下半身のシルエットの中でも気になる部位が「お尻」。
お尻のシルエットが年齢と共に崩れてしまい、お尻を隠す洋服を着ていませんか?
お尻は年齢と共にどんどん崩れます、これには原因があります。
その原因をちゃんと知る事で、お尻痩せの成功する確率は大きく上がります。
今回はお尻痩せのビフォーアフターから紐解きながら、美尻の作り方を解説します。
目次
おしり痩せのビフォーアフター3選
この記事(改善例)は、以前当院が監修した足痩せサロンの体験例です。現在は部分的なアプローチよりも効果的に根本改善が見込めるピラティスを運営しています。
このブログを運営している青山筋膜整体 理学BODYではダイエットに関する施術を受ける事はできませんのでご注意ください。
①お尻・内ももに隙間が出来ました!


②お尻が小さくなってスッキリしました!


お尻全体が大きく、下半身全体がむっちり見えてしまっていた30代女性のお客様。
特にお尻横・お尻下と太もも裏側が大きく弛んでいました。
お尻のシルエットを綺麗にする為に、
お尻のエクササイズをメインに行いました。
その結果、お尻のシルエットがひと回り小さくなり、太ももの周囲も細くなりました。
シルエットが小さくなった事で洋服選びにも抵抗がなくなりました。
さらに、着れる洋服のジャンルも広がり、まさに一石二鳥です。
③お尻横の出っ張りがスッキリしました!


とにかくお尻横の出っ張りを気にされていた40代女性のお客様。
お尻の出っ張りと一緒に、お尻下の弛みも気にされておりました。
さらに、後ろ姿がハッキリ分かる洋服が着れずに悩んでいました。
お尻のシルエットを綺麗にする為、お尻のエクササイズをメインに行いました。
その結果、お尻横の出っ張りがスッキリして、お尻もヒップアップして引き締まりました。
もちろん、お尻のシルエットを気にせずにファッションも楽しめるようになりました。
美尻のために『おしりの形と特徴』を知ろう
早速、お尻痩せに取り組みたいですがその前に知っておくべきことがあります。
それは「女性のおしりの形には特徴的な3つのタイプがある」ということです。
ここを知らないまま、美尻を目指す事は出来ません。
お尻やせを効率よく行いたい人は、今すぐチェックしましょう!
- おしりが四角い人
- おしりに脂肪がつきやすい人
- おしりが垂れている人
おしりが四角い人

おしりが四角い女性は、お尻全体の筋力不足になってしまい、お尻が四角い形になります。
その為にも、「お尻の上」「お尻の下」を満遍なく鍛えてあげる事が必要です。
お尻の上下にボリュームが付いてくる事で、お尻のシルエットが綺麗に整います。
おしりに脂肪がつきやすい人

おしりに脂肪がつきやすい人は、特に「お尻の下」が弱い事が多いです。
お尻の下が弱くなる事で、お尻がぽっこりして大きく見えます。
その為にも、お尻の下を鍛えて引っ張り上げて、ぽっこりしたお尻を引き上げましょう!
おしりが垂れている人

おしりが垂れている人は「お尻の下」「もも裏」が極端に弱くなっています。
お尻の下ともも裏が弱くなると重力に負けてしまい、お尻が垂れてきます。
その為にも、お尻の下ともも裏を鍛えて、お尻を引っ張り上げましょう!
おしり痩せができない4つの根本的な理由
ここからは、おしり痩せができない4つの根本的な理由をご紹介します。
- 骨盤が歪んでいる
- 股関節が歪んでいる
- むくみ
- 妊娠・出産後の変化
骨盤が歪んでいる
おしりは骨盤に付いているので、骨盤が歪んでしまうとおしりのシルエットも崩れます。
骨盤が歪んでしまう原因は「普段の座り方・立ち方」が大きく関係しています。
特に普段の座り姿勢でNGなのは「猫背」なので、絶対にやめましょう。
骨盤が歪んだままでは、おしりをどれだけ鍛えても綺麗に引き締める事は出来ません。
その為にも、骨盤の歪みを整えてあげる事が必須です。
股関節が歪んでいる
意外におしり痩せで無視出来ないのが、股関節の歪みです。
股関節の歪みの代表で多いのが「内股」です。
内股になると股関節は大きく歪んでしまい、お尻横の出っ張りを強くします。
その為にも、股関節の歪みも整えて修正する事が必須です。
むくみ
おしり痩せの際に天敵になるのが「むくみ」です。
むくみが引き起こると、全体的にボテッとしたシルエットになってしまいます。
むくみが引き起こる理由が「筋肉が少ない」「骨格が歪んでいる」の2つですが、エクササイズを行う事で徐々に解消できます。
妊娠・出産後の変化
これは女性特有ですが、妊娠・出産の影響で骨盤周りが大きく緩んでしまいます。
その結果、骨盤が開いてしまい、同時に股関節も緩くなってしまいます。
その為にも、最優先で「お腹・腰・骨盤底筋」をちゃんと鍛える事が必要です。
おしり痩せしない人がやりがちな習慣2選
続いては、おしり痩せしない人がやりがちな習慣2選をご紹介します。
- 姿勢の崩れ
- 歩き方の癖
姿勢の崩れ
特にお尻のシルエットが崩れる原因として「姿勢の崩れ」が挙げられます。
姿勢の崩れの中でも一番多いのが「猫背」です。

