多く、筋膜をほぐす事で問題が解決するからです!
と言われてもイメージしにくいと思いますので、今回は実際の例を踏まえて解説していきます。
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そもそも寝違えとは?


まずは寝違えについて簡単に解説していきます。
寝違えの症状については以下のように言われています。
眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、いわゆる「寝違え」と言います。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。
引用:日本整形外科学会 寝違え
簡単に言いますと、以下のような症状が寝起きなどからある状態です。
- 首や肩の痛み
- 痛みで首が動かない
- 背中が痛い
※朝起きた時の首の痛みの原因や対処法は、下記の記事でもわかりやすくお伝えしています。
肉離れではない
寝違えが治らない人は、肉離れ?などと不安になる人もいます。
しかし、寝違えが治らない人のほとんどは肉離れではありません。
人によっては、スポーツなどの激しい運動や急な動きで肉離れを起こす事もありますが、基本的には肉離れではない事が多いです。
ですので、寝違えが治らない人は肉離れ以外の事が考えられるので、肉離れ以外の原因を解説します。
寝違えの原因
寝違えの原因については、以下のように記載されています。
何が起こって痛みが出ているかについては、いろいろな意見がありますが検査や画像でとらえられるような変化がないのが一般的なので、正確な原因であるという証拠はありません。睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりとなっている、前日などにいつもはしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣している(こむら返り)、頸椎の後ろの関節(椎間関節)の袋(関節包)に炎症がおこる、などの原因が考えられています。
引用:日本整形外科学会 寝違え
簡単に言いますと、以下のような原因が考えられるという事です。
- 筋肉のコリ
- 筋肉の痙攣
- 首の関節の炎症
なので、基本的に寝違えは数時間〜数日で治ります。
しかし、中には数週間も数ヶ月も寝違えが治らない人が多くいるんです。
と言われると、
「なんで治らないんですか?」
って思いますよね!
結論から述べますと、
寝違えが治らない原因は硬くなった筋膜であるケースが非常に多いです。
寝違えが治らないのは筋膜が原因?


寝違えは、首や背中の筋肉が一時的に硬くなってしまう事が原因と考えられる事が多いので、首をマッサージする人が多いです。
しかし、首をマッサージするだけでは寝違えが治らないケースが非常に多いです。
なぜでしょう?
それは、筋肉以外にも硬くなってしまっているものがあるからです。
具体的に言いますと、体は筋肉だけでなく筋膜という薄くて硬い幕で包まれています。


そのため、以下のように首と繋がっている他の場所が硬いだけでも、首の筋膜を引っ張ってしまい首の痛みを引き起こすんです。


この画像の例では、肘や手首の筋膜が硬い事で、繋がっている首の筋膜も引っ張られ、首に痛みが出ている事がわかります。
このような場合は根本的な原因が肘や手首にあるため、寝違えで首が痛いからといって首だけをマッサージしても治らないんです。
つまり、この例では首だけでなく肘や手首の硬くなった筋膜もほぐす必要があります。
※痛み改善に即効性のある筋膜の施術を行っている当院の施術内容については、下記の記事で詳しく解説しています。
内臓や精神的ストレスも原因になる
これはイメージしにくいかもしれませんが、内臓も筋膜と深く関係しているため、内臓の不調やストレスなどがあっても体の筋膜が硬くなります。
ですので、人によっては内科的な不調によって筋膜が硬くなて寝違えを起こしやすくなっている人もいます。
- 喘息
- 気管支炎
- 肺炎
- 胃腸炎
- 下痢、便秘
ですので、もちろん筋肉や筋膜も寝違えに関係しますが、内臓やストレスも筋膜の硬さに関係してきます。
どちらにしても寝違えの治らない痛みは、首と繋がっている筋膜が悪さをしている事が多いんです。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由や具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
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次は具体的な実例を含めて解説していきます。
寝違えが治らないSさんのケース


今回紹介するSさんは、1ヵ月前に寝違えをしてしまってから痛みが全く変わらない状態でした。
だいたい1ヶ月前の朝に起きた時から右の首が痛くて動かせなくなりました。
初めはすぐに治ると思っていたのですが、2,3日経っても全く状態が変わりませんでした。
なので、病院に行ってレントゲンを撮ったりしましたが、骨に異常は無く問題無いと言われて湿布をもらいました。
それから湿布を張っていましたが、特に変化は無くて今日に至ります。
というような感じでした。
実際に動きを確認すると、首の痛みの影響で首はほとんど動かせない感じでした。
(写真が無くてわかりにくくてすみません)
このようなケースでは寝違え自体の痛みや炎症は治っており、首と繋がっている筋膜が悪さをしているケースが多いです。
なので、私たちは筋膜が硬くなっている場所が無いかを調べます。
筋膜の硬さを調べると
実施にSさんの筋膜を調べてみると、以下のように右の腕〜首に筋膜が硬い場所が見つかりました。
そのため、Sさんの寝違えの痛みが治らないのは、この右腕〜首までの筋膜が悪さをしている可能性が高いです。
このような状態では、首に湿布を張ったりするだけでは治らないため、整体などで適切な施術を受ける必要があります。
Sさんの寝違えが治らない原因がわかったので、次は実際にこの硬い筋膜をほぐすような作業を行っていきます。
初めは1番硬さが強かった右肩周辺の筋膜をほぐしました。
すると、かなり大きく振り向けるようになりました。
写真が無くてわかりにくいですが、Sさんも、びっくりしていました。
ここの段階で首の痛みは半分以上減っているみたいです。
次は残っている腕〜首の筋膜をほぐしていくと、痛みはほぼなくなる状態まで改善しました。
今まで治らなかった寝違えの痛みでも適切な施術をすると、1回の施術でここまで大きく変わるケースは多いです。
このように、治らない寝違えは首と繋がっている筋膜が悪さをしているケースが圧倒的に多いため、整体で適切な施術をする事で、大幅に症状が軽減する事が多いです。
実際に当院にも寝違えが治らないという症状で来られる人が多いですが、多くは1,2回の施術で大幅に改善します。
そのため、私たちはあなたの悩みを解決できる自信があります。
寝違えが治らなくて困っている人は、私たちを頼ってください。
他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。