ぎっくり背中って治る?その方法は?
仕事があるから即効で治したい
そもそもぎっくり背中のメカニズムは?
この記事を読んでいるあなたは、
このつらいぎっくり背中の治し方やメカニズムを今すぐ知りたいのではないでしょうか?
実際に当院にも少し前に
ぎっくり背中になってしまったNさんが来られました。
結論から言いますと、
Nさんはその場で大幅にぎっくり背中の痛みが改善しました。
Nさんに詳しく話を聞くと、
今までも何回かぎっくり背中になったことがあるけど、
病院や整体ではしっかりと治してもらえなかったとのことです。
具体的には、以下のような治療で治らなかったみたいです。
- 痛み止めや湿布
- ストレッチ・マッサージ
- 安静の指示
この記事を読むと
これらの治療法でぎっくり背中に即効性の効果は出ないことが多い理由がわかります。
なぜなら、これらは昔の考え方で今は違うからです。
つまり、ぎっくり背中を即効で治すための最新治療があるんです。
これを知らないと、
いくら病院や整体に行っても改善は難しいので、
この記事で正しい知識や治し方をお伝えできればと思います!
記事の最後では実際に自分でできる対処法も解説していますので、実際にやってみて効果を感じてみてください。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
さらに、痛みを今すぐどうにかしたい方に向けて、あなたの痛みに効く具体的な筋膜リリースの方法をLINEから無料でお伝えしています。ぜひご活用ください。
目次
ぎっくり背中のメカニズムは?


ぎっくり背中を治すには、
はじめにぎっくり背中のメカニズムを知っておく必要があります。
基本的にぎっくり背中のメカニズムは、
以下のように言われる事が多いです。
- 筋肉の炎症
- 筋肉の肉離れ
- 筋肉の緊張
ぎっくり背中の症状としては、
- 痛くて動けない
- 体を動かすと痛い
- じっとしているだけでも痛い
- 息を吸うのも痛い
などがあり、
重症な人では痛くて動けない、
呼吸をするだけで痛いなどがあります。
ぎっくり背中と似ている痛みで
肋間神経痛という物もあります。
肋間神経痛は背中よりは脇腹が痛くなる事が多いです。
原因によって痛み方は違い、「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした持続する痛み」などがあり、
痛みの起こる場所は背中から脇腹、胸の前面やおへそ辺り、まれには足の付け根まで痛みを感じることがあります。
引用:肋間神経痛
ですので、背中の痛みであればぎっくり背中の可能性が高いです。
※肋間神経痛の原因や痛みのメカニズム、見分け方などは下記の記事で詳しく解説していますので不安な方はチェックしてみてください。
ぎっくり背中のメカニズム
ぎっくり背中のメカニズムで考えられるのは、
以下の2つです。
- 筋肉の炎症
- 筋肉の緊張
これは人にもよりますが、
重い物を持ち上げた時や力を入れて何かをした時にぎっくり背中になった人は、
背中の筋肉を痛めてしまい炎症が起きている可能性があります。
簡単に言うと、背中の肉離れに近い状態です。
しかし、背中の肉離れになっている人は少なく、
- 何もしていないのにぎっくり背中になる人
- 朝起きたらぎっくり背中になっていた人
は筋肉の緊張が考えられます。
このケースについては、
日頃から背中に負担がかかっている人や、
寝ている時に変な姿勢で寝てしまったり、
力が入ったまま寝ている人などに多い印象です。
そんな事よりもぎっくり背中になると痛いので、
早くなんとかしたいですよね?
なので、まずはできる限りの対応をしましょう。
ぎっくり背中の対応
基本的にぎっくり背中になってしまったら
動かない方がいいです。
仕事も休めるなら休んでいいと思います。
できれば楽な姿勢で横になり1日中寝ていましょう。
これをするかしないかでは
2日目以降が大きく変わる事が多いです。
仕事などがあって寝る事ができない人は、
痛み止めを飲むようにしましょう。
ロキソニンなどの痛みを軽減させる薬で大丈夫です。
もちろん薬を飲んでも根本的に治る訳ではありませんが、
痛みがあると余計な力が入ってしまい、
回復が遅くなる可能性があります。
ですので、どうしても動かなければいけない人は
痛み止めを飲んでも大丈夫です。
また、
ぎっくり背中になったら冷やしましょう!
と言う人がいますが、
これは逆に悪化するケースが多いです。
明らかに肉離れのような出来事があれば冷やすのも効果的ですが、
多くのケースでは逆に温めた方が症状が楽になる事が多いです。
と言っても実際にやってみなければどちらが効果的かわからないので、
実際に温めてみたり冷やしてみたりして
楽になる方を選択するようにしましょう。
※ギックリ背中や似たような症状を持つ疾患の痛みの原因や対処法については下記の記事でわかりやすく解説しています。
ぎっくり背中の原因3つ


