足底筋膜炎を走りながら治したい
足底筋膜炎は休まなければ治らないのか?
このような悩みや疑問を持っている人は多いです。
特にランニングやマラソンをしている人は、足底筋膜炎になる可能性が高く、痛みの影響で走るのを休まなければならない人が多くいます。
しかし、人によっては、
- 大会が近いから休めない
- 走りながら治したい
などと思っている人が多いです。
でも、足底筋膜炎を走りながら治す事は可能なのでしょうか?
結論から述べますと、足底筋膜炎を走りながら治す事は可能です。
実際に、当院にも足底筋膜炎になってしまった人が多く来られますが、多くの人が走るのを休まずに改善していくケースが多いです。
でも、足底筋膜炎は走るのが原因だから、走りながら治すのは難しいんじゃないですか?
と思う人もいるかもしれませんが、当院独自の施術では足底筋膜炎でも走りながら治す事が可能となっています。
ですので、足底筋膜炎を走りながら治したいと思っている人は、この記事を読み進める事をオススメします。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
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目次
足底筋膜炎は走っても大丈夫?


多くの人は、足底筋膜炎は走る事や運動を休まなければ治らないと思っている人が多いです。
しかし、そうではないんです。
足底筋膜炎とは
一般的に足底筋膜炎とは、足の裏にある足底筋膜に負担がかかる事で以下の場所に痛みを出すと言われており、特に走る動作が原因と言われたりします。


走りすぎなどでこの足底腱膜に繰り返し負荷がかかると、そこに炎症や小さな断裂が繰り返し起こりかかとや足の裏に痛みをもたらします。これが足底腱膜炎です。
そのため、ランニングやマラソンをしている人は、走りすぎが足底筋膜炎の原因と思い込んでしまうため、走っても大丈夫なのかな?思ってしまいます。
これについては、痛みがある場合は走らない方がいいですが、痛みがなければ走っても大丈夫です。
かかとが痛む理由
足の裏には足底筋膜や足底腱膜と呼ばれるものがあり、
- 足のアーチの保持
- 衝撃の吸収
などの役割をしています。


逆に言いますと、足のアーチが潰れる動きや足に衝撃がかかる動作は足底筋膜に負担がかかるという事になります。
具体的には
- 長時間立つ
- たくさん走る
- 硬い地面を走る
などで負担がかかりやすいです。
これらで足底筋膜に負担がかかると足底筋膜が引っ張られてしまうため、足底筋膜が付いているかかとの部分に痛みが出やすくなっています。
※ランナーで足底筋膜炎になってしまった人の具体的な対処法などは以下の記事で紹介しています。
他には扁平足などでも足底筋膜に負担がかかりやすいと言われています。
※扁平足を自分で改善したい人に向けた具体的な対処法は以下の記事にまとめてあります。
足底筋膜炎の治療期間
足底筋膜炎になった人は、走る事が原因だと思う人が多いため、まずは走る事や運動をやめる人が多いです。
しかし、運動を辞めたからと言って足底筋膜炎が治るわけでもないんです。
なぜでしょう?
足底筋膜炎が名前の通り、筋肉や腱の問題であるとすれば、10日〜3週間程度で治るはずです。
なぜなら、筋肉や腱は10日〜3週間程度で治るからです。
筋肉の修復期間
回復期間 第1度の挫傷 筋繊維が10%未満の断裂 3~5日 第2度の挫傷 筋繊維が10~50%の断裂 7~10日 引用:通常治癒期間
腱の修復期間
腱は、2~3週間程度で線維組織が形成され、4~5週間程度で筋収縮に耐えうる強度になります。
実際に足底筋膜炎になった人は
しかし、足底筋膜炎になって運動を辞めた人が、10日〜3週間程度休んでも痛みが治る人は少ないです。
なぜでしょう?
それは、足底筋膜炎の根本的な原因は走りすぎや運動ではないからです。
確かに、走る事や運動で足底筋膜に負担がかかるのですが、実際にはあなたよりも
- たくさん走ったり
- たくさん運動している
人のほとんどは足底筋膜炎になっていません。
つまり、あくまでランニングや運動は足底筋膜に負担をかける要因の1つでしかなく、根本的な原因ではないんです。
一般的に言われる足底筋膜炎の原因


