大転子の出っ張りのせいで、下半身が太くて悩んでいる方が多いです。
実は自分の大転子が出ているかどうかは、誰でも簡単にセルフチェックする事が出来るんです。
大転子が出ているのには人それぞれきちんとした原因があるため
闇雲なストレッチやトレーニングでは改善できません。
本記事では、大転子が出ているかのチェックから原因に対する改善法までわかりやすく解説していきます。
大転子が出ているか気になる人はいますぐチェックしてみましょう!
目次
出ている大転子が引っ込むことで変わる見た目
大転子が出ている人の大半が「骨格だからしょうがない」と諦めてしまっている方が多いです。
実は無理だと諦めてしまっていた大転子、ちゃんと引っ込める事が出来ます。
そして大転子が引っ込む事で、あなたのボディラインに下記のような嬉しいメリットがあります。
足が細長く見えスタイルアップに
大転子が出っ張ってしまうと、お尻・太ももの横幅が太く見えてしまいます。
しかし、大転子が引っ込む事で、お尻・太ももの横幅が小さくなります。
その結果、お尻から足が細く長く見えるようになり、スタイルアップに繋がります。
スキニーやタイトスカートが履きこなせる
大転子が出っ張ると、足のラインが分かるスキニー・タイトスカートに抵抗が生まれます。
なぜなら、お尻横だけ出っ張ってしまい、足のラインがアンバランスに見えるからです。
しかし、大転子が引っ込むと足のラインがバランス良く見えます。
その結果、スキニー・タイトスカートなどの下半身のラインが出るようなファッションも自信を持って楽しめるようになります。
大転子が出ているかセルフチェックできる3項目
ここからは、大転子のセルフチェック方法をご紹介します。
セルフチェック方法は、日常生活内でも簡単に行う事が出来ます。
「もしかして私の大転子、出っ張っているんじゃないの・・・?」
と少しでも不安な人は、ぜひチェックしてみましょう!
両足立ちでのセルフチェック
まずは両足立ちの状態から見ていきます。
普段からの立ち方に癖があると、大転子が出っ張る原因になります。
その為にも、普段からの立ち方を意識する事も大切です。
- 両足を骨盤幅に合わせて立つ
- お尻横の骨の出っ張り(大転子)に指を添える
※大転子が真横にあればOK
※大転子が前方にあれば出っ張っている可能性が高い
片足立ちでのセルフチェック
続いては片足立ちです。
片足立ちを行う事で、支えている足の大転子の出っ張りチェックが行えます。
特に片足立ちは、歩く時の動作と非常に似ている部分でもあります。
出っ張りが強い方は、歩き方の意識改善も大切になります!
- 片足を持ち上げて、もう一方の足で支える
※軸足側のお尻横が出っ張らなければOK
※軸足側のお尻横が出っ張ったら、大転子が出っ張っている可能性が高い
スクワットランジでのセルフチェック
エクササイズとしても取り入れている人が多いスクワットランジ。
実は、そのスクワットランジを行う際、大転子が出っ張る方が多いです。
これは、歩く動作の時に大転子が常に出っ張っている証拠でもあります。
大転子の制御には、お尻のインナーマッスルが大きく関係するのでちゃんと鍛えましょう!
- 両足を骨盤幅に合わせて立つ
- 片足を前に出して、反対の足を後ろへ引く
- そのまま、左右で10回ずつ上下する
※上下している時、前足のお尻横が出っ張らなければOK
※上下している時、前足のお尻横が出っ張っていたら、大転子が出っ張っている可能性が高い
大転子が出ている人の3つの共通点
大転子が出ている人には、ある3つの共通点があります。
もし1つでも当てはまる方は、大転子が出っ張りやすい可能性が高いです。
当てはまっているかどうか、すぐにチェックしてみましょう!
体のラインに比べて腰幅が広い
1つ目は、体のラインに比べて腰幅が広いという点です。
腰幅は生まれつきの骨盤幅によって影響を受けるので、それ自体を小さくすることは難しいです。
しかし、骨盤〜下半身にかけて歪みが引き起こると、大転子の出っ張りが強くなり実際の幅よりも広く見えてしまいます。
その為にも、骨盤〜下半身の歪みが引き起こりやすい生活習慣はやめましょう!
骨盤が歪んでいる
2つ目は「骨盤の歪み」です。
この骨盤の歪みはあらゆるところで問題視されていますが、
そもそも骨盤は単体で歪むことは滅多にありません。
大抵の場合はその上につながる背骨の歪みによって引き起こされています。
大転子が出ているかどうかで悩む女性で特に起こりやすい背骨の歪みが「反り腰」です。
反り腰の状態だとお尻の筋肉に力が入りにくくなります。
特に骨盤についているお尻のインナーマッスルが緩むと、
左右の骨盤の高さもアンバランスに歪んでしまいます。
その結果、徐々に骨盤の横幅が外へ広がってしまいます。
その為にも、反り腰を治すことと同時にお尻のインナーマッスルを鍛えておくことが必須です!
