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右側の肩甲骨の下が痛い場合に考えられる原因と対策を解説!

右側の肩甲骨の下が痛い場合、もしかしたら内臓の病気の可能性があるので注意が必要です。

いきなり内蔵の病気と言うと、ドキッとして不安になるかもしれません。

 

ただ、肩甲骨の下が痛いと絶対内臓の病気というわけではなく、筋肉のこわばりによる痛みの可能性もあります。

そこで、今回は右側の肩甲骨の下が痛い場合に考えられること、原因や病院に行くべき目安、対策を解説します。

 

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右側の肩甲骨の下が痛い場合に考えられる事

右側の肩甲骨の下が痛い場合に考えられる事としては、大きく分けると以下の2つに分けられます。

  • 筋肉の問題
  • 内臓の問題

筋肉は過剰に使いすぎたり、血流が悪くなると痛みが出現します。

 

過剰に使いすぎると筋肉は緊張が高まって負担がかかりますし、血流が悪くなると痛みを発生させる物質が放出されるので、痛みへとつながります。

 

また、肩甲骨の周りの筋肉に関しては、猫背で背中が丸くなったままの方がいますが、この時肩甲骨周りの筋肉は常に伸ばされるストレスが加わっています。

 

持続的に伸ばされ続けると、筋肉はそれ以上伸ばされまいと緊張が高まりますので、これも痛みを起こす原因の1つです。

 

内臓の問題で背中が痛くなるというのはイメージしにくいかもしれません。

ですが、食べすぎるとお腹が痛くなったり、ストレスや緊張で胃が痛くなったりするのと同じで、肩甲骨の下辺りに位置する内臓の不調でそこが痛くなることがあります。

 

肩甲骨の右側だけではなく、

  • ある動きで肩が痛くなる
  • 何かをすると痛くなる
  • ズキズキと嫌な痛みがある

など、肩にまつわる具体的な痛みでお困りの方は、下記の記事に解決法をまとめていますので覗いてみてください。

肩甲骨 痛い 右 左

 

筋肉の問題

内臓が原因ではない場合、筋肉が原因で肩甲骨の下に痛みが起こっている可能性があります。

このような痛みを筋筋膜性疼痛症候群きんきんまくせいとうつうしょうこうぐんと言い、ほとんどの場合は内臓の問題ではなく、これに当てはまるでしょう。

筋筋膜性疼痛症候群(Myofasical pain syndrome, MPS[エム・ピー・エス])とは、いわゆる「筋のコリ」による症状をきたす、世界中で一般的な病気です。

■参照元:一般社団法人日本整形内科学研究会

簡単に言うと、筋肉のこりやこわばりが原因となって起こる痛みを指します。

何故、筋筋膜性疼痛症候群になってしまうかというと、肩甲骨周りの筋肉を使いすぎたり、血行不良に陥ってしまうことが原因です。

筋肉を使いすぎれば、筋肉の緊張が高まったり、微細な傷がついて炎症を起こしたりすることで痛みが出ます。

緊張が高まれば、血管が圧迫されて血流が悪くなるため、上述した通り痛みを発生させる物質が作られて痛みが出ます。

 

内臓の問題

右の肩甲骨の下が痛い場合に考えられるのは、その部分に位置する内臓の不調です。

右の肩甲骨下辺りに位置する内臓で不調が考えられるのは以下の4つです。

  • 胆のう
  • 膵臓すいぞう
  • 腎臓じんぞう

内臓の問題による痛みの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 鋭い痛み
  • 激しい痛み
  • 発熱を伴う場合がある
  • 吐き気を伴う場合がある
  • 痛みの場所をピンポイントで示しにくく、痛い場所を中心に比較的広範囲に広がる

こういった痛みがある場合は、内臓の問題がある可能性が考えられるので、すぐに内科を受診することをお勧めします。

 

胆のう

胆のうは肝臓のすぐ近くに位置しており、みぞおちの右側辺りに位置しています。

どういう役割があるかと言うと、肝臓で作られた胆汁たんじゅうという脂肪を消化するために必要な液体を溜めておくための役割があります。

ここに胆石と呼ばれる石ができると、鋭く重い痛みを感じます。

原因ははっきりと分かっていませんが、肥満や食生活の乱れ、ストレスなどの生活習慣が影響しているとされています。

 

