
「仰向けで寝ると腕がしびれる」そんなお悩みを抱えていませんか?

仰向けで寝ると腕がしびれる多くの人は、まずはじめに病院に行く人が多いです。
病院でレントゲンやMRI画像を撮ったりすると、大体の人が以下のように言われます。
- ストレートネックですね
- 神経に負担がかかっています
- 首の骨が変形しています
- 枕が合っていないのでは?
- マットレスの問題では?
そして、以下のような治療を受ける人が多いです。
- 首のマッサージ
- 首のストレッチ
- 首を引っ張る牽引
- ウォーターベッド
中には、湿布と内服薬を処方される以外は、とくにこれといった治療をしてもらえない人もいます。
どうしようもなく、高い枕やマットレスを買ってしまう人もいます。
しかし、どちらにしても腕のしびれは治らない人がほとんどです。
当院でもこのように仰向けで寝ると腕がしびれる人を多くみてきたのですが、仰向けで寝ると腕がしびれる人にはある特徴がある事がわかりました。

長年、しびれで悩んできた人は是非この記事で紹介する対処法を実践してみてください!
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
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目次
仰向けで寝ると腕がしびれる4タイプ
一口に仰向けで寝ると腕がしびれると言っても、その症状は様々です。
しびれの出る特徴をタイプ別に分けると、以下の4つなります。
- 寝てる時に腕がしびれる人
- 朝起きた時にしびれが出る人
- 横向きに寝ると腕がしびれる人
- 仰向けで寝ると腰や背中が痛い人


① 寝てる時に腕がしびれる人
最も多いのは、寝ている時に腕がしびれる人です。
人によっては
- 寝た瞬間からしびれが出る人
- 夜中になってしびれで起きてしまう人
もいます。


② 朝起きた時にしびれが出る人
寝ている時はしびれが出なくても、朝起きたら腕や手がしびれている人も多いです。
夜中に起きてしまう事がないのでまだいいようにも思いますが、朝の支度などに支障が出て困ってしまう人も多いです。
中には、仕事に影響がでるほどしびれが長引いてしまうひともいます。
寝違えなどと間違いやすいですが、毎回同じようなしびれが生じる際はこのタイプかもしれません。
③ 横向きに寝ると腕がしびれる人
仰向けで寝ると平気でも、横向きに寝ると腕がしびれる人もいます。
寝る時は仰向けで寝ていても寝返りの度にしびれが出てしまう人も多く、睡眠不足になりやすいのもこのケースです。
④ 仰向けで寝ると腰や背中が痛い人
人によっては、仰向けで寝ると背中が痛くなったりしびれる人や、腰が痛くなる人もいます。
これらのケースについては、以下の記事で解説をしていますので、当てはまる人は参考にしてください。
※仰向けで寝ると生じる背中や腰の痛みの原因や対処法について以下の記事で詳しく解説しています。
仰向けで寝ると腕がしびれる時に考えられる4つの事




- 胸郭出口症候群
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 頸椎症性神経根症
- 筋肉の問題
以下でそれぞれについてざっくり解説していきます。
1.胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は、首の横にある筋肉の間を通る神経や血管が圧迫されることで症状が出ます。
他の症状とのちがいとして腕のしびれや肩甲骨のしびれ以外にも、
- 腕の力が出にくい感じ
- 感覚が鈍い感じ
- 血流が悪い感じ
などの症状が出ることが多いです。
上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
※胸郭出口症候群の原因や対処法は以下の記事にもわかりやすくまとめてあります。
2.頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは首の骨の間にある椎間板というクッションに負担がかかる事で、腕のしびれを引き起こします。
椎間板は首を曲げた時に負担がかかりやすいため、枕が高いとしびれる人などは当てはまる可能性があります。
背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が主に加齢変化により後方に飛び出すことによって起こります。30~50歳代に多く、しばしば誘因なく発症します。
※他にも頸椎に問題が生じることで感じる痛みについて、具体的な疾患や原因を下記の記事で解説していますので覗いてみてください。
3.頸椎症性神経根症
頸椎症性神経根症は、首の骨から出ている神経が圧迫される事で腕にしびれが出ます。
加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、脊髄からわかれて上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。
この首の神経は、
- 首を後に倒す
- 横に倒す
時に圧迫されやすいです。
そのため、枕が低い人や横向きで寝るとしびれる人などに多くみられます。
4.筋肉の問題
首の周りには様々な筋肉があり、その筋肉の間を神経や血管が通っています。
そのため、神経や首の骨に問題がなくても筋肉の問題でしびれが出る事も考えられます。
※タイミングや動きによって生じる首の痛みの原因や対処法について、下記の記事でわかりやすく解説しています。
同じような症状でお悩みの方は覗いてみてください。
仰向けで寝ると腕がしびれる原因




- 枕やマットレスの問題
- 血流の問題
- 神経の問題
- 筋肉の硬さの問題
- 筋膜の硬さの問題
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.枕やマットレスの問題
仰向けで寝ると腕がしびれると真っ先に思うのが
「枕の高さが合わないのかな」
「マットレスの硬さが合っていないのかな」
といった枕やマットレスの問題ではないでしょうか。
確かに、これらが原因で腕にしびれが出る人もいます。
- 枕が高すぎる=頸椎のカーブが急になり筋肉に負担が掛かる
- 枕が低すぎる=首が後ろに倒れ、神経に負担が掛かる
特に多いのが、枕の高さでも枕が低くてしびれが出ているケースです。


