指を動かすと曲げる時はいいんですけど、伸ばす時にうまく伸ばせなくて、ガクンとなるんです。しかも痛いです。病院で注射と電気をしてるのに治りません。
Aさん
手の指って何をするのにも使いますし、辛いですよね・・・
そしてみなさん辛いので病院に行かれて、
バネ指ですね。注射してみましょうか。
お医者さん
となることが多いようです。
先生!でも注射も全然効きませんでした。
Aさん
そうなんですよね。
「注射を打ったけどほとんど効かなかった」
という方が結構私のところに来られます。
注射はなぜ効かないのでしょうか?
(※そもそも私はステロイドの注射は副作用が強いのであまりおすすめしません)
それはバネ指の本当の原因は、指とは別のところにあるからです。
ですので、指だけを治療しても治りません。
私は、指を直接治療するよりも、指から少し離れたところの筋膜を調整することで、バネ指を改善することができると考えています。
木城
私はこれにより平均して1〜3回の施術でバネ指を改善することができています。
※当院では3回以内で治すことにコミットしています。▼私の想い
指から少し離れた筋膜って具体的にどこですか?
わかりました。
ではその辺りも含めて、バネ指の本当の原因についてこれから1つひとつ書いていきますね。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
さらに、痛みを今すぐどうにかしたい方に向けて、あなたの痛みに効く具体的な筋膜リリースの方法をLINEから無料でお伝えしています。
ぜひご活用ください。
目次
バネ指の一般的な原因
指の使いすぎによる負荷のため、動かすたびに摩擦のために炎症が進み、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大し、通過障害を起こすために一層症状が悪化します。
引用元:公益社団法人日本整形外科学会 「ばね指(弾発指)」
(アクセス2018/11/2)https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/snapping_finger.html
▲の図を見てもらうとわかるように、指の使いすぎによって腱が肥大化して太くなり、腱を覆っている腱鞘というトンネルのようなところで引っかかってしまうというのがおもな原因です。
ですので、指をたくさん使う人はここで炎症が起きて痛みが出ると言われています。
残念ながら、そういうわけではありません!
それでよくなるようであれば、指に注射を打つのでもよくなりそうじゃないですか?
うーーーん、たしかに・・・
指の腱が張っているから炎症が起きる。
これは確かにあると思います。
でもその腱が張ってしまう原因は、なんなのか?
これを考えないと結局ほぐしてもまたすぐに元に戻ってしまいます。
じゃあ指の腱が張ってくる原因ってなんなんですか?
※バネ指の原因や痛みの対処法、当院での施術の改善例など下記の記事でもわかりやすくまとめています。
ぜひ覗いてみてください。
バネ指の本当の原因
バネ指の原因は、指の腱の張り。
では指の腱が張ってくる原因はなんでしょうか?
指の腱が張ってくる原因は、前腕や肘や肩や胸の筋膜です。
前腕はまだわかる。でも指の筋肉が肘や肩やましてや胸の筋肉が指まで繋がってないのに、そっちの方に原因があるなんておかしいだろ!
少し体のことに詳しい人や、ネットで色々体に付いて調べられた人ほど、そう思われた方が多いと思います。
でも▼の絵をご覧ください。


このように、筋膜は全身を1つの膜で覆っています。
つまり、筋肉は肘や肩や胸とつながっていなくても、筋膜はつながっているのです。
バネ指が注射やマッサージで治らないわけ
筋肉はつながっていなくても、筋膜は肘や肩や胸ともつながっている。
ですので、肘や肩や胸の筋膜が硬くなっていると、そこが親指の筋肉や筋膜を引っ張ってしまいます。