胃は肝臓のやや左下辺りで広い範囲で位置しています。

食道と腸をつないでおり、食べたものを溜め、消化するための役割を持ちます。

なので、食べ過ぎ、辛いものや冷たいものなど刺激の強いものを摂取することで、胃に刺激が加わって痛みを感じることがあります。

 

膵臓

膵臓は胃の後ろ辺りに位置しています。

膵臓の役割としては、食べ物の消化に必要な消化酵素を含んだ消化液を分泌することと血糖値を下げるホルモンを血液中に分泌することです。

アルコールの飲み過ぎなどで、膵臓の働きが弱ると消化液で膵臓自体がダメージを受け、炎症を起こしてしまう膵炎と呼ばれる状態になることがあります。

 

腎臓

腎臓は腰の辺りで腸の後ろに左右1つずつあります。

腎臓の役割としては、血液中の老廃物や塩分をろ過し、尿として体外へ放出することです。

この時、必要な成分はろ過されずに体内へ再び循環します。

尿道から細菌が入り、腎臓まで達すると炎症を起こすことで痛みを感じることがあります。

 

右側の肩甲骨の下が痛くなる原因

右側の肩甲骨の下が痛くなる原因として、筋肉の問題と内臓の問題について解説しましたが、内臓の問題によるものは少なく、多くは筋肉が問題となっています。

筋肉の問題として考えた時、右側の肩甲骨の下が痛くなる原因としては主に以下の3つが挙げられます。

  • 姿勢が悪い
  • 同じ姿勢、動きで作業することが多い
  • 元々、肩こりや首こり、腰痛がある

それぞれ解説していきます。

 

姿勢が悪い

ここで言う姿勢が悪いとは、背中が丸くなって猫背のようになっている、腰が過剰に反って反り腰になっていることを指します。

デスクワークや立ち仕事が多い方に、このような姿勢の悪さがある傾向が強いです。

猫背だと背中の筋肉は持続的に伸ばされた状態に、反り腰だと背中の筋肉は持続的に縮こまった状態となっています。

例えば、猫背のような姿勢では、背中が丸くなるので肩甲骨を含む背中の筋肉が伸ばされることはイメージしやすいですよね。

この時、背中の筋肉は伸ばされながらも力を入れていないといけません。

どういうことかと言うと、背中が丸くなるということは身体の重心が前に傾くということで、背中の筋肉が力を入れないと身体は前に倒れてしまいます。

なので、身体の重心が必要以上に前に傾かないように、背中の筋肉は伸ばされながらも常に力を入れていないといけないのです。

すると、筋肉は常に緊張した状態でリラックスすることができません。

それが筋肉のこりやこわばり、血行不良による筋筋膜性疼痛症候群を引き起こし、肩甲骨の下辺りの痛みとなるのです。

反り腰も少し違いはありますが、持続的に筋肉が緊張するということは同じなので、メカニズムとしても同じと考えてください。

 

同じ姿勢、動きで作業することが多い

同じ姿勢や動きを繰り返すことが多い場合、身体の特定の場所に負担がかかって、それが右側の肩甲骨の下辺りだとそこに痛みを感じることがあります。

同じ姿勢で長時間いる場合、上述したように筋肉が持続的に緊張した状態となり、筋肉のこりやこわばり、血行不良となって痛みにつながります。

同じ動きとは、例えば、配達業など重いものを運ぶことが多い、腰をひねることが多い、介護職や建設業など無理な姿勢で力を入れたりが挙げられます。

重いものを運ぶ際、背中から腰の筋肉で身体を起こした状態を保たなければいけません。

その状態をキープ、あるいはその動きを繰り返すことで背中の筋肉には負担がかかり、肩甲骨の下辺りに痛みが出る場合があります。

身体をひねる動きでは、背中から腰の筋肉が伸ばされたり縮んだりします。

それが繰り返されることで、筋肉が緊張したり、負担が強い場合は微細な傷がついて炎症を起こすことで、痛みにつながります。

こういった負担は日頃から蓄積しており、普段より少しだけ無理してしまった、日々の積み重ね、あるいは年齢的に負担に耐えられなくなったなどの理由で痛みが出ることがあります。

 

元々、肩こりや首こり、腰痛がある

元々、肩こりや首こり、腰痛がある方は、肩甲骨の下辺りにも痛みは出やすいです。

 

筋肉には筋肉を覆っている筋膜という膜状の組織があります。

 

