ある日突然感じる背中の痛み。
朝起きると、肩甲骨の辺りに寝違えたような痛みを感じる。
それは「ぎっくり背中」と呼ばれるものかもしれません。
誰もが首を寝違えたことくらいはあると思いますが、それとよく似た痛みが背中や肩甲骨にも現れます。
私たちは日常的に手を使うので、背中や肩甲骨の痛みがあると辛いですし、かなりストレスを感じますよね。
一刻も早く、この寝違えたような背中や肩甲骨の痛みを何とかしたい方のために、
本記事では痛みの原因や対処法、痛みを強くしてしまう可能性もあるやってはいけないことについて解説します。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
さらに、痛みを今すぐどうにかしたい方に向けて、あなたの痛みに効く具体的な筋膜リリースの方法をLINEから無料でお伝えしています。ぜひご活用ください。
目次
背中や肩甲骨の『寝違えたような痛み』の正体とは?
背中や肩甲骨の寝違えたような痛みは、「ぎっくり背中」である可能性が高いです。
ぎっくり背中とは、筋筋膜性疼痛症候群と呼ばれるものの一種です。
筋筋膜性疼痛症候群(Myofasical pain syndrome, MPS[エム・ピー・エス])とは、いわゆる「筋のコリ」による症状をきたす、世界中で一般的な病気です。
■参照元:一般社団法人日本整形内科学研究会
簡単に言うと、筋肉のコリが原因の痛みです。
背中や肩甲骨の筋肉、筋膜に過度な緊張やストレスが加わることで軽度の肉離れのような状態を起こし、それが結果として痛みを引き起こします。
ぎっくり背中になってしまう原因
ぎっくり背中になってしまう原因としては、背中や肩甲骨の筋肉の使いすぎや長時間同じ姿勢でいることが挙げられます。
例えば、寝違えの原因としては、睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりなっている、前日などにいつもはしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣しているなどが考えられています。
■参照元:公益社団法人 日本整形外科学会
筋肉には、血液によって酸素や栄養が運ばれているのですが、不自然な姿勢で筋肉が圧迫されると、血流が悪くなり、痛みを起こす化学物質が作られるので痛みが出ます。
よく正座をした後にジンジンと痛くなるような感覚がありますよね。
あれと同じだと思ってください。
また、スポーツや慣れない仕事でいつもより強い負荷が筋肉に加わると、筋肉が緊張することで血流が悪くなったり、痛みに敏感に反応するようになった結果、痛みが出ます。
※ギックリ背中の原因や、痛みの対処法については下記の記事でもわかりやすくまとめています。
背中や肩甲骨に痛みが出た場合の応急処置
痛みが出た直後の応急処置としては、アイシングがおすすめです。
冷やすことで、炎症や内出血、むくみを抑え、組織の回復を早める効果が期待できます。
温める方が良いと思われる方もいるかもしれませんが、痛みが出た直後は患部で炎症が起こっている可能性が高いので、温めるとかえって逆効果になる恐れがあります。
首の寝違えも原因の1つには、頚椎の後ろの関節の袋に炎症がおこると考えられています。
■参照元:公益社団法人 日本整形外科学会
これを踏まえると、痛みの出始めはアイシングをすることが一般的です。
具体的なアイシングの方法は以下の通りです。
- ビニール袋に氷を入れる
- 患部に氷袋を当てる
- 10~20分程度当て、感覚がなくなったら終了する
とは言っても、冷やしても痛みが良くならず、逆に温めた方が良くなる方も一定数おられます。
実際には冷やせば必ず良くなるというわけではないので、どちらも試してみて、ご自身の症状に合う方を選択するのが良いでしょう。
また、痛みが出た直後はあまり患部を動かさないことも大切です。
上述しましたが、ぎっくり背中は軽度の肉離れのような症状なので、痛みがあるのにあまり動かすと組織の回復を妨げることになるので、治りも遅くなってしまいます。
※この時点で、セルフケアだけではどうにもできない痛みでお困りの方は、当院へ一度ご相談ください!
※筋膜リリース専門店でしか行えない施術の詳しい内容や、実際の効果には下記の記事を覗いてみてください。
【絶対ダメ】痛みが出た際の間違った応急処置
痛みが出た直後にやってはいけない間違った応急処置は以下の2つです。
- 患部を温める
- 患部を動かす、ストレッチをする
それぞれ解説します。
患部を温める
患部を温めることは、筋緊張の緩和、血行の促進、痛みの緩和などの効果が期待できます。
ですが、痛みが出た直後は患部で炎症が起こっている可能性が高いです。
炎症を起こしている部分は、熱を持ったり腫れたりします。
それなのに温めてしまうと、炎症がより強くなってしまい、それに伴って腫れや痛みも強くなってしまう恐れがあります。
なので、受傷直後は、まず第一に冷やすことを考えましょう。
1週間も経てば、ある程度患部の熱っぽさや腫れ、痛みは和らいでくるので、温めるのならそれくらいの時期からが良いでしょう。
それまではお風呂で湯船につかるのも控えた方が無難です。
また、冷やすと血流が悪くなったり、筋肉が硬くなってしまうので良くないという考えもあります。
でも、受傷直後は焦らずに炎症を抑えることを優先し、炎症が治まってから温めても遅くはありません。
とは言っても、繰り返しますが、基本的には冷やすことをお勧めしますが、温めた方が痛みが良くなる方も一定数おられるので、冷やせば必ず良くなるというわけではありません。
どちらも試してみて、ご自身の症状に合う方を選択してください。
患部を動かす、ストレッチをする
ぎっくり背中は患部が軽度の肉離れのような状態を指します。
肉離れは、筋肉の一部が損傷、あるいは断裂した状態です。
そんな損傷した筋肉に対し、筋肉を動かしたりストレッチで伸ばすことは、筋肉がさける方向へ動いてしまう恐れがあるので、受傷直後は避けた方が良いでしょう。
傷口が開く方向へ動かせば痛いのは当然ですし、損傷した部分が回復しようとしているのに引き離しては治りも遅くなってしまうでしょう。
動かずに安静にするのはいけないという先入観があるかもしれませんが、安静にする時期はしっかり安静にし、動かすべき時期がきてから動かすのが最も治りが早いです。
患部を動かしたり、ストレッチをするのは、痛みがある程度落ち着いてきてから行いましょう。
今すぐ痛みを改善したいなら筋膜リリースを行う
筋膜リリースという言葉を聞いたことがありますか?
