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【オスグッドが大人になって再発?!】治らない原因と改善には筋膜が関係していた!

 
オスグッドが大人になっても治らないって方は筋膜が原因だった!
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木城拓也
青山のサロンで体の痛みでお困りの方に対して、筋膜の施術をメインに行っております。長年整形外科に理学療法士として勤めてきた経験を活かして、他の記事よりも、より困っている人の役に立つ、突っ込んだ内容の記事を書いていければと思います。
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先生、私もうすぐ30才なのに未だにオスグッドのところがよく痛みます

田中さん

 

という方がたまにいらっしゃいます。

 

え、でもオスグッドは子供達がよくなる成長痛じゃないんですか?骨の成長に筋肉がついて行かないってやつですよね。

田中さん(旦那)

 

ほんとだ!ネットにも成長痛って書いてある。ってことは私まだ成長してるんですね!やったー!

田中さん

 

それは違います。

 

現に田中さんは今もう身長伸びていませんよね?

 

確かに・・・

田中さん

 

オスグッドのところが痛いからといって、必ずしも成長痛とは限りません。

 

ではなぜオスグットのところが痛むのでしょう?

 

 

 

原因は、筋膜が脛骨(膝下の骨・オスグッドのボコッと出てるところ)を上方向に引っ張っているから、のことが多いです。

 

今回は大人のオスグッドについて書いていきます。

 

オスグッドが大人になっても痛いのはなぜ?

 

一般的にオスグッドは、前ももの筋肉が成長過程の脛骨と呼ばれるすねの骨を引っ張るからと言われています。

 

大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。

オスグッド病の病態
引用元:公益社団法人日本整形外科学会 「オスグッド病」(アクセス2018/3/11)

 

成長過程のすねの骨は、成人のように完成されていないので、引っ張られると骨の表面が剥がされて痛みがでます。

 

大人になるとすねの骨が剥がされるようなことはありませんが、ここに強い負荷がかかり続けると、同じように痛みが発生します。

 

つまり子供だろうと、大人だろうと、そこに負荷がかかり続けることで、痛みが出ていることに変わりはないのです。

 

オスグッドに関しては▼の記事にも書いていますのでそちらも合わせてご覧いただければと思います。

オスグッドシュラッター病の根本原因と治療方法

 

 

ふむふむ、じゃあ私のオスグッドも前ももの筋肉の仕業ってことは、前もものストレッチをすればいいんですね?

田中さん

 

そう思われる方が多いのですが、実はそれは違います。

木城

 

オスグッドだから前もものストレッチ!では治らない

 

オスグッドは前ももの筋肉が硬いからだから、前ももの筋肉をストレッチしよう!

 

これではオスグッドは治りません。

 

 

仮にその場は少し前ももの筋肉が緩んだとしても、またすぐに元に戻ってしまいます。

 

もう少し掘り下げて、前ももの筋肉が張ってくる原因を考えなければいけません。

 

前ももの筋肉が張ってくる原因は

 

私の前ももの筋肉が張ってくる原因は、歩きすぎかもしれません。最近友達に誘われて登山にハマってしまったんです・・・。やめた方がいいですか?

田中さん

 

やめなくてって平気です。

 

原因というのはそういうことではありません。

 

 

考えてみてください。

 

田中さんはお友達と一緒に登山に行かれてるんですよね?

 

お友達もオスグッドですか?

 

 

 

違いますよね?

 

同じように登山をしても、オスグッドになる人とならない人がいる。

 

つまり、原因はそれだけではありません。

 

 

前ももの筋肉が張ってくる本当の原因は、大きく分けて以下の2つです。

 

  • 姿勢が悪くて後方重心になっていること
  • 筋膜が硬くなっていること

 

前ももの筋肉が張ってくる本当の原因1  姿勢が悪くて後方重心になっている

オスグッド 後方重心

▲の写真のように重心が後方にあると、どうしても体を支えるために前ももの筋肉が突っ張ってしまいます。

 

シーソーと同じ原理です。

 

姿勢が悪くて重心が後ろにあればあるほど、前ももの筋肉に負担がかかります。

 

前ももの筋肉が張ってくる本当の原因2  筋膜が硬くなる

筋膜

筋膜とは、▲の画像のように全身の筋肉を覆っている1枚の膜です。

 

