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坐骨神経痛はランニングが原因?どうすれば治る?

 

ランニングをしている人で坐骨神経痛がある人は多いです。

 

人によっては、長く走ると坐骨神経痛の症状が出てくる人もいますし、ランニングをしていない時でも坐骨神経痛の症状が出ている人がいます。

 

でも、そもそもランニングで坐骨神経痛になるのでしょうか?

坐骨神経痛になってしまった場合、どうやって治せばいいのでしょうか?

 

結論から述べますと、ランニングが原因で坐骨神経痛になる人は多くいます。

 

そして、坐骨神経痛を治すための方法もあります。

 

しかし、正しい治療をしなければ坐骨神経痛は治りません。

 

実際に、ランニングで坐骨神経痛になってしまった人は病院や整体に行きますが、治らない人が多くいます。

 

病院では、ランニングをやめないと坐骨神経痛は治りません!と言われたり、

このストレッチをして様子を見ましょう!と言われるだけだったりで、坐骨神経痛が治らない人が多いです。

 

人によってはランニングを続けたいけど、やめないといけないのか?と悩む人も多いと思います。

 

しかし、しっかりとした治療をする事で、ランニングをしながらでも坐骨神経痛は治せるため、この記事で解説をしていきます。

 

記事の後半では、実際に自分でできる対処法も解説していますので、実際にやってみていただき、効果を実感してみてください!

 

坐骨神経痛とは?

まずは、坐骨神経痛について解説をしていきます。

 

坐骨神経痛について

坐骨神経は腰から足まで続く長くて太い神経です。

 

ですので、この腰から足までのどこかで坐骨神経に問題が起こると、坐骨神経痛が起こります。

 

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。

多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次におしりや太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれるような痛みがあらわれます。

走る と おしり が 痛い

引用:坐骨神経痛とは

 

坐骨神経痛の症状としては、

  1. おしりの痛み
  2. 足の痛み
  3. 歩くと痛い
  4. 座ると痛い
  5. 立つと痛い

など様々ですが、おしり〜足にかけて症状が出るのが基本です。

 

坐骨神経痛の原因

 

坐骨神経痛の原因は、腰付近で問題が起こって神経が圧迫されたりする事です。

 

具体的には以下の内容で坐骨神経に問題が起こっている事が多いです。

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. 腰部脊柱管狭窄
  3. 梨状筋症候群

 

年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが多く、高齢になると、腰部脊柱管狭窄が増えてきます。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニアとも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって神経根が圧迫され、下半身に痛みやしびれるような痛みを引き起こします。

引用:疼痛.JP

 

 

坐骨神経痛の原因はランニング?

ここまで、坐骨神経痛の原因などについて解説をしましたが、人によってはランニングで坐骨神経痛が悪化する人や、良くなる人がいます。

 

ランニングで悪化する人

ランニングで坐骨神経痛が悪化する人は、以下の2つの事が考えられます。

  1. 走りすぎ
  2. 筋肉が硬くなっている

 

1.走りすぎ

ランニングをしている人で、月に数百キロを走る人や、ハードな走り込みをしている人は、体に負担がかかる関係で坐骨神経痛が悪化しやすくなります。

 

もちろん、そこまでハードなランニングをしていなくても坐骨神経痛が悪化する人はいますが、ハードなランニングをしている人は坐骨神経痛が悪化しやすい印象です。

 

2.筋肉が硬くなっている

これも人によりますが、ランニングは筋肉を使う運動なので、走ることにより筋肉が硬くなってしまって坐骨神経痛が悪化する人が多いです。

 

特に、元から体が硬い人や、ストレッチなどのケアをしない人はランニングによって筋肉が硬くなりやすいので、坐骨神経痛が悪化する可能性が高くなります。

 

ランニングで良くなる人

ランニングで坐骨神経痛が悪化する人がいる一方で、ランニングで坐骨神経痛が良くなる人も少ないですがいます。

 

ランニングで坐骨神経痛が良くなる人は、元々ランニングをしていなかった人が多く、軽い運動を始めてから坐骨神経痛が軽減していきます。

 

これについて明確な事は言えませんが、運動をしたり自分の体のケアをするようになって、いい影響が出ていると考えます!

