シンスプリント、アキレス腱炎、捻挫後の後遺症、足底腱膜炎、ランニングによる膝痛・腰痛・股関節痛など

腰痛で後ろに反ると痛い原因とストレッチ方法

 
後ろに反ると痛い腰痛
この記事を書いている人 - WRITER -
木城拓也
青山のサロンで体の痛みでお困りの方に対して、筋膜の施術をメインに行っております。長年整形外科に理学療法士として勤めてきた経験を活かして、他の記事よりも、より困っている人の役に立つ、突っ込んだ内容の記事を書いていければと思います。
詳しいプロフィールはこちら

こんばんは、青山の理学療法士、木城です。

「木城さん、こうやって後ろに反ると腰が痛いんです。どうしたら治りますか?」

「お医者さんに腹筋をして筋肉がつけば治ると言われてやってるけどあまり変わらないんです。」

「治すために自分でできることがあれば教えてください」

先日飲みの席でそんな相談を受けましたので、今回は後ろに反ると痛いタイプの腰痛を改善するためのストレッチを紹介していきたいと思います。

どの方向に動かすと痛い腰痛なのかをチェック

チェック

 

ストレッチの紹介に入る前に、簡単にあなたの腰痛の種類をチェックさせてください。

ここでいう種類というのは、ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、などの疾患名のことではなく、どのように動かすと痛いかという視点で腰痛をタイプ分けをして、書かせていただきます。

あなたはどのタイプの腰痛?

  1. 体をを前に倒す
  2. 体を後ろに反る
  3. 体を右に倒す
  4. 体を左に倒す
  5. 体を右に捻る
  6. 体を左に捻る

この中で改めて動きを確認してみて、やっぱり2の体を後ろに反る動きが一番痛みを強く感じるという方は、『後ろに反ると痛いタイプの腰痛』になるので、今回の記事でご紹介させていただくストレッチを行ってみてください。

後ろに反ると腰が痛いけどそれ以上に前に倒す方が痛いという人は、『前に倒すと痛いタイプの腰痛』です。

その他のタイプだった方向けにも、後日ストレッチの記事を書くのでそちらをご覧ください。

後ろに反ると腰が痛いタイプの人の特徴的な症状

荷物持つと腰痛い人

腰を後ろに反ると痛いタイプの人は、それ以外にも▼のような症状があることが多いです

  • 仰向けで寝る
  • 物を持ち上げる
  • うがいをする
  • 起き上がるとき

また、後ろに反らす以前に、普通にまっすぐ立つだけで痛いというのもこのタイプに分類してよいかと思います。

後ろに反ると腰が痛いタイプの人の腰痛の原因

腰を反ると痛い人

▲の画像を見てください。

この方は、腰を後ろに反ると痛いタイプの腰痛の私の友人です。

この友人に、体を後ろに反ってみるように言うと、上の画像を見ていただければわかるように、股関節がほとんど動いていません。

なので、股関節が動かない代わりに腰が必要以上に動かなければならなくなります。

この状態が日常的に続くと、1番動いている腰が使い過ぎで最初に痛くなってしまうのです。

このように股関節が動かなくて腰が痛くなってしまっている人は非常に多いです。

では本来はどういう動きが理想かというと、

股関節、腰(腰椎)、胸(胸椎)、首(頸椎)がその各関節に備わった適切な量を反ることで、体を後ろに反らせるという動きが理想です。

イナバウアー

▲羽生結弦選手の華麗なイナバウアー

ここまでいくのは特殊ではありますが、腰だけでなく各関節がしっかり反れるとこんなに綺麗な動きになります。

なんで股関節がほとんど動かないの?

人の体は一人ひとり違うので一概には言えませんが、筋肉が硬くなっているために動かないという人が多いです。

特に今回のような股関節が後ろに反る動き(股関節伸展)が硬いときは、股関節の前側についている腸腰筋と大腿四頭筋が硬くなっているケースが多いです。

なんで股関節の前側の筋肉が硬くなってしまうの?