次は、一般的に言われる足底筋膜炎の原因について解説をします。
これらは気づいてない人も多いので、しっかりとチェックしておきましょう!
1.ランニングシューズの問題
あまり意識している人は少ないかもしれませんが、ランニングシューズは足底筋膜炎にかなり影響しやすいです。
具体的にはランニングシューズの底が厚いシューズの方がオススメできます。
基本的にランニングで足底筋膜に負担がかかるタイミングは、地面に足が付いている時です。
ランニング上級者であれば走るスピードが速いので、足が地面に着いている時間が短いのですが、ランニング初心者の人は足が地面に着いている時間が長い傾向にあるため、足底筋膜に負担がかかりやすくなってしまいます。
そのため、ランニング上級者であれば底が薄めの靴でもいいのですが、ランニング初心者の場合はシューズの底が厚いタイプを選んだ方が、足底筋膜への負担を減らす事ができます。
と言っても、ランニング上級者でも走り込みの時は底が厚いシューズを履いたりもするので、初心者は絶対に厚い方がいいです。
また、人によってはランニングシューズのサイズが合っていない事があります。
特に足の横幅のサイズはメーカーによってかなり違うので、足の横幅が合っていない人が多くいます。
足の横幅が合わないと靴のサイズを1つあげたりする人もいますが、それはあまり良くないので、できれば足の縦も横もサイズが合う靴やメーカーを探す事がおすすめです。
2.走る場所の問題
どこを走るか?というのも足底筋膜への負担にかなり影響するので、タイプ別に解説をします。
①アスファルト
アスファルトは1番硬い場所なので、足への負担はかなり大きくなります。
実際に長距離を走る人がアスファルトばかり走っていると、足底筋膜炎になりやすい印象もあるので、足底筋膜への負担が大きくなるのは間違いなさそうです。
と言っても、アスファルトは地面が濡れていても滑りにくいというメリットもあるので、雨の後で土のグラウンドや芝生が使えない時はアスファルトの方が走りやすいです。
②陸上競技場
アスファルトと比べると少し柔らかいので、アスファルトを走るよりは陸上競技場で走った方が足底筋膜への負担は減ります。
また、アスファルトと同じで陸上競技場地面は雨が降った後でも滑りにくいので、いつでも走れる場所として活躍します。
③土の上
比較的柔らかいので足底筋膜への負担は少なくなります。
特に走り込みや長距離を走る時は、アスファルトを避けてなるべく土の上を走った方が足底筋膜への負担を減らす事ができます。
と言っても、土が濡れている場合は滑りやすくなるため、そのような時にはあまり使えないデメリットもあります。
しかし、他の地面と比べるとオススメができます。
④芝生
足の負担がとても少ないのでオススメできます。
特に河川敷などがある場所では、ほぼ直線に近い状態で長距離を走る事ができるので、とても走りやすいです。
しかし、雨の後では滑りやすくなってしまう点と、石などが転がっていて不整地に近い点は人によってはデメリットになる時もあります。
特に捻挫をしやすい人は注意が必要ですが、足底筋膜への負担を考えた時にはオススメできます!
⑤砂浜
足への負担は1番少ないですし、ほぼ直線に近いコースを走れるのでオススメです。
しかし、砂浜という環境はどこにでもあるわけでないので、近くに砂浜がある人だけしか走れません。
3.筋肉が硬い
足底筋膜は筋肉が硬いからなる!って考える人もいます。
ですので病院や整体では以下のような事をします。
- 足の裏のマッサージ
- ふくらはぎのストレッチ
しかし、これらで治るケースは少ないです。
じゃあ、何が原因なの?
って思う人もいると思います。
足底筋膜炎の本当の原因については後ほど詳しく解説をします。
一般的に言われる足底筋膜炎の治療法


次は、一般的な足底筋膜炎の治療について解説をします。
一般的な足底筋膜炎の治し方5つ
足底筋膜炎には様々な治療法がありますが、多くは適切ではないものばかりです。
なぜなら、これらの治療法では治らない人がたくさんいるからです。
本当の治し方を解説する前に、一般的に言われている治し方の間違いを解説します。
1.体外衝撃波
体外衝撃波は、機械で発生させた衝撃波でかかとの骨や足底筋膜に刺激を与えて治すと言うものです。
これに関しては、軽症の場合は治る人がいる印象ですが、治らない人も多くいる印象です。
理由としてはいくらかかとや足底筋膜に刺激を与えても、それらは本当の原因ではない事が多いため、治らないんです。
しかも、費用も50,000円の1〜3割負担と高額ですし、治療期間も数ヶ月に1回などで期間がかかるデメリットも多いです。
また、1回ではなく複数回やる必要があるため、何回も通う必要があります。
そのため、治し方としては最適ではないです。
2.ストレッチ
ストレッチは筋肉を伸ばして柔軟性を向上させる効果があるため、足底筋膜やふくらはぎなどをこのようにストレッチする事があります。