でもそもそもなんでぎっくり背中になってしまうのでしょうか?
ぎっくり背中の原因は以下の3つと言われる事が多いです。
1.筋肉が硬い?
一般的には背中の筋肉が硬いと言われる事が多いです。
特に現代では、ずっと同じ姿勢のままパソコンをやったりする関係で
筋肉が硬くなりやすくなります。


これを何年も続けていると
背中の筋肉がだんだん硬くなっていくため、
ぎっくり背中になりやすくなってしまいます。
他には胸周りや背筋の筋トレをしている人も、
メカニズム的にぎっくり背中になりやすくなります。
後ほど詳しく解説をしますが、
ぎっくり背中には胸の筋肉や背中の筋肉が大きく関係している事が多いため、
筋トレをしている人や最近筋トレを始めた人はぎっくり背中になりやすくなってしまいます。
2.姿勢が悪い?
姿勢が悪いと背中の筋肉が硬くなりやすく、
ぎっくり背中になりやすくなります。
具体的には、
背中にある脊柱起立筋と言う筋肉に負担がかかります。
最近ではスマホやパソコンを悪い姿勢で長時間やる人が増えているため、
ぎっくり背中になる人も増えているんです。


なので、日頃から姿勢が悪くないかを意識する必要があります。
3.筋膜が硬い?
近年では筋膜の硬さがぎっくり背中に影響するメカニズムがわかってきています。
筋膜は筋肉を包む膜で全身繋がっているため、
筋膜が硬くなる事で筋肉も硬くなってしまいます。


また、筋膜は全身に繋がっているため、
背中に繋がっている筋膜が硬くなる事でも
ぎっくり背中を引き起こすんです。
具体的には、
- 胸
- お腹
- 腰
- 首
など、様々な場所の硬さが
ぎっくり背中に影響する可能性があります。


引用:トリガーポイント
でも、筋膜はどういうメカニズムで硬くなるの?
って思う人もいると思います。
筋膜はさまざな原因で硬くなると言われており、
過去に以下の内容に1つでも当てはまる人は、
筋膜が硬くなっている可能性があります。
- 喘息になった事がある
- 逆流性食道炎になった事がある
(胃液が戻って来る感じ) - 気管支炎になった事がある
- 胃の不調
(痛みや胃もたれ。) - 腰痛
- 寝違え
- 肋骨のヒビや骨折
- 何かしらの怪我や痛み
- 手術
これらの原因は、背中に繋がる筋膜を硬くしてしまうきっかけになるため、
過去に1度でも経験があるとぎっくり背中になりやすくなってしまいます。
※筋膜の硬さと痛みの関連性、具体的な対処法については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
右や左だけぎっくり背中になる人もいる


また、人によっては右や左だけぎっくり背中になる人もいます。
しかし、それにも明確な原因がある事が多いです。
右のぎっくり背中になる人の特徴
右のぎっくり背中になる人は、
過去に右半身に不調があった人が多いです。
具体的には、
- 右手首や肘の痛み
- 右肩の痛み
- 右の腰痛
- 十二指腸潰瘍
- 盲腸
- 肋骨のヒビ
などです。
もしくは、右腕の使いすぎなどで右半身が硬くなってしまい、
ぎっくり背中になる人も多いです。
左のぎっくり背中になる特徴
右のぎっくり背中になる人は、
過去に右半身に不調があった人が多いです。
具体的には、
- 左手首や肘の痛み
- 左肩の痛み
- 左の腰痛
- 胃腸の不調
- 逆流性食道炎
- 胸のムカつき
などです。
ぎっくり背中を即効で改善する3つの方法
ぎっくり背中の対処法については、この3つが言われる事が多いです。
1.冷やすor温める
ぎっくり背中を筋肉の炎症と考える人は、
冷やす事を第一選択にします。
しかし、先ほども書きましたが、
ぎっくり背中は炎症ではないケースもあるため、
逆に冷やす事で悪化してしまうケースも多くあります。
ですので、冷やすのと温めるのを両方試してみて、痛みが楽になる方を選択しましょう。
2.ストレッチやマッサージ
背中の筋肉が硬くなってぎっくり背中になっている人であれば、
ストレッチやマッサージで治る!
と考える人もいますが、
実際には痛くてストレッチやマッサージどころではない人が多いです。
なので、ぎっくり背中になった直後はストレッチやマッサージなどの治し方は適していない事が多く、
ストレッチやマッサージが効果的になるのは、
ぎっくり背中の強い痛みが治ってからです。
そして近年になって、
ぎっくり背中は筋肉を包む筋膜が原因とわかってきているため、
いくら筋肉をほぐしても治らない事もわかってきています。
実際にこの後に紹介するTさんも、
当院に来る前に筋肉のマッサージやストレッチを受けたみたいですが、
全く治らなかったみたいです。
ですので、筋肉をほぐす方法も
ぎっくり背中を治す方法としては間違っています。
3.筋膜のツボをほぐす
ぎっくり背中は、
背中と繋がっている筋膜が硬くなっている事が原因であるケースが多いです。
簡単に言うと、筋膜のツボです。
実際に背中の筋膜はこのように繋がっているため、
背中以外の場所の筋膜が硬くなる事でも
ぎっくり背中の原因になる事があります。


