ランニングをすると、
- ふくらはぎの外側に痛みがある
- ふくらはぎの内側に痛みがある
- ふくらはぎの下に痛みがある
- ふくらはぎの上部に痛みがある
そのような症状で当院に来られる人は多いです。
また、ランニングをするとふくらはぎに痛みが出ると言っても人によっては、内側や外側だったり、下や上部だったり様々です。
しかし、ふくらはぎの痛みの部位にかかわらず、共通している内容がある事に私たちは気付きました。
ですので、この記事ではランニングをするとふくらはぎに痛みが出る人の原因や実際にできる対処法について解説をしていきます。
具体的には以下の内容について解説をしていきます。
- ランニングでふくらはぎに痛みが出る場所は4種類
- ふくらはぎの外側に痛みが出る原因
- ふくらはぎの内側に痛みが出る原因
- ふくらはぎの上部に痛みが出る原因
- ふくらはぎの下に痛みが出る原因
- 全てのケースで共通している事
- ふくらはぎの外側に痛みが出る時の対処法
- ふくらはぎの内側に痛みが出る時の対処法
- ふくらはぎの上部に痛みが出る時の対処法
- ふくらはぎの下に痛みが出る時の対処法
- 実際の改善例
この記事を読む事で、あなたのふくらはぎの痛みの悩みが改善すると思いますので、最後まで読んでいただければと思います。
※当院では、国際的に認知されている筋膜リリースという技法を用いてあなたの痛みを即時的に解消する施術を行っております。
当院だからこそ出来る筋膜リリースの施術やその驚きの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を覗いてみてください。
さらに、痛みを今すぐどうにかしたい方に向けて、あなたの痛みに効く具体的な筋膜リリースの方法をLINEから無料でお伝えしています。ぜひご活用ください。
目次
ランニングでふくらはぎに痛みが出る場所は4種類


ランニングでふくらはぎに痛みが出ると言っても、痛みが出る場所は4つあります。
- ふくらはぎの外側
- ふくらはぎの内側
- ふくらはぎの上部
- ふくらはぎの下
それぞれで考えられる事が違うため、あなたはどこが痛いタイプなのかをここでしっかり確認しておきましょう。


ふくらはぎが痛い場所によって、原因や対処法が変わります。
ふくらはぎの外側に痛みが出る原因


ふくらはぎの外側が痛い時に考えられるのは、以下の3つです。
1.筋肉の問題
ふくらはぎの外側に痛みが出る場合は、ふくらはぎの外側にある以下の筋肉が痛みを出している可能性があります。
- 腓骨筋
- 下腿三頭筋
これらの筋肉はランニングや歩行で体重がかかる時に負担がかかりやすく、特に体重が足の外側にかかりやすい人は硬くなりやすかったりします。
このように、ランニングでふくらはぎの外側が痛いケースでは筋肉の問題が考えられます。
2.神経の問題
腰〜足にかけて繋がっている神経はふくらはぎの外側を通っているため、この神経に何かしらの問題が起こる事でふくらはぎの外側に痛みが出る事があります。
<超入門。手術で治すしびれと痛み。井須豊彦、金景成 編著 メディカ出版>の図を一部改変
神経の問題で痛みが出ている場合、以下のような特徴があります。
- 神経の痛みが出る
- ピリピリする
- 感覚が鈍い
- 痺れが出る
しかし、神経の問題でふくらはぎの外側に痛みが出ている人は、そこまで多くない印象です。
3.歩き方や走り方が悪い
先ほども書きましたが、歩く時や走る時に体重が足の外側にかかりやすい人は、ふくらはぎの外側に痛みが出やすいです。
なので、歩き方や走り方を変える事でふくらはぎの外側の痛みが軽減する人もいます。
しかし、それでも痛みが変わらない人もいるため、その場合は後ほど紹介する対処法をやってみてください。
ふくらはぎの内側に痛みが出る原因


