物議を醸したくないのではじめに書きますが、私はアフィリエイターを尊敬しています。
※アフィリエイターとは、ウェブサイトを運営し、おもにアフィリエイト広告(成果報酬型広告)で収入を得ている人のことを言います。
人が知りたいと思う情報を書き続けて、そこから発生する微量の広告収入を受け取る。
1つひとつの単価は凄く安いので、これを収入として生活しているような人は、それこそ血の滲むような努力があったのだと思うし、決して楽して稼いでるわけではないと思います。
私もブログ記事を書く身として、その大変さを理解しているつもりです。
でもそれでも私は、こと人の体の記事に関しては、アフィリエイターに絶対に負けるわけにはいかないと考えています。
人の体の記事の検索順位の現状
体のことを検索すると検索順位がどうなっていることが多いか、現状をお伝えさせていただきます。
googleで『坐骨神経痛 治療』のワードで検索すると、▼のような感じで表示されます。
実際にここに表示された上位3つのサイトを見てみました。
アフィリエイトで収入を得ているかどうかは正確にはわからないものもありますが、どこもいわゆる治療院が集客を目的に書いている記事ではありませんでした。
さらにその下の順位のものを見ても、なかなか治療院が集客目的で書いた記事は出てきません。
出てくるのはそのページに広告が貼ってありそこから収益を得ているタイプの記事か、情報提供系のメルマガなどに登録を促すタイプの記事がほとんどでした。
これは検索ワードが『坐骨神経痛 治療』に限らず、『腰痛』、『ヘルニア』、『変形性膝関節症』などでも同じような傾向でした。
この現状をふまえて私がアフィリエイターに負けられない理由
この上位表示される記事が悪い記事だとは思いません。
ただ、痛みで苦しんでいる方がこれらの記事を読むことで、本当に痛みが改善して、生活の質を取り戻すことができるのか?
体のことを生業にずっと勉強してきて、現場で患者さんに向き合ってきた私としては、疑問が残ると言わざるを得ません。
いわゆる教科書的な内容の話が書いてあることが多く、これが直接症状の改善につながるとは思えないからです。
そして人の体は1人ひとり違うので、いくらネットでストレッチや体操などの情報だけを提示されても、それがその人の体に合うかはわかりませんし、自分一人でそれをやるだけでその症状を根本的に改善することは難しいと思っています。
実際に病院で理学療法士の仕事をしていると、
「少し腰が痛かったからネットに書いてある体操をしてみたら、余計に痛みが強くなったから来ました。」
なんて人も結構いました。
おそらく坐骨神経痛の方は、腰~足にかけての痛みに日々悩まされていますから、最終的にはこれをなんとかしたくて『坐骨神経痛』のことを検索しています。
さきほど上で例に挙げた『坐骨神経痛 治療』のワードで検索したケースなんて、もろに『治療』ってワードが入ってますから、ただ坐骨神経痛の情報が知りたいだけじゃなくて、治したいんだと思うんですよ。
※ちなみに『坐骨神経痛 治療』での検索は▼の画像を見ていただくと分かりますが月間で1万~10万回検索されています。
だったら
その疾患の教科書的な情報や、自分でできる対症療法の情報は得られるかもしれないけど、実際に症状の改善までにはいたらない記事
ではなく
これを本当に治すことができる人が自分のところに来てもらうために書く記事
要するに、技術を持った治療院が集客目的に書く記事
が上位に表示されていてほしいです。
その方が本当に痛みで困っている人を救える可能性が高いと思うからです。
だから私は、体のことに関して記事を書いているアフィリエイターには負けられない!と思っています。
でもこうした現状は私たち施術者にも問題がある
私達施術者は人の体のことに関しては、専門的な知識や技術を持っています。
ですが、せっかく持っている技術を世間に知ってもらう術を持っていない人が多いです。(現時点での私も含めて)
私は、何人も凄い技術を持った先生を知っています。
ですが、一般のほとんどの人達はその凄腕の先生達の存在を知りません。
なぜならネットで検索しても全然検索上位に出てこないからです。
その凄腕の先生が情報を発信していて、その記事が上位表示されていれば、痛みで困っている人達はその凄腕の先生達を見つけだし、悩みを解決できるのに…
本当にもったいないと思います。
だから私は、施術者だって医学的な知識や技術の勉強と同じように、インターネットで自分の記事が上位表示されるための勉強、いわゆるSEOの勉強をするべきだと思います。
と、そんな偉そうなことを言っている私も、まだまだ全然検索しても上位には出てこないのですが(笑)
でも今後はアフィリエイターに負けないぐらいSEOを考慮した記事をもっともっと書いて、
私の存在を知ってもらって、
痛みで困っている人をたくさん救いたい
そう思ったのでこの記事を書きました。
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