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太もも・太ももの内側がズキズキ痛い!原因から対処法までを徹底解説

太もも・太ももの内側がズキズキ痛い!原因から対処法までを徹底解説

 

「歩いている時や立ち上がったときに太ももや太ももの内側が痛い!」

「体重がかかるような動作で痛みを感じる。」

このような太ももや太ももの内側の痛みに悩んでいませんか?

 

痛みが長引くにつれて

「もしかしたら病気のサインかも…。」

「どれくらいで治るのかな、受診するべき?」

と不安になってしまうものですよね。

 

太ももや太ももの内側が痛い時その原因として、筋肉や神経などのさまざまな要因が考えられます。

この見極めを誤り間違ったストレッチやマッサージを行うと、痛みを悪化させてしまうことがあります。

 

でも大丈夫です。

 

誰でも簡単に痛みの原因がわかるよう、本記事では体の専門家である理学療法士

  • 太ももや太ももの内側の痛みの具体的な要因
  • 痛みの判別方法
  • 対処法

についてわかりやすく解説していきます。

今すぐチェックしてみましょう!

 

太もも・太ももの内側が痛い時に考えられること

太ももや太ももの内側が痛くなってしまった場合は、なにかきっかけがなかったか思い返してみることが大切です。

 

たとえば太ももを何かにぶつけてしまった場合骨折や打撲など怪我による痛みが考えられます。

怪我などの心当たりがなく太ももに痛みを感じるという場合、多くは以下の2つが考えられます。

  • 使い過ぎ・筋肉の痛み
  • 神経の痛み

上記の2つは痛みの対処法が異なります。

 

正しく対処するために痛みの特徴やタイミングについて把握することが重要です。

それぞれ解説していきます。

使い過ぎ・筋肉の痛み

太ももに痛みが出るきっかけに骨折や打撲などの外傷の心当たりがない場合、筋肉の使いすぎや痛みによることが多いです。

 

筋肉が痛みを引き起こす原因は、以下の2つが考えられます。

  • 使いすぎによる筋肉痛、筋肉の過緊張状態かきんちょうじょうたい
  • 筋肉内の循環不良じゅんかんふりょう

痛みが起こる原因としては、激しい運動や日常的に行わない動作をした、長時間同じ体勢や歩くなどの運動を行ったなどの場合が考えられます。

痛みが起こるタイミングとしては、翌日以降に出現することが多く加齢とともに翌々など出現する時間も個人差があります。

痛みの種類としては、運動したときにズキッと痛い・押したときに痛みがあるなどです。

 

痛みが起きている場合、筋肉が過剰に使われすぎて緊張状態を引き起こし、筋肉自体が硬くなって痛みが出ています。

筋肉による痛みがどのように発生するのかは、以下の通りです。

  1. 使われた筋肉が過緊張状態となる
  2. 血管が圧迫され循環不良を起こす
  3. 発痛物質が発生して痛みがでる

このように筋肉による痛みの多くは循環不良によるものです。

 

上記のような痛みに当てはまらない場合、神経の痛みも考えられます。

次に、神経の痛みについて解説していきます。

神経の痛み

筋肉の過剰使用や過緊張状態でない場合は、神経由来の痛みであることが考えられます。

 

特にきっかけや思い当たることがない、また痛みに対して鎮痛薬の効果がない、ズキズキ・ビリビリとした痛みがあるなども神経による痛みの判断基準となります。

 

神経が痛みを引き起こす原因は、以下の2つが考えられます。

  • 神経の圧迫や絞扼こうやく
  • 神経の伸長による刺激

痛みが起こる原因としては、大腿神経だいたいしんけい閉鎖神経へいさしんけい坐骨神経ざこつしんけいなどが筋肉や骨、靭帯によって圧迫や伸長刺激を受けることで痛みとして出現します。

 

痛みが起こるタイミングは、基本的に神経が圧迫や伸長ストレスを感じている時に起こります。

また、きまった姿勢で痛みが起こったり減ったりするのも特徴です。

 

筋肉または神経由来の痛みの特徴についてご紹介してきました。

次に各痛みについてさらにわかりやすくお伝えしていきます。

太もも・太ももの内側の痛みが運動後なら?

