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ランニングで股関節の痛みが治らない原因と自分でできる対処法を解説します。

 
ランニング 股関節 痛み
この記事を書いている人 - WRITER -
玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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ランニングすると股関節に痛みが出るんだよねー

Aさん

ランニングをしている人に施術をすると、意外と聞くのがこのお悩み。

 

実際に、以下のような悩みを抱えている人は多いです。

  • ランニングをすると股関節に痛みが出る
  • 股関節の痛みが治らない
  • 股関節を曲げると内側が痛い

 

来月マラソンなのに、股関節の痛みで走れないよ。

病院行っても骨に異常なしだし、整骨院行って股関節周りを揉んでもらうと、その場は楽になるけど、走るとまたすぐ股関節が痛くなるし。

Aさん

マラソンが近いのに練習できないのはつらいですよね・・・

 

私は今まで、ランニングの有無に関わらず、股関節の痛みがある人を多く施術してきましたが、股関節の痛みの原因は股関節にはないことがほとんどです。

 

正確に言うと、股関節にも痛みの原因はあるけど、そこを治療するだけでは不十分で、それだとまたすぐに股関節の痛みが戻ってしまいます。

 

じゃあ原因はどこにあるの?

Aさん

 

ランニングで股関節が痛む本当の原因は、少し離れたところにある筋膜にあることがほとんどです。

 

つまり、痛いのは股関節などですが、実際に問題になっているのは、股関節と繋がった場所にある筋膜である!と言う事です。

 

って言われてもイメージしにくいと思いますので、これから詳しく書いていきます。

 

今回は以下の流れで股関節の痛みについて解説していきます!

  • ランニングで股関節に痛みが出る一般的な原因と治療
  • ランニングで股関節に痛みが出る本当の原因と治療
  • 股関節の痛みがある人が筋膜調整で改善した事例
  • 股関節の痛みを最短で完治させたい人へ

 

ランニングで股関節の痛みが出る原因と治療

ランニングで股関節に痛みが出る時に言われる原因は以下の内容です。

  1. グローインペイン
  2. 走り方の問題
  3. 筋肉の問題

 

1.グローインペインとは

グローインペインを簡単に言いますと、ランニングやキック動作、股関節を曲げた時に股関節に痛みが出る症状です。

ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。

鼠径部痛症候群の症状

引用:日本整形外科学会 「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)」

 

グローインペインの特徴を簡単にまとめますと、以下のような特徴があります。

  1. 競技レベルの高い長距離選手などがなりやすい
  2. サッカー選手もなりやすい
  3. 運動を全くしていない人もなる事がある
  4. 痛みの部位がではない時もある

 

基本的に股関節の前側が痛い人ほとんどの人が、グローインペインと思ってもらって大丈夫です。

 

グローインペインの原因

このグローインペインの原因は、私たち専門家が読む文献や教科書的には、『股関節内転筋の硬さや、外転筋力(股関節を外に開く力のこと)の低下』と書かれています。

体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性の低下による拘縮や骨盤を支える筋力低下による不安定性、体幹と下肢の動きが効果的に連動することが出来ず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。

引用:日本整形外科学会 「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)」

 

グローインペインの治療

そのため、街の整骨院や整体などでは以下のような治療をする事が多いです。

  1. 内ももの筋肉をほぐす
  2. お尻の筋トレ
  3. 動き方の練習

 

可動性、安定性、協調性の問題を評価し、それを修正するアスレチックリハビリテーションを行います。

マッサージ、筋力訓練、協調運動訓練などが基本です。

引用:日本整形外科学会 「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)」

 

でも実際は、これをしても治らなかったという人が多いのが現実です。

 

これはなぜでしょう?

 

それは、股関節内転筋の硬さや、外転筋力の低下が股関節の痛みにそこまで影響していないからです。

 

単純に理論だけで考えて、

  1. 内転筋が硬いからほぐそう
  2. 外転筋が弱いから筋トレしよう

で解決するほど、人間の体は単純ではありません。

 

本当の理由については後ほど解説します。

 

2.走り方の問題

他には走り方の問題などと言われる事もあります。

 

具体的には以下の2つです。

  1. 左右差がある
  2. 衝撃収集ができていない

 

ランニング 股関節 痛み

 

①左右差がある

よくあるのが以下の内容です。

  1. 体重の乗り方が左右で違う
  2. 体重が乗っている時間が左右で違う
  3. 股関節のブレが大きい

 

なので、多くの人は走り方を直したりします。

 

しかし、股関節の痛みは治らない人が多いです。

 

おかしいですよね?

