新型コロナウイルス流行期間中でも安心してご利用頂ける理由

筋膜解剖研修 in Colorado

こんにちは

理学BODY 天王寺店の林 大地です。

 

筋膜のアプローチをしているけど、

実際、筋膜を見たことがない….

この目で見ることで、普段の筋膜のアプローチがもっと上手になって、痛くて困っている人の助けになる!

と思い、実際のお身体(以下ご献体)を解剖し、筋膜を”生”で観察したり触ったりすることができないかとずっと考えていました。

 

しかし、残念ながら日本では、実際のご献体を解剖をさせて頂くことはできません。

そんな時、知り合いから紹介していただき、アメリカでは解剖学者の下で実際のご献体を解剖させて頂くことがをできることを知りました!

 

このような貴重な機会は次いつあるかわからない。行くしかないだろう!ということで即決して

2019年4月にアメリカのコロラド州のボルダーで1週間の人体解剖研修を受けてきました!

 

アメリカでの人体解剖研修では、実際のご献体を約50時間かけて全身を解剖していきます。

アメリカの解剖実習の講師はこの2人でした。

□トッド・ガルシア

世界的に有名な解剖学者▼

 

□トム・マイヤーズ

身体は筋膜で繋がっていることを提唱した第一人者▼

 

実際に生で観察した人の筋膜は、参考書で見るものよりも、圧倒的に綺麗でみずみずしい状態でした!

イメージは露つゆが滴るクモの巣の様な感じ▼

触った感じは、すべすべしていました!

イメージは鶏肉のモモの表面の様な感じ▼

 

 

また筋膜は本当に全身を覆っていました。

そう、ちゃんと繋がっていました!笑

全身を解剖して、この目で確認してきたので間違いありません。

例えば、足首を動かすと、その上にある膝、股関節、体幹、首の筋膜が足首の動きに合わせて連動して動いていました。

指を曲げると手の甲から肘、肩、肩甲骨の筋膜が同様に連動して動いていました。

 

この結果を筋膜のアプローチに生かすと、膝が痛い場合でも、足首や股関節をはじめ全身の筋膜の硬さをしっかりチェックして筋膜の動きを改善させるということになります。

 

私たちの筋膜は、使いすぎたり、動かさなくなると特定の場所の滑りが悪くなります。

筋膜の滑りが悪い場所を触ってみると、ザラザラしたり、ジョリジョリした引っかかる感覚があります。

生で筋膜を見るだけでなく、実際に触ることで正常なスベスベ感と、滑りが悪くなっているザラザラ、ジョリジョリ感をこの手で感じることができた解剖学研修。

治療家としての大きな経験になりました。

この経験を基に、普段の筋膜のアプローチがより良いものになる様に日々精進していきたい思います!