腱鞘炎で手指がしびれる・・
男性はもちろん、特に女性は腱鞘炎で手指がしびれる人が多いです。
病院や整体に行っても薬をもらうだけであったり、マッサージやストレッチをするだけで、手指のしびれが全く治らない人が多くいます。
でも、なぜ腱鞘炎で手指がしびれる人は治らない人が多いのでしょうか?
私たちも今まで、腱鞘炎で手指がしびれる人をたくさん施術してきましたが、多くの人は今まで受けた治療が間違っています。
具体的には、マッサージやストレッチなどで筋肉をほぐしたりしています。
え?筋肉をほぐすのは違うんですか?って思う人もいると思いますが、近年になって腱鞘炎で手指がしびれる原因がわかってきています。
これを知らないと、いつまで経っても手指のしびれが治らないので、この記事で解説をしていきます。
記事の最後には自分でできる対処法も解説をしますので、実際に試していただき効果を実感してみてください。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
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腱鞘炎で手指がしびれるのは手根管症候群?


まず、腱鞘炎で手指がしびれる人の多くは、手根管症候群と診断された人が多いのではないでしょうか?
手根管症候群とは
手根管症候群を簡単に言うと、手首の部分にある腱などで腱鞘炎が起こることで、中を通る神経を圧迫してしまい、しびれが出ます。
初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます。急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。
実際に、手指のしびれが治らないで当院に来られる人の多くは、病院で手根管症候群と診断されている人が多いです。
※手根管症候群の原因や対処法、当院の施術による改善例については下記の記事にもわかりやすくまとめています。
それ以外で考えられる事
手指のしびれだけですと、首からの影響なども考えられるため、1度は医療期間に受診して診断をしていただく事をオススメします。
※似たような痛みや手の痺れを生じる疾患やその見分け方は下記の記事にわかりやすく記載してあるので、原因に迷う方はチェックしてみてください。
腱鞘炎で手指がしびれる時の治療法


腱鞘炎で手指がしびれる人は、以下のような治療をする事が多いです。
- 消炎鎮痛剤
- ビタミンB12を摂取
- 塗布薬
- 運動や仕事の軽減
- シーネ固定
- 注射
- 手術
手根管症候群に間違いないという診断が下されたら、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬、塗布薬、運動や仕事の軽減などやシーネ固定などの局所の安静、腱鞘炎を治めるための手根管内腱鞘内注射などの保存的療法が行われます。
難治性のものや母指球筋のやせたもの、腫瘤のあるものなどは手術が必要になります。
でも、治らない人が多い
手根管症候群では、様々な方法で腱鞘炎を抑えて神経の圧迫を軽減しようとします。
しかし、現実では治らない人がとても多くいるんです。
人によっては、手術をしても治らない人もたくさんいます。
もちろん、中には以下のような症状があり、本当に手術が必要な人もいます。
- 手指の強い筋力低下
- 手指の強い感覚障害
- 日常生活に大きな支障が出ている
しかし、どちらかと言うと、手術が不要な人が多いです。
でも、治ってない人はどうすれば治るんですか?
って思う人もいると思います。
これについては、そもそも手根管症候群が治っていない人は、原因の考え方や治療が違う事が多いです。
と言うのも、手根管症候群は今まで腱鞘炎などで手根管の中を通る神経に問題が起きて、しびれが出ていると考えられていました。
しかし、近年になって手根管症候群には筋膜という組織が大きく関係している事がわかってきています。
筋膜が原因?
手根管症候群の原因になっている事が多い筋膜は、筋肉や腱、神経を1本1本包むように存在しながら全身繋がっています。


そのため、筋膜が硬くなったりする事で、筋肉や腱、神経の動きも悪くなりまし、しびれなどの症状も引き起こします。
では、手首の筋膜をほぐせばいいんですか?って思うかもしれませんが、先ほども言ったように筋膜は全身に繋がっています。
そのため、手首の繋がっている肘や肩付近の筋膜が硬くなっても、繋がっている手首の問題が起こるんです。
つまり、症状とは離れた場所に原因がある事も普通にあるんです。
と言っても、イメージしにくいと思いますので、実際の改善例を紹介しながら説明させていただきます。
※筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由や具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
腱鞘炎で手指がしびれる男性の改善例


今回紹介するのは、実際に手根管症候群の人が筋膜のアプローチで改善した事例です。
今回紹介するYさんは、手根管症候群によって右手に痺れが出ている状態でした。
病院では安静にしたり、固定をするように言われたのですが全く治らず、次に行った整体でマッサージを受けても治らなかったみたいです。
Yさんの状態を確認
Yさんはパソコンをしたりして手首を使っていると痺れが出てきます。
さらに、手首が圧迫されるようなこの動きでも症状が出ます。


次に、Yさんの筋膜で硬くなっている場所がないか調べました。
すると、以下の場所で筋膜が硬い場所が見つかりました。
- 腕〜肩
- 胸
- 肩甲骨
このように、問題が起きていそうな手首や指などではなく、そこと繋がっている他の場所の筋膜が硬くなっています。
これらの場所は手根管症候群とは関係がなさそうですが、筋膜で手首の神経や筋肉に繋がっているため、手首に大きく関係しています。
Yさんの硬い筋膜をほぐした結果
次はYさんの硬い筋膜をほぐしました。
その結果、1回目の施術で大幅な軽減が見られました。


この動きで痺れが出なくなったんです。
しかし、まだ完全に治ったとの判断はできないため、様子を見て必要であれば施術をもう1度行う事にしました。
結局、施術後は症状が8割減ったがまだ少し痺れが出るとの事であったため、2回目の施術を行いました。
その結果、手根管症候群の症状は全く気にならなくなったとの事で、施術は2回で終わりました。


このように、私たちの整体では手根管症候群の程度にもよりますが1〜3回以内の施術で症状が改善するケースが多いです。
もちろん症状が重い人ではそれ以上の回数がかかる事もありますが、他の整体と比較しても早く改善する事が多いです。
ですので、あなたの手根管症候群も最短の回数で改善できる可能性が高いと思っています。
※当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
自分で治す方法
手根管症候群の人は、この場所の筋膜が硬くなっている事が多いため、実際にマッサージをしてみる事をオススメします。
※上記の他に当店では効果的に痛みを改善出来るよう、あなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
どうしても治らないあなたへ
ここまでやってみて、手指のしびれが変わる人もいれば、あまり変わらない人もいます。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
実際に当院には、手指のしびれが治らない人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
あなたは、しびれが改善したら、
- どれだけ楽になりますか?
- すごい嬉しくありませんか?
- 気持的にも楽ですよね?
私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!