腰椎の4番5番が狭い=腰痛ではない!原因は他にあります

腰椎4番5番狭いから痛い

この記事を監修している人:木城 拓也(理学療法士免許所有)

理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。

木城先生

「腰が痛くてつらい・・・」

「腰椎の4番と5番が狭いのが原因といわれたけどどうすればいいの?」

腰痛の原因が腰椎の4番と5番が狭いことといわれてお困りではありませんか?

 

実は腰痛の本当の原因と腰椎間の狭さはあまり関係がない場合が多いんです。

  • レントゲンでヘルニアや狭窄症が原因といわれた
  • 診断後簡単な運動をすすめられたけど効果があるのか不安

上記のような方の場合同じような方法を続けていても改善しない可能性もあります。

痛みが慢性化してしまうと改善しにくかったり悪化したりする場合もあるため注意が必要です。

 

でも安心してください。

原因がわかりにくい腰痛でもしっかりと評価をすれば解決できます!

当院では腰痛をはじめさまざまな体の痛みの原因を分析し、痛みを根本から改善に至った実績があります。

実際に痛みが改善された例がこちら

 

本記事では、医療系国家資格である理学療法士が痛みを改善するための正しい情報をご紹介していきます。

 

※当院は、国際的に認知されている筋膜リリースという技術で、痛みを即時的に解消する施術を行っております。

今すぐに痛みをどうにかしたい!という方はぜひ当院にご相談ください。

 

腰椎4番5番の痛みの症状と原因は?

腰椎 4番5番 狭い ヘルニア すべり症

腰椎4番5番が7狭いことと関連される一般的な要因は以下の通りです。

  • ヘルニア
  • すべり症

 

腰椎4番5番のヘルニア

ヘルニアは、腰の骨の間にある椎間板が潰されて後方にある神経を圧迫する事によって、腰の痛みや痺れが出ると考えられています。

椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。

引用:日本整形外科学会 腰椎椎間板ヘルニア

特徴的な症状は、臀部や太ももの横、すねの外側などに痺れや痛みの症状が起こることです。

 

ヘルニアの痛み原因や対処法、痛みを増悪させないための注意点などは下記の記事にもわかりやすく解説しています。

 

ところが、最近では腰椎の4番と5番が狭いこととヘルニアの関連性は低いといわれています。

そもそもヘルニアは、軽症であれば免疫細胞が飛び出た部分を食べてくれるため、基本的には自然治癒すると言われています。

これを元に、軽いウォーキングやストレッチで腰部の血流を良くし、免疫細胞を活性化させる指導がされます。

しかし、どうでしょう。実際は、上記の方法で自然治癒するはずの腰痛が改善せず困っている人が圧倒的に多いのではないでしょうか?

これでは、【腰椎の4番5番のヘルニア=腰痛の原因】ということは断定できなくなってしまいます。

レントゲン上でヘルニアがなくなっても腰痛がある場合、他に原因があると考えるのが妥当です。

 

腰椎4番5番のすべり症

ヘルニア以外にはすべり症と言われる人もいます。

 

すべり症を簡単にいうと、腰の骨の位置がずれる関係で腰の神経を刺激してしまい、腰痛や痺れが出るというものです。

「すべり症」では腰椎がずれることによって脊柱管が狭くなり、馬尾神経や神経根が圧迫されて症状が出ます。

引用:日本整形外科学会 腰椎変性すべり症

すべり症が起こる原因の多くは、加齢とともに腰椎の椎間板などが変性し、ゆるみがきっかけとなり発症するケースです。

ですが、実はすべり症も腰椎4番5番の狭さと発症の関連性は特に示唆されていません。

 

また、すべり症になると鎮痛剤を服用し、腹筋や背筋などを鍛えるトレーニングを進められることがあります。

しかし、実際には鎮痛剤を服用し続けていたり、トレーニングを継続していても痛みの改善が見られない方も多いのが事実なんです。

 

そのため、たとえ腰椎4番5番が狭くなるようなすべり症と画像上判断されても、腰痛に関係しているとは言い切れないのです。

そうなるとすべり症に対する対処法では腰痛は改善せず、他の原因を考える必要がありますよね。

 

【最新知識】腰椎の4番5番が狭い=腰痛は間違い?