 

坐骨神経痛の治療

ここまで読んで、結局どうやって治せばいいんですか?と思う人が多いと思いますので、次は坐骨神経痛の一般的な治療について解説していきます。

 

坐骨神経痛の人が病院に行くと、以下の5つの治療がされる事が多いです。

  1. 服薬
  2. ストレッチ
  3. マッサージ
  4. ブロック注射
  5. 手術

 

1.服薬

病院で薬をもらう人は多いです。

 

具体的には、神経や筋肉に効果がある薬です。

 

しかし、服薬で坐骨神経痛が軽減しても、痛みを麻痺させているだけなので根本的な解決にはなりません。

 

なので、服薬をずっと続けるのはオススメできません。

 

2.ストレッチ

坐骨神経痛はストレッチをしましょう!

 

と言われた事がある人は多いと思います。

 

しかし、どうでしょう?

 

多くの人は治っていないと思います。

 

なぜなら、坐骨神経痛はストレッチでは治らないからです。

 

3.マッサージ

マッサージもストレッチと同様で治らない人が多いです。

 

と言うのも、一般的なマッサージでは筋肉をほぐしますが、そもそも坐骨神経痛の原因が筋肉ではない事が多いので、治らない人が多いです。

 

4.ブロック注射

痛みがどうしても我慢できない人は、ブロック注射で一時的に神経を麻痺させる人もいます。

 

しかし、これも結局は対処療法なので、治すためのものではないです。

 

なので、ブロック注射をずっと続けるのもオススメはできません。

 

5.手術

坐骨神経痛の場合は手術までいくケースは少ないですが、坐骨神経を圧迫しているのが明らかにわかれば、手術をする事もあります。

 

一見、手術をすると治りそうですが、手術をしても坐骨神経痛が治らない人は多いんです。

 

と言うのも、坐骨神経痛は神経や筋肉を包んでいる筋膜に原因がある事がわかってきているからです。

 

これについては、後ほど解説します。

 

 

坐骨神経痛の本当の原因

今までは、坐骨神経痛の原因は筋肉神経と考えられていました。

 

しかし、いくら筋肉とか神経に治療をしても坐骨神経痛が治らない人は多いです。

 

なぜなら、坐骨神経痛の原因は筋肉や神経ではない事がわかってきているからです。

 

実際に近年では、坐骨神経痛には筋膜が関係している事がわかってきています。

 

筋膜とは?

筋膜とは、筋肉や神経を1本1本包んでいる薄い膜です。

 

それだけでなく、筋膜は全身繋がるようにして体を覆っています。

 

 

ですので、筋膜は坐骨神経や坐骨神経の周辺にある筋肉なども包んでいます。

 

なので、いくら筋肉や神経の状態は良くても、それらを包んでいる筋膜が硬くなっていると筋肉や神経にも問題が起こり、坐骨神経痛の原因になります。

 

と言われてもイメージしにくいと思いますので、実際の改善例を通して解説させていただきます!

 

 

実際の改善例

ここでは、坐骨神経痛の痛みがあるAさんが、2回の施術で症状が改善したケースを報告させていただきます。

 

Aさんの坐骨神経痛の状況

2ヵ月ほど前から臀部が痛いという30代のAさん。

 

最近は仕事に支障をきたすようになってきたため、なんとかしてほしいと私の治療院に来てくれました。

以下、Aさん談

今年の7月ごろからおしりが痛くなりました。

きっかけは特にありません。

夏が終わるぐらいまでは、それでも我慢できる程度だったんです。

以前にも何度かおしりが痛いことはあったので、そのうち治るだろうと思っていました。

 

