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肩を下げると痛い場合の6つの原因と対処法を理学療法士が徹底解説

「肩を下げると痛む、、なんだこの痛み・・・」そう悩む方の痛みの原因は様々あり、

  • 肩甲骨けんこうこつ』『鎖骨さこつ』を下げた時
  • 『腕』を下げた時

上記のパターンのように『どこを動かした時に痛みがでるのか』と分けて考えることで痛みの原因が判断しやすくなります。

今回は、『肩を下げると痛い場合に絞って原因と対処法』を徹底的に解説していきます。

本記事で「コレが原因なのかも」と予想ができれば、完治までのスピードも格段に高まりますので、ぜひ記事を読んでから治療を検討してみてください。

 

肩を下げると痛い場合の6つの原因

胸郭出口症候群

姿勢を正そうと胸を張った時などに、「鎖骨」、「胸」、「肩甲骨」の周りに痛みが走る場合は胸郭出口症候群』である可能性があります。

名前の通り、首からでる神経や血管が鎖骨付近で圧迫・障害されてしまうことが大まかな原因となります。

下図のイラストで赤く記した3つの部分が障害の起きやすい部位となります。

この部分を詳しくみてみると、神経や血管が圧迫を受ける部位によって

  1. 斜角筋症候群
  2. 肋鎖症候群
  3. 小胸筋症候群

の3つに分類されます。

症状としては痛みの他にも、手先の痺れや動かしにくさ、血行不良などがみられることがあります。

なで肩の女性や生まれつき鎖骨ー第一肋骨の間が狭く神経や血管の締め付けが起きやすいことが特徴です。

他にも、カバンや重たい荷物を片側の肩で持つクセがある人にも起こりやすいと言われています。

最近では、男性でも無理な筋力トレーニングを続けてしまった際などに見られます。

 

肩関節の問題

腕を下げた時に「肩関節」の周囲に痛みが走る場合は以下の3つの原因が考えられます。

  1. 肩峰下滑液包炎
  2. 腱板断裂(損傷)
  3. 肩関節周囲炎

① 肩峰下滑液包炎

「肩より上から腕を下げた時」に特に痛みが走る場合に多い疾患です。

痛みを伴いながらも、肩の動きには障害が出ないことが特徴です。

肩の骨の出っ張り(肩峰)の下にあり、関節がスムーズに動くためのクッションの役割をする『肩峰下滑液包』が炎症を起こしていることが原因で、腕を下げる動作で肩関節周囲に痛みを生じます。

その原因は、肩の使いすぎによる摩耗や、スポーツ(バドミントン・バレー・野球など)で手を肩より上に上げる動作を繰り返し行っていることが多いです。

 

②腱板断裂(損傷)

肩を内側から支える4つのインナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の腱が切れてしまったり傷ついてしまうこと原因で痛みを生じます。

4つの腱が一度に切れてしまうことは非常に少ないことや、肩には他にもアウターマッスルと呼ばれる大きな筋肉が付いていることから、痛みを伴いながらも動きは制限されないことが特徴です。

また、自力で動かそうとすると痛みが生じますが、痛くない方の手で支えると痛くないことも多くあります。

原因としては、加齢による関節の摩耗や、オーバーヘッドスポーツ(野球やバドミントン、バレーボールなど)での使い過ぎによることが大半です。

他にも、交通事故や転倒による外傷などでも起こります。

 

③肩関節周囲炎

痛みの範囲が特定できず、全体的に痛む場合や、明らかな原因がないのに徐々に痛みが生じた際に考えられる疾患です。

痛みの出やすい部位としては、以下のイラストで示した部分になります。

少し動かすだけでも痛みが出たり、夜間寝ているときにも目が覚めてしまうほどの痛みが出ることがあります。

40〜50歳代以降に多く見られることから『四十肩・五十肩』とも呼ばれてます。

多くは、加齢による変性や不良姿勢による動作が原因となります。

重症化すると、肩が凍ったように硬くなり、動きに制限が出てしまうことが特徴です。

炎症期・拘縮機・回復期の3つの経過を辿って回復に向かいますが、その病気に応じた対処が必要となります。

 

肩を下げると痛い場合の2つの対処法

痛みが徐々に強くなる場合や、何日も続く場合は、早めに受診し正しい診断をしてもらうことが大前提となります。

胸郭出口症候群の対処法

痛みの原因となる肩への負担を取り除くことが第一優先となります。

痛みが出ている時の対処法としては

  • 荷物を持つときはリュックサックやキャリーバックを利用する
  • 手を上に挙げた状態での動作や重たいものを持つのを避ける
  • 普段からお風呂に入り、血行を良くする
  • 絞扼を起こしやすい肩周りや胸のストレッチを行う(※以下参照)

痛みが強い場合は手術の適応となる場合もある為、早めに受診することが大切ですが、

肩をすくめるような形で安静にすることで一時的に痛みを和らげることができます。

 

肩関節が問題の対処法

痛みが強く、夜眠れない程痛みが強い場合は基本的には安静が第一優先となります。

肩に負担のかける動作や重たい荷物を持つことなどは避けましょう。

  • 前開きの服を選ぶ
  • 寝る時は仰向けか、横向きの場合は痛い方は上になるようにし、抱き枕などで腕の重さをとる
  • 日常生活上頻繁に使用するものは手の届く高さに設置する

など、生活の中でも工夫することが大切です。

痛みが落ち着いたら、少しずつ肩周りのストレッチを行います。(※以下参照)

▼肩周りのストレッチ

  • 息を吸いながら両肩をすくめる
  • 息を吐きながら肩をストンと下ろす
    (呼吸に合わせて10回程度行います)

▼胸周りのストレッチ

  • 壁に伸ばしたい方の手を当てる
  • 気持ちいいと感じる程度に胸を張り、20秒〜30秒キープ

 

まとめ

このように、肩を下げた時の痛みは「どこを下げた時」に、「どこが痛むのか」と細かく原因を探っていくことが治療を早めることにつながります。

  • 【肩を下げると痛い】ときに生じる痛みの原因は大きく分けて2つ
  • 胸郭出口症候群と肩関節の問題が原因として考えられる
  • 肩関節の問題では肩峰下滑液包炎、腱板断裂(損傷)、肩関節周囲炎が原因となることが多い
  • 痛みが強い時は安静が優先、生活での工夫を
  • 痛みが改善してきたら、肩や胸周りのストレッチを行うことで痛みの予防にもなる

 


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ABOUT US

木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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