筋膜は1つの筋肉だけでなく、隣接する筋肉の筋膜ともつながりを持っているので、首から足の裏までの筋膜がつながっているとも言われているほど、広い範囲でつながっています。

なので、肩や首、腰の筋膜も互いにつながっており、肩の筋膜の硬さが腰にまで影響を及ぼすこともあります。

元々、肩こりや首こりがある方は、その部位の筋膜も硬くなっている可能性が高く、筋膜のつながりを通して肩甲骨の下の筋膜を硬くすると、そこに痛みが起こる可能性はあります。

 

※肩こり・首こりの本当の原因や具体的なセルフケア方法は下記の記事にわかりやすくまとめています。

肩甲骨 痛い 右 左

 

右側の肩甲骨の下が痛い場合の対策

右側の肩甲骨の下が痛い場合の対策としては、以下の6つが挙げられます。

  • 痛みが強い場合は安静にする
  • 冷やす
  • 温める
  • ストレッチ
  • 筋トレ
  • 日常生活での姿勢や動きを見直す

それぞれ解説していきます。

 

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痛みが強い場合は安静にする

痛みが強く動くのが難しい、日常生活に明らかに支障をきたすほどの痛みの場合は無理に動かず安静にする方が良いでしょう。

また、それほどの痛みの場合は一度整形外科で筋肉や関節に異常はないか、あるいは内科で内臓に問題はないか診察してもらうことをお勧めします。

診察の上で特に何も問題が見つからなかった場合は、患部が炎症を起こしている可能性があるので、無理に動かすと炎症が悪化して治りも遅くなるので、やはり安静が必要です。

医師から痛み止めなどの炎症を抑える薬を処方してもらうのも1つの手でしょう。

 

冷やす

炎症が起こっている場合は冷やすことで、炎症を抑えて痛みも和らげることが期待できます。

氷嚢ひょうのうや保冷剤にタオルを巻いて患部に当てると痛みが和らぐという場合は、冷やすことが効果的です。

10〜20分くらいを目安に患部を冷やし、感覚がなくなってきたら冷やすのをやめましょう。

そして、また痛みが出てきたら再度冷やすというサイクルを繰り返しましょう。

特に患部に熱がなく、冷やしてもあまり変わらないのであれば冷やさなくても大丈夫です。

入浴もできればシャワーでさっと済ます方が無難でしょう。

 

温める

炎症がなく痛い場合は、慢性的な筋肉のこりやこわばりが原因となっている可能性が高いので、反対に温める方が効果的です。

血行不良になっていることも多いので、温めることで血流を促進することで痛みを和らげることが期待できます。

温湿布や入浴でゆっくり浴槽に入って体を温めることが大事です。

 

ストレッチ

痛みが強い時期は無理しなくて大丈夫ですが、痛みが少し落ち着いてきたらストレッチをすることで、治りを早くできますし、今後の再発予防にもつながります。

ここでは3つストレッチを紹介します。

 

背中〜腰のストレッチ

肩甲骨の下辺りには、広背筋こうはいきん脊柱起立筋せきちゅうきりつきんという大きな筋肉がついています。

痛みがある場合は、これらがこわばっている可能性が高いので、呼吸を使いながらゆっくりと伸ばしてあげると良いです。

  1. 座る
  2. 両手を身体の前で組み、前に突き出す
  3. 息を吐きながら両手を突き出しつつ、背中を丸める
  4. 息を吐き切ったら、息を吸いながら元に戻る
  5. 5〜10回繰り返す

息を吸う際、背中の後ろ側が大きく広がるイメージで息を吸いましょう。

また、なるべくゆっくりと大きく呼吸し、息が止まらないように注意しましょう。

 

お腹のストレッチ

筋肉には互いに反対の働きを持つ筋肉がペアになっています。

背中の広背筋や脊柱起立筋と反対の働きを持つのは、胸の大胸筋だいきょうきんや腹筋群です。

背中が痛いからといって背中だけストレッチすると互いのバランスが悪くなるので、両方してあげると良いです。

  1. 座る
  2. 身体の後ろで両手を組む
  3. 息を吸いながら組んだ手を下へ伸ばすようにしつつ、背中を反らし胸を開く
  4. 息を吸い切ったら息を吐きながら元に戻る
  5. 5〜10回繰り返す