実際にNさんも筋膜のツボをほぐす事で、
ぎっくり背中の痛みがその場で軽減しました。
ですので、ぎっくり背中には
硬くなった筋膜のツボが影響している事が多いのですが、
そもそも筋膜という言葉が知られたのは最近です。
ですので、多くの人は筋膜の事を詳しく知りません。
それは医師でも同じです。
そもそも最近まで筋膜は痛みに関係ないと考えられていたため、
名前しか知らない人が多いんです。
そんな中、当院では日本で最大級の筋膜専門整体ですので、
筋膜の施術に対しては全国でもトップレベルと言える自信があります。
※効果的に痛みやその他の症状を改善出来るよう、当店ではあなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
例外としてロキソニンなどもあり
根本的な治し方ではありませんが、
ロキソニンなどの痛み止めを飲む事も効果的です。
というのも、そもそも痛みがあるだけで無駄な力が入ってしまい、
余計に背中に負担をかけやすくなるからです。
しかし、痛み止めで強い痛みが軽減すれば
無駄な力みもなくなるので、悪化しにくくなります。
ぎっくり背中が即効で治ったNさんの例


ここまで、ぎっくり背中は
筋膜をほぐす事が効果的と解説をしました
実際にNさんも筋膜のツボをほぐす事で、
その場で痛みが軽減しました。
ですので、Nさんが改善した例を紹介させていただきます。
Nさんの状態
Nさんのぎっくり背中はこんな感じでした。
- じっとしていても痛い
- 体を曲げたり動かす事もできない
- 息をするのも痛い
実際に筋膜の硬い場所を調べてみますと、
以下の場所で筋膜が硬い場所が見つかりました。
- 胸の筋膜
- お腹の筋膜
- 腰の筋膜
というのも、Nさんは子供の頃に喘息が長い期間あったみたいで、
特に胸回りの筋膜がとても硬くなっていました。
実際に胸の筋膜は背中の筋膜と密接な関わりがあるため、
ぎっくり背中の人で胸やお腹の筋膜が硬くなっている人は多いです。
ですので、施術では胸の筋膜を中心にほぐしていきました。
具体的な場所はこれらの場所です。




施術の結果は?
胸の筋膜のツボをほぐした結果、
1回の施術でぎっくり背中の痛みが大幅に軽減しました。
具体的には7割減ったとのことです。
信じられないかもしれませんが、
背中に繋がっている筋膜が硬くなる事で、ぎっくり背中を引き起こしていたケースですので、
原因の筋膜をほぐす事でその場で痛みの変化を感じる事ができるケースが多いです。
ですので、
ぎっくり背中に対しては筋膜のツボをほぐすのが、
現代では1番効果的な治し方だと私たちは考えています。
※筋膜リリース専門店でしか行えない施術の詳しい内容や、実際の効果に興味のある方は下記の記事を覗いてみてください。
メカニズムを考慮した治し方
ぎっくり背中のメカニズムを踏まえると、
胸の筋膜をほぐす事が効果的な可能性が高いです。
実際に、ぎっくり背中では以下の部位マッサージが効果的な事が多いので、
実際にやってみて変化を感じてみてください。
1箇所につき2〜5分程度行い、
押して痛み場所を優先的にやります。




ぎっくり背中を即効で治したいあなたへ


当店にはぎっくり背中の人が時々来られますが、
ほとんどの人が筋膜をほぐす事でその場で痛みが改善します。
ですので、あなたのぎっくり背中の痛みも、
どこかの筋膜が硬くなっているのが原因かもしれません。
昔を思い出してみて腰痛や肩こり、喘息などの何かしらの不調や痛みなどがあった人は、
それが原因で筋膜が硬くなっている可能性が高いです。
もし、そのような場合はなるべく早い方が改善しやすいため、
痛みが長引く前に当院にお越しください。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。