- バネ指を治せる整体を知りたい
- どんな整体に行けばバネ指が治るのか?
この記事を読んでいるあなたは、バネ指に強い整体をお探しではないでしょうか?
私たちの整体にもバネ指が治らない人が多く来られますが、多くの人は初めに病院に行きます。
しかし、病院では、
- 手を使わないようにしましょう!
- 湿布を貼りましょう
- もう少し様子を見ましょう
などと言われ、言う通りにしても全く治らないです。
それで、私たちの整体に来られる人が多いです。
中には、
治らなければ手術します!
と言われ、手術が嫌だから手術をしないで治したい!と言うような人も多く来られます。
一方で、私たちの整体では独自のアプローチ方法を行っているため、1箇所のバネ指だけであれば、3回以内の施術で改善できるケースが多いです。
もちろん、バネ指が両手にある人や、経過が長い人は3回以上かかるケースもありますが、一般的なバネ指であれば3回以内に改善することが多いので、私たちの整体はバネ指に強い整体と言う自覚があります。
そのため、この記事ではバネ指についての知識や、実際に当院ではどのようにしてバネ指を改善させているか?についてわかりやすく解説していきます。
そもそもバネ指とは?

バネ指を簡単に言うと、指の腱が様々な理由によりトンネルに引っかかってしまう事で、症状が出るものです。
指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。 朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。 進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。
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症状としては、
- 引っかかり
- 痛み
- 違和感
- 曲げ伸ばしができない
などがあります。
一般的に言われるバネ指の原因3つ

バネ指の原因としては、
- 更年期や妊娠・出産
- 手の使いすぎ
- 糖尿病
などが一般的に言われています。
1.更年期や妊娠・出産
更年期や妊娠・出産のタイミングになると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することがわかっています。
このエストロゲンには、
- 炎症を抑える効果
- 腱の動きの滑らかさを保つ効果
などがあります。
そのため、エストロゲンが減少することで、
- 炎症が起きて腱鞘炎にやりやすい
- 腱の動きがスムーズでないため引っかかる
と言うバネ指の症状が出やすくなります。
2.手の使いすぎ
バネ指は指の腱とトンネルの問題で起こると言われていますが、手を使う時にこの腱とトンネルは擦れます。
そのため、手を使えば使うほど腱とトンネルが擦れるため、問題が起こりやすくなってしまいます。
そのため、手をよく使う人はバネ指になりやすいです。
3.糖尿病
糖尿病になると腱やトンネルにも変化が起こると言われています。
糖尿病になると、こ の腱鞘が肥厚したり腱の周囲に滑膜がくっついて太くなり、腱がスムーズに動けなくなるのです。
そのため、糖尿病の人はバネ指になりやすくて治りにくい印象があります。
ひどいケースでは、両手の指が数本バネ指になっている人もいたりします。
整体や病院で行うバネ指の治療法5つ

一般的に整体や病院ではこの5つの治療を行うことが多いです。
1.ストレッチ
バネ指は指の腱が引っかかってしまうため、ストレッチをして指の腱や筋肉をなるべく柔らかい状態にする方法があります。
しかし、正直ストレッチではバネ指は治らないです。
なぜなら、ストレッチでいくら指の筋肉や腱を柔らかくしても、根本的な解決にはならないからです!
2.サポーター
バネ指でサポーターをつけている人は少なからずいます。
しかし、サポーターは注意が必要です!
それは、長期間つけない事です。
長期間サポーターをつけていると、軽くギプスで固定しているような感じになるため、指周辺の筋肉や筋膜が固まったりくっついてしまいやすくなり、長期的に治りにくい状態になってしまうリスクがあります。
そうならないためには、なるべく早く治すことが重要です。
3.テーピング
テーピングも使用している人がいますが、あくまで負担を減らすためのものであり、テーピングをしても治りはしないです。
ですので、バネ指を治す事も考える必要があります。
4.注射
バネ指の注射ではステロイドを注射して痛みを抑えます。
しかし、これもあくまで治すものではなく、痛みを緩和させるためのものです。
それ以外に注射は様々なリスクもあるので、あまりおすすめできません。
ただし、ステロイド治療は頻繁に行うと、感染症や、腱や腱鞘の断裂などの副作用が起きるリスクが高まるため、治療の回数や頻度は、医師の指示に従う必要があります。
また、バネ指で痛かったり引っかかる部分は指ですが、根本的な原因はその場所ではないケースが非常に多いので、注射をしても治らない事はたくさんあります。
5.手術
長期間バネ指が治らない場合は手術を勧められる事も多いです。
手術自体は短時間で終わるため、日帰りで受けることができます。
バネ指の手術では、腱が通るトンネルを開いて広くする方法で引っかからないようにします。
しかし、これも注射と同じで、痛かったり引っかかる部分は指ですが、根本的な原因はその場所ではないケースが非常に多いので、手術をしても治らない事や数ヵ月後に再発してしまう事はたくさんあります。
ですので、手術もあまりオススメできません。
バネ指が治らない原因は筋膜?整体では治る?