腰椎 4番5番 狭い 今まで

今までは、腰椎の4番と5番が狭いと腰痛になると考えられていました。

レントゲン上でもわかりやすく神経を圧迫している様子が見えるからです。

ですが最新の知見では、腰椎の4番と5番が狭いことと腰痛が起こることは必ずしも一致しないと考えられています。

 

4番と5番の椎間が狭いから腰が痛いは間違いだった

結論、腰椎の4番と5番が狭いから腰痛が起こるは間違いであるケースが多いです。

 

背骨には、腰椎と言われる腰の骨が5つあり、その間に椎間板というクッションがあります。

加齢や無理な動作によって負担がかかる事で変性し、後方に飛び出るようになってしまいます。

その飛び出た先には神経があるため、椎間板が飛び出ると神経を圧迫してしまい、腰が痛くなります。

腰椎4番5番狭い

具体的には圧迫された神経が関係する場所に、痛みや痺れの症状が現れると言われています。

 

これが従来の考え方です。

なので、腰椎の4 番と5 番が狭いと腰が痛くなる!というような発言をする人が非常に多いです。

 

しかし最新の知見によると、加齢により椎間が狭くなっている方はとても多く、割合として50代で80%で年齢の増加とともに割合も増加しています。

ですがそのうち腰痛が実際に起こっている方は、実はとても少ないことがわかりました。

 

つまり、画像で腰椎の4 番と5 番が狭くても、ヘルニアが出ていても、腰痛には関係がないと言われてきています。

【症例多数】腰椎の4番と5番が狭くて腰痛が起こる意外な理由

腰椎 4番5番 狭い 腰痛の本当の原因

結論から言うと、腰椎の4番と5番が狭くて起こる腰痛の多くは『筋膜の問題』が関係しています。

 

筋膜とは全身の筋肉の表面を覆うコラーゲン繊維でできた薄い膜です。

筋膜があることで全身の動きを滑らかにつなげて動きやすさを高めることができています。

走ると膝が痛い

筋膜は体を動かす上でとても大切なものですが、硬くなったり癒着を起こしてしまうと炎症により痛みへとつながる場合があります。

 

また硬くなった筋膜の部位が痛くなるわけではありません。

全身を覆っているため硬さの負担は別の部位に影響し、腰やほかの部分に痛みが起こることも多いんです。

腰痛 原因 筋膜

 

腰痛は休んでも治らない【本当の原因】

腰痛がでると安静を優先する方も多いと思います。

しかし、それでは筋膜由来の腰痛は改善しません。

 

なぜなら硬くなった筋膜は癒着を起こし自然にもとに戻るということはないからです。

痛い部位をマッサージしたり、ストレッチしても改善しない場合も他の部位に原因があれば改善は難しいです。

 

硬くなった筋膜の状態を改善する方法は詳しくご紹介していきます。

 

腰椎4番と5番の痛みが治らない場合は筋膜リリースが有効な理由

腰椎4番と5番の腰痛が治らない場合は筋膜リリースが有効です。

実際にヘルニアやすべり症と診断を受けた場合でも、筋膜による腰痛が原因である場合も多いです。

 

筋膜リリースとは、徒手的に筋膜を動かし、硬さの調整を行う手技を指します。

筋膜は癒着が起きていても適切に摩擦刺激を与えれば、コラーゲン繊維が元の状態に戻り動きが改善します。

 

また、筋膜の状態を改善することで、引っ張られていた関節やその他組織(椎間板や神経など)の位置が正しい位置に改善し、様々な痛みやしびれも取り除くことができると考えています。

 

筋膜リリースは近年身近なものとなり、ご存知の方もいらっしゃると思います。

しかしここで重要な注意点があります。

それは一般的な筋膜リリースと専門家が行う筋膜リリースは違うという点です。

 

専門家の場合は全身を評価し、痛みのきっかけとなる部位を特定する評価・分析してきます。

この分析がとても重要となり、痛みを根本から改善できる理由となります。

 

筋膜の施術が痛み改善に効果的な理由具体的な施術内容については以下の記事で、さらに詳しく解説しています。

 

ただし一般的な筋膜リリースはNG【イタリア式こそ効果あり】

筋膜リリースを行う場合、一般的に紹介されているものでは腰痛を根本から改善することは難しいです。

 

結論、筋膜リリースで効果が高いのはイタリア式の筋膜の施術(筋膜マニュピレーション)です。

 

筋膜全体ではなく、原因となる部分を局所的に狙って施術を行います。

筋膜リリースとイタリア式の違い
  • 一般的な筋膜リリース:広範囲をほぐせるが痛みの改善には不向き
  • イタリア式の筋膜施術:異常となる部位を狙うので根本からの痛み改善に有効

イタリア式の筋膜の施術は医師と理学療法士のみが習得できる手技です。

当店、理学ボディではこのイタリア式の筋膜の施術を行っています。

 

しかし何度も通うのは大変、なるべく早く治したいと思いますよね。

でも大丈夫です。

当店では、そんな方の声にこたえるべく3回以内での改善を目指しています。

 

当院の施術の特徴や3回以内で痛みの改善ができる秘訣は、

下記の記事でわかりやすく解説しています。

関連記事:股関節の痛みも治した事例多数!3回以内の改善にこだわる整体院『理学ボディ』とは?

