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内臓の痛みや不調は筋膜の調整で改善可能です!

内臓の不調と筋膜

こんばんは、筋膜への施術による痛みの改善をメインに行っています、青山筋膜整体 理学BODYの木城です。

最近胃が痛い

お腹がよく痛くなる

便秘気味だ

手術を受けてからのどに謎の違和感がある

逆流性食道炎だ

生理痛がひどい

風邪は治ったのに咳がずっと止まらない

などなど

内臓の不調でお悩みの方は多いと思います。

そんな人の体を治すために、先日8/24(木)~8/31(水)の7日間、国際コース筋膜マニピュレーションlevel3(内部障害編)の講習会に参加してきました。

私は去年もこのコースを受講したので、今年で2回目です。

このコースなんと7日間ほぼ毎日8時45分~19時まで行われました。

こんなに連日長い講習会はこの講習会以外受けたことがありません。

それぐらい内容が盛りだくさんだったんです!

盛りだくさん過ぎて教えることができる講師が少ないため、日本では今回を含めてまだ2回しか開催されていません。

私はこの講習の偉大さを理解していたので、2回とも仕事を完全休業してフルで参加しました。

日本で2回ともフル参加したのは、スタッフ以外では私を含めてたった2人だけです。(自慢!)

そんな筋膜マニピュレーションlevel3の講習会の様子と、筋膜の調整で内臓の不調が改善できる理由を今回は簡単に書いていきたいと思います。

筋膜マニピュレーションのコースとは

筋膜マニピュレーションlevel3写真

まず内臓の治療なんてあやしすぎる!と思われる方が多いと思うので、最初にコースの説明をさせてください。

このコースは、筋膜への介入で体の痛みを改善する方法を学ぶコースです。

アメリカ、イタリア、フランス、北欧、ロシア、中国、インドなど27カ国以上で講座が開かれ、全世界に676の連携協会の拠点があります。

またこのコースの母体があるイタリアでは、今でも筋膜の研究が盛んに行われており、世界中のドクターや理学療法士達が医療の現場で用いている、エビデンスのあるテクニックです。

▼が協会のHPです。イタリアの協会なのでほとんど英語です。

http://www.fascialmanipulation.com/

日本では、最近テレビで話題の首都大学教授の竹井先生がインストラクターを務められています。

なので決して怪しいコースじゃないですし、権威のある素晴らしい最先端の治療法なんです!

筋膜への施術の詳細は▼の記事に書いていますのでこちらをご覧ください。

筋膜の治療について

ちなみに私が筋膜マニピュレーションと出会い、level1の講習をインドに受けに行った様子は▼の記事に書いています。※長いので読まなくても平気です(笑)

英語を全く話せない私が単身インドで筋膜マニピュレーションのコースに参加した話①

英語を全く話せない私が単身インドで筋膜マニピュレーションのコースに参加した話②

英語を全く話せない私が単身インドで筋膜マニピュレーションのコースに参加した話③

英語を全く話せない私が単身インドで筋膜マニピュレーションのコースに参加した話④

今回はlevel3の内部障害編(2回目)

筋膜マニピュレーションlevel3

筋膜マニピュレーションlevel3では、おもに内部障害の治療について学んでいきます。

内部障害とは、内臓の不調だったり痛みだったり、内臓の機能の障害のことです。

「はいはい。内臓なんて治療できるわけないでしょ?医者じゃないんだから。理学療法士は手術できないでしょ。誇大広告はやめてよね、うさんくさい。」

そう思われた方も多いと思います。

現に何年か前まで私もそう思ってました。

たしかに私たち理学療法士には手術はできませんので、内臓を直接触ることはできません。

ですがちゃんと勉強と修行をつめば、体の外から筋膜を調整することで内臓機能の障害を改善することができます。

ほんとです!!

ただし、相当練習が必要です。

筋膜の施術で便秘が改善した方の記事を過去に書いているので興味のある方は▼をご覧ください。

10年来の重度の便秘を治療し解消するとこができた方法とは?

なんで筋膜の調整で内臓の機能障害が改善するの?

これを理論的にちゃんと説明しだすと、7日間かかってしまいます。

なので、超簡潔に一言で説明させていただきます。

筋膜は内臓ともつながっているからです!

 

「は?」

と、みなさん思いましたよね?

