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正座ができないのはなぜ?膝の痛み原因と対処法・ストレッチについて解説!

正座ができないのはなぜ?膝の痛み原因と対処法・ストレッチについて解説!

監修者について

この記事を監修している人:木城 拓也(理学療法士免許所有)

理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。

木城先生

「最近、膝が痛んで辛い」

「膝が痛くて正座ができなくなった」

このような膝の悩みをお持ちの方はいませんか。

膝の痛みは、加齢に伴う関節の消耗や変形、肥満による体重の負荷、病気による関節の炎症、産後など、さまざまな原因があります。

日常生活において「歩く」「座る」などの動作は必要不可欠であるため、膝の痛みときちんと向き合う必要があるでしょう。

本記事では、正座ができないときに考えられる原因や、膝が痛くて正座ができないときの対処法、膝の痛みを緩和するストレッチを解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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正座ができないときに考えられる原因 

正座ができないときに考えられる原因は、以下のとおりです。

  • 変形性膝関節症へんけいせいひざかんせつしょう
  • 変形性股関節症へんけいせいこかんせつしょう
  • 加齢などで筋肉が硬くなっている
  • 肥満により膝に負担がかかっている
  • 膝の怪我(半月板損傷など)
  • リウマチなどの病気 

順番にみていきましょう。

 

1.変形性膝関節症 

正座ができないときに考えられる原因の1つ目は、変形性膝関節症です。

変形性膝関節症は、50歳以降の方に多く発症すると言われており、もっとも正座ができない原因とされています。

またそれ以外には、女性に発症している割合が大きいとも言われています。

変形性膝関節症は、膝の関節の軟骨が摩耗し骨同士が接触することで痛みが生じる状態です。

正座をすると、その摩耗部分にさらなる圧力がかかり痛みが強まることがあります。

 

2.変形性股関節症 

正座ができないときに考えられる原因の2つ目は、変形性股関節症です。

大腿骨と股関節の間にある軟骨が摩耗し関節や周辺の骨が変形することで、膝や太ももの筋肉に過度な負担がかかり炎症や痛みを発症します。

変形性股関節症になると足の曲げ伸ばしがつらく感じ、正座時の痛みの原因となる場合があります。

 

3.加齢などで筋肉が硬くなっている 

正座ができないときに考えられる原因の3つ目は、加齢です。

年齢を重ねることで徐々に筋肉や腱が硬化していき、柔軟性が低下します。

筋肉量が低下して骨が変形することにより、正座の姿勢が取りづらくなり痛みを感じることが増えます。

加齢とともに変形性膝関節症も発症しやすくなるため、膝の影響も受けて正座が厳しくなるでしょう。

 

4.肥満により膝に負担がかかっている 

正座ができないときに考えられる原因の4つ目は、肥満により膝に負担がかかっていることです。

体重が増加することにより膝への負担も増すため、膝に痛みが生じることがあります。

同様に正座をする際にも体重が比例して膝に圧力がかかるため、痛みを引き起こすことが考えられます。

標準体重を超える場合は、減量をすることにより膝への負担を減らせるでしょう。

 

5.膝の怪我(半月板損傷など) 

正座ができないときに考えられる原因の5つ目は、半月板損傷などの膝の怪我です。

バレーボールやサッカーなどをはじめとするスポーツでの怪我によくある半月板損傷などの膝の怪我は、正座時に痛みを感じる大きな原因となります。

半月板は膝のクッションの役割を果たしているため、その損傷は痛みのおもな原因となります。

 

6.リウマチなどの病気 

正座ができないときに考えられる原因の6つ目は、リウマチなどの病気です。

リウマチは、免疫機能の異常により関節に炎症を起こす病気です。

リウマチの影響により、関節が変形してしまうこともあります。

そのため、正座時に関節に圧力がかかることで、痛みが増強される場合もあるでしょう。

他にも関節に影響を及ぼす病気は、正座時の痛みの原因となる可能性があります。

以上のように、正座ができない原因は多岐にわたります。

自分の状態を正確に把握し、適切な対処を行うことが大切です。

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(膝が痛くて)正座ができないときの対処法 

膝が痛くて正座ができないときの対処法は、以下のとおりです。

  • 膝への負担を減らす 
  • 運動して筋肉をつける 
  • 医療機関を受診する 
  • 整体を受ける 

順番にみていきましょう。

 