ふくらはぎの内側に痛みが出る原因は3つあります。
1.シンスプリント
ふくらはぎの内側で、スネの骨の近くに痛みが出ている場合はシンスプリントが考えられます。
シンスプリントは、スネにつく筋肉が骨を引っ張る事で以下のような症状が出ます。
- 走ると痛い
- ジャンプすると痛い
- しゃがむと痛い
- 歩くだけでも痛い
シンスプリントは、「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)にくっ付いている骨膜(≒筋肉)が炎症している状態です。
ですので、少しスネよりの部分が痛い人はシンスプリントである可能性があります。
2.アキレス腱炎
スネよりではなく、アキレス腱よりのふくらはぎが痛い人は、アキレス腱炎が考えられます。
アキレス腱炎を簡単に言いますと、アキレス腱に負担がかかり炎症を起こしている状態です。
人によっては内側や外側、真ん中が痛くなる人がいます。
ふくらはぎの筋肉とかかとの骨(踵骨=しょうこつ)を結ぶ太くて丈夫な腱であるアキレス腱に炎症を起こした状態です。
ですので、スネ寄りではなくアキレス腱寄りが痛い人は、アキレス腱炎が考えられます。
3.筋肉の問題
それ以外のケースでふくらはぎの内側が痛い人は、筋肉が硬くなって痛みを出している可能性があります。
ふくらはぎの筋肉は、歩いたり走ったりするだけでなく立っている時にも負担がかかる筋肉なので、色々な動作で負担がかかりやすくなっています。
なので、シンスプリントやアキレス腱炎に当てはまらない人は筋肉である可能性があります。
ふくらはぎの上部に痛みが出る原因


ふくらはぎの上部に痛みが出る原因は2つあります。
1.肉離れ
ふくらはぎの上部に痛みが出る人は、痛みの強さにもよりますが肉離れを疑います。
もちろん痛みが軽い人では肉離れは考えにくいですが、痛みが強いケースでは肉離れである可能性があります。
肉離れは簡単に言うと、筋肉がちぎれるように損傷する事です。
これは、思いっきり力を入れた時に筋肉が損傷する事が多く、自分で損傷したタイミングをはっきり覚えている事が多いです。
典型的なものは、スポーツをしているとき、ふくらはぎの内側の中央上部(上中1/3部)に痛みが生じます。大腿部に生じることもあります。体重をかけると痛むために通常の歩行が出来なくなります。
引用:日本整形外科学会 肉離れ
ですので、あなたの痛みが肉離れであれば、自分で損傷したタイミングを覚えているはずですし、痛みがかなり強いです。
それ以外の人は肉離れではない可能性が高いです。
2.筋肉の問題
ふくらはぎの上部が痛い人の多くは筋肉が硬くなって痛みを出している事が多いです。
ふくらはぎの上部は下腿三頭筋という大きな筋肉があるため、運動や長時間の立ち仕事をするような人は負担がかかりやすく、痛みも出やすくなってしまいます。
なので、ふくらはぎのマッサージやストレッチで痛みが改善する人もいますが、それだけでは痛みが改善しない人もいます。
そのような場合の原因や対処法も後ほど解説しているので、このまま読み進めてください。
ふくらはぎの下に痛みが出る原因


ふくらはぎの下に痛みが出る原因は2つあります。
1.アキレス腱炎
ふくらはぎの下が痛い人は、アキレス腱炎が考えられます。
もちろん人によって場所は異なり、単純にふくらはぎの下が痛い人もいればアキレス腱の近くが痛い人もいます。
しかし、ふくらはぎの下が痛いのであれば、アキレス腱炎の仲間と考えてもらってもいいと思います。
ふくらはぎの筋肉とかかとの骨(踵骨=しょうこつ)を結ぶ太くて丈夫な腱であるアキレス腱に炎症を起こした状態です。
2.筋肉の問題
アキレス腱炎以外には、単純に筋肉の問題が考えられます。
ふくらはぎの筋肉は、歩いたり走ったりするだけでなく立っている時にも負担がかかる筋肉なので、色々な動作で負担がかかりやすくなっています。
なので、アキレス腱炎に当てはまらない人は筋肉の痛みである可能性があります。
全てのケースで共通している事


ここまで部位別の原因について解説をしてきましたが、多くの人に共通している原因があります。
それは、筋膜が硬いという事です。
筋肉じゃなくて筋膜?と思う人もいると思いますが、実は筋肉を包んでいる筋膜に根本的な問題がある人が多いんです。


筋膜とは
筋膜は全身の筋肉を包むように、全身繋がっている膜です。
ですので、もちろんふくらはぎの筋肉も筋膜に包まれていますし、様々な場所に繋がっています。




引用:トリガーポイント
そのため、痛いのはふくらはぎですが、根本的な原因はふくらはぎと繋がっている別の場所の筋膜である事が多いです。
ですので、ふくらはぎの痛い場所は様々ですが、結局はその場所と繋がっている筋膜が原因で痛みが出ている可能性が高いのです。
筋膜が硬くなる原因
でも、なぜ筋膜は硬くなってしまうのでしょうか?
それは、あなたが過去にした怪我などが影響している事が多いです。
具体的には、以下の内容です。
- 捻挫などの軽い怪我
- 骨折やヒビ
- 手術
- 靭帯を伸ばした
- 肉離れ
あなたが昔にどのような怪我をした事があるか、思い出してみてください。
現時点でその怪我が治っていても、筋膜の硬さはずっと残っています。
なので、昔に何かしらの怪我をいた事がある人は、その場所の筋膜が硬くなっており、繋がっているふくらはぎに問題を起こす事が多いです。
それ以外には使いすぎでも痛みが出るため、体を使う仕事や動かす趣味をしている人もふくらはぎと繋がる筋膜が硬くなりやすいです。
なので、基本的にはふくらはぎと繋がっている筋膜をほぐす事で痛みが改善する事が多くあります。
実際に、筋膜ではなくて筋肉をマッサージしたりストレッチしても、ふくらはぎの痛みが治らない人は多いですが、そのような人は筋膜をほぐす事で痛みが改善します。
ですので、あなたも筋膜をほぐす事をオススメします。
ふくらはぎの外側に痛みが出る時の対処法