やっぱりもう少し説明させてください。※ここからは少し専門的な話になってしまうので興味のある方だけ読んでください。

内臓の各臓器は臓側腹膜という膜に覆われています。(※胸椎の高さであれば臓側胸膜となります)

情報源: 胸水の解説|聴診スキル講座|看護roo![カンゴルー]

そして臓側腹膜に包まれた各臓器は、こんど壁側腹膜という膜に包まれています。

そしてその外側を、最近テレビや雑誌で頻繁に取り上げられてみなさんご存知の、筋膜が覆っているのです。

臓側腹膜 → 壁側腹膜 → 筋膜

といった具合です。

そしてこの各々の膜は全て繋がっています。

血管や腸や生殖器などで、膜の名前は若干異なりますが、基本的には全て膜で包まれています。

ここに載せることはできませんが、私達は講義の中で実際の解剖の様子も映像で見させていただきました。

実際の体を見ると膜は本当に全て繋がっていることがよくわかります。

膜の異常と内臓の機能障害の関係

内臓は蠕動運動と呼ばれる運動が私達の意思とは関係なく起きていて、これにより各々の臓器が動いているのですが、内臓周りの膜が硬くなると、この蠕動運動が正常に行われなくなってしまいます。

たとえば腸や胃だったら、消化活動ができなくなるということです。

また上下左右で膜の張力のバランスが崩れてしまうと、内臓が張力の強い方に引っ張られ位置が移動してしまいます。これでも、正常の働きができなくなってしまいます。

そのためこの硬さやバランスを整える必要があります。

ですが、私達は臓側腹膜を直接触ることはできません。

ただし、ここと繋がっている全身の筋膜を触ることはできます。

なので、この全身を覆っている筋膜を調整することで内臓周りの筋膜を調整します。

本当にそんなことできるの?

と思われた方が多いと思います。

でもできるんです!!

内臓と痛みの繋がりを考える時に、以下の4つをまず考えます。

  • 体性→内臓痛
  • 内臓→体性痛
  • 内臓→内臓痛
  • 体性→体性痛

体性→内臓痛

体性→内臓痛は、先に体の表面の痛みが起きて(腰痛、膝痛など、手術など)筋膜が硬くなり、その影響で(何年も経ってからでも)繋がりがある内臓を覆っている膜の張力もバランスを崩して、内臓の機能異常が起きるケースです。

内臓→体性痛

内臓→体性痛は、先に内臓で問題が起き(胃炎、膀胱炎、激しい生理痛など)、その影響で体表の筋膜が硬くなり、膝や腰などに痛みが出るケースです。

内臓→内臓痛

内臓→内臓痛は、若い頃肺炎を繰り返していた人が、今度は胃炎になったなど、内臓の問題からその内臓を覆っている膜が硬くなり、別の臓器の膜を引っ張り問題が別の臓器へ波及していくケースです。

体性→体性痛

これは内臓は関係なく、足首を骨折して周りの筋膜が硬くなってそれにより筋膜のバランスが崩れて腰痛が出た。みたいな話です。

もちろん明確にこの4タイプのどれかを断定できないケースもあります

年配の人などはこの全てのタイプに該当したりするので非常に難しいわけですが、大元の原因は必ずあるので、これをうまく治療するために、問診と触診を詳細に行っていきます。

実際にどんな内臓の痛みを改善できるの?

ここではじめにお伝えしておきたいのは、筋膜の調整で病気自体を治すことはできません。

あくまでも治せるのは機能障害による痛みや不調です。

たとえば、当たり前ですが

  • 癌は治せません。
  • 風邪やインフルエンザも治せません。
  • 細菌感染、ウイルス感染、悪性腫瘍、そういった気質的なものを取り除くことはできません。

でも風邪が治って熱も下がったけど、ずっと喉が痛い、咳が止まらない。

そんな症状は治せる可能性があります。

他にも、

  • よくお腹が痛くなる
  • 便秘
  • 慢性胃炎
  • 生理痛
  • 気管支炎
  • 頭痛
  • 逆流性食道炎
  • 手術後の謎の違和感

などは改善できる可能性があります。

他にもありそうですがパッと出てきません。

こういった不調は薬を飲むことでその場は痛みや不調がやわらぐと思います。

でもそれって本質的な改善にはなっていないことが多いです。

薬を飲んでしばらくはいいけど、時期が来るとまた同じ体の不調が現れたりしませんか?

終わりに

崩れた筋膜や内臓の膜のバランスを整えることで、あなたの内臓の痛みや不調を本質的に改善できるかもしれません。

内臓の不調や痛みがある方

もう薬に頼るのをやめて本質的な体の改善をしたい方

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ABOUT US
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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