ここまで様々な原因を紹介しましたが、これらの治療ではバネ指が治らないケースが多いです。
それはなぜか?バネ指を引き起こしている原因が違うからです。
最近までは常識でしたが、バネ指だからと言って
- 指の筋肉や腱
- 腱が通るトンネル
が原因ではないんです。
では、本当の原因は何か?
それが筋膜なんです。
筋膜とは
ちなみに、筋膜は名前の通り全身を覆っている薄い膜で、筋肉や腱などさまざまなものとつながっているため、硬くなる事でバネ指を引き起こします。

実際に筋肉は1本1本が筋膜に包まれていますし、腱も筋膜と密接な関わりがあります。
そのため、筋肉や腱の状態が正常でも、それを包んでいる筋膜が硬くなっていると筋肉や腱までもが動きが悪くなってしまうんです。
このことがわかってからは、筋膜をほぐす事でバネ指の症状が改善するケースが飛躍的に増えました。
そのため、バネ指の原因は筋肉でも腱でもなく、それらを包んでいる筋膜である可能性が高いです。
と言われてもイメージがしにくいと思いますので、実際に私たちの整体に来られた人の例を紹介しながら解説させていただきます。
当整体での実際の改善例を紹介

今回は40代男性のYさんのバネ指が2回の施術で改善した例を紹介します。
Yさんのバネ指の状況
Yさんは半年ぐらい前から、親指が引っかかるいわゆるバネ指の状態になりました。
最初はたまに引っかかるぐらいだったのであまり気にしていませんでしたが、だんだん頻度が増えてきて、同時に痛みを伴うようになってきました。
しばらくしたら治るだろうと湿布をしたりして様子を見ていたのですが、1ヵ月しても治らないので、いよいよマズイと思って病院に行ったみたいです。
そしたら『バネ指』だと言われ、注射を打ったり電気治療やマッサージ、鍼などいろいろしましたが一向に改善しないため、私たちの整体に来られました。
バネ指の症状としては、
「とにかく指を動かすと痛い」
「動かすと引っかかる感じがする」
とのことです。
実際の動きはこんな感じです。
このように、親指を戻す時に引っかかるのと、痛みがあります。
Yさんの筋膜の硬さをチェック
次は、Yさんの筋膜の状態をさっそく確認していくことにしました。
するとYさんは以下のの位置で筋膜の硬さが発見できました。

これを見ていただくとわかっていただけると思うのですが、患部の親指以外にこんなに筋膜の問題が起きています。
それなのに親指の近くだけ治療していても、良くなるわけがないのです。ということで、この筋膜の硬いところをほぐしていきました。
その結果・・
このように、1回目の施術でもここまで変化が見られました。
結果的にYさんのケースでは、2回で改善ができました。

このように、バネ指は筋膜の硬さが悪さをしていることが多く、筋膜をほぐす事で改善できる可能性が高いです。
実際に私たちの整体では、3回以内にバネ指を改善することを目指しており、状態にもよりますが3回以内で改善できるケースも多く経験してきました。
もちろん100%とは言えませんが、あなたのバネ指も最小限の回数で改善できる自信がありますので、気になる事などは気軽にお問い合わせしてください。