次は、ふくらはぎの外側の痛みと関係がある事が多い筋膜の場所を紹介します。
マッサージは3~5分程度行うと筋膜がほぐれやすいので、実際にやってみてください。
マッサージポイント
足の甲の外側
ふくらはぎの外側周辺
モモ裏の外側周辺
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
ふくらはぎの内側に痛みが出る時の対処法


次は、ふくらはぎの外側の痛みと関係がある事が多い筋膜の場所を紹介します。
マッサージは3~5分程度行うと筋膜がほぐれやすいので、実際にやってみてください。
マッサージポイント
ふくらはぎの内側
スネの内側
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
ふくらはぎの上部に痛みが出る時の対処法


次は、ふくらはぎの外側の痛みと関係がある事が多い筋膜の場所を紹介します。
マッサージは3~5分程度行うと筋膜がほぐれやすいので、実際にやってみてください。
マッサージポイント
モモの外側
ふくらはぎの外側
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。
ふくらはぎの下に痛みが出る時の対処法


次は、ふくらはぎの外側の痛みと関係がある事が多い筋膜の場所を紹介します。
マッサージは3~5分程度行うと筋膜がほぐれやすいので、実際にやってみてください。
マッサージポイント
足首の外側
かかとの外側
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあります。
そんな方に向けて、誰でも効果的に痛みを改善出来るようあなたの痛みに効くおすすめの筋膜リリース動画をLINEから無料でお伝えしています。
筋膜の専門家直伝の方法を、ぜひお試しください。
実際の改善例


最後に、実際に筋膜をほぐす事でふくらはぎの痛みが改善したSさんの例を紹介します。
筋膜をほぐす事で痛みが改善したSさん
Sさんの場合は、ふくらはぎの外側でも少し下の場所が痛いケースです。
Sさんは少し前からふくらはぎの外側に痛みが出てきており、様々な治療をしてきたみたいです。
- マッサージ
- ストレッチ
- 鍼
- カイロプラクティック
しかし、様々な場所で施術を受けても全く治らなくて当院に来られました。
Sさんの動きを確認すると、以下の2つで痛みが出ている状態でした。
- ランニングで蹴り出すとき
- しゃがむ時


次はKさんの筋膜で硬い場所が内科を確認していきました。
すると、実際に痛い場所はふくらはぎの外側ですが、筋膜が硬い場所は以下の場所でした。
- 足の甲
- ふくらはぎの内側・外側
- 膝の内側・外側
- お尻の外側


これらはふくらはぎの外側の痛みには関係がなさそうですが、このように筋膜で繋がっているんです。


引用:トリガーポイント
なので、この繋がっている筋膜が悪さをしている可能性が高いです。
実際に改善した時の動画を見てください。
Sさんはこのように1回の施術でここまで改善しましたが、やはりSさんも筋膜がかなり硬くなっていました。
ですので、ふくらはぎが痛い人の多くは、ふくらはぎと繋がっているどこかの筋膜が硬くなっている事が多いです。
その筋膜をほぐす事でふくらはぎの痛みは改善する事が多いため、あなたの痛みも最短の回数で改善できる可能性が高いと思います。
当院では、ふくらはぎの痛みであれば、1〜3回程度の施術で改善するケースが多いです。
当院で行っている筋膜の施術に関しては、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。
それでも治らないあなたへ


ここまでやってみて、ふくらはぎの痛みが変わる人もいれば、あまり変わらない人もいます。
あまり変わらない人は、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
実際に当院にはふくらはぎが痛い人が多く来られていますが、多くの人が1〜3回以内の施術で改善しています。
もちろん、あなたも必ず1〜3回以内に痛みが改善するとは言い切れませんが、他の整体よりは早く改善できる自信があります。
ですので、私たちに任せてください!
あなたは、ふくらはぎの痛みが改善したら、
- どれだけ楽になりますか?
- すごい嬉しくありませんか?
- 気持的にも楽ですよね?
私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になる事がありましたら気軽にお問い合わせしてください!