こちらは先ほどとは反対に、胸に空気を入れるイメージで膨らませましょう。

息が止まらないように注意しましょう。

 

脇腹のストレッチ

脇腹には腰方形筋ようほうけいきん腹斜筋ふくしゃきんという筋肉がついています。

これらも硬くなっている可能性が高く、これらが硬くなると身体が左右どちらかに傾いてしまうので、姿勢が悪くなってしまいます。

これらをストレッチすることで、左右のバランスを整えることができ、背中にかかる負担を和らげることができます。

  1. 椅子に座る、あるいはあぐらをかいて座る
  2. 片手をお尻の横から少し離れた位置に置く
  3. もう片方の手を上に伸ばし、息を吸いながら脇腹を伸ばすように反対へ体を倒す
  4. 息を吸い切ったら元の姿勢に戻る
  5. 反対も同様に行う
  6. 左右10回ずつ繰り返す

ポイントは、体を反対側へ倒す時、倒した側の脇腹が潰れないようにすること、伸ばした手は上から引っ張られているイメージで伸ばすことです。

また、これも呼吸は止めないように注意しましょう。

 

筋トレ

ストレッチで伸ばした背中の筋肉や腹筋を筋トレすることで、さらに効果を高めることができます。

筋肉は伸ばすだけではなく、しっかりと縮んで収縮できることが大事です。

ここでは腹筋と背筋を鍛える筋トレを2つ紹介します。

 

腹筋の筋トレ

  1. 両肘、両膝を床につく
  2. 膝を床から離し、膝を伸ばして両肘とつま先で体を支える
  3. そのまま20〜30秒姿勢をキープする
  4. 3〜5回繰り返す

体を支える時、腰が反りやすいので軽くヘソを引っ込めるようにし、腰が反らないように注意しましょう。

また、きつくなってくると呼吸が止まりやすいので、そこも注意しましょう。

 

背筋の筋トレ

  1. うつ伏せになる
  2. 顔の横に両手を置く
  3. 両手で床を押しながら、頭を持ち上げる
  4. 徐々に背中も持ち上げ、肘を完全に伸ばす
  5. 伸ばし切ったら元に戻る
  6. 3〜5回繰り返す

これも腰が反りやすいので、お尻を軽くしめるように力を入れ、腰が反らないように注意しましょう。

 

日常生活での姿勢や動きを見直す

ストレッチや筋トレも大事ですが、実はこれが一番大事な対策です。

いくらストレッチなどを頑張っても、根本が変わらなければ、いずれ元に戻ってしまい、痛みも再発する可能性があります。

それを防ぐには、やはり日常的にとっている姿勢や動きを変えることを意識していかないといけません。

見直すことで背中への負担を減らすことができるポイントは以下の通りです。

  • デスクワークはデスクと肘の高さを合わせ、肘を乗せて作業する
  • パソコンの位置が極端に目線の下、あるいは上にこないように設定する
  • 長時間座らないように、1〜2時間ごとに立って体を伸ばす時間を作る
  • 重いものを持ち上げる際は、股関節をしっかりと曲げて持ち上げる
  • 重いものを運ぶ際は、一旦持ち上げてから進行方向へ身体の向きを変えてから移動する

これらを意識して生活するだけでも、かなり背中への負担は和らげることができるはずです。

 

理学ボディのおすすめ

痛みを早く治すには、理学ボディで施術を受けることがおすすめです。

理学ボディでは、最短で痛みを改善させることにこだわっており、筋膜という組織に対して施術を行います。

筋筋膜性疼痛症候群による痛みを早く治すには、硬くなった筋膜をほぐすことが有効な場合が多く、筋膜の施術に精通している理学ボディととても相性が良いのです。

 

記事中で解説したように、肩こりや首こり、腰痛などの影響でつながりのある筋膜も硬くなり、肩甲骨の下の筋膜をも硬くしてしまいます。

そういった場合、痛い場所だけをほぐしても中々良くならないことも多く、肩や首、腰を含めたつながりのある筋膜全体をほぐすことが必要な場合もあります。

そこで、筋膜に精通しているセラピストに評価してもらい、ほぐしてもらうことで、治りが早くなり、痛みが長引くのも防ぐことができます。

もし、肩甲骨の下の痛みを早く治したくてお困りでしたら、ぜひ理学ボディにお越しいただき、筋膜の施術を受けてみてください。


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