この膜の一部が硬くなって『筋膜のコリ』が発生すると。

 

 

▲の画像のように、すねの骨に引っ張る力が加わります。

 

これが痛みの原因になっているケースが多いです。

 

この原因1と原因2はどちらか片方だけということは少なく、両方の原因が複合してオスグッドのところが痛いケースがほとんどです。

 

大人のオスグッドを改善するには

 

ということで、大人のオスグッドは、

  • 姿勢を直す
  • 筋膜の調整

の2つをすることで改善できます。

 

オスグッドの原因になっている後方重心の姿勢を直すには

 

オスグッドの改善には姿勢を直すことをしましょう。

 

姿勢は人によって違うので、見てみないとなんとも言えない、というのが正直なところではあります。

 

ですが、比較的多いのは背中が丸まって重心が後ろに行ってしまっている人です。

 

この場合は、背筋を伸ばす方向の運動を行います。簡単なやつを1つご紹介します。
※あくまで確率が高いのでご紹介していますが、合わない方もいます

 

1、腰の後ろに手を回してください

 

2、手の甲と手の甲を合わせて押し合ってください

 

3、5秒押し合ったら力を抜いてください

 

4、また押し合ってください

 

5、これを20回続けてください

 

以上です。これを終えたら、しゃがんだりしてみて、オスグッドの痛みがどうなったかチェックしてみてください。

 

少し痛みが減っていませんか?

 

※写真がなくてごめんなさい、1人職場なので撮れませんでした。今度追記します。

 

姿勢の改善については▼で詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。

姿勢が悪いを改善できない原因となおし方

 

オスグッドの原因になっている筋膜の問題を改善するには

 

筋膜の問題を改善するには筋膜の調整が有効です。

 

筋膜の調整に関しては、言葉で説明すると難しくてすごくわかりづらくなってしまうので、簡単なアニメーション動画を用意しました。(2分22秒ほどです。)

 

▼を1度ご覧ください。

 

 

大人のオスグッドの方の実際の改善事例

 

大人になってもオスグッドの部位が痛むという20代女性Hさんの話

 

以下、Hさん談

小学校4年生の時に、オスグッドになったんです。

 

その時は運動するときとか痛かったです。

 

それからは、痛みが治ったり消えたりを繰り返していて、最近また痛くなりました。

 

今はしゃがんだり、階段の昇り降りをするとかなり痛いです。

 

正座をするだけでも痛いです。

 

 

とのことでした。

 

大人になってもオスグッドが治らないHさんの今の痛みの状態をチェック

Hさんに今のオスグッドの痛みがどんな感じか見せてもらいました。

 

1、体重をかけて曲げると痛い

大人オスグッド2

 

2、しゃがむと痛い

大人オスグッド1

 

3、正座をすると痛い、特に正座する途中が痛い

 

とのことでした。

 

大人になってもオスグッドが改善しないHさんの筋膜の状態をチェック

次にHさんの筋膜の状態をチェックしていきました。

 

大人オスグッド 筋膜

 

Hさんの場合は、足の内側に硬いところがたくさんありました。

 

大人になってもオスグッドが改善しないHさんに筋膜調整をした結果

 

Hさんの筋膜が硬くなっている足の内側に筋膜調整をしていきました。

 

結果は▼の動画をご覧ください。

 

 

今回のケースは、実際に1度の施術で改善がみられました。

 

まとめ

 

大人になっても治らないオスグッドも、子供のオスグッドも原因や症状は同じです。

 

前ももの筋肉がすねの骨を引っ張るのが原因です。

 

だからと言って、前ももの筋肉をストレッチしてもそれだけでは根本的な解決にはならず、オスグッドは改善しません。

 

原因は大きく分けて2つあります。

  • 姿勢が悪くて後方重心になっていること
  • 筋膜が硬くなっていること

 

これらを改善するためには、以下の2つのことをする必要があります。

  • 姿勢の改善
  • 筋膜調整

 

姿勢の改善は長い目でみて、日常生活の中で定期的に行なって行く必要があります。

 

 

私のサロンでは、筋膜の調整を行なっています。

 

・大人になってもまだオスグッドがなかなか治らないという方

・ストレッチをしているのにオスグッドが治らないという方

 

 

 

力になれる自信があります。

ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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木城拓也
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