1.膝への負担を減らす 

膝にかかる負担を軽減するためには、日常生活での立ち方や歩き方を見直すことが大切です。

長時間の立ち仕事や重いものを持ち上げる際には、膝にかかる負担を意識して動作を行うことが推奨されます。

また膝が傷みやすい場合には、動く前に事前に膝サポーターを装着することにより膝への負担を減らせるでしょう。

さらに座る際には、クッションを使用して膝の下に挟むことで膝への圧迫を和らげられます。

痛くなる前に、極力膝に負担がかからないように意識することが大切です。

 

2.運動して筋肉をつける 

膝にかかる負担を軽減するためには、運動して筋肉をつけることが大切です。

膝周りの筋肉を強化することで、膝への負担を分散できます。

特に太ももの前後の筋肉を鍛えることで、膝の安定性が向上します。

日常的にスクワットやレッグカールなどの運動を取り入れることで、膝を強化できるためおすすめです。

ただし膝が弱い方が走ったり、跳んだりする動きをすると膝に負荷がかかり痛みが出るおそれがあるため、スポーツやジョギングをする際には気をつけましょう。

 

3.医療機関を受診する 

膝にかかる負担を軽減するためには、医療機関を受診することが大切です。

膝の痛みを強く感じたり、痛みが長期間続いたりする場合は、整形外科の受診を検討しましょう。

専門医による正確な診断を受けることで、痛みの原因や適切な治療法を知り適切に対処できます。

膝の痛みは原因が人それぞれであるため、自分に合った対処法を知っておくことが大切です。

 

4.整体を受ける 

膝にかかる負担を軽減するためには、整体を受けることがおすすめです。

膝の痛みは、身体のゆがみや筋肉のバランスの乱れが原因となって起こることもあります。

そのため整体やマッサージを受けることで、身体のバランスを整えて膝への負担を軽減することが期待できます。

膝の痛みに悩む方は多いですが、上記の対処法を試すことで日常生活の質を向上させることができるでしょう。

膝が痛くて正座ができない方は、筋膜リリースで膝の痛みを即効で解消する方法についてもご覧ください。

 

膝が痛いときにおすすめのストレッチ3選 

膝が痛いときにおすすめのストレッチを3つ紹介します。

  • 大腿四頭筋のストレッチ
  • 前脛骨筋のストレッチ 
  • もも裏のストレッチ

順番にみていきましょう。

 

1.大腿四頭筋のストレッチ 

膝が痛いときにおすすめのストレッチの1つ目は、大腿四頭筋だいたいしとうきんのストレッチです。

大腿四頭筋は、太ももにある4種類(大腿直筋だいたいちょっきん外側広筋がいそくこうきん内側広筋ないそくこうきん中間広筋ちゅうかんこうきん)の筋肉からなります。

やり方は、以下のとおりです。

  1. 立ったまま片足を後ろに曲げ、足首を手で掴みます。
  2. 膝を揃えて腰を前に突き出すようにして、太ももの前側を伸ばします。
  3. このポーズを15秒程度キープし、反対側も同様に行います。

 

2.前脛骨筋のストレッチ 

膝が痛いときにおすすめのストレッチの2つ目は、前脛骨筋ぜんけいこつきんのストレッチです。

前脛骨筋は、すねの外側にある筋肉になります。

やり方は、以下のとおりです。

  1. 立ったまま片足を後ろに踏み出し、つま先を地面につけます。
  2. 体重を前に移動させながら、足の甲を地面に押し付けるようにして前脛骨筋を伸ばします。
  3. このポーズを15秒程度キープし、反対側も同様に行います。

 

3.もも裏のストレッチ 

膝が痛いときにおすすめのストレッチの3つ目は、もも裏のストレッチです。

やり方は、以下のとおりです。

  1. 椅子に浅く座り、膝を伸ばす。
  2. 膝が曲がらないように手で押さえる
  3. そのまま身体を前に倒す
  4. 逆足も同様に行う

どのストレッチも、無理のない範囲で行うことが大切です。

また、膝の痛みが強い場合はストレッチを無理に行わず、医療機関を受診しましょう。

 

この記事のまとめ 

今回は、正座ができないときに考えられる原因や、膝が痛くて正座ができないときの対処法、膝の痛みを緩和するストレッチを解説しました。

膝の痛みは、筋肉の硬さや関節の変形、筋肉のバランスの乱れが原因となることが多いです。

日常的に上記のストレッチを取り入れることで、筋肉の柔軟性を向上させ、膝の痛みの予防や軽減に役立つでしょう。

痛みが強い場合や持続する場合は、マッサージを受けたり専門家の意見を求めたりすることも大切です。

理学BODYでは、膝周辺の硬くなった筋肉や筋膜へアプローチすることにより、症状の改善や予防を行います。

痛みが落ち着かない、自分での改善が難しいと感じるときには、ぜひお気軽にご相談ください。

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