気づくと内股になっている
3つ目は「気づくと内股になっている」といったような女性特有の体の使い方に関する部分です。
こちらは先程の反り腰による影響も大きいです。
反り腰姿勢になると、下半身全体が内側に捻れる歪みを引き起こします。
その結果、内股になってしまい、大転子が大きく外へ出っ張ってしまいます。
その為にも、普段からの立ち姿勢で内股にならないように意識しましょう!
大転子が出ている原因をセルフチェックできる6項目
ここからは、大転子が出ている原因をセルフチェック出来る項目をご紹介します。
- 猫背やストレートネックなどの姿勢の歪み
- お尻の筋肉の硬さ
- 前もも・外ももの筋肉のハリ
- お尻のたるみ
- 骨盤が歪みやすい立ち方
- 内股歩きやつま先重心の歩き方
「これ私が普段やっているかも!?」と思われた方は要チェックです!
猫背やストレートネックなど姿勢の歪み
1つ目は、猫背+ストレートネックによる姿勢の歪みです。
これらの姿勢の歪みにより、背骨・骨盤・股関節の姿勢が歪みが引き起こります。
その結果、下半身全体が外開きするような歪みを引き起こし
大転子が出っ張る姿勢に繋がってしまいます。
特にデスクワークで首・肩こりが強い方は要注意です!
その為にも、普段から姿勢の歪みが少ない状態が理想的です。
人間の頸椎(首の骨)は、7つの骨で構成され、横から見ると、頚椎は体の前方に向かって緩やかにカーブした後、後方に向かってカーブしており、生理的曲線を形成しています。「前かがみ」や「下を向く」という動作をすると、前弯が少なくなり、ストレート(前弯の反対である後弯ぎみ)になります。
参照元:MEDIAID
お尻の筋肉の硬さ
2つ目は「お尻の筋肉の硬さ」です。
お尻の筋肉が硬くなると、股関節の動きに制限が出てきます。
その結果、股関節が内に捻れたまま硬くなり、大転子が出っ張ってしまいます。
特に普段からデスクワークで長時間座り続けている方は要注意です!
その為にも、お尻の柔軟性をストレッチで向上させましょう!
前もも・外ももの筋肉のハリ
3つ目は「前もも・外ももの筋肉のハリ」です。
大転子の出っ張りは、下半身全体の内捻れによる影響が大きいです。
下半身全体が内捻れを起こすと、前もも・外ももを過剰に使いやすい状態になります。
特に下半身のむくみが強い方はハリが強い可能性が高いです!
そうなると、大転子を引っ込める際に前もも・外もものハリが邪魔をします。
その為にも、太もも周りのマッサージでほぐしてあげましょう!
お尻のたるみ
4つ目は「お尻のたるみ」です。
大転子は下半身の内捻れが原因で出っ張ってきます。
お尻には下半身を外捻れにする働きがあり、大転子を引っ込める作用があります。
特にお尻ともも裏の境目がなくなっている方は、たるみが強い可能性が高いです!
つまり、お尻がたるむと、下半身の内捻りはどんどん強くなっていきます。
その為にも、お尻のインナーマッスルを強化する事がオススメです!
骨盤が歪みやすい立ち方
5つ目は「骨盤が歪みやすい立ち方」です。
骨盤が歪みやすい立ち方の代表は「片足立ち重心」です。
普段駅のホームで待っている時、片足に体重を乗せたまま待っている方は要注意です!
この姿勢を作り続けると、軸足側の下半身が内捻りしてしまい、大転子が出っ張ってきます。
その為にも、普段から正しい立ち方をキープしてあげましょう!
内股歩きやつま先重心の歩き方
6つ目は「内股歩き+つま先重心での歩き方」です。
内股歩きが続くと、下半身全体が内捻れを引き起こします。
さらにつま先重心で歩くと、内捻れしている股関節に圧迫感が生まれます。
この状態のままだと、大転子が出っ張ったまま、股関節が硬くなります。
特に普段からハイヒールを履いている方は要注意です!
その為にも、普段から正しい歩き方で股関節への負担を減らしましょう!
大転子が出ている人が無意識にやりがちなNG行動
ここからは、大転子が出っ張りやすい人がやりがちなNG行動の紹介です。
当てはまる項目が多い方は要注意です!
足を組む・片足重心
1つ目は「足を組む+片足重心」での姿勢です。
特に、駅のホームで待っている時に作りやすい姿勢です。
足を組んで、片足重心で立っていると、軸足側の足は内捻れを引き起こします。
その結果、大転子が出っ張る姿勢になってしまいます。
その為にも、普段から足を組まずに両足重心で立つ意識を持ちましょう!
