- テニス肘が治らないです
- なんでテニス肘が治らないんですか?
この記事を読んでいるあなたは、テニス肘が治らない事で悩んでいるのではないでしょうか?
実際に、当院にもテニス肘が治らない人が多く来られますが、治らない人にはある共通点がある事に気づきました。
それは、治療法が間違っている!!という事です。
多くの人は当院に来られる前に、
- 整形外科
- 整体
- 整骨院
- 自己流
などで治療をしていた人が多いのですが、ここでの治療法が間違っているんです。
当たり前ですが、テニス肘の原因に対して適切なアプローチができていなければ、もちろん治りません。
なので、この記事ではテニス肘が治らない原因と対処法について解説していきます。
この記事を読む事で、テニス肘を治すための解決策が見つかると思います!
テニス肘が治らない?

テニス肘が治らない人は多くいますが、ほとんどの人は治療法が違います。
ですので、本当の原因について解説する前に、まずは一般的に言われている原因と治療法について解説をしていきます。
一般的に言われるテニス肘の原因
そもそもテニス肘の原因は、はっきりとわかっていないと言われています。
一般的には、年齢とともに肘の腱がいたんで起こります。病態や原因については十分にはわかっていませんが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。
よくわからない中でも、よく言われる原因としては、
- テニスで使うから
- 加齢
- 日常生活で使うから
などがあります。
これらは本当にそうなのでしょうか?
1.テニスで使うから
テニスではバックハンドなどで肘の外側に負担がかかる事が多く、このバックハンドの動きが原因だ!と言う人が多くいます。
確かにテニスの動作では手首〜肘にかけて負担が繰り返しかかりますが、これが本当に原因なのでしょうか?
と言うのも、テニスのバックハンドが原因であれば、テニスでバックハンドをしている人は全員テニス肘になっているはずですし、バックハンドをやめれば治るはずです。
しかし、テニスをやっている人でもテニス肘にならない人の方が多いですし、テニスをやめても治らない人が多いです。
つまり、テニスのバックハンドはあくまで要素の1つであり、根本的な原因ではないんです。
2.加齢
お医者さんに行くと、加齢だから仕方ない・・
と言うお医者さんが多くいます。
確かに加齢に伴って、筋肉や腱など体の組織の水分量が減ったりして硬くはなります。
なので、そう考えるのも普通なのかもしれませんが、加齢によって全員がテニス肘になるか?と言いますと、99%の人は年齢を重ねてもテニス肘にはならないです。
つまり、加齢による変化もあくまで要素の1つなだけで、根本的な問題ではないんです。
3.日常生活で使うから
日常生活でたくさん使うから痛くなる!
これもお医者さんがよく言います。
ひどいお医者さんになると、
日常生活で手を使わなければ治るよ!
などと言う人もいますが、そんな事できませんよね?
しかも、日常生活で手を使わなかったとしても治らない人は多いです。
さらに、あなたよりも手を使っている人でもテニス肘になっていない人はかなりたくさんいるので、これも要素の1つで根本的な原因ではないんです。
一般的なテニス肘の治療法
次は一般的に言われているテニス肘の治療法について解説をします。
よく言われる治療法としては、
- 安静
- ストレッチ
- マッサージ
- 体外衝撃波療法
- PRP療法
などがあります。
1.安静
多くの人は、安静にしましょう!とはじめに言われる事が多いです。
症状が初発で軽度な人であれば、安静にしているだけで治る事もありますが、多くの人は治らないです。
なので、もちろん運動をするよりは治りやすくななりますが、あくまで負担を減らすための方法で治すためのものではないです。
2.ストレッチ
テニス肘は、肘の外側にある筋肉に負担がかかるから痛い!と考えられているため、その筋肉をストレッチしてほぐす!と言う考え方をする人が多いです。
このうち、特に短橈側手根伸筋の腱への負荷が重なり、痛みが発症する場合が多く見られます。
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しかし、テニス肘の痛みはこの筋肉が骨の付け根を引っ張る事で痛みを出しています。
そのため、ストレッチでさらに伸ばしてしまうと、さらに引っ張る刺激を与えてしまうので、一向に治らないです。
なので、テニス肘にストレッチは適していないんです。
3.マッサージ
リハビリなどで筋肉をマッサージをしてもらった事がある人も多いと思います。
でも治りましたか?
少しはよくなったかもしれませんが、完全には治らないですよね。
なぜなら、筋肉が原因ではないからです。
一般的には肘に着く筋肉が原因と言われる事が多いですが、最近では肘に着く筋肉は原因ではない事がわかって来ています。
なので、筋肉をマッサージしてもそこまで治らないです。
4.体外衝撃波療法
最近になって体外衝撃波と言う、機械で発生させた衝撃波を使って組織の修復を回復させる方法を行う事があります。
これは主に肘の痛い場所に使うのですが、そもそも肘の痛い場所は原因ではないのはイメージできそうでしょうか?
わかりやすく言いますと、痛いのは肘ですが、そこに刺激を与えている根本の原因は肘から離れた場所にあるんです。
なので、肘に刺激を与えている根本の原因を改善しなければ、いくら回復を早くしたとしても一向に治りません。
しかも体外衝撃波は保険外ですので、かなり高額です。
保険を使えたとしても50,000円の1〜3割負担などになるので、治る可能性が高くない治療法にそこまでお金をかけれないのが現実です。
5.PRP療法
PRP療法は、自分の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療で、痛みが出ている場所の組織を回復させます。
しかし、これも体外衝撃波と同じで、肘に痛みを出している根本的な原因を改善しなければ、いくら組織を修復しても治らないです。
さらにこのPRP療法も保険外になるので、1回で数万円がかかってしまうため、オススメできません。
テニス肘が治らないのは治療法が間違っているから

ここまでテニス肘の原因や治療法を説明しましたが、これらの考え方では治らない人が多いです。
それは、今まで考えられていた原因や治療法が間違っているからです。
そんな中、筋膜という組織がテニス肘に大きく影響している事が、近年になってわかってきています。
テニス肘の原因は筋膜?
今までは、テニス肘の場合は筋肉が痛みの原因と考えられていましたが、本当は筋肉ではなく筋肉を包んでいる筋膜に問題がある!と言う事が近年わかって来ています。
筋肉と筋膜は同じようなものと考える人もいるかもしれませんが、
- 何でできている組織か
- 硬くなる原因
- アプローチ方法
などが全く違うため、筋肉にいくらアプローチしても筋膜はほとんどほぐれません。
そのため、テニス肘を治すためには筋膜をほぐす事が現代では1番効果的な治療法になります。
そもそも筋膜とは?
筋膜は筋肉を包むように全身が1枚の薄い膜で繋がっています。

そのため、手首や肩、背中の筋膜などももちろん肘に繋がっているため、肘から離れた部位の筋膜が硬くなっていても肘の痛みを引き起こすんです。

実際に過去には、
- 背中の筋膜
- 胸の筋膜
など肘から遠く離れている筋膜が悪さをしており、その筋膜をほぐす事でテニス肘が改善したケースがありました。
治らないテニス肘は当院にお任せください
当院はテニス肘の原因となっている筋膜専門の整体なので、テニス肘の人が多く来られています。
そして、多くの人は3回以内の施術で改善する事が多いです。
そのため、あなたのテニス肘も100%とは言えませんが、最小限の回数で改善できる自信がありますので、気になる事などは気軽にお問い合わせしてください。