でも9月ぐらいから痛みが強くなってきて、仕事に支障をきたすようになってきました。

さすがに痛すぎたので整形外科に行ったんですけど、医者はレントゲンを見て、「特に問題はありませんね」と言っていました。

そして「安静にして2週間後にまた来るように。湿布と薬出しときますね。」と言われました。

 

でもその通りに安静にしていたけど全くよくなりませんでした。

そうしたら医者の先生は、「もう2週間したらまた来なさい」と。

 

「あと何日すれば良くなりますか?」と聞いても「わからない」、「痛みと付き合っていくしかない」と。

もうただ休んでいるだけは嫌だったので、近所の整骨院に通いました。

 

そこではおしりに電気とマッサージをしたのですが、それでもほとんど変わりませんでした。

そのあと、友達に紹介された鍼治療にも行ったんですけど、そこでも痛みは変わりませんでした。

 

もう1か月半ぐらい仕事に集中できてない状態で辛いです。

なんとかしてほしいです。

 

と、Aさんは話しておられました。

 

Aさんの現在の坐骨神経痛の状況

Aさんの坐骨神経痛の今の状況を伺うと

  • 座っていると痛い
  • 少しでも腰を曲げると痛い

とのこと。

 

実際にどの動きで痛みが出るか検査させてもらいました。

 

すると・・・

梨状筋症候群

 

やはり腰を曲げる動きで痛みが出ました。

 

これを治療後にもう一回やってもらい、治療効果を確認させてもらうことにしました。

 

ということで、早速治療を開始していきました。

 

坐骨神経痛のAさんの筋膜の硬さの確認と施術

Aさんの筋膜の状態をさっそく確認していくことにしました。

 

するとAさんは▼の図の位置で筋膜の硬さが発見できました。

 

これを見ていただくとわかっていただけると思うのですが、患部の臀部以外にこんなに筋膜の問題が起きています。

それなのに臀部の近くだけ治療していても、良くなるわけがないのです。 梨状筋症候群

 

ということで、この筋膜の硬いところの中でまず6カ所を筋膜調整していきました。

 

そうすると・・・

 

Aさん「前回来る前よりだいぶいいです!!まだ痛みはすこしありますが我慢できるぐらいになりました。」

 

さっき痛かった動きで痛みがなくなりました。

この時点では曲げた時の痛みはなくなり、かなり前まで腰を曲げれるようになっています。

臀部痛

 

ただし、まだ仕事中に痛みがどうなるかわからなかったので、2週間後に予約を一応入れておき、経過を教えてもらうことにしました。

 

2は回目は前回、取りきれなかったところと、新たに背中の方も筋膜調整していき、これでまた様子を見ることにしました。

 

~6日後~

 

Aさんから連絡がありました。

以下、内容

理学BODY 様

先日はありがとうございました。

3日間は施術後の痛みがあったのですが、一昨日からそれも無くなり、今のところほとんど痛みを感じずに仕事ができています。

先生に治療してもらえて本当に良かったです。
また何かあったらお願いしたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

 

ということで、Aさんは2回の施術で痛みがほとんど出ず、仕事に支障をきたさないところまでもっていくことができました。

状況によってはもう少し期間がかかってしまうケースもありますが、筋膜調整を行うことにより坐骨神経痛の痛みは、このように概ね3回以内の治療で、改善まで持っていけることがほとんどです。

 

当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。

 

 

筋膜の施術についての記事

 

自分で治す方法

ランニングで坐骨神経痛になる人は、以下の場所が硬くなっている人が多いので、実際にやってみてください!

 

 

それでも治らない人は

ここまでやってみて、坐骨神経痛が変わる人もいれば、あまり変わらない人もいます。

 

あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。

 

実際に当院には、坐骨神経痛が治らずに続いている人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。

 

もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。

 

ですので、私たちに任せてください!

 

あなたは、坐骨神経痛が改善したら、

  • どれだけ楽になりますか?
  • すごい嬉しくありませんか?
  • 気持的にも楽ですよね?

 

私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。

 

少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!

 

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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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