 

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筋膜リリースで軽減
3回以内改善にさせる
『理学ボディ』とは?

 

【改善事例】1回の施術で腰痛が改善したケース

腰椎 4番5番 狭い 改善例

ここからは、実際に4番と5番の間が狭いと病院で言われた人が、筋膜のアプローチで改善した事例です。

 

スポーツジムで清掃業をしている女性のKさん

「10年以上前から腰痛持ちで、最近特にひどくてねー」

「仕事の後半になると痛くて立ってるのも辛くなるのよ」

 

そしてやはり、医者からはレントゲン画像を見せられながら、

「4番と5番の間が狭いからだね」

と言われていたそうです。

 

そう言われたので、病院で腰を牽引したり、電気をかけたり、湿布を貼ったりしていたそうですが、なかなか良くならないとのことでした。

 

次に、その場で今痛い動きを教えてもらうと、

体を左に捻る動きと、横に倒す動きで痛みがありました。

 

私は今までの経験から、4番と5番の隙間が狭いことは今の症状とは関係なく治せる症状だと判断したので、Kさんの筋膜を触り、硬い場所がないか確認しました。

 

すると、太モモとおしり周りに筋膜の特に硬い部分がありました。

このように、痛いのは腰ですが筋膜が硬い場所は別の場所にあります。

腰椎 4番5番 狭い 改善例ここの筋膜を時間をかけて治療していくと、、、

 

捻る動きも横に倒す動きも痛みが改善しました。

その証拠が以下の動画です。

だいぶ動きもスムーズになっているのがわかります。

 

実際にマッサージした場所

今回マッサージした場所は腰痛の人に多い場所です。

その場所とやり方を腰痛でお困りのあなたに特別にご紹介します。

1分程度の動画でわかりやすく解説していますので、今すぐ実践しその効果を実感してみてください!

※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合は、効果がなかったり悪化するケースがあるので、わからない場合や痛みが悪化する場合は無理に行わないようにしましょう。

 

当院では、上記のような股関節の痛み改善を得意としており、多くのお客様が店舗に足を運んでくださっています。

ぜひ、筋膜リリースでの「施術」を検討されてみてください。

 

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得意な整体院
理学ボディの店舗を
確認してみる

 

腰椎の4番5番の痛みに悩む多くの人が3回以内に改善しています

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

 

改めて一番重要なことをお伝えします。

それは腰椎の4番の5番が狭いことによる腰痛は筋膜の施術で改善する可能性が高いということです。

 

当整体院「理学ボディ」でも、「なかなか治らなかった痛みが、2回の通院で軽減した..!」など、

多くのケースでは「1〜3回以内の施術で痛みが改善」しています。

 

長年、腰の痛みに悩まされている人をこの手で改善させる自信も実績も積んできています。

もちろん、全員が1〜3回の施術で必ず改善するとは断言できません。

 

しかし、腰痛が治らないケースこそ、当整体院の筋膜リリースが有効だったお客様は非常に多く、

「痛みから解放される感動」を届けたいと、スタッフ一同、全力で「施術」をさせて頂いています。

最近は、ありがたいことに来院される方が増え、毎月予約が取りづらい状態です。

店舗によっては、来月の予約もいっぱいの状況です…!

 

そのため、当院にて早めに「施術」を検討される方は、ぜひ、お近くの店舗を覗いていただき、予約があるかを確認頂けると幸いです。

 

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確認してみる

 

投稿者プロフィール

木城 拓也
木城 拓也
理学療法士の国家資格を取得後、都内のスポーツ整形外科クリニックで医師と連携しつつプロスポーツ選手や箱根駅伝選手などを担当し、技術を磨いてきました。
その過程でイタリアの医師が考案した国際コースである『Fascial manipulation(筋膜マニピュレーション)』のコースを修了しています。
筋膜を通じて痛みに悩まされている人を救いたいです。

私たちの経験から、あなたの症状を改善させるための動画をプレゼントしています。

完全無料ですが、痛み改善に効果的な方法をお伝えしていますので、ぜひお受け取りください!

 

当院の施術【筋膜整体】で良くなったケース(動画)

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