太もも・太ももの内側の痛みが運動後に起きている場合は、多くは以下の2つが考えられます。

  • 筋肉痛
  • 肉離れ

筋肉痛と肉離れはどちらも筋肉に起こりますが、症状や原因は異なります。

 

それぞれの特徴と判別方法についてご紹介します。

筋肉痛

筋肉痛は、なれない運動や激しい動作の後に出現する筋肉の炎症です

 

筋肉は運動によってある一定の負荷量を超えると、筋肉の中に疲労物質である乳酸がたまって痛みが発生するといわれてきました。

 

しかし、近年では異なった説が唱えられています。

 

それは、運動をすることによって筋繊維に細かな損傷ができ、損傷を修復する際に炎症反応が起こりブラジキニンなどの発痛物質が影響を及ぼしているということです。

 

筋肉痛の種類は以下の2つがあるとされています。

  • 即発性筋痛
  • 遅発性筋痛

簡単に説明すると、

即発性筋痛・・・運動してすぐに起こる筋肉痛

遅発性筋痛・・・時間が経ってから起こる筋肉痛

ということになります。

 

なぜ時間が異なって現れるのかを気になる部分を解説していきます。

即発性筋痛とは

即発性筋痛は、筋肉疲労とも呼ばれ運動中もしくは運動直後に起こるのが特徴です。

 

原因としては筋膜の部分断裂や疲労物質である水素イオンがたまり、ふとももが重く感じたり痛みを感じたりします。

 

瞬間的に重い物をもつ、速く動くなど急激に筋力を伴う動作の場合に出現することが多いです。

スポーツや普段持たない重い物をもった人などに出現しやすいです。

遅発性筋痛とは

遅発性筋痛は、きっかけになるような動作から数時間もしくは数日後に発生する筋肉痛です。

 

原因としては、運動により筋繊維が損傷しブラジキニンやヒスタミンなどの発痛物質が発生することで筋肉痛として出現します。

 

筋繊維そのものに痛みを感じるセンサーはなく、発痛物質が筋膜に届くことで痛みを感じることができます。

運動から痛みがでるまで時間がかかるのはそのためです。

 

重い物を運び続けたり、階段や坂道を下るなど高い運動強度を繰り返し行うと出現します。

筋肉痛に対する治療法について

筋肉痛に対する治療は、おもに血液循環の改善です。

痛みが極端に強かったり、熱感がない場合は暖かいタオルや入浴などで温めることが大切です。

 

また、筋繊維を回復するための安静は重要です。ほかにも栄養面では糖質やたんぱく質、ビタミンB群などの栄養素をとることで回復を促進できます。

 

しかし、痛みが極端に強い場合や熱感などがある場合は、温めたりすることで症状が悪化してしまう場合があるため注意が必要です。

 

即発性筋痛の場合は、冷やすことも症状を悪化させることがあるので、痛みが強い場合は外用のスプレー消炎剤などをおすすめします。我慢できない場合は整形外科を受診しましょう。

肉離れ

肉離れは筋挫傷とも呼ばれ、筋肉繊維自体の部分断裂で発生すると歩くことが困難になるほどの痛みが出現します。

 

筋肉痛との判別方法は、以下の3つがあげられます。

  • 歩けないほどの痛みがある
  • 痛みと同時にプチッと音がした
  • 患部がすこしくぼんでいる

肉離れが起こる原因としては、筋肉が引き延ばされながら過剰に収縮することで筋肉が張力に耐え切れなくなり部分的な断裂が起こります。

 

激しい運動やスポーツを行った方に起こりやすいです。

重症度により、安静、湿布、ぬり薬、内服薬などの治療法が必要になりますので、医師の診断・治療を受けてください。

スポーツ競技に復帰される方は、ストレッチする時の痛みがとれて、健側と同じ通常のストレッチ感(伸されている感じ)になるまでジャンプやダッシュは避けるべきでしょう。

マッサージとストレッチは、治療にも予防にも大切です。

■参照元:公益財団法人日本整形外科学会

太もも・太ももの内側がズキズキ痛むなら?