つまり▲のような場合は、バネ指の本当の原因は肘や肩の筋膜にあるのです。
それなのに、痛いのが親指だからといってそこばかりマッサージをしたり、注射を打ったりしてもよくなるわけがありません。
そうなんですね!じゃあ私も肘と肩のマッサージをすれば治るってことですね!
それは違うのです!いま例にだした方がたまたま肘・肩の筋膜だっただけで、Aさんもそうとは限りません。硬くて痛みの原因になっている筋膜は人によって違うんです。
バネ指の本当の原因はどこの筋膜にあるのか?
バネ指の原因になる筋膜は、人それぞれ違います。
なぜなら私たちは1人ひとり、過去にした怪我や病気、過ごしてきた環境、今までしてきたスポーツなどが違うからです。
筋膜が原因だとして、じゃあ筋膜はなんで硬くなるんですか?私はどこの筋膜を治療したらいいんだろう・・・
筋膜が硬くなる原因はおもに▼の5つがあります。
- 関節や筋肉・骨・靭帯などを痛めた
- 病気や体の不調
- 手術
- ギブスやテーピングで動かさない期間が続く
- 使いすぎ
これらの状態が起きるたびに、その周囲の筋膜が少しずつ硬くなっていきます。
・肘の手術をして入れば、肘周りの筋膜が硬くなります。
・過去に四十肩になって入れば、肩周りの筋膜が硬くなります。
・テニスの練習をたくさんしていた人は使いすぎで前腕の筋膜が硬くなっていたり。
・陸上選手はふくらはぎの筋膜が硬くなっていたりします。
バネ指を治すためには筋膜の硬さをどうする必要があるのか?
じゃあ私のバネ指を治すには、硬くなった筋膜をどうしたらいいんですか?
私は硬くなった筋膜を調整することで、バネ指を改善することができると考えています。
※当店では効果的に痛みを改善出来るよう、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
筋膜調整とは
筋膜調整ってなんですか?どうやるんですか?
筋膜調整に関しては、小難しい話になってしまい文字では伝わりずらいので、アニメーション動画を用意しました。
▼をご覧ください。
このように、わざと炎症反応を起こさせることで、熱を発生させ、硬くなった筋膜(ヒアルロン酸の分子)を溶かしていきます。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由や具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
痛そうですね(笑)これで本当にバネ指は治るんですか?
では実際の改善事例をご紹介しますね。
バネ指が注射でも治らず手術をすすめられていたAさんの改善事例
病院でバネ指と言われて注射を打ったけど治らなかった、50代男性の話
半年ぐらい前から、親指が引っかかるいわゆるバネ指の状態になりました。
最初はたまに引っかかるぐらいだったのであまり気にしていませんでしたが、だんだん頻度が増えてきて、同時に痛みを伴うようになってきました。
しばらくしたら治るだろうと湿布をしたりして様子を見ていたのですが、1ヵ月しても治らないので、いよいよマズイと思って病院に行ったら『バネ指』だと言われました。
そこからは注射をうったり電気治療やマッサージ、鍼などいろいろしましたが一向に改善されません。
生活にも支障が出ているので、なんとか治したいです。
とのことでした。
バネ指が何をしても治らなかったAさんの痛みの状況
Aさんに痛みの状況を伺うと、その場でバネ指の動きをやって見せてくれました。
握るときはスムーズにいくけれど、伸ばすときに引っかかり無理やり伸ばそうとすると、ガクンといってしまうとのこと。
このときは痛みは少しだけとのことでしたが、日によってはかなり痛いこともあると仰っていました。
バネ指が何をしても治らなかったAさんの筋膜の状況
次にAさんの筋膜の硬さを調べていきました。


Aさんの筋膜の硬さをチェックすると、親指以外にも肘や肩や体にかなり多くの筋膜の硬さがみられました。
バネ指が何をしても治らなかったAさんに筋膜調整を実施
Aさんに対して、先ほどのチェックで見つかった硬い筋膜を、調整していきました。
筋膜調整のやり方は、先ほどアニメーション動画でご説明したように、摩擦刺激によりわざと炎症反応を起こさせることで、熱を発生させ、硬くなった筋膜(ヒアルロン酸の分子)を溶かしていきます。
※私は国際コース『筋膜マニピュレーション』というイタリアのドクターが作った、国際的に使われているエビデンスのある施術のコースを修了しています。むやみに炎症を起こさせるわけではないのでご安心ください。
施術後の結果は、動画を撮影させていただきましたので、▼をご覧ください。
1回目の施術で▲の動画のようにその場では引っかかりがなくなりました。
1回目の施術から数日後にはやや戻ってしまいましたが、1週間後にもう一度施術を行い、それ以来バネ指の症状はもう出ていないそうです。
このように、バネ指は指以外の部位も筋膜の調整をすることで、改善することができます。
注射をするよりも治る可能性は格段に高いと思いますので、ステロイドを打つ前にぜひ1度私に診させていただきたいです。
まとめ
バネ指は、腱の炎症により腱鞘と呼ばれるトンネルの中で腱が引っかかってしまう症状です。
ただし、だからといってこの指の腱だけをマッサージをしたり、注射をうったりしてもなかなかよくなりません。
なぜならこの指の腱が張ってしまう原因は、親指からは離れたところ(前腕・肘・肩・胸など)の筋膜にもあるからです。
私のところでは、この本当の原因になっている、指から少し離れたところにある筋膜を調整します。
これにより、バネ指が改善する方を今まで何度も経験してきました。
今まで指のマッサージや注射をしてきたけれども、なかなか痛みが改善しないという方
力になれる自信があります。
1度ご相談ください。
他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。