今すぐにでも痛みを改善したいのであれば、筋膜リリースがお勧めです。
筋膜とは、ウエットスーツのように全身を覆っている繊維状の薄い膜のことで、以下のものを包んでいます。
- 筋肉
- 骨
- 内臓
- 血管
- 神経
筋膜リリースとは、筋膜が硬くなっている部分に対して穏やかな伸張刺激を与えつつゆっくりと伸ばすことです。
近年では、筋膜の硬さがぎっくり背中に関係することがわかってきています。
筋膜は筋肉を包んでいるため、筋膜が硬くなると筋肉も硬くなり、寝違えのような痛みを起こしやすくなります。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由は以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
筋膜の硬さが痛みの原因の場合、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐしても筋膜の硬さが残っていると、筋肉は再び硬くなってしまう可能性が高いです。
また、筋膜は全身でつながっているため、背中の筋膜に繋がる他の部分の筋膜が硬くなることで、間接的にぎっくり背中のような症状を起こすこともあります。
筋膜は様々な要因で硬くなり、過去に以下の項目に当てはまる方は筋膜が硬くなっている可能性があります。
- 喘息になったことがある
- 逆流性食道炎になったことがある
- 気管支炎になったことがある
- 胃の不調
- 腰痛
- 寝違え
- 肋骨のひびや骨折
- 何かしらの怪我や痛み
- 手術
上記に当てはまる方は、筋膜が硬くなってぎっくり背中を起こしている可能性があるので、筋膜リリースで痛みを改善できることが期待できます。
※効果的に痛みやその他の症状を改善出来るよう、当店ではあなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
何度も通わせない整体院『理学ボディ』で筋膜リリースを受けてみませんか?
当院では、1箇所の痛みにつき、3回以内で改善させることにこだわっています。
他院では、回数券を購入してリピートしてもらう方法をとっている場合がありますが、当院ではリピーターを増やそうとはしていません。
何故なら、治療院なのにリピーターがいるということは、症状が良くなっていないからです。
もちろん、どうしても経過が長くなってしまう方や私たちの実力不足で時間がかかってしまう方はおられます。
ですが、初めからリピートを前提に施術したくはないので、3回以内に改善させることにこだわってやっています。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
上述した通り、寝違えたような背中や肩甲骨の痛みはぎっくり背中であることが多く、それに対しては筋膜リリースが相性が良いです。
当院は、筋膜リリース専門店で、筋膜の施術に関しては国内トップクラスの技術を持っているスタッフを厳選して集めています。
整体師や柔道整復師が筋膜リリースをしてくれる治療院もありますが、ちゃんとした場所で学んでおらず、質の低いなんちゃって筋膜リリースである場合が多いです。
本来、筋膜リリースは、理学療法士という国家資格を持った人しか学ぶ機会がないので、巷で流行っっている筋膜リリースは効果が低い場合が多いのです。
その点、当院では、理学療法士の資格を持っていて、然るべき場所で筋膜リリースを学んだスタッフしかいませんので、最短で痛みを改善できるというわけです。
もし、痛みを早く改善させたいのであれば、何度も通わせない整体院「理学ボディ」で筋膜リリースを受けてみませんか?
まとめ
今回は、背中や肩甲骨の寝違えたような痛みの原因と解消法について解説しました。
その多くは、筋肉や筋膜に過剰な負担が加わることで、軽度の肉離れのような状態である筋筋膜性疼痛症候群と呼ばれるものであり、いわゆるぎっくり背中です。
原因としては、筋肉の使い過ぎや不自然な姿勢、長時間同じ姿勢でいることで、筋肉への血流が悪くなったり筋肉の緊張が強くなることが考えられます。
応急処置として、一般的には痛みを感じ始めてまもない頃はアイシング、痛みにある程度落ち着いてきたら温めることが効果的です。
ですが、効果には個人差があるので、どちらも試してみて効果がある方を選択するのが良いでしょう。
また、筋膜の硬さが原因の場合は、筋膜リリースにて筋膜の硬さを直接ほぐすことが効果的です。
もし、早く痛みを何とかしたいとお考えであれば、是非当院で筋膜リリースを受けてみてください。