筋肉由来の痛みに該当しない場合は、多くの場合神経由来の痛みが考えられます。

 

太ももに痛みを感じる場合、関連する神経は以下の3つです。

  • 大腿神経だいたいしんけい
  • 閉鎖神経へいさしんけい
  • 坐骨神経ざこつしんけい

上記3つの神経は、ふとももの筋肉や皮膚につながっています。

そのため神経に問題が起こると、太ももが痛くなってしまうのです。

 

痛みが起きやすいそれぞれの神経の特徴や、判別方法などについてご紹介してきます。

大腿神経痛

大腿神経痛は、太ももの前面と外側の筋肉を支配する神経が圧迫などのストレスを受け痛みが出現している症状のことを言います。

 

腰あたりをコルセットやシートベルトなどで強く圧迫したり妊婦の方に見られます。

 

大腿神経痛は一般的に以下の2つの種類があり、それらを総称して指す場合もあります。

  • 大腿神経痛
  • 外側大腿皮神経痛がいそくだいたいひしんけいおよび感覚異常性大腿神経痛

大腿神経は筋肉につながってるため、大腿神経痛の程度が強い場合は歩くことが困難となります。

 

他の症状としては、大腿の外側がビリビリ痺れるような感覚になります。

 

治療としては、圧迫している神経の負担を減らすことが大切となってきます。

ほかにはマッサージやストレッチ、消炎鎮痛剤などが有効です。

 

外側大腿皮神経は、太ももの前面・外側の感覚を支配しているため、神経痛になっても力が入らないなどの麻痺は起こりません。

 

症状としては、太ももの前面・外側がビリビリ痺れる。感覚が鈍感になるなどです。

 

治療としては、神経を圧迫している要素を取り除くことが重要です。

骨盤矯正や消炎鎮痛剤、神経ブロック注射を行う場合もあります。

閉鎖神経痛

閉鎖神経痛は、太ももの内側の皮膚や太ももの内側についている内転筋などを支配する神経が、圧迫などのストレスを受け痛みが出現している症状のことを言います。

 

閉鎖孔ヘルニアや妊婦の方に見られます。

 

症状としては、鼠径部や膝から大腿の内側がビリビリ痺れるような感覚になります。

 

内ももに力を入れることで痛みが出現した場合も閉鎖神経痛による関連性が疑われます。

 

治療としては、安静をとって神経の負担を減らすことが大切となってきます。

ほかにはマッサージやストレッチなどが有効です。

坐骨神経痛

坐骨神経は、臀部でんぶから両足の外側へ圧迫などのストレスを受け痛みが出現している症状のことまたはその総称を言います。

腰椎椎間板ヘルニアや脊柱が変性した方の方に見られます。

症状としては、臀部から太ももの後面あるいは外側にかけて痛みが出現します。

 

原因となる疾患は大きく以下の4つに分けられます。

  • 腰椎の疾患=腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離すべり症、腰部脊柱管狭窄症など
  • 骨盤の疾患=骨盤内の腫瘍による圧迫
  • 坐骨神経の疾患=梨状筋症候群、帯状疱疹
  • 神経に障害がない場合=変形性股関節症の関連痛

判別方法としては、腰椎単純X線、MRIなどを行います。

 

治療としては、疾患を判定し疾患に応じた治療を行っていきます。

ほかにはマッサージやストレッチも有効ですがさまざまな原因を疑いつつ経過をみていきます。

こんな時はすぐに病院へ

大腿神経痛、閉鎖神経痛、坐骨神経痛などさまざな神経由来の痛みをご紹介してきました。

 

「自分だけで工夫して痛みをどうにかするのは少し心配。」

「悪くなったらどうしよう…。」

と悩まれる人もいますよね。

 

神経由来の痛みが出てきた場合は、何を基準に病院を受診したらよいのかご紹介します。

病院を受診するためのチェックリスト
  • 痛みが徐々に強くなり悪化している
  • 体重が減少したり排尿しづらい
  • 市販薬が効かない
  • 症状がどの原因に当てはまるのかわからない

上記の4つのうちどれかに当てはまったら我慢せずに病院を受診することをおすすめします。

 

受診する病院は、整形外科を受診すると良いでしょう。

太もも・太ももの内側が痛い時の4つの対処法

ここでは、太もも・太ももの内側がズキズキと痛い時に行える対象法についてご紹介します。

痛みが強い時は安静

痛みが強くて病院に受診予定の場合でも安静は重要です。

 