前側の筋肉が硬くなってしまうのは、当たり前のことと思われるかもしれませんが、普段からそこの筋肉を使いすぎているからです。

Aさん「でも先生!私はもうスポーツなんかとっくに引退して今は走ったり筋トレなんか全くやってませんし、前ももなんか使う機会ないと思いますけど、硬いと思います。なんでですか?」

股関節や太ももの前側の筋肉は決してスポーツをしている人だけが硬くなるわけではありません。

例えばよくいるのが、猫背の人。

この猫背というのも、股関節や太ももの前側の筋肉を硬くします。

Aさん「先生!たしかに私猫背です。でもそれがどう関係あるんですか?猫背は背骨の問題でしょ?」

たしかに猫背自体は背骨の問題なんですが、今回猫背で問題なのは重心の位置です。

猫背というのは背中が丸まっているので後ろ重心になりやすいです。

物理学的な話になるのですが、支点の位置から重心が後ろにいくとこのままでは体は後ろにひっくり返ってしまいますよね?

そうするとひっくり返らないように反対側で同じ力を作らないと立っていられません。

シーソーをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。

この反対側で使う同じ力が、骨盤から股関節や膝の前側までついている腸腰筋と大腿四頭筋なのです。

試しに、誰か近くにいる人のの太ももの前側と後側を触った状態で、その人に重心を後ろにしたり前にしたりしてもらってみてください。

必ず重心が後ろのときは前ももが硬くなって後ろももが緩みます。

逆に前側に重心があるときは、前ももが緩んで、後ろのももが硬くなります。

つまり、日常的に猫背などで重心が後ろにある人は、それだけで股関節や太ももの前側の筋肉硬くなってしまいます。

Aさん「じゃあ私の場合猫背直せばこの腰痛も治るんですか?」

その可能性は大いにあります。

ただ今回は後ろに反って腰が痛い人に対しての自分でできるストレッチシリーズということなので、猫背の改善はここではこれ以上触れません。

もし姿勢の改善について知りたい方がいましたら、▼に過去に姿勢の改善について書いた記事がありますのでそちらをご覧ください。

悪い姿勢を改善できない原因と治し方!

自分でできるセルフストレッチ

ということで、股関節を後ろに反るの(股関節伸展)を邪魔してしまっている腸腰筋と大腿四頭筋のストレッチを今回ここでお伝えさせていただきます。

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋ストレッチ

この姿勢で30秒~1分程度伸ばしていきます。

股関節の付け根の部分に伸びている感覚があればOKです。

勢いをつけてぐいぐいしたりせずに、ゆっくり持続的に伸ばしてあげてください。

大腿四頭筋のストレッチ

大腿四頭筋のストレッチ

こちらもこの姿勢で30秒~1分程度伸ばしていきます。

太ももの前側に伸びている感覚があればOKです。

ゆっくり持続的に痛気持ち良いぐらいで伸ばしてあげてください。

これでも後ろに反ると痛い腰痛が治らないという人

落ち込む人

このストレッチはあくまでもこういうケースが多いということで書いていますが、人の体は一人ひとり違います。

もしかしたらあなたの場合は原因が違うところにあるかもしれません。

また、さっきのAさんのように猫背の後方重心が原因で腸腰筋と大腿四頭筋が硬くなっているケースでは、猫背を治さないことには、せっかくストレッチをした腸腰筋と大腿四頭筋もまたすぐに硬くなってしまいます。

いわゆる対症療法です。

そういう方には、根本的な姿勢の改善や、専門的な治療が必要な場合もあります。

私のサロンでは腰痛を改善するための専門的な治療や姿勢を改善するトレーニングをさせていただいております。

腰を後ろに反って痛みがあった方の腰痛が1度の治療で改善した改善報告記事を以前書かせていただきました。腰痛にお困りの方は1度▼の記事をご覧ください。

腰痛で後ろに反ると痛い方の改善事例

まとめ

・自分の体がどっち方向に動いたときに腰が痛いのか、前後・左右・捻り、の6方向の動きで確認。

・後ろが1番痛い人は、股関節を筆頭に周りの関節が硬くなっていて、腰が必要以上に動きすぎて痛くなっているケースが多い。

・股関節がしっかり後ろに動かないのは、股関節の前側の筋肉が硬くなっている可能性が高い。

・股関節の前側についている、腸腰筋・大腿四頭筋のストレッチをしましょう。

・それでも痛い人は他に原因があるかもしれないので、1度専門家に見てもらってください。

以上で『腰痛で後ろに反ると痛い原因とストレッチ方法』の記事終わりです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

この記事を書いている人 - WRITER -
木城拓也
青山のサロンで体の痛みでお困りの方に対して、筋膜の施術をメインに行っております。長年整形外科に理学療法士として勤めてきた経験を活かして、他の記事よりも、より困っている人の役に立つ、突っ込んだ内容の記事を書いていければと思います。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 青山筋膜整体 理学BODY , 2017 All Rights Reserved.