上記の図のように枕が低いと首が後に倒れてしまうので、首の神経には負担がかかりやすくなってしまいます。
マットレスの硬さが硬すぎる・柔らかすぎるのも同様に、背中や腰などの一部分に負担が掛かってしまいます。
明らかに枕やマットレスが合っていない人であれば、自分背骨のカーブに合ったものに変えることで症状が和らぐこともあります。
しかし理想としては、枕の高さに限らずに腕のしびれが出ない事です。


2.血流の問題
首の横には血管が筋肉の間を通っています。


なので、血管が圧迫されて血流が悪くなると
- 腕がしびれる
- ピリピリする
といった症状が出てきます。
これに関しては、血管に問題があるというよりも筋肉に問題がある事が多いです。
- 筋肉の硬さ
- 筋肉の過度の緊張
などの問題を改善する必要があります。
3.神経の問題
先ほどの図からもわかるように、首の骨からは腕に向かって神経が通っています。
そのため、何らかの原因で神経が圧迫されるとしびれが出てしまうことがあります。
しかし、これも神経が悪いというよりは、神経の周りにある筋肉などが原因である事が多いです。
血管の問題のケースと同様に、
- 筋肉の硬さ
- 筋肉の過度の緊張
などの問題を改善する必要があります。
4.筋肉の硬さの問題
首の横には多くの筋肉があり、筋肉の中を神経や血管が通っています。


なので、筋肉が硬いと仰向けで寝た時に腕がしびれやすくなります。
このような場合はマッサージやストレッチを指導されることが多いです。
症状が軽い人であればマッサージやストレッチでしびれが治りますが、治らない人も多くいます。
その場合は、筋肉ではなく筋膜が硬い事が原因でしびれが出ている人がほとんどです。
5.筋膜の硬さの問題
人の体は筋膜で包まれており、筋肉や神経、血管も筋膜に包まれています。
そのため、筋膜が硬くなる事で、腕にしびれが出る事も多くあります。


今までは、仰向けで寝ると腕がしびれる原因は筋肉や神経と考えられていたのですが、近年になってそれらを包む筋膜が原因になっている人が多い事がわかってきています。
仰向けで寝ると腕がしびれる原因は筋膜です


筋膜とは






なので、筋肉や神経に問題がなくとも、筋膜が硬いと筋肉や神経にも悪影響が出てしまいます。
さらに筋膜は全身繋がっているため、腕がしびれるからといって腕や首に問題があるとは限りません。
腕や首と繋がっている胸や背中などの筋膜が原因になっているということも多くみられます。
つまり、仰向けで寝ると腕がしびれる人の原因は、一概にどことは言えないんです。
人によって筋膜が硬い場所は違います。
筋膜が硬くなる原因




具体的には、過去に以下のような事を1度でも経験していれば、その場所の筋膜は硬くなっています。
それは、10年前だろうが20年前だろうが同じです。
これらを1つでも経験しているとその場所の筋膜は硬くなり、繋がっている腕や首の問題を引き起こします。
そのため、基本的には硬くなった筋膜をほぐす事が腕のしびれには効果的な事が多いです。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由や具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
仰向けで寝ると腕がしびれる症状の対処法【動画】
仰向けで寝ると腕がしびれる人は、筋膜をほぐす事で改善するケースが多くあります。
筋膜をほぐす場所は、以下で紹介する
- 胸周り
- 背中
- 腕
の3箇所になります。
この3箇所にプラスして、過去に怪我や不調で痛みが生じていた部分を行うもの効果的です。
胸周りのマッサージ【動画】
胸回りは以下の大胸筋の付け根の部分が硬くなりしびれにつながりやすいです。
以下の場所を「痛気持ちいい」くらいの強さで、3〜5分くらいマッサージするようにしましょう。
(※以下の画像をクリックすることでYouTube動画に移動します)


背中周りのマッサージ
背中については以下の肩甲骨の内側の部分が硬くなり、しびれに繋がりやすいです。
以下の場所を「痛気持ちいい」くらいの強さで3〜5分くらいマッサージするようにしましょう。
※なかなか手が届かない場所なので、テニスボールなどを用いて行うと効果的にマッサージすることができます。


腕のマッサージ【動画】
腕のマッサージについては親指と人差し指の間の筋肉が硬くなりやすいです。
親指と人差し指の間の水掻きの部分を反対の親指でマッサージします。
「痛気持ちいい」程度の強さで、いろんな方向にマッサージしてほぐしていきましょう。
(※以下の動画をクリックすることで、動画でも確認できます)
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筋膜の専門家直伝の方法を、ぜひお試しください。
それでも腕の痺れが治らない人へ
今回紹介した対処法で腕のしびれが改善する人もいれば、あまり変わらない人もいると思います。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
実際に、当院には仰向けで寝ると腕がしびれる人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内にしびれが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
痛みや痺れが改善し元の状態に戻れるよう、全力でサポートさせていただきます。
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