走り方が問題であれば、走り方を修正すれば股関節の痛みが治るはずです。

 

でも、実際は走り方は股関節の痛みにあまり関係していないんです。

 

その証拠に、あなたよりも走り方がバラバラな人でも股関節が痛くならない人はものすごくたくさんいます。

 

つまり、走り方よりももっと根本的な問題があるんです。

 

②衝撃吸収ができていない

他には衝撃がうまく吸収できていないと言う人もいます。

 

確かに走っている時は足首、膝、股関節で衝撃を吸収しますが、足首や膝に問題があると衝撃がうまく吸収できず、股関節への衝撃が大きくなるのは理論上ありえます。

 

でも、これだけで股関節に痛みが出る人はほとんどいません。

もっと根本的に問題がある人が多いです。

 

それについては後ほど解説をします。

 

3.筋肉の問題

1番言われるのが筋肉の問題です。

具体的には以下の内容です。

  1. 筋肉が硬い
  2. 筋肉が弱い

確かに今まではそのように考えられていました。

 

しかし、近年では股関節の痛みは筋肉の問題ではない事がわかってきています。

 

なぜなら、あなたよりも筋肉が弱いのに股関節が痛くならない人はたくさんいますし、あなたよりも筋肉が硬いのに股関節が痛くならない人はたくさんいるからです。

 

じゃあ、何が原因なのでしょうか?

 

それが、次で説明する筋膜です。

 

ランニング 股関節 痛み

 

ランニングで股関節の痛みが出る原因は筋膜

私はランニングで股関節の痛みが出る方の本当の原因は、筋膜にあると考えています。

それも、股関節とは少し離れたところにある筋膜です。

 

本当の原因は筋膜

ランニングで股関節に痛みが出る人は、股関節と繋がっている筋膜が硬くなっている人が多いです。

 

というのも、人の体は筋膜という薄い膜で包まれているため、足の先から頭のてっぺんまでが筋膜で繋がっているんです。

走ると膝が痛い

 

なので、股関節が痛いからといって、股関節周辺の筋肉が問題になっている訳ではなく、以下の場所の筋膜も股関節の硬さの原因になります。

  1. 足首
  2. 臀部
  3. お腹

 

もちろん、股関節の周りの筋膜も少しは硬いのですが、膝や足首や骨盤周りの筋膜が硬くなることで、股関節周りの動きが悪くなったり、痛みが出たりしている人が圧倒的に多いです。

 

その結果として、先ほど上に書いた一般的に言われている股関節内転筋の硬さや、外転筋力の低下も起きているのだと考えています。

 

しかし、根本的な問題はあくまで筋膜である人が多いんです。

 

だから、筋肉をほぐしたり筋トレしても股関節の痛みが治らない人が多いんです。

 

じゃあ、硬くなっている筋膜をほぐせば、股関節の痛みは治るんですね!

Aさん

その通りです!

ただし、この硬くなっている筋膜の場所は人によって違います。

 

近年では筋膜をほぐすのが1番効果的な治療

ランニングなどで股関節に痛みがある人は、股関節と繋がっている筋膜をほぐすことで痛みが改善するケースが多いです。

 

しかし、筋膜が硬くなる場所は人によって違います。

足首をよく捻挫する人は足首周りの筋膜が硬くなりやすいですし、膝を手術している人は膝の筋膜が硬くなりやすいです。

 

走り方だって人それぞれ違います。

 

ですので、ここでどこの筋膜をストレッチやマッサージしたら治ります!と断言することはできません。

 

ただし、股関節から離れたところにある筋膜を、1つ1つしっかりと検査していけば、股関節の痛みの本当の原因になっている筋膜を突き止めることができます。

 

ランニング 股関節 痛み

 

そしてその本当の原因の筋膜をほぐすことで、痛みなく走ることができるようになります。

 

筋膜をほぐすって言われてもわかりにくいと思いますので、以下の動画と記事にも詳しく書いてあります。

 

筋膜の施術についての記事

 