受診までの体調チェックや、痛みの程度に変化がないか記録しておくことで、病院での問診が円滑になります。

 

3日~1週間程度痛みが続く場合もあるので焦らずに生活することをおすすめします。

ストレッチ

痛みが日常生活もある程度行える場合ならストレッチなどの運動をおすすめします。

 

ここでは、太もも周りのストレッチを中心に3つほどご紹介します。

過剰な筋緊張、筋肉痛がおきている部位に対しストレッチを行うことで筋肉の緊張緩和を目的としています。

 

太ももの前面(大腿四頭筋)のストレッチ

太ももの前面に張り感や筋肉が緊張している方におすすめです。

筋肉を伸長することで筋肉内の循環不良改善を目的としています。

大腿四頭筋のストレッチ
  1. うつ伏せであごの下で手を組みます
  2. 片方の足の甲をおしりに近づけるよう手で引っ張ります
  3. そのまま20秒ほどキープ(3セット程繰り返す)

 

太ももの後面(ハムストリングス)のストレッチ

太ももの後面が重いだるい、張っている方におすすめです。

ハムストリングスをストレッチすることで股関節の可動域を広げたり循環不良改善を目的としています。

ハムストリングスのストレッチ
  1. 足を伸ばした状態で座ります
  2. 両足のつま先を両手で触るように伸ばします
  3. そのまま20秒ほどキープ(3セット程繰り返す)

 

太ももの内側(内転筋のストレッチ

太ももの内側が痛い、張っている方におすすめです。

内転筋を伸長させることで循環不良改善、痛みの改善を目的としています。

内転筋のストレッチ
  1. 片方の足を開脚した状態で床に座ります(床の座位が取りにくい場合は椅子でも可能です)
  2. 開脚した足のつま先を触るイメージで手を伸ばします
  3. そのまま15秒ほどキープ(3セット程繰り返す)

 

上記のようなストレッチを行っていく中で痛みが強くなる、痺れが起きるなどの症状が出る場合には運動を控えてください。

マッサージ

ストレッチなどの運動が難しいけれど、安静にするほど痛みが強くない場合はマッサージも効果的です。

 

マッサージを行う目的は、過緊張状態にある筋肉の緊張を減らす。循環状態の改善を促すために行います。

 

太ももに張り感や筋肉の過緊張、痛みがある方におすすめです。

それぞれ方法をご紹介します。

太もも前面のマッサージ
  1. 座った状態で両方の親指を太ももの中央あたりで重ねます
  2. 膝の付け根あたりから太ももの付け根にかけて指をずらしながら押していきます
  3. そのまま3セット程繰り返す
太もも内側・外側のマッサージ
  1. 座った状態で両手で太ももの外側(内側)を手のひらで包むように把持します
  2. 太ももの前面から後面に向かって把持した部分を流すように動かします
  3. そのまま3セット程繰り返す

 

上記のようなマッサージを行っていく中で痛みが強くなる、痺れが起きるなどの症状が出る場合にはマッサージを控えてください。

生活を見直す

太ももや太ももの内側にズキズキとした痛みが出るのには原因があります。

 

原因が活習慣からきている場合に見直すべき習慣についてご紹介していきます。

 

見直すべき生活習慣
  • 重い物を持たない
  • なれない運動や負荷が高すぎる運動はしない
  • 体を冷やさない
  • 体に違和感があっても放置しない

上記のような習慣は注意することで防ぐことができることが多いです。

 

筋肉や神経に対しなるべく負担をかけないということがポイントです。

 

どうしても避けられない場合は上記のようなストレッチやマッサージ、安静などのセルフケアを行うことをおすすめします。

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まとめ

今回は、太ももや太ももの内側がズキズキと痛むときの解消法について、原因と対処法を具体的にご紹介してきました。

 

痛みの種類が筋肉由来である場合ストレッチやマッサージなどのセルフケアが有効です。

しかし、神経由来の痛みや痛みの程度が強かった場合は安静や受診などが必要となります。

 

また、今すぐ痛みをどうにかしたい場合は、一度専門家に診てもらうことが最短で痛みを改善するカギとなります。

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