背もたれや壁に寄りかかる
2つ目は「座る時に背もたれ・壁に寄りかかる」という癖です。
特に、電車移動で椅子に座る際や自宅のソファでくつろぐ際に起こりやすい姿勢です。
その結果、猫背姿勢になってしまい下半身が外開きして、大転子が出っ張ります。
普段からの座り姿勢では、丸くならないように背筋を伸ばしましょう!
長時間のデスクワーク
3つ目は、「長時間のデスクワーク」による影響です。
長時間座り姿勢が続いてしまうと、お尻の筋肉が落ちてしまい猫背姿勢になりやすいです。
さらに首が前に歪んでしまうストレートネックにもなってしまいます。
それらが連鎖して、下半身の外開きの歪みを起こして、大転子が出っ張ります。
その為にも、普段から猫背姿勢で座らないように意識しましょう!
【即効】大転子が出ている人が今すぐできる改善方法
大転子が出ている人の共通点として、
- お尻が硬い
- 前もも・外ももが硬い
- お尻のインナーマッスルが弱い
- 日常生活の立ち方や歩き方が歪んでいる
これらが挙げられます。
1つでも当てはまる項目がある方は、そこからどんどん改善しましょう!
お尻や外ももの筋肉をほぐす
こちらのマッサージは「お尻・外もものハリの緩和効果」があります。
普段からつま先重心で歩いている方は、こちらの方法を優先的に行いましょう!
<お尻のマッサージ>
- 横向きにて、お姉さん座り
- 外側の足のお尻横を掌で円を描くようにほぐす
※ほぐす際、お尻が痛い場合は硬い証拠
※ほぐす秒数は30秒がオススメです
<前もも・外もものマッサージ>
- 両足を伸ばして座る
- 前ももに掌を当てて上から下にかけて摩る
- 次は、外ももに掌を当てて上から下にかけて摩る
※ほぐす際に、痛い場合は硬い証拠
※摩る回数は、前もも・外もも10回ずつがオススメです
お尻まわりのストレッチを習慣に
こちらのストレッチは「股関節の内捻れの緩和効果」があります。
普段から長時間座っている方は、こちらの方法を優先的に行いましょう!
- 片足を伸ばし、もう一方の足を胸に引き寄せる
- 片足を伸ばし、もう一方の足を膝に引っ掛ける
- 仰向けに寝て、足を膝に引っ掛ける
※首・肩に力が入り過ぎないように注意しましょう!
お尻のインナーマッスルを鍛える
こちらのエクササイズは「股関節を外捻りして大転子を引っ込める効果」があります。
デスクワークの影響でお尻が弱くなっている方は、こちらの方法を優先的に行いましょう!
- 横向きに寝て、膝の角度は45°
- 横向きに寝て、膝の角度は90°
- 横向きに寝て、上の足を上下する
※骨盤が後ろへ倒れると前もも・外ももに効いてしまうので注意しましょう!
大転子を引っ込める立ち方
こちらは「お尻を引き締めて大転子を引っ込める効果」があります。
普段から反り腰姿勢で悩んでいる方は、こちらの方法を優先的に行いましょう!
- 両足は骨盤幅に合わせて立つ
- 左右のお尻を締めて、股関節を外へ捻る
- 下腹を薄く凹ませてキープ
※お尻を締める際、前もも・外ももに力が入らないように注意します!
※締める時間は1分×3セットがオススメ
大転子を引っ込める歩き方
こちらは「大転子を引っ込めて下半身を引き締める効果」があります。
普段から内股歩きになりやすい方は、こちらの方法を優先的に行いましょう!
- 前足のつま先・膝は外向きを意識
- 前足の真上に体重を乗せる
- 前足のお尻が外へ飛び出ないように意識
- 下腹を薄く凹ませたままキープ
※前足のつま先・膝が内側へ向きやすいので注意しましょう!
大転子の出っ張り解消はミスリルがオススメ
大転子の出っ張りをプロの専門家にご相談したい方は「ミスリル」がオススメです。
(引用元:ミスリル公式HP)
ミスリルのレッスンは「骨格を整えながら引き締める」というのが大きな特徴です。
つまり、歪んでズレてしまっている骨の位置から修正してくれます。
骨格の位置から根本的に修正する事で、大転子の出っ張りも解消されます。
骨格から整える事で「下半身の引き締め効果」も一緒に得られます。
大転子の出っ張りが気になる人は、同時に下半身のシルエット崩れも気にされます。
大転子の出っ張りを解消しながら下半身を引き締めたい方にミスリルはおすすめです!
まとめ
今回は、大転子が出っ張る原因・改善方法をご紹介しました。
普段のさりげない動作が大転子を出っ張らせている原因に繋がります。
その結果、下半身が太く見えてしまい、コンプレックスになります。
そんなお悩みも今回ご紹介した方法で解決する事が出来ます。
普段からの意識1つで大転子の出っ張りを無くす大切なポイントです。
ぜひ日常生活の中にどんどん取り入れてみてくださいね!