ランニングで股関節に痛みがある人の改善例

1週間後につくばマラソンを控えていたAさん。

 

以前一度別のイベントの仕事でお会いしたことがあり、知人が紹介してくれたこともあって、Facebookのmessengerで連絡をくれて私のサロンに来てくれました。

 

以下、Aさん談

練習中に、股関節の奥?股関節の付け根?らへんが痛くなってしまいました。

今まではいくら走ってもこんなことはなかったので、初めての感覚で少し怖いです。

すぐ良くなるかと思っていましたが、数日しても痛みはほとんど変わりません。

今は歩くときに若干痛いです。

あとは、股関節を曲げても痛いです。

少しなら無理して走れなくもなさそうだけど、42Kmは厳しそうです。

もうつくばマラソンが来週に迫っているので、かなり不安です。

なんとかなりますか?

とのことでした。

 

股関節に出る痛みをチェック

 

Aさんの股関節の痛みを実際にチェックしていきました。

ランニング 股関節 痛み

 

すると腰を後ろにそろうとすると痛みが出ました。

ランニング 股関節 痛み

 

腰を左に倒しても痛みが出ました。

ランニング 股関節 痛み

 

歩く時に体重がかかると股関節に痛みがあるようで、歩くだけで痛いのにマラソンを走るのはとても不安とのこと。

 

他にも寝ながら股関節を動かしても痛いし、可動域も狭くなっているとのことでした。

ランニング 股関節 痛み

 

ランニング 股関節 痛み

 

Aさんはこんな感じで股関節に痛みが出ている状態でした。

 

Aさんの筋膜をチェック

 

次にAさんの筋膜で硬くなっている場所がないか、硬さをチェックしていきました。

 

すると、以下の場所に筋膜の硬さが確認できました。

  1. 足首
  2. ふくらはぎの内側・外側
  3. モモの内側・外側
  4. 臀部
  5. 股関節の前側

 

このように、痛いのは股関節でも筋膜が硬い場所は股関節以外に多くあります。

ランニング 股関節 痛み

 

そしてこの硬い筋膜をほぐすようにしていきました。

 

その結果、

Aさん「だいぶ良くなりました!痛みはほとんどなくて、さっきを10だとしたら今2ぐらいです!」

とのことでした。

 

ただ、1週間後にフルマラソンということで、まだまだこれだと不安だったので、マラソンの2日前に予約を入れてくれました。

 

2回目の筋膜調整

 

2回目は、来てもらった時点でほとんど痛みはなくなっていました。

 

Aさん「あれから木城さんの言っていた通りに、3日後から急になんともなくなりました。何故なんですか?」

 

筋膜調整では、硬くなった筋膜内のヒアルロン酸を炎症反応による熱で溶かしています。その炎症反応は生理学的に72時間ぐらいは持続するので、日が経てば経つほど良くなるケースが結構あるんです。

木城

 

ということで、股関節の痛みはなかったのですが、念のために1回目でチェックしきれなかった痛い足とは反対足の右足の筋膜もチェックしていきました。

 

すると、

右の膝と股関節周りにも硬さがありました。

 

ここを入念に筋膜調整した結果、股関節の痛みが改善されました。

 

詳細は以下の動画をご覧ください。

 

Aさん「痛み0です!今日は可動域もめちゃくちゃ広がりました!!」

と喜んでいただけました。

 

実際にマッサージした場所

今回Aさんにはこれらの場所をマッサージしました。

 

ランニングで股関節に痛みが出る人は、この場所の筋膜が原因になっているケースが多いので、参考にしてください。

※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。

 

実際に当院では、ランニングで股関節に痛みが出ているケースでも、1〜3回の施術で改善できるケースが多いです。

 

ランニングで股関節の痛みが出る人へ

ランニング 股関節 痛み

もちろん、全員が1〜3回の施術で改善するわけではありません。

 

しかし、走ると股関節が痛いケースでは1〜3回程度の施術で改善するケースが多いです。

 

あなたは股関節の痛みが改善したら、

  • 何をしたいですか?
  • どこに行きたいですか?
  • どれだけ嬉しいですか?

 

私たちがそれを実現させるために、全力でサポートさせていただきます。

 

他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
玉川 大悟
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックでプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。 その過程でイタリアのドクターが考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。 筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。
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