しかし、もともと足底筋膜炎は足底筋膜に体重がかかって引っ張られる刺激によって痛みを出しているため、足底筋膜に引っ張る刺激を与えるストレッチは適していない事が多いです。
実際にストレッチをしたら足底筋膜炎が治った!と言う声はほとんど聞いた事がないので、ストレッチは治し方として適していない事がわかります。
また、ストレッチでは筋肉や腱を伸ばしますが、これらは根本的な原因ではなく、それらを包む筋膜が悪さをしている事が多いため、その面から見てもストレッチは治し方として適さないです。
3.インソール
インソールでは足底筋膜にかかる負担を軽減させる効果があるため、足底筋膜炎の治療でよく使われます。
そのため、医師などはインソールが適切な治し方と思っている人も多いです。
しかし、インソールで足底筋膜炎が治った!と言う声もほぼ聞いた事がありません。
なぜでしょう?
それは、インソールもあくまで負担を軽減させるためのもので、根本的に治すためのものではないからです!
そのため、インソールも治し方としては適さないです。
4.サポーター
足底筋膜炎でサポーターを使っている人もいますが、効果があると言う人はほぼいません。
よくわからないけど、とりあえずお医者さんに言われたからつけている!と言う人が多いです。
サポーターもあくまで足底筋膜への負担を減らすためのものでしかないので、根本的な解決には繋がりません。
なので、サポーターも治し方としては適していません。
5.手術
足底筋膜炎が半年以上治らない人は手術を提案される事があり、手術は大きく分けて2種類あります。
- 足底筋膜を切る手術
- かかとの棘を切る手術
しかし、手術をしても治らない人はたくさんいます。
それは、足底筋膜もかかとの棘も痛みの原因ではないからです。
もちろん痛いのはかかとや足底筋膜ですが、それ自体が原因と言うよりは、他の部位の影響でかかとや足底筋膜に負担がかかってしまっている事の方が多いです。
そのため、手術も治し方としては適切ではないです。
足底筋膜炎を走りながら治す方法


足底筋膜炎は走りながら治す事ができる可能性が高いです。
しかし、先ほど説明した治療法では治らない人が多いです。
なので、違う方法で治す事が必要です。
具体的な方法としては、筋膜をほぐす事が根本的な足底筋膜炎の解決に繋がります。
本当の原因は筋膜
筋膜は筋肉や腱を包むように全身繋がっている膜です。
この筋膜は硬くなると様々な悪影響を及ぼすのですが、特に筋膜が硬くなると筋膜が包んでいる筋肉や腱に悪影響を与える事が多いです。


そのため、足底筋膜は足の裏の問題!というわけではなく、ふくらはぎやアキレス腱、モモ裏に繋がっている筋膜が硬くても問題が起こってしまいます。
実際に足底筋膜はこのように、頭のてっぺんまで繋がっているので、様々な場所の筋膜の硬さが影響する可能性があります。


引用:トリガーポイント
実際に足底筋膜は、
- ふくらはぎ
- モモ裏
- お尻
- 腰
などの筋膜と繋がっているため、繋がってるどこかの筋膜が硬くなる事で足底筋膜を引っ張るように刺激するため、足底筋膜炎の痛みを引き起こす事がわかっています。
ですので、足底筋膜炎だからと言って、足の裏や足首周りだけ施術をしても効果がなく、足底筋膜と繋がっている部分で硬くなっている筋膜を探してほぐす事が必要です。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
当院では走りながらでも治るケースが多い
当院では筋膜に対する施術を専門に行なっているため、以下の内容が他の整体のスタッフより得意です。
- 筋膜が硬くなっている場所を探す事
- 硬くなっている筋膜をほぐす事
そのため、足底筋膜と繋がっている硬い筋膜も探す事が得意なので、足底筋膜炎を最短の回数の施術で改善できる事が多いです。
実際に片方の足底筋膜炎であれば、3回以内の施術で改善できるケースが多いため、多くの人が運動を休まずに走りながら治す事が可能な印象です。
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実際の改善例を紹介


今回は足底筋膜炎によってランニングができなくなってしまった、Kさんの改善例を紹介させていただきます。
Kさんの状態
Kさんの施術前の状態はこんな感じでした。
- 4ヵ月前から足底筋膜炎の痛みが出てきた
- ランニングをすると痛い
- 走り終わった後も痛い
- 現在はランニングを辞めてしまった
実際にこのKさんは、過去に私たちの整体で足底筋膜炎が改善した人からの紹介で来てくださったみたいです。
こういう紹介はすごい嬉しいですね!
次に、痛い場所や動きを細かく聞いていきました。






それ以外では、朝起きて歩き出す時も痛いとの事です。
Kさんの筋膜をチェック
次は、Kさんの体で筋膜が硬くなっている場所がないか確認をしました。
すると、以下の場所で筋膜が硬い場所が見つかりました。
- モモの内側・外側
- ふくらはぎの内側・外側
- 足首の内側


Kさんは高校生の時に、よく膝を痛めていたとのことだったので、やはり膝周りに筋膜の硬い部分が多く見つかりました。
このように昔に痛めた事がある場所の筋膜は硬くなっている事が多いです。
硬くなった筋膜をほぐすと・・
次は、この硬くなった筋膜を時間をかけてしっかりとほぐしていきます。
すると、痛みが改善しました。


実際にほぐした場所は以下の場所などです。
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
足底筋膜炎を走りながら治したい人へ


このように、足底筋膜炎は硬くなっている筋膜をほぐす事で、3回以内の施術で改善できる事が多く、走りながら治す事ができる印象です。
そのため、あなたの足底筋膜炎も走りながら治す事ができる可能性が高いです。
もちろん、全員が3回以内の施術で必ず改善するわけではありませんが、足底筋膜炎のケースでは1〜3回程度の施術で改善するケースが多いです。
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