猫背になると、骨盤が丸くなってしまいお尻に力が入りにくい状態になります。
その結果、おしりが垂れてしまい、お尻のシルエットの崩れに繋がります。
歩き方のクセ
歩き方にクセがあると、お尻が垂れてしまう事に繋がります。
特に猫背のまま歩くと、お尻が全く使えません。
逆に、太もも・ふくらはぎばかり使い過ぎてしまう歩き方になります。

使い過ぎてしまうと「筋肉太り」を引き起こして、以前よりも太い下半身になります。
歩く際も姿勢には気をつけましょう!
理想的な美尻を作る『おしり痩せの方法』
ここからは、美尻を作る為の「おしり痩せの方法」をご紹介します。
①姿勢を見直す
美尻を作る為にも、まずは姿勢を見直す事が必須です。
特に普段の姿勢の中でも「座り姿勢」をちゃんと綺麗にする事が大切です。
- 座ったまま、骨盤を立てます
- そのまま、下腹・みぞおちを薄く凹ませる
- 胸を持ち上げて、首を上に引き伸ばす
- この姿勢を1分ー3分キープ
②立ち姿勢を見直す
座り姿勢の次は立ち姿勢も見直しましょう。
女性の立ち姿勢でよくある歪みは「反り腰」です。
反り腰はつま先重心になり前ももやふくらはぎの太さの原因にもなるので避けるようにしましょう!
- 足の間は骨盤幅で立ちます
- 左右のお尻を締めながら、股関節を外へ捻る
- 最後に下腹を薄く凹ませてキープ
③歩き方を見直す
普段から姿勢をキレイに意識出来るようになったら、次は「歩き方」です。
女性の歩き方の中でも一番多いのが「内股で歩く」というパターンです。
内股で歩いてしまうと、お尻が全く使えないのでちゃんとした歩き方を意識しましょう。
- 歩く際、つま先は軽く外へ向ける
- 前足に体重を乗せたら、お尻を締める
④おしり痩せに必要なストレッチ
続いては、おしりの形に合わせたストレッチ方法をご紹介します。
おしりが四角い人
おしりが四角いタイプの方は、おしり全体がガチガチになっている事が多いです。
おしりを緩めるストレッチから始めましょう!
おしりに脂肪がつきやすい人
おしりに脂肪がつきやすいタイプの方は、骨盤・股関節がガチガチになっている事が多いです。
骨盤・股関節の柔軟性ストレッチから行いましょう!
おしりが垂れている人
おしりが垂れているタイプの方は、おしり+骨盤・股関節が同時にガチガチになっています。
おしりを緩めるストレッチ+骨盤・股関節の柔軟性ストレッチを一緒に行いましょう!
骨盤・股関節の柔軟性ストレッチ
こちらのストレッチを行うことで、
- 左右の骨盤の高さが修正される
- 左右の股関節の硬さが柔らかくなる
といった効果が得られます。
- 仰向けに寝たまま、片足を両手で抱えます
- 反対の足はまっすぐに伸ばします
- 5秒キープしたら、反対の足に切り替えます
- この動作を左右5セットずつ行います
おしりを緩めるストレッチ
こちらのストレッチを行うことで、
- おしりの柔軟性が上がる
- おしりに力が入れやすくなる
- おしりにハリが生まれる
といった効果が得られます。
おしり痩せに必要な筋トレ
ストレッチでおしりを柔らかくして動かせる状態にしましたら、次はトレーニングです。
おしりが四角い人
おしりが四角い人は、おしりの上下の筋肉が弱くなっている事が多いです。
その為、おしりの上下をしっかりと鍛えて、シルエットを整える事が大切です。
おしりに脂肪がつきやすい人
おしりに脂肪がつきやすい人は、特におしりの下の筋肉が弱くなっている事が多いです。
おしりの下が弱いと、おしりの上のアウターマッスルばかり使い過ぎてしまいます。
おしり下のインナーマッスルを鍛える事が必須です!
おしりが垂れている人
おしりが垂れている人は、同じくおしりの横・下の筋肉が極端に弱くなっています。
おしりの横・下の筋肉が強くなる事で、重力に負けておしりが垂れないように支えてくれます!
おしりの上下・横のエクササイズ
こちらのエクササイズを行うことで、
- おしりの弛みがなくなる
- おしりの形がキレイになる
- 大転子が引っ込む
といった効果が得られます。
- 膝の角度を45度にした膝の開閉運動(おしりの上)
- 膝の角度を90度にした膝の開閉運動(おしりの下)
- 膝をまっすぐにした上下運動(おしりの横)
まとめ
今回はビフォーアフターから紐解くお尻痩せの為に必要な「美尻の作り方」をご紹介しました。
おしり痩せの為にも「骨盤+股関節」はとても大切な部位になります。
そして、日常生活の中では「座り姿勢+歩き方」がとても大切です。
これらをしっかり修正していく事で、お尻痩せは出来ます!
元々お尻全体が大きくなってしまい、さらに足のラインも崩れていた20代後半女性のお客様。
特にお尻横・お尻下・内もものたるみが強く出ていました。
それらを踏まえて
骨盤の歪みを整えるストレッチと股関節を締める為のお尻エクササイズを行いました。
結果、内ももに隙間が出来